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満員御礼・・・「住基カード」カラミでまた?

2006-12-14 21:36:04 | Weblog
100人までなら、ナントカ!?





44平方mに3千人超が住民登録、大阪・あいりん地区(抜粋)
2006年12月7日(木)読売オンライン

大阪市西成区のあいりん地区にある

「44平方メートルの宅地」に

「約3300人もの住民登録」が行われていることが

6日、わかった。

他人になりすまして転入届を提出

「住民基本台帳カードなどを不正取得」したとして

逮捕した男の前住所を調べる中で

浮かび上がった。

狭い土地にこれだけの人が住めるとは考えられず

「大半は架空登録」とみられるが

経緯は不明。

問題の宅地周辺は

「日雇い労働者」が多く

簡易宿泊所などが立ち並ぶ住宅街。

(大阪市西成区役所)
「日雇い労働の求職者給付金を得るための登録かもしれない。職権で抹消すると生活を脅かすという判断で、長年そのままになっていたのではないか」




別人28号。

「他人になりすまして転入届を提出、住民基本台帳カードなどを不正取得したとして、京都府警が有印私文書偽造容疑などで6日逮捕した男」の記事が下。





住基カード不正取得で逮捕の男、失跡中の元警官と判明(抜粋)
2006年12月12日(火)読売オンライン

「あいりん地区の44平方メートルの宅地を住所地」とする別人になりすまし

「住民基本台帳カードなどを不正取得」したとして

有印私文書偽造容疑などで京都府警に逮捕された契約社員容疑者(33)

が失跡中の福岡県警の元警察官だったことがわかった。
 
動機について容疑者は

「別人になって新たな生活がしたかった」

妻子がありながら、別人になりすまして結婚し、就職までしていた。

(調査結果)
容疑者は同県警銃器対策課の巡査長だった2003年8月

妻子を残したまま福岡県内の自宅を出て失跡。

その後、音信不通となり

生死さえ分からなくなっていた。

同県警は同年10月

長期の無断欠勤を理由に分限免職処分にしていた。




また、「住基カード」ネタ。




ただ、1本目の記事は

ちょっと「毛色が違う」感じ。




「過去からの経緯」があるみたいだし、

「住民登録」しただけ(3300人はありえないけど)だ。




しかし、架空登録はともかく

「44平方メートルの宅地」に「約3300人もの住民登録」

が行われているという状態は機械上では問題が無いんだろうか。



たぶん無いんだろうな。



だとしたら、この「3300人」が「住基カード」

を取りに来ても、みんな発行されるのか?



だとしたら、それって「欠陥」じゃないの?



問題は

「登録」できることじゃないと思う。



「住基カード」が証明書になってしまうことだ。



「別人になって新たな生活がしたかった」男は

妻子がありながら、別人になりすまして結婚し、就職までしていた。



彼には悪意は無かったけど「証明書」であることを考えれば

兵庫県三田市の女性が「預金を引き出された」ように

「別人となって」悪事を働くこともできるワケだ。




こう、何度もニュースになると

まさか「自分も」そう思ってしまう。




知らないうちに自分の家に1000人住んでたりしないよね?




って終わろうと思ったら、もう一つ



「トンデモニュース」が!?






中3、姉になりすましAV志願 住基カードを入手し面接(抜粋)
2006年12月14日(木)朝日ドットコム

「女子中学生」らを

「アダルトビデオ(AV)女優として制作会社に紹介」

したなどとして、

警視庁は芸能事務所社長ら5人を

職業安定法違反(有害業務の職業紹介)

の疑いで逮捕したと14日発表。


(少年育成課)
容疑者らは7月下旬~8月下旬

AV制作会社に

都内の「中学3年の女子生徒(14)と無職少女(17)」の2人を

「AV女優として紹介」した。

容疑者は摘発を受けるまで18歳未満だと気付かなかったという。


少女2人は

容疑者らの雑誌広告に応募するため

7月中旬、

区役所に「それぞれ20歳と19歳の姉になりすまし」て

「住民基本台帳カード」を入手。

面接時にはそのカードを提示していた。

女子生徒は「1回で5万円」を

無職少女は「8回で70万円」を

出演料としてもらっていた。

「遊ぶ金が欲しかった」と話している。







ココまでくると、呆れるね。






やっぱり、制度的欠陥としか思えない。

「証明書」

として「役立っちゃってる」し・・・。





こんなに「気軽に」入手できるとなると、

もっと「事件」増えそうですね。
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こんなところにも(続・恐怖の白い棘)

2006-12-14 21:34:47 | Weblog
棘は「ヒトを選ばず」刺さる。






石綿で死亡、船員保険を申請(抜粋)
2006年12月14日(木)中国新聞

瀬戸内海汽船(広島市南区)のフェリーでウエーター業務をしたため

アスベスト(石綿)による悪性中皮腫で死亡したとして

大阪市東淀川区の元船員高橋勝利さんの遺族が13日

船員保険法に基づく遺族一時金の給付を

広島社会保険事務局に申請した。

機関士以外の船員の申請は異例という。

遺族側によると

高橋さんは1966年3月末から68年8月末まで

主に船内食堂のウエーターを担当していた。






どんな職業のどんなヒトにもキケンは付きまとう。




ただ、今回、びっくりしたのは

「機関士以外の船員の申請は異例」

という部分。





「機関士」の申請は

「珍しくない」

ということが読み取れる内容だ。





ホントウに怖くなってきた。
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恐怖の白い棘

2006-12-14 03:08:29 | Weblog
静かな時限爆弾。





学校内石綿で中皮腫 元教諭の遺族が公務災害申請(抜粋)
2006年12月13日(水)神戸新聞


在職中に中皮腫を発症

定年退職後に亡くなった西宮市の元中学教諭の女性の遺族が

「中皮腫は、勤務先の体育館などでアスベスト(石綿)が使われていたのが原因」

として、公務災害を申請していたことが十二日、分かった。


(地方公務員の労災認定を審査する地方公務員災害補償基金兵庫県支部)
アスベストに絡む理由で、教職員の公務災害が申請されるのは、全国でも珍しい。


(西宮市教委)
女性は一九六〇年に中学教諭として採用

複数の市立中学校に勤務。

その後、市立幼稚園の園長などを務め、九七年三月に定年退職。

中皮腫の発症が分かったのは九六年夏。

肺に水がたまっていたことから

精密検査を受けた結果

悪性胸膜中皮腫と診断され、

退職の翌年、九八年一月末に亡くなった。

原因は不明とされていたが

昨年、

クボタ旧神崎工場周辺の石綿被害が発覚。

女性の遺族は、

「中皮腫発症は石綿と関連がある」として

今年三月末、

同基金兵庫県支部に公務災害を申請。

同基金には

石綿が原因で中皮腫などを発症した場合

時効が過ぎても請求を認めた特例措置がある。


(遺族)
「四十年近く勤め、退職後一年足らずで亡くなるのはあまりにふびん。一刻も早く事実関係を解明してほしい」


(同市教委)
「(同基金で)審査中なので、コメントは控えたい」




深夜テレビでも

「北海道のアスベスト被害」

のハナシをやってた。



北海道では

「300箇所近い公共の建物」

にアスベストが使用(吹きつけと思われる)されてる

っていうことらしく、その辺が問題提起の理由だろうなあ。



北海道でのアスベスト被害者(たぶん2005年?)は352人、石綿によるものと認定されたのは15人。



例えば、紹介されていたヒトの一人は郵便局員。

職場は「石綿」に関係ない。



アスベストによる健康被害は原因が「特定しづらい」そうだ。



札幌鉄道病院の先生が言うには
「恐れていたことが起こってる。クルマのブレーキにも使われてたし、どんな原因で被害にあってもおかしくない」



なるほど、「建造物のアスベスト」や「アスベストを使う職場」ばかりが言われていたけど

「危険性」が指摘される前は「ベンリな材料」として

様々なことに使われていた。

そういえば、アルコールランプと「石綿(アスベスト)」は理科の実験にツキモノだったし。





こんな記事も見つけた。





通販の新幹線銘板にもアスベストか、JR東海が発表(抜粋)

関西の私鉄などが販売した

「鉄道車両部品にアスベスト(石綿)が含まれていた」問題で

JR東海は3日

1999~2003年に

「通信販売などで売った新幹線の車体番号プレートや銘板計116点の塗料」

にアスベストが使われていた可能性があると発表。

飛散の恐れは少ないという。

問い合わせは052・564・2476(月―金曜)。

(2006年8月3日 読売新聞)




潜伏期間は「15年から20年」位らしい。

エイズより長い。



アルコールランプの下にあった「石綿」で「中皮腫」になる可能性もあるってことか。

何か、ゾッとする。
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いいことあるぞお、ダスキンドーナツ/ダスキン上場

2006-12-14 01:11:10 | Weblog
小ネタです。




ダスキン、東証・大証1部上場へ 時価総額1100億円(抜粋)
2006年12月12日(火)07:45 朝日ドットコム

清掃用具レンタルのダスキンが12日、

東京、大阪の両証券取引所1部に新規上場。

清掃事業では国内最大手だが

02年に

外食事業の「ミスタードーナツ」で無認可添加物の使用が発覚、

03年には旧経営陣の「特別背任事件も明るみに出る」など

逆風に苦しんだ。

過去の負の遺産を一掃するため

株式公開を目指してきた。

売り出し価格は

1株1750円。

ダスキンが保有する「自己株式870万株を売り出す」予定で

上場で調達できる資金は175億円に上る見込み。

現在の発行済み株式総数は6700万株で

時価総額1100億円を超える大型上場となる。

上場益の使途については

「店舗拡大など新規事業はまだ先」

としており、基盤固めに回す。

40億円程度を

「既存店舗の改装や物流設備の強化」などに向け

残りは短期借入金を長期に借り換えるなど

財務体質の強化に充てる。

同社は63年創業で

フランチャイズ(FC)の草分け。

清掃・外食の両事業で現在、

FC方式で国内外で2400店以上を展開。

加盟店網が膨らむ一方で

社員の目は内向きになり

一連の不祥事につながった。

株式公開は

コンプライアンス(法令順守)

体制の立て直しを掲げ

02年に就任した伊東社長が

「世間の目や常識にさらされるため、上場が必要だ」

と打ち出した。

今年8月には

宅配ピザの

「ドミノ・ピザを運営する「ヒガ・インダストリーズ」

を傘下に収めて」おり

将来的には

ピザの店舗網を活用した

高齢者向けの宅配サービスも検討。

また、フィットネス事業などへの本格参入も考えている。







「ダスキン」といえば、お掃除のイメージだけど、

実は「ミスドー」もやってる。

これは知ってたんだけど、

「ドミノピザ」までグループに入ったのは

知らなかった。




でも、タイトルのヤツじゃないけど、

「名前」に勝ちがあるんだよなあ。




たぶん、買収したからって

「ダスキンピザ」

って言ったら・・・「買わないよなあ」。




いいことないぞお「ダスキンドーナツ」。

「衛生的な感じ」

はするけどね。
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諸刃の剣/ウィニー

2006-12-14 00:40:10 | Weblog
製作者に罪はあるか?その結論が出るまでを見ると。




「ウィニー」開発者公判、13日に判決 京都地裁(抜粋)
2006年12月12日(火)

ファイル交換ソフト「ウィニー」を開発し

インターネット上で公開、著作権法違反幇助の罪に問われた裁判の判決が

13日、京都地裁で言い渡される。

「ソフトウエアが違法な使われ方をされたことを理由に、開発者が同罪で刑事責任を問われる」

のは初めてで、裁判所の判断が注目される。


(弁護団)
「専門知識もない検察側が証拠もなしに断罪することが許されてよいはずがない」

ソフトウエア技術者が萎縮する危険性に触れたうえで

裁判所にも技術の是非についての判断には慎重さを求めた。


「ウィニーを開発・改良して無償で配布」して

「映画やゲームなどを、インターネット上で自由に入手できるよう無許可で公開
する犯行を手助け」したとして

04年5月に著作権法違反幇助容疑で逮捕、起訴されたが、

起訴事実を全面否認している。

 「逮捕前の任意捜査の段階」で

  ウィニーを
 「違法にデータをやり取りするために生まれたようなソフト」などと供述したと言うが
 →公判では捜査側の「作文」とする


(検察側主張)
①実際に著作権侵害をした人物と一面識もない被告の犯行を立証するため、「2ちゃんねる」に金子被告が書き込んだとされる「開発宣言」などを引用

(内容)「著作権保護のシステムに挑戦し、これを根本的に破壊する動機からウィニーを開発した」

②ウィニーは「著作権法違反行為を増長・助長するために制作された」

③こうしたソフトを無料で公開して不特定多数の利用者にダウンロードさせたことが著作権侵害の幇助にあたるのは明らか

(弁護側)
①「個々のコンピューター同士でファイルを共有する技術開発のため」にウィニーをつくった
②著作権侵害の意図はなく、ユーザーが勝手に違法な使い方をしたことの責任を問われることはない
③公訴棄却か無罪判決を求めている。
④被告が逮捕されて「ウィニーの改良ができなくした」ことが、「ウイルス感染による各地の警察や自衛隊などの情報流出を招いた」。

(情報ネットワーク法学会情報法研究部会長 弁護士)
「どのような結論が出るにせよ、判決では、どんな開発行為が刑事責任に問われるのか基準を示すべきだ。あいまいなままだと開発者が萎縮し、日本の科学技術の発展に影響が出る恐れがある」





と言っていたが本日、判決が出た。





<ウィニー裁判>元東大助手の金子被告に有罪判決 京都地裁(抜粋)
12月13日 毎日新聞

「Winny」の開発・公開で違法コピーを助長したとして、

「著作権法違反のほう助罪」

に問われた元東京大助手に、

京都地裁は13日、

「罰金150万円(求刑・懲役1年)の有罪判決」を言い渡した。

同交換ソフト開発者が

「犯罪のほう助」で有罪

となったのは全国で初めて。
 
国が振興に力を入れるIT分野で、

「高レベルの新技術の開発・提供」が

「利用者の悪用によって罰せられたのは異例」で

今後の「技術開発などに与える影響は小さくない」。
 
(判決)
被告は02年5月から自身のホームページで

「ウィニーを公開し配布」。

03年9月に群馬県の男性ら2人が

映画などをインターネット上に無料公開した「著作権法違反行為」を助けた。








今回の「地裁の判断」では「有罪」。








「新技術の開発、どうして罪に」ウィニー判決受け被告(抜粋)
2006年12月13日(水)朝日ドットコム

(記者会見)
「新しい技術を開発することが、どうして罪になるんだ」。
大阪高裁に控訴して争うことを明らかにした。

会見には金子被告と弁護士約10人が出席。

ある弁護士
「開発者は、あらかじめ起こる影響をすべて予想してから公開しろというのか。理解できない」

「技術の価値は中立だと言いながら有罪というのはおかしい」

(金子被告)
○情報流出を止めるため、ウィニーの改良版を公開するつもりがあるのか
「何をすれば罪に問われるのかがあいまいな現状では、リスクは負えない」
→すぐには公開しないことを表明

○違法なファイルがウィニーを介してやり取りされている実情について
「悲しいと思っている。やめてもらいたい」






検察側主張のように「自らの意思で著作権法違反行為を増長」しようとしたことが

「証明」されたから「有罪」なのか?

あるいは

「開発物」が「犯罪行為に利用された場合」は刑事責任に問われるのか?

は大きな争点だと思う。

この「裁判官」がどのような観点で「判決」を出したのか、詳細が分からないが、

非常に「危険な判決」だと思う。



「開発行為自体には一切責任が無い」というなら

まだ「逃げ道」はあるけど、

「開発行為自体にも遡及」するのだとしたら、

弁護団の主張のように

「開発者は、あらかじめ起こる影響をすべて予想してから公開しろというのか」

っていうことになる。






大科学者アインシュタインは「相対性理論」で有名だけど、

「原子力」にも深く関わってる。

アインシュタインは「原爆」へとつながる技術を開発したから

「有罪」なんだろうか?





科学技術は「諸刃の剣」だ。





どんなに有用な技術であっても

「使用方法」によっては「悪」になるし、逆に

「悪用されてしまう技術」にも「毒を持って毒を制す」ってな側面がある。




パソコンの世界でも「優秀なハッカー技術」を持った人間が

「優秀な対策」ソフトを作ったりする。

例は違うけど「白バイ隊員」が「ゾクOB」だったりするようなもんです。




「ナウシカ」の「その者、青き衣をまといて、金色の野に降り立つべし」で

号泣した自分ですが、その中で

「小さな火を使うのは仕方ないが、大きな火はイカン」

なんて、言ってます。

「自然との共生」がテーマのドラマだったけど、

「科学や技術」を全否定するのではなく

「自然と折り合えるレベルまでなら”科学も良いもの”だ」

っていうようなコトだったのかな、と。





科学技術は「際限なく開発できる」けど、

問題は「開発した技術」より、

使用者の「モラル」や「対応する法制」じゃないすかねえ。




それだけに




(情報ネットワーク法学会情報法研究部会長 弁護士)
「どんな開発行為が刑事責任に問われるのか基準を示すべきだ」





コトは「地裁レベルが判断できるような”小さな問題”ではない」と思う。






参考:ネットエージェント代表取締役の杉浦氏講演
→情報漏えいに対するウイルスソフトの効果や違法アップロード対策現状について抜粋





Winnyはどこまで危険か
2006/10/08 CNET JAPAN

(ウイルスソフトでは情報漏洩は防げない)
Winnyで情報漏洩をおこすのは、

「仁義なきキンタマ」系と「原田ウイルス」系の2つのAntinnyウイルスが主流。

実はウイルスベンダーはAntinny対策に熱心ではない。

理由としては
①Winnyユーザー自体がWinnyを使っていることを隠しているため、ウイルスベンダーに感染報告が上がってこない
②亜種が多すぎて1回しか使われないことも珍しくないので、パターンファイルが作れないのではないか


(権利団体やプロバイダから警告が来たら)
「音楽や映画、プログラムなどを流通」させた場合

権利団体やプロバイダから警告が来ることがある。

①「民間団体からの警告があった場合、警告にしたがってただちに該当ファイルを削除すれば告訴、逮捕されることはまずない」
 →実害がそれほど出ていないうえ、相手が学生など若い人の場合は、将来顧客になる可能性もあるから

②「警告が来た場合、該当ファイルがどれだか分からなければ、キャッシュファイルを全て削除するのが安全」
 →すでに警察が動いてしまっている場合は、逮捕される可能性も。

その理由は
 ○刑事事件だから捜査するという建前
 ○ハイテク犯罪を取り締まったということで注目を浴びられ、予算取りにも好影響を与える


(アップローダーの追跡システム)
Winnyの暗号化を解析し、発信元のIPアドレス、検索キーワードなどを把握するシステムを構築した(ネットエージェント)

難攻不落と思われていた「Winnyの暗号化機能」だが

 ○やりとりされるファイルそのものが鍵を持っていること
 ○クライアント・サーバ方式でファイルを交換すること

 →クライアント側のクローンを作れば暗号解析できる。

「作者もそれほど強固な暗号にするつもりがなかったようだ」

パケットの中身が分かってしまえば、

後は「通常の不正アクセス追跡と同じ」
→中継ノードをたどり、やがて経路は収束して最初のアップロード者にたどり着く

そして

任意や令状を持って「コンピュータ内部」を調べれば

「漏洩の証拠保全と漏洩データが確認」できる。







「ウイニーのアップロード」も丸裸になりつつある。







ウィニーとは(毎日新聞記事より抜粋)
P2P(ピア・トゥ・ピア、ピアは英語で「同輩」)型ファイル交換ソフトの一つ。

インターネットなどは通常、

○サーバーがクライアント(一般利用者の端末)にサービスを提供する
→P2Pはネットにつないだ端末間でファイルを交換する(サーバーに負担をかけない)

○ファイルの検索と取り込み 
①利用者が欲しいファイルを検索すると、類似の検索をした別の端末とネット上で近い場所に配置
②通信速度の速い第三者の端末に送信(中継)させる
③(その際)中継する端末にも同一データが蓄積される
→最初の送信者を特定しづらい。
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