goo

都合のいい毒舌/坂上忍にブチ切れた笑い飯・哲夫! その怒りは当然だった!?

2014-10-02 12:26:43 | ニュース
こういうのって結局、本人の問題じゃない気がします。





坂上忍にブチ切れた笑い飯・哲夫! その怒りは当然だった!?
2014.09.06(TV Journal編集部)

『2014上半期テレビ番組出演本数ランキング』(ニホンモニター株式会社)で16位に食い込んだ坂上忍。2013年から2014年を象徴するブレイクタレントの1人だが、そんな坂上にブチ切れた芸人がいる。

 それは、『24時間テレビ37 愛は地球を救う』(日本テレビ)内のコーナー「朝まで生しゃべくり007」でのこと。

 坂上が、笑い飯の哲夫が自身を批判していることを聞きつけ、「白黒つけたい人」として哲夫を逆指名するというコーナーが用意された。

 通常であれば、哲夫が恐縮し、坂上に謝罪をするパターンという流れになりそうだが、事態は予期しない方向に進む。なんと、哲夫がここぞとばかりに坂上に食ってかかったのだ。

「バラエティ番組に出たい芸人はたくさんいる(中略)芸人が出るべきところに俳優さんがいるのはおかしい」と熱弁した。哲夫は、第49回上方漫才大賞を受賞した際にも「昨今の全国番組は人の悪口を言うようなものが多く、国民の皆さんの疲れを癒せていないと思う」と坂上をけん制していた。

『24時間テレビ』という大舞台ということもあってか、哲夫は更なる批判を展開。

 コーナーMCであるくりぃむしちゅーの上田哲也が「坂上さんと芸風カブってないじゃん?」「それは(坂上さんをキャスティングする)スタッフの問題じゃない?」と聞いても、「芸人が出るべき所に俳優さんが出ているのがおかしい。(TVに出ていない芸人には)色んなお笑いやりたい人がいる。(中略)(坂上には)ドラマ1:9俳優の割合で出てほしい」と持論を曲げない。

「坂上さんは毒舌キャラで売っている訳じゃないですか? 何か質問がくると、芸人だったら面白いことを考えてファっと返すんですけど、坂上さんは『何でそれに答えなければいけないんだよ!』と突っぱねる形の笑いなんですよ。ハッキリ言って、それって簡単なワケですよ。凄く簡単ですけど、芸人はあえてしない。僕なら『鼻くそ三兄弟を作ってました』とか言う」と力説する。

 ただ、坂上が「(公の場で)僕を批判するということは、あなたで言う僕と同じ土俵に下りちゃうことじゃないですか?」

 と尋ねると、哲夫は行き詰ってしまう。

 すると、坂上が「おまえもうちょっと面白いこといえよ」と突っ込む。

 この言葉に哲夫の表情が一変する。

「『お前もうちょっと面白いことやれよ』っていう、このやり方が汚いんですよ。僕は『鼻くそ三兄弟』っていうフレーズを(ボケで)放り込んだんですよ」と言い、芸人は身を削ってボケるのに、坂上はそれを一蹴することで「セコい笑いを取っている」とブチ切れた。

 このやりとりをどう思ったか? ある制作会社のスタッフに聞いた。

「ほかの芸人の方々も途中から下を向いていたように、哲夫さんの主張は一理あるんです。ただ、坂上さんの“毒舌芸”はキャリアがあってできるものでもある。坂上さんは、芸歴長いですからね。たとえば、和田アキ子さんもそうです。そうなると、どうしても重宝される。坂上さんの問題というより、『芸人のボケの需要が少ない』という制作側の問題だと思います」

 確かに、東野幸治も『ワイドナショー』(フジテレビ)にて「芸人のボケはTV局の人にそんなに要求されていない」と語っていた。哲夫の怒りは、制作陣に届いただろうか?






ボケが要求されていないのではなく

「毒舌」を欲しがってるだけですよね、きっと。







何故、毒舌が必要かというと

「規制が厳しいから(自己規制含め)」



少し前によく読んでいる実話誌で

テリー伊藤が手がけた過去の番組の特集をしていて、「おもしろいけど、今はもうできないよね」っていうコメントがついていた。



過去の視聴者参加番組(風雲たけし城とか元気が出るテレビ、あ、どっちもたけしか)には、面白い番組が多かったと思う。



でも、今ある番組はそうでもない。

これはたぶん、ネットのせいだよね。



過去の番組でも、やりすぎて、苦情が出たってことはあると思うけど、新聞に小さく「苦情100件」みたいな…。



今はすぐ、ネットで炎上!



世の中にはいろんな人がいて

いろんな意見がある。

でも「ちょっとでも毛色の違う発言」

いわゆる何となく一般的に

「常識」

と言われているものと違う意見を言うと

「総叩き」



それはもう、厳しい。

世の中には「清廉潔白な人」しか

存在しないかのようです。



目立つのは

「あいつはバカ」
「キ⚪️ガイ」
「氏ね」



まあ、そういうこともあって

当たり障りのない番組ばかりを

作っていたら

「つまらない」と。



つまらないというから

おもしろくしようとしたら

「やらせ」



昔のように過激にできないなら

演出で

「ドラマチック」

にするしかないってことなんだろうな。



そこに登場してきたのが「毒舌」



それも

「限度を超えない」やつ。



「ブス」っていう言葉も

一見、過激そうだけど実は

そんなことはない。



テレビの出演者女性っていうと

「美人な女優かお笑い」



美人にブスとは言わないし

お笑いは言われても

「いじられてる」ってことになる。



で、一般視聴者は

「自分」のこととは思わない。



 毒舌っていえば

「綾小路 きみまろ」

がいるが、漫談でステージから

「ブス」的な言葉で呼びかけても

観客は「一般的な年寄り」のことだと

思っている(共感しながら)。



ブスだのジジイだのって言葉は

いい言葉じゃないけど

そもそもお笑い自体、そういうところに

笑いのネタがある。



ハゲを売り物にしてる芸人は何人も

いるけど、きっと見て不快だと思う

人もいると思います。



笑うって感情自体、攻撃的なもので

どっか高みから人を見るものですよね。



ホンワカする笑いなんてないでしょ。



だいたい、この記事に出てくるお笑い用語「ボケ」自体、どうかと思う。



要するに、勘違いとか、素っ頓狂な

ことを相方が言うこと(ボケ)に対して

「アホか」っていう返し。



これは

ちょっと「行動が普通と違う同級生」

を笑うっていうことと根本は同じ訳

です。



だから、お笑いの人に悪気はなくても

いじめっ子がテレビで見たのと同じ

ことを同級生に対して、やっちゃったり

することもあるわけです。



何が言いたいかというと

坂上さんのブス発言もお笑いのボケも

いっしょじゃないのかということ。



確かに坂上さんの方に対して

「嫌い」

という反応が多いのは分かりますが

おそらく、本当に坂上さんが嫌な人は

その番組を見ないし、そういう人が

多ければ、自然に視聴率も下がって

坂上さんも降板になりますよ。



今、そうなっていないということは

そこそこ視聴率取れてるって事でしょ。

つまり、癒やされてる、というか

面白がってる層もいるってことでは

ないかなあ。



更にいえば

お笑いを使って視聴率取れるなら

テレビ局も使うでしょ。



使わないのは、いくらギャラが安くても

「チョーウケる」

強烈なキャラの芸人が少ないって

ことですよね。



だから、するべきは

坂上さんやテレビ局の批判ではなく

強烈なキャラや腕を磨くことじゃ

ないですかね。



民放はバッシングもあるし

収益的にも厳しいんだから

金にならない出演者を出す余裕は

ないと思うなあ。








ここまで書いといて

なんだけど

坂上忍って何が面白いのかなあ。

個人的にはあまり好きじゃない。



その点では同感です。








goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )