もう、そんな時代なんですね。
人間対コンピュータ、ポーカー対決は人間の勝ち(抜粋)
7月26日 ITmediaニュース
人間対コンピュータのポーカー対決は
「人間の勝利」
で幕を閉じた。
<対決>
①7月23~24日にかけて
②プロのポーカープレイヤーのフィル・ラーク氏およびアリ・イスラミ氏と
③カナダのアルバータ大学で開発されたプログラム「Polaris」の間で行われた
④2人のプロは11時間に及ぶ戦いの末、2-1-1で勝利し、5万ドルの賞金を得た
⑤2人は別々の部屋で同時にPolarisと対戦し
⑥各試合の最後に2人のチップを合わせて、Polarisのチップの合計と比べた
⑦最初の3戦は1-1-1のタイだったが、最終戦でプロ側が勝利
⑧Polarisはアルバータ大学のジョナサン・シェーファー氏率いるチームが開発
<Polaris開発者 マイケル・ボウリング博士>
「ある程度は成功した。われわれのプログラムが世界一だと示すことができた」
「フィルとアリはわれわれのプログラムに適応して行動パターンや穴を見つけることができた。それと同じことができるようにプログラムを改良する必要がある」
<イスラミ氏>
「勝利ではなく、生き残った」
「このマシンのクオリティーは驚異的だ」
ちなみに、「同じ人が開発したソフト」が
「負けなし」のチェッカー対戦ソフト、アルバータ大で開発(抜粋)
2007年07月20日
紀元前3000年にまでさかのぼる歴史を持つボードゲームの
「チェッカー」を
アルバータ大学のコンピュータ科学者が完全に解明したと発表。
<チェッカー>
①「西洋碁」とも呼ばれる、市松模様のボード上で駒を取り合うゲーム
②同校のジョナサン・シェーファー氏とその同僚は
③18年以上の間5×1020回駒を動かし、4月にチェッカー対戦プログラム「Chinook」を作成
④Chinookは引き分けになる可能性はあっても、絶対に負けないという
⑤シェーファー氏――自らを「ひどい」チェッカープレイヤーと言う――は
⑥上級プレイヤーの力を借りて、成功した駒の動きと失敗した駒の動きに関する知識を獲得するソフトに
⑦ヒューリスティック(経験則)を組み込んだ
⑧その後、毎日平均50台(ピーク時は200台)のコンピュータを使ってこのソフトを走らせ、調整を加えていった
⑨Chinookにはもうヒューリスティックは不要であり
⑩あらゆる状況で最善の動きを「知っている」データベースになったと発表文には記されている
⑪Chinookプロジェクトは1989年に始まり
⑫1994年には人間のチャンピオンに勝った初のコンピュータプログラムとなってギネスブックに載った
⑬その後Chinookは負けなしで1997年に引退
⑭2001年に「完ぺきなチェッカープログラム」を目指してプロジェクトが再開された
「負けなし」まで言う!
実際「引退するまで負けてない」けど。
一方、チェスでは
チェス名人、コンピュータに敗北(抜粋)
2006年12月06日
人間対コンピュータのチェス対決は
「コンピュータの勝利」
に終わった。
<対決>
①チェス王者であるロシアのウラジミール・クラムニク氏と
②ドイツのチェスプログラム「Deep Fritz」の間で
③11月25日から12月5日まで行われた
④前半の1~3戦はクラムニク氏が1敗2引き分けでDeep Fritzにリードを許した
⑤第4試合は5時間半、54手と長時間に及び、引き分けに終わった
⑥Deep Fritzが主導権を握ったが、クラムニク氏が守りきった
⑦第5試合は初めクラムニク氏がわずかに優勢で、主導権を握る場面もあったが
⑧Deep Fritzは引き分けに持ち込んだ
⑨この時点でスコアは2対3、クラムニク氏がDeep Fritzに追いつくチャンスは残されていた
⑩だが最終の第6試合は、4時間半を超える戦いの末、Deep Fritzが勝利
⑪合計ポイント4対2でコンピュータの勝利
<クラムニク氏>
「もっと準備期間があれば、チャンスはある」
→1~2年以内の再戦を望んでいる(BBC報)
やっぱり負けている。
頂上対決…渡辺竜王22歳Vs最強将棋ソフト(抜粋)
2007/03/18
コンピューターの将棋ソフトとプロ棋士の歴史的な“頂上対決”が
21日、東京・品川プリンスホテルで行われる。
渡辺明竜王(22)が
将棋ソフト
「ボナンザ」
を相手に
平手一番勝負を受けて立つ。
プロのトップ棋士と将棋ソフトによる平手の公開対局は初めて。
コンピューターはプロの牙城を脅かすことができるか。
<渡辺竜王>
竜王のタイトルは将棋界の大看板。もし、負けるようなことがあれば、大事件
「対局が近づくにつれて、いやだな、という気持ちが大きくなっている」
<チェスと将棋>
①取った駒が使えることや敵陣で「成る」ことなど、チェスに比べて将棋のルールは複雑だが
②現在はアマ6段ぐらいの棋力とされているが、終盤の読みの速さ、正確さでは人間は太刀打ちできなくなっているという
<渡辺竜王>
①中学生で史上4人目のプロ棋士になり
②20歳でタイトルを獲得
「少なくとも3~4年のうちに、自分がコンピューターに打ち負かされる姿は想像できない」
プレッシャーを承知で、機械相手のやりにくい対局を受けたのは
「今ならまだ、負ける気はしない」からだが
コンピューターとの対戦はこれからの将棋界にとって
「重要なコンテンツ」と位置づける。
「誰が最初にやるかとなると、今の将棋界では自分が一番適任かな、と思った。上の世代の人だと背負っているものが大きくて引き受けにくいでしょう」
<ボナンザの開発者>
①東北大大学院理学研究科で理論化学を研究する保木(ほき)邦仁さん(31)
②カナダ・トロント大学の博士研究員時代に趣味で将棋ソフトの開発を手がけ、1年でほぼ完成
③インターネットにフリーソフトとして公開
④昨年5月の世界コンピューター将棋選手権では、初出場で優勝
⑤コンピューター同士の棋戦では、ボナンザが突出して強いわけではないが「人間相手だとボナンザの勝率は際立っている」(渡辺竜王)
⑥一昨年秋、渡辺竜王のブログでは「プロ棋士数名が平手で餌食になったとか」「奨励会有段者クラスがコロコロ負けているらしい」と紹介された
<日本将棋連盟>
公の場で許可なく将棋ソフトと対局することを禁止したのは一昨年秋
(渡辺竜王)
「これまでのソフトだと、奨励会の若手は問題にもしなかったんですけどね」
→将棋ソフトの棋力をプロも無視できなくなったということだろう
<ボナンザの強さ>
①保木さんは、自称アマ11級
②「11級というクラスはないので、アマ4~5級でしょう」(渡辺竜王)
③決して強いとはいえない棋力だが、チェスのプログラムを参考に1人でボナンザを作り上げた
(保木さん)
「カナダにいたせいもあって、将棋ソフトの潮流については、全く無知だった。それで、他のソフトとは違うところが多い」
④将棋ソフトは、膨大な対局データから最善手を探し出す
⑤ほとんどのソフトは、プロの対局を参考に「無駄な手筋を捨て、候補を絞り込む方法」を採っている
⑥しかし、保木さんは全ての可能性をしらみ潰しに調べる「全幅検索」を採用
⑦また、盤上の局面が有利なのか不利なのかを数値化して判断する「評価関数」には
⑧計算科学で使われる「最適化」という手法を応用
⑨「専門の理論化学では、最適化を化学反応に当てはめて、原子核や電子の振る舞いを研究しています。それを将棋の局面判断に使ったのです」
⑩プログラムの独創性にボナンザの強さの秘密があるらしいが
⑪「何でこれほど強くなったのか」は、保木さんにも分かっていない
<勝負>
①「渡辺竜王vsボナンザ」は、4月から始まるネット棋戦「大和証券杯」の特別対局
②コロシアムを思わせるような円形の会場で、約350人の将棋ファンと関係者らが見守るなかでの対局
③先手はボナンザ
④持ち時間は各2時間で、使い切ったら一手1分
<渡辺竜王>
自宅のパソコンで何度もボナンザと対戦している
「10秒将棋だと10回のうち1~2回やられる」
「五番勝負で3勝すればいいのなら楽だけど、一番勝負ですからね」
<保木さん>
「心配なのは機械のトラブル。勝てるとは思っていません。ボナンザが力を出し切って、人の頭脳とコンピューターの違いが見いだせるような対局になることを願っています」
将棋は記事の通り
「チェスよりフクザツ」だ。
しかし
その将棋でも
「日本将棋連盟が、公の場で許可なく将棋ソフトと対局することを禁止」
もはや「アンカン」とはしていられない。
でも今回は
渡辺竜王が将棋ソフト「ボナンザ」破る(抜粋)
2007/03/21
渡辺明竜王(22)と「ボナンザ」の公開対局が行われ
渡辺竜王が112手で勝ち
第一人者の実力を示した。
<対局>
①残り時間は渡辺竜王49分、ボナンザ5分だった
②中盤までボナンザがややリードしたが
③終盤に痛恨の見落としもあり、最後は確実で鋭い攻撃を浴びた
<勝利を収めた渡辺竜王>
「ボナンザは思ったより強く、驚いた。レベルはかなり高い」
<開発者・保木さん>
「終盤の見落としがこたえた」
持ち時間の残りなんかを見ると
「きっちり勝った」感じです。
でも
かなり「強くなっている」のはマチガイナイ。
「2001年宇宙の旅」という映画に
「人工知能」とも言える
「HAL」
というコンピューターが出てきます。
こぼれ話としては
「IBMを超えるもの」ということで
IBMというコトバの1文字後のアルファベットを使ってるっていう噂もあります。
これについては
「デマ」
というハナシもありますが
「人間と会話するミライのコンピューター」
であることに違いはない。
映画では
「2001年」を
たいへん「ミライチック」に描いていますが
2007年現在
映画で描かれるほど「ミライチック」にはなっていません。
しかし
コンピューターの世界では
「映画に追いつきつつある」のでしょうか?
映画の後半で
「HALは暴走」します。
人間に対しての反乱ですね。
そこまでの脅威を感じることはまだありませんが
ゲームとはいえ
「キカイに人間が勝てなくなる」ことに対して
「職場を奪われる恐怖」
を感じる人は
少なくないんじゃないでしょうか?
人間対コンピュータ、ポーカー対決は人間の勝ち(抜粋)
7月26日 ITmediaニュース
人間対コンピュータのポーカー対決は
「人間の勝利」
で幕を閉じた。
<対決>
①7月23~24日にかけて
②プロのポーカープレイヤーのフィル・ラーク氏およびアリ・イスラミ氏と
③カナダのアルバータ大学で開発されたプログラム「Polaris」の間で行われた
④2人のプロは11時間に及ぶ戦いの末、2-1-1で勝利し、5万ドルの賞金を得た
⑤2人は別々の部屋で同時にPolarisと対戦し
⑥各試合の最後に2人のチップを合わせて、Polarisのチップの合計と比べた
⑦最初の3戦は1-1-1のタイだったが、最終戦でプロ側が勝利
⑧Polarisはアルバータ大学のジョナサン・シェーファー氏率いるチームが開発
<Polaris開発者 マイケル・ボウリング博士>
「ある程度は成功した。われわれのプログラムが世界一だと示すことができた」
「フィルとアリはわれわれのプログラムに適応して行動パターンや穴を見つけることができた。それと同じことができるようにプログラムを改良する必要がある」
<イスラミ氏>
「勝利ではなく、生き残った」
「このマシンのクオリティーは驚異的だ」
ちなみに、「同じ人が開発したソフト」が
「負けなし」のチェッカー対戦ソフト、アルバータ大で開発(抜粋)
2007年07月20日
紀元前3000年にまでさかのぼる歴史を持つボードゲームの
「チェッカー」を
アルバータ大学のコンピュータ科学者が完全に解明したと発表。
<チェッカー>
①「西洋碁」とも呼ばれる、市松模様のボード上で駒を取り合うゲーム
②同校のジョナサン・シェーファー氏とその同僚は
③18年以上の間5×1020回駒を動かし、4月にチェッカー対戦プログラム「Chinook」を作成
④Chinookは引き分けになる可能性はあっても、絶対に負けないという
⑤シェーファー氏――自らを「ひどい」チェッカープレイヤーと言う――は
⑥上級プレイヤーの力を借りて、成功した駒の動きと失敗した駒の動きに関する知識を獲得するソフトに
⑦ヒューリスティック(経験則)を組み込んだ
⑧その後、毎日平均50台(ピーク時は200台)のコンピュータを使ってこのソフトを走らせ、調整を加えていった
⑨Chinookにはもうヒューリスティックは不要であり
⑩あらゆる状況で最善の動きを「知っている」データベースになったと発表文には記されている
⑪Chinookプロジェクトは1989年に始まり
⑫1994年には人間のチャンピオンに勝った初のコンピュータプログラムとなってギネスブックに載った
⑬その後Chinookは負けなしで1997年に引退
⑭2001年に「完ぺきなチェッカープログラム」を目指してプロジェクトが再開された
「負けなし」まで言う!
実際「引退するまで負けてない」けど。
一方、チェスでは
チェス名人、コンピュータに敗北(抜粋)
2006年12月06日
人間対コンピュータのチェス対決は
「コンピュータの勝利」
に終わった。
<対決>
①チェス王者であるロシアのウラジミール・クラムニク氏と
②ドイツのチェスプログラム「Deep Fritz」の間で
③11月25日から12月5日まで行われた
④前半の1~3戦はクラムニク氏が1敗2引き分けでDeep Fritzにリードを許した
⑤第4試合は5時間半、54手と長時間に及び、引き分けに終わった
⑥Deep Fritzが主導権を握ったが、クラムニク氏が守りきった
⑦第5試合は初めクラムニク氏がわずかに優勢で、主導権を握る場面もあったが
⑧Deep Fritzは引き分けに持ち込んだ
⑨この時点でスコアは2対3、クラムニク氏がDeep Fritzに追いつくチャンスは残されていた
⑩だが最終の第6試合は、4時間半を超える戦いの末、Deep Fritzが勝利
⑪合計ポイント4対2でコンピュータの勝利
<クラムニク氏>
「もっと準備期間があれば、チャンスはある」
→1~2年以内の再戦を望んでいる(BBC報)
やっぱり負けている。
頂上対決…渡辺竜王22歳Vs最強将棋ソフト(抜粋)
2007/03/18
コンピューターの将棋ソフトとプロ棋士の歴史的な“頂上対決”が
21日、東京・品川プリンスホテルで行われる。
渡辺明竜王(22)が
将棋ソフト
「ボナンザ」
を相手に
平手一番勝負を受けて立つ。
プロのトップ棋士と将棋ソフトによる平手の公開対局は初めて。
コンピューターはプロの牙城を脅かすことができるか。
<渡辺竜王>
竜王のタイトルは将棋界の大看板。もし、負けるようなことがあれば、大事件
「対局が近づくにつれて、いやだな、という気持ちが大きくなっている」
<チェスと将棋>
①取った駒が使えることや敵陣で「成る」ことなど、チェスに比べて将棋のルールは複雑だが
②現在はアマ6段ぐらいの棋力とされているが、終盤の読みの速さ、正確さでは人間は太刀打ちできなくなっているという
<渡辺竜王>
①中学生で史上4人目のプロ棋士になり
②20歳でタイトルを獲得
「少なくとも3~4年のうちに、自分がコンピューターに打ち負かされる姿は想像できない」
プレッシャーを承知で、機械相手のやりにくい対局を受けたのは
「今ならまだ、負ける気はしない」からだが
コンピューターとの対戦はこれからの将棋界にとって
「重要なコンテンツ」と位置づける。
「誰が最初にやるかとなると、今の将棋界では自分が一番適任かな、と思った。上の世代の人だと背負っているものが大きくて引き受けにくいでしょう」
<ボナンザの開発者>
①東北大大学院理学研究科で理論化学を研究する保木(ほき)邦仁さん(31)
②カナダ・トロント大学の博士研究員時代に趣味で将棋ソフトの開発を手がけ、1年でほぼ完成
③インターネットにフリーソフトとして公開
④昨年5月の世界コンピューター将棋選手権では、初出場で優勝
⑤コンピューター同士の棋戦では、ボナンザが突出して強いわけではないが「人間相手だとボナンザの勝率は際立っている」(渡辺竜王)
⑥一昨年秋、渡辺竜王のブログでは「プロ棋士数名が平手で餌食になったとか」「奨励会有段者クラスがコロコロ負けているらしい」と紹介された
<日本将棋連盟>
公の場で許可なく将棋ソフトと対局することを禁止したのは一昨年秋
(渡辺竜王)
「これまでのソフトだと、奨励会の若手は問題にもしなかったんですけどね」
→将棋ソフトの棋力をプロも無視できなくなったということだろう
<ボナンザの強さ>
①保木さんは、自称アマ11級
②「11級というクラスはないので、アマ4~5級でしょう」(渡辺竜王)
③決して強いとはいえない棋力だが、チェスのプログラムを参考に1人でボナンザを作り上げた
(保木さん)
「カナダにいたせいもあって、将棋ソフトの潮流については、全く無知だった。それで、他のソフトとは違うところが多い」
④将棋ソフトは、膨大な対局データから最善手を探し出す
⑤ほとんどのソフトは、プロの対局を参考に「無駄な手筋を捨て、候補を絞り込む方法」を採っている
⑥しかし、保木さんは全ての可能性をしらみ潰しに調べる「全幅検索」を採用
⑦また、盤上の局面が有利なのか不利なのかを数値化して判断する「評価関数」には
⑧計算科学で使われる「最適化」という手法を応用
⑨「専門の理論化学では、最適化を化学反応に当てはめて、原子核や電子の振る舞いを研究しています。それを将棋の局面判断に使ったのです」
⑩プログラムの独創性にボナンザの強さの秘密があるらしいが
⑪「何でこれほど強くなったのか」は、保木さんにも分かっていない
<勝負>
①「渡辺竜王vsボナンザ」は、4月から始まるネット棋戦「大和証券杯」の特別対局
②コロシアムを思わせるような円形の会場で、約350人の将棋ファンと関係者らが見守るなかでの対局
③先手はボナンザ
④持ち時間は各2時間で、使い切ったら一手1分
<渡辺竜王>
自宅のパソコンで何度もボナンザと対戦している
「10秒将棋だと10回のうち1~2回やられる」
「五番勝負で3勝すればいいのなら楽だけど、一番勝負ですからね」
<保木さん>
「心配なのは機械のトラブル。勝てるとは思っていません。ボナンザが力を出し切って、人の頭脳とコンピューターの違いが見いだせるような対局になることを願っています」
将棋は記事の通り
「チェスよりフクザツ」だ。
しかし
その将棋でも
「日本将棋連盟が、公の場で許可なく将棋ソフトと対局することを禁止」
もはや「アンカン」とはしていられない。
でも今回は
渡辺竜王が将棋ソフト「ボナンザ」破る(抜粋)
2007/03/21
渡辺明竜王(22)と「ボナンザ」の公開対局が行われ
渡辺竜王が112手で勝ち
第一人者の実力を示した。
<対局>
①残り時間は渡辺竜王49分、ボナンザ5分だった
②中盤までボナンザがややリードしたが
③終盤に痛恨の見落としもあり、最後は確実で鋭い攻撃を浴びた
<勝利を収めた渡辺竜王>
「ボナンザは思ったより強く、驚いた。レベルはかなり高い」
<開発者・保木さん>
「終盤の見落としがこたえた」
持ち時間の残りなんかを見ると
「きっちり勝った」感じです。
でも
かなり「強くなっている」のはマチガイナイ。
「2001年宇宙の旅」という映画に
「人工知能」とも言える
「HAL」
というコンピューターが出てきます。
こぼれ話としては
「IBMを超えるもの」ということで
IBMというコトバの1文字後のアルファベットを使ってるっていう噂もあります。
これについては
「デマ」
というハナシもありますが
「人間と会話するミライのコンピューター」
であることに違いはない。
映画では
「2001年」を
たいへん「ミライチック」に描いていますが
2007年現在
映画で描かれるほど「ミライチック」にはなっていません。
しかし
コンピューターの世界では
「映画に追いつきつつある」のでしょうか?
映画の後半で
「HALは暴走」します。
人間に対しての反乱ですね。
そこまでの脅威を感じることはまだありませんが
ゲームとはいえ
「キカイに人間が勝てなくなる」ことに対して
「職場を奪われる恐怖」
を感じる人は
少なくないんじゃないでしょうか?