goo

ハンドパワーです/アグネス・チャンのパワーストーン 薬事法抵触で表現を削除へ

2010-08-28 01:46:32 | ニュース
「種も仕掛けもある」ので

マジックは怪しくないが…。











アグネス・チャンのパワーストーン 薬事法抵触で表現を削除へ(抜粋)
8月27日 J-CASTニュース

アグネス・チャンさん(55)の所属事務所が運営している商品サイトに

「薬事法などに抵触する可能性のある表示がある」

ことが分かった。

「アグネスさん本人がデザインしたパワーストーン」や

輸入元が販売している

「健康食品の霊芝」で

「病気に効くことをうたっている」からだ。

アグネスさん側は

「誤解を与えるのは本意ではない」として

指摘のある表現を削除するとしている。


「オーナー アグネスより皆様へ」

パワーストーンなどが販売されているのは

こんな紹介がある楽天のショッピングサイト「チャンズ」だ。

そこでは

タレントのアグネス・チャンさんが顔写真付きで

「ファンらの利用を呼びかけ」ている。


<風水を取り込んだという開運グッズのパワーストーン>
①紹介コーナーで
②色ごとなどに11種類のブレスレッドを写真付きで掲載
③すべて3780円の商品で

「ピンクは恋愛運、病気緩和に効くそうです」
「黄緑は健康運、仕事運、家庭運を呼び込む」

などとうたってある


<健康食品コーナー>
①きのこの霊芝をエキスにしたもの60粒入りの商品を2万円弱で販売
②中国の医薬書を引用して

「目を治し、肝臓の機能を補い、心を落ち着かせ、寛容な心のも持ち主にする」などと紹介したほか

③「肝機能にいい影響があったという利用者の体験談」も載せた
④12箱セット20万円弱のもある


<ネット上>
「(こうした商品販売について)怪しい」


<オカルト批判で知られる早大の大槻義彦名誉教授>
自らのブログで2010年8月25日
「読者から疑問を示すメールが来た」
27日もブログで
「慈善活動や教育を隠れ蓑にしている」


<同名誉教授>
取材に対して
「パワーストーンとして病気の緩和や健康運などをうたうのは、これまでの霊感商法とまったく同じです。霊芝は、食用に適さず、摂取によっては副作用があると専門家が警告しています。2万円近くするというのは、すごく高価ですよ。極めて不適切な商売であり、教養もあるタレントがなぜこんなことをするのか、不思議ですね」


アグネスさん側の商品販売方法は、法的に問題がないのか。


<厚労省の監視指導・麻薬対策課>
「(パワーストーンや霊芝で病気に効くとうたったことについて)薬事法に抵触する」
「中国の医薬書を引用したりしても、同じことだ」
「健康運を呼び込むなどのうたい文句は、薬事法に引っかからなくてもありえない表示であり、景品表示法に抵触する」


<所属事務所トマス・アンド・アグネスの金子力代表>
取材に対し
「(パワーストーンについて)健康、恋愛にいいと言って売る商法をやるつもりはまったくありません」
「その誤解を招くのは本意ではない」
「こうした表現を2010年8月27日中にも削除する」
「(霊芝についても)同様な理由から、27日中にも削除する」
「商品そのものは、医学者をしているアグネスさんの姉らが開発したもので、変なものではありません」
「故郷の中国・香港では1万円ほどの商品を輸入したもので、決して高くはない」
「パワーストーンの記述や中国医薬書の引用は、ファンサービスの一環で、1つの情報として付けていた」
「(こうした商品販売について)たいして売れている商品ではありませんし、トラブルは一度もありません。アグネスは、カトリック信者ですので、オカルトには興味もなく、むしろ批判的です」











引用も長いし

読めば分かる記事なので

余り補足する必要はないのですが



つい

「ツッコミたく」なりますよね。



「健康、恋愛にいいと言って売る商法をやるつもりはまったくありません」



→「ピンクは恋愛運、病気緩和に効くそうです」



い、言っとるやないかーい!



「アグネスは、カトリック信者ですので、オカルトには興味もなく、むしろ批判的です」



「アグネスさん本人がデザインしたパワーストーン」
「風水を取り込んだという開運グッズ」



へ、へーーーー、そ、そうですか…。



うーむ、ツッコミどころ満載です。



ところで

記事にある「チャンズ」のHP序文ですが

一部、抜粋すると



「全国112カ所の平和コンサートにたくさんの人が来てくれました。

そして財団法人 日本対がん協会の「ほほえみ大使」にも就任しました。

日本テレビの「行列が出来る法律相談所」ではカンボジアの学校プロジェクトも

立ち上げることが出来、本当に充実した1年を過ごすことが出来ました。」



いい人だあ…。



しかし

これ、自慢げに言うこと?



しかも商売のサイトで。



引用した内容って

「一つも自分の金でやってない」。



平和コンサート→お金で潤ってる?
日本対がん協会の「ほほえみ大使」→がん協会に寄付したの?
カンボジアの学校プロジェクト→テレビ局の企画?



今回の記事に対する釈明でもさ

「パワーストーンの記述や中国医薬書の引用は、ファンサービスの一環で、1つの情報として付けていた」

こんなことじゃなくてね

序文でも言ってるように

「しかし、このビジネスの収益の7割は慈善事業に寄付してます」

とか言うんならね

「ええカッコしい」と陰口をたたかれることが仮にあっても

「慈善活動や教育を隠れ蓑にしている」

なんて

大槻義彦名誉教授に言われる筋合いはないかもね。



霊芝は

「医学者をしているアグネスさんの姉らが開発したもの」だそうだが

そうしたものを販売するなら

「医薬品」というカテゴリが

いかに厳密なものかは分かりそうなもんだけどね。



「アグネスさんの姉ら」



どーしても

「家族ぐるみでガッポリ儲けましょう」











っていうようにしか見えないんだよなあ、本当に申し訳ないんだけどさ。
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

もういいでしょう/長崎で「200歳」…国定忠治・ショパン誕生

2010-08-28 01:06:58 | ニュース
むかし、むかし、あるところに

「   」おったそうな。











長崎で「200歳」…国定忠治・ショパン誕生(抜粋)
8月27日 読売新聞

江戸時代に生まれた人が除籍されず

戸籍上は生存扱いになっている問題で

長崎県壱岐市は27日

1810年(文化7年)生まれの「200歳」の男性の戸籍が残っていると発表した。


<同市市民福祉課>
「明治期の戸籍法に基づいて作成されたのかもしれない。現在はすべての戸籍を電算化しているが、(電算化した際)削除するのを忘れたのだろう」


<男性が生まれた年>
①江戸後期の侠客・国定忠治の生年とされ
②ピアノの詩人と呼ばれるフレデリック・ショパンも生まれている
③フランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトも在位していた


<同市>
長崎地方法務局と相談し、除籍手続きを進める。











180歳だ

200歳だ

と大騒ぎ。



そりゃあいるだろ。



行方不明になってる人ってのは

いっぱいいるわけで

「行方不明」だからといって

必ず

「捜索願」

などが出るものでもない。



特に

家族や親族と疎遠で

家を飛び出しちゃった人なんてのは

「生きてるのか、死んでるのか」

も分からない。



上野の公園に住んでる人だって

「身元が確かな人」が

「どの程度いるのか」

全く想像できないし…。



面白がって

こんなこと言ってても仕方ない。



「生死不明で7年」経てば

便宜的に

「死んだことにできる」が

死んだはずの人が

「ひょっこり帰ってきた」り

この法律を悪用して

「保険金詐欺」

する奴もいる。



この法律にしても

「いなくなった」ことを申し出て

初めて適用されるわけで

「いなくなった」と

誰も言わなければ

「死のうが生きていようが」

どうにもならない。



「身元が分からない死体」

なんてのもあるが

分からないまま処理されてしまえば

その人は

「永遠に誰だかわからない」し

その人の戸籍は

「捜索願」

でも出ていない限り

「永遠に残る」わけです。



そういう仕組みは分かってるんだから

「勝手に戸籍が消せない」ことは

容易に想像つくし

「180歳」がいても

「200歳」がいても

全く不思議じゃない。



問題なのは

「年齢」ではなく

その人に対し

「年金が支払われていた」り
「そのお金を受けとる家族がいた」か

ということでしょ。



ただ、戸籍が存在していただけでは

「何も問題ない」。



しかし

「そこにお金が払われていた」ということになると

「お金がきちんと管理されていない」となり

これは

「全く別の問題」です。



年金問題では

「払うべき人」
「受け取るべき人」

にお金が渡らないという問題がありました。



今度は

「払うべきでない人」に

お金が渡っていた。



根っこは

「全く同じ」

です。



年金問題は

「全く解決されていない」し

根本的に

「改善方法が間違っていた」

ということではないでしょうか?



本来、討議されるべき方向へ行かず

こんな瑣末なことで大騒ぎするとは。



「バカすぎる」。



もちろん

行方不明者問題も含め

「存在しない人の戸籍問題」

を解決することも重要でしょう。



しかし

「年金の払い先の確認方法を厳密にする」ことは

もっと重要です。



お金を払いだすのだから

「もっと確認条件を厳しくする」ことは

簡単でしょう。



「個人情報云々」を過大に言うことが流行ってますが

「本人が会いたくない」と言うのなら

「金は出さない」でもいいと思います。



こういう状況では

「性善説」は

とても適用できない。



ところで今回の記事

「国定忠治が年金を受給してる」











て話なら、記事として認めてもよかったんですけどね。
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )

海外へ行くってこと

2010-08-02 01:49:56 | ニュース
万分の一なんだろうけどね。











「報道特集」

って番組を見た。



その名の通り

いくつか特集を組んでいたが

その内の一つが海外旅行で起きた事故の補償問題だ。











冒頭

過去の事故で体中に怪我をして

今も怪我の後遺症を負いながら

治療を続けているという女性が

つい先日のスイスでの列車事故の映像を見ながら

「今は混乱していて、それどころじゃないだろうけど、やがて、事故の補償問題に行き当たるだろう」

というような話をする。



その辺の作りは演出臭がプンプンするんだけど

事故はまぎれもなく本物だし

確かに今も苦しんでいるのであろうことは

マチガイない。



旅行会社からも

「補償費用のようなもの」

は一部出たらしいが

500万位を自費で負担し

この上まだ

2回は手術が必要だということらしい。



保険会社の算定では

「約8千万」の被害

しかし

旅行会社の補償は

「1800万位」

それはなぜか?




パッケージツアーは

国交省が定める約款に従うことになっている。



約款によれば

「特別補償金」

という見舞金を払うことになっているが

その上限が死亡でも

「2500万」

までとなっているから。



では

残りは?



規定では

「客個人が現地の会社と交渉する」

ということになっているようだ。



むろん、被害者は納得しない。



冒頭の事故に遭った女性の父親は

「被害者が現地の会社と交渉するのは困難。旅行会社が現地の会社と交渉するという仕組みが被害者にはありがたい」

と言っている。



また

こうした事故の被害者と大手旅行会社とのやりとりを

録画した映像も出てくる。



局いわく

被害者側が交渉し

旅行会社が撮影を許可したものだそうだ。



旅行会社は

「責任は現地の会社(このときはバス会社)にある」



被害者は

「旅行会社が現地の会社から賠償を取るべき」



旅行会社いわく

「うちも皆さんと同じ被害者。できる限りのことはやってきた。それを分かってほしい。」



被害者からの

「きちんと説明してほしい」に対し

「ちゃんと説明している」。



そして

おそらく

「理解してもらえないなら」という含みだろうが

「これ以上続けても仕方がない」

と旅行会社。



そして、決裂。



「うちも同じ被害者」

というのはキーワードで

この後も出てくる。



同じように事故にあった被害者が

補償について連絡した時の旅行会社の第一声が

「これ」。



旅行会社での法務関連の責任者を務め

大学で教授もしていたという人物が

コメンテーターとして登場。



「旅行会社にとって、特別保証とは見舞金。本当はできる限り金を出したくないと思っている。しかし、旅行会社こそ、現地の会社と交渉すべき。」
「(その理由は)パッケージツアーは安心を買っている。商品として売っているのだから、責任を負うべき。」



これが骨子だと思う。



「大手のパッケージを選ぶ理由は安全だと思うから。」

という言葉は

確かに

被害者の言葉の中に出てくる。



ドイツやイギリス・フランスでは

「旅行会社が全面責任を負う」

というのが法律で決まっているそうだ。



現地の会社との交渉も

「ツアー会社の責任」

となる。



イギリスのツアー会社への取材では

「日本のやり方の方が楽だが、消費者保護の流れは強まっているし、やるしかない。」



ツアー会社は自己防衛のため

現地で何項目ものチェックをしているようだ。



日本ではどうか?



観光庁への取材では

「日本とそうした国では、いろいろと事情が違う。また、パッケージ旅行でもあくまで旅行は自己責任。信頼できる旅行会社を選び、保険に加入することで備えてほしい。」

という見解のようだ。



最後に番組コメンテーターは

「ドイツやイギリスなどでは旅行会社が責任を負うというシステムのため、重大な事故に備え、保険に加入している。その保険費用は旅行代に加算されるため、割高になるが万一のことを考え、消費者も納得している。」

さらに

「日本旅行業協会も2004年の法改正時に同様の法制導入を検討したが旅行会社社の負担が過大になることから断念した。」

「現地の会社と被害者が交渉するのは困難。また、被害者は旅行会社を選んでいるのだが、現地の会社をコーデーネートしたのは旅行会社なのだから、そろそろ、そうした制度改革をすべきではないか。」

と締めた。











問題は二つだ。



聞いてる限り



観光庁は

「(自己責任だからと)法改正をする気がない」。



旅行会社は

「過大な負担となる」上に
「法律で守られてる」から

何もしないだろう。



つまり

「番組でこんなこと言っても変わらない」

気がする。



では

今のままで

何も変わらないのか?



そんなことはないと思う。



ずっと違和感を持ってきた言葉。



「うちも同じ被害者」



被害者であることに異論はない。



しかし

「同じ」

ではない。



大学の教授の言葉にあるように

「(コーディネートし)商品として提供してる」

のだから

「受け身」

ではない。



じゃあ、何ができるのか?



気になったのは

「事前準備」だ。



責任を負うことになる海外の会社は

「必死に事前調査」している。



日本はどうだろう。



番組で紹介した事例では

「シートベルト付きの安全なバスを提供します」

といううたい文句のはずが

トラブルで使えなくなり

事故の時の車両は

「シートベルトなし」。



これは果たして

「現地会社のトラブル対処能力を事前に検証した」

結果だったのか

それとも

「使える会社を適当に選んだ」

結果なのか。



事故を防止するために

旅行会社が

十分な仕事をするかどうか。



事故が起きなければ

補償も必要ないのだから。



また

予防の観点からいえば

「観光庁」の話にも

疑問が残る。



「よい旅行会社を選べ」。



では

そのために必要な情報が

十分開示されているだろうか?



何を基準にすればいいのか?



第一

「パッケージツアーは安全」という一般認識と
「自己責任であり、旅行会社は一定以上の責任を負わない」という現実

すでに大きな乖離だ。



啓蒙活動が必要だということ。



例えば、タバコ。



同じく自己責任だが

そのパッケージには

「あなたはガンになるかもしれません」

と書いてある。



自己責任であるなら

「大きなお世話」であると思うが

そう書いてある。



旅行のパンフに書いてある?



「この旅行で大きな被害を受けてもほとんど補償されません」て。



書いてあるんだよね、すっごく小さく。



でも、おかしいでしょ。

きちんと「自己責任」を伝えるなら

大きく書かないと。



また

「いい旅行会社を選べ」というなら

一定の基準に従って

行政が審査してもいいだろう。



例えば

「きちんとした事前調査を行い、企画してるか?」

の基準に従い

三つ星を付けるとかね。



実際に事故が起きた時も

十分な調査をしていなければ

ペナルティがあり

そこから一部、被害者救済するとかね。



そこまでやれば

真剣に事故防止に取り組むんじゃないかな。



そういえば

イギリスやドイツはって言ってたから

他の国は日本みたいな感じなんでしょう。



どう考えても

旅行会社全面負担なんて

簡単じゃない。



だったら

できるかぎり事故を起こらなくすることの方が

先決だ。



海外に工場作ったら

必ず、人を送るでしょう。



そう

「日本式」であるということが











安全の要なんだ。
goo | コメント ( 0 ) | トラックバック ( 0 )