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ノー残業という妄想

2010-07-23 00:33:47 |
コンビニで立ち読みした雑誌の話です。



なので、今回は

「ニュースソースなし」だし

題名も覚えていません。

(10分位で速読しちゃったから、テキトーです)



ということで

非常にあやふやな話で

申し訳ありません。



結構、名のある人たちが

仕事の仕方について、様々な意見を述べてました。



さすがに

いろいろいいことを言ってましたが

気になったのが

「残業をしないようにする」話です。



いろんな切り口で書いてあって

一例をあげると

自分のことを例に挙げて

「自分は上司から嫌われていたけど、残業しなくてもちゃんと出世した」

って話。



「残業をたくさんしてる」奴は

「あいつはよく頑張ってる」とかわいがられても

実際は

「仕事ができない」

と思われる。



逆に自分は嫌われたとしても

「評価される」
「実際、出世しただろ」

ってわけです。



他にも

無理にでも定時に帰ることで

「外の世界でいろいろ体験ができる」

例えば

「会社で残業ばかりしてる」と

どんどん煮詰まっていき

「悪循環」になるが

外に出れば

アイディアを得て

「新展開」へ。



「日本人は働き過ぎる」

って話とか

「法律で残業禁止」とか。



初めの方の話

「自分は上司から嫌われていたけど、残業しなくてもちゃんと出世した」

ってことなんだけど

こういう話を読んで思うのは

「結果論だよね、結局」

ていうこと。



確かに

こういうように書いてあって

「その通りがんばる」ことで

「道が開ける」

という例があることは

否定しない。



でも、問題は

「会社組織が持つ呪縛」じゃないだろうか?



こうした雑誌で

自分の体験談を語れるような

いわゆる「成功者」であれば

飛びぬけて「優秀」なんだろうし

成功もできただろう。



でも

「フツーの人」はどう?



同じようにできる?



なぜ、できないのか?



①みんなが残業してるから
②残業しないとヒマだと思われるから
③一人で仕事が完結するわけじゃないから



①は人間関係の問題。



外資のように個人の仕事範囲が明確で

「個人プレイが重視される」ような環境であれば

楽だ。



ところが日本は

「成果主義を入れてもうまくいかない」のを見ても分かるように

「チームプレー」の国。



別にチームでやる仕事じゃなくても

「他の人が遅い時間までやってる」のに

自分だけ早く帰るのは気が重い。



それに

「一人だけラク」に見えたら

「業務を再配分される」ことだってありうるんじゃない。



②はまさにそれ。



「残業しないで早く帰れる」のは

その人の能力。



それは認めてくれるかもしれない。



でも

認めた後に来るのは…。



「彼の仕事はレベルに合っていない。1段階上の仕事を。」



きっと

「質か量」

を上げてくる。



それをこなせれば

「出世のチャンス」。



でもさ

「簡単にこなせる仕事」なわけないし

結局

「残業せざるをえない」んじゃない。



「残業しない」って命題とは

「相反」してない?



③は難しい問題。



仕事が自分だけで完結するんなら

「楽」。



でも

そんなことは

「ほとんどない」。



ぼくらは

「いろんな関係者」と

一緒に仕事をしなくちゃならない。



実はこれが

一番重い気がしています。



例えば

「忙しい仕事相手」

アポ取りが大変。



仕事のできない同僚。



関係が悪くなっても困るから

うまくやっていったとしても

本来、二人でやるべき仕事を

「1.5人分」

場合によっては

「二人分」働く

しかも

上司の評価は

よっぽどアピールしないと

「二人分働いてる」

て気づいてくれないかも。



そして

その上司。



上司が

「残業するほど、仕事してる」

て見るヤツだったら

どうする?



「仕事ができるから残業しない」

って通じる?



「力を出し惜しみしてる」
「手抜き」

って見られるだけじゃないの?



例えば

「遅くまで残ってる上司」。



自分自身が「残業」してる。



それが彼らの仕事なのはよく分かるし

場合によっては

「遅くまで働く部下たち」に気を使って

「自分だけ早く帰らない」

っていう「すごくいい人」なのかもしれないけど

「遅くまで残る」ってことを

結局

「肯定すること」

になるんだよね。



ちょっと話を変えて

「なぜ、残業が発生するのか?」

考えてみた。



①(仕事を引き受け過ぎて)本当に忙しい
②「チームでする」もしくは「忙しい取引先」との仕事でどーにも調整できない
③スピードを上げたい



これがすべてだと思う。



「仕事ができない」は除外。



「仕事ができない」のは

「覚えろ」
「考えろ」

って話だし

仕事のできない奴にたくさん仕事を振るような

「頭の悪い上司」は問題外だからだ。



①の場合

もちろん引き受けるって言っても

ペーペーの場合

「上から降ってくるもの」で

どーにもならないってことはあるし

「若いうちは仕事を覚えなくちゃいかん」

てのも

正しい話なんだけど

そっちに話が走ると

結局

「残業しろ」

て話になるので

目をつぶりましょう。



どーしたらいいのか?



「スケジュール表見せる」って

回答もあるみたいだけど

(びっしり予定書いてね)

自分は他のやり方を

提案したい。



いつも

「70%の力(言い過ぎなら、80%の力)で働こう」

ってこってす。



これが

「手抜きに見えたら」

何にもならんので

「ちゃんとやってる」ように見せないと

いけません。



そこで

オススメ。



残業が多いと言われないレベルで

「残業しましょう」。



一見、相反してるようですが

これが

「言いたい」ことです。



残業してない
→ヒマ・手抜き

残業が多い
→仕事できない

このイメージ連鎖を脱する手段です。



あなたの上司は

「あなたの仕事ボリュームが適切かどうか判断できますか?」



イエスなら

そんなことする必要ありません。



ノー残業にするか

もしくは

自分の可能性を高めるためにバリバリ働きましょう。



もしくは

「あなたは人並み外れて優秀ですか?」



イエスなら

「こんな小手先技」使う必要は

毛頭なし。



3秒で上司を飛び越えて出世するでしょう。



そこまで優秀なら

直属の上司が少々抜けていても

「その上が見つけてくれます」。



第一

今書いてるこんなこと

1行目すら読まないでしょうね。



さて

それ以外の人

なぜ勧めるのかというと

簡単です。



忙しくならないから。



7割の力でやっていれば

「急な仕事もすぐこなせます」。



思いついたことがあれば

「すぐ実行できます」。



たまに「早く帰る」
「ちゃんと休みを取る」

なんて

やり放題。



結局

残業が悪いんじゃなくて

目いっぱい「働かされてる」ってことが

問題だと思うんですよね。



どこまで

「自分の意思で働けるか?」



そういうことができるなら

「ストレス」や
「不満」も

ずっと小さくなるんじゃないでしょうかね。



さて

②「チームでする」もしくは「忙しい取引先」との仕事でどーにも調整できない

ですが

まさに

こういう状況にウッテツケデス。



「時間に余裕がない」から困るわけで

「3割」余裕があれば

なんとかなりますよ。



そうは言っても

「仕事には締め切りがあるさ」



その通り。



でも

「締め切りを5つ抱える」よりは
「3つ」

の方が楽でしょ。



いやいや

「一度に5つ抱えることで上達するんだ」。



だーかーら

それを言ったら

「残業無くなりませんよ」。



結局ね

「残業が多い、少ない」

って言うんだけど

成功者は

「残業」

しなかったとしても

何らかの形で

「すごい仕事をしてる」んです。



結局、例の雑誌も

「残業」する代わりに
「勉強しろ」みたいなすり替え論。



「ゆっくりしましょう」

ではないんだよね、これが。



だって、遊んでたら

「成功できない」もん。



③スピードを上げたい



これが

一番の問題。



最大の敵。



だってさ

仕事ができるようになったら

どーなる?



早く帰れる?



違うよ。



仕事が早く終わるから

「次の仕事が来る」。



楽にはならない。



これは

「ドラゴンボール」理論だ。



ゴクウの前に現れる「最強の敵」。



苦戦するが

「何とか倒す」。



次は

「世界一、強い敵が…」。



倒すと

「宇宙の果てから、強大な敵が」。



死に物狂いで倒すと

「別の世界から来たありえないほど強い奴が」。



終わるわけがありません。



「スピード」。



こいつは最強だ。



なにしろ、こいつには

「限界がない」。



こっちにはあるのにね。



明日までなのか
1時間後
半年後?
3年?



誰か、教えてほしい。



締め切りありき?
能力優先?
ライバル会社との競争?



あるいは

そういった理由が複合的に合わさったもの?



問題は

「仕事を振る奴」が

そういうことを考えてるかってこと。



理由も不明なまま

「デスマーチ」に従軍させられるのは

たまったもんじゃない。



だから

せめて

「7分の力」で

行こうよ。



僕らの無念は

「室井さんが上に行った時に晴らしてくれるさ」。



そういえば

例の雑誌で繰り返されたキーワードは

「先延ばしにするな」だった。



間違いではないんだろうが

「洗脳か」?



会社のトップにに都合のいい人材を作るための。



マルチと同じだと思うよ。



すごい頑張ってもね

儲けたり
いい目を見れるのは

ごく一部だけ。



残りは

元カチョーとか
元ブチョーとか

勲章を眺めながら余生を送るだけ。



それすらないかも。



ま、それもよし。

納得してるなら。



でも

流されたら後悔するよ。



スタンスは決めるべきだと思う

会社に対しての。



僕の大好きな「大泉洋」が言った名言(迷言?)。



「明日できることは今日しない」



みんな笑ってたけど

「けだし名言」だと思う。



究極の「先延ばし」派。



「何を今日しなくていいのか」











常に考えてる。
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薄情者/中国警察、陳情者と勘違いして高官夫人を袋だたき

2010-07-22 22:39:57 | ニュース
彼らはきっと「役割を果たした」のだろう。











中国警察、陳情者と勘違いして高官夫人を袋だたき(抜粋)
7月22日 ロイター

中国で私服警察官が地元政府高官の妻を

「一般陳情者と間違えて、殴って袋だたきにする」

という暴行事件が起きた。

21日付のチャイナ・デーリーが報じた。

事件はインターネットでも話題となっている。


<記事>
①事件が起きたのは先月
②湖北省の法執行官の妻が夫を訪ねて省共産党政法委員会本部がある建物に入ろうとしたところ
③公安当局者6人に攻撃された
④暴行は16分間以上にわたって続いた。

⑤夫人がその後、夫に電話をかけたことから、勘違いが発覚
⑥病院に運ばれた夫人の元には警察幹部から丁重な謝罪があったという


<チャイナ・デーリー>
「(地元の共産党のトップの釈明)まったくの誤解だった。警察官たちは幹部の夫人を殴っているとは全然気付かなかった」


<夫人と同じ病棟を訪れていた市民>
「(このコメントに対し)警察は高官の妻を殴るのはいけないが、一般市民には暴力を振るってもいいということなのか」











「一般市民には暴力を振るってもいいということなのか」



彼らの役割は

「陳情者を殴って袋だたきにする」こと。



そして、その役割に対して

彼らは

「非常に忠実だった」

と言える。



そして

「役割」というのは

こうした組織の場合

「トップから付与される」もの。



ということは

中国の警察では

「陳情者は殴って袋だたきにし、排除する」

ことを一つの使命としているのだろう。



「一般の国民の声が政府高官の耳に届くことなどあるはずがない」











空恐ろしい話ではあります。
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ヤバい/<猛暑>ロシアで干ばつや山火事 17地域で非常事態宣言

2010-07-21 12:56:23 | ニュース
寒いのに暑いのはなーんだ。











<猛暑>ロシアで干ばつや山火事 17地域で非常事態宣言(抜粋)
7月20日 毎日新聞

ロシア全土で記録的な猛暑が続き

干ばつや山火事の被害が拡大している。

水難事故による死者は先週だけで230人を超えた。


<地元メディアなど>
①モスクワでは17日に気温が35度に達し
②同日としては過去130年の観測史上、最高を記録した
③市民のなかには、暑さに耐えかねて公園の噴水に飛び込む人も
④気温は今後、40度に達する可能性もあるという


<ロシア国内>
①1000万ヘクタールの耕地が干ばつにより壊滅
②穀物価格の高騰が懸念されている
③山火事の被害も2万6000ヘクタールに及び
④政府は国内17の地域で非常事態を宣言した











それは

今のロシア。



記事を読む限り

「非常事態」

と言っていい。











世界の雑記帳:記録的猛暑のロシアでウォッカ飲んで行水、事故も多発(抜粋)
2010年7月15日

ロシアの非常事態省は14日

連日の猛暑の影響で

「酒に酔ったまま水遊びをして死亡する人の数が急増している」

と明らかにし

市民らに注意を呼び掛けた。

この3週間熱波が続く首都モスクワ周辺では

今週末も気温37度の記録的な暑さが見込まれ

湖などの水場で酒盛りをする人の姿も多くみられる。


<非常事態省>
①水の事故による犠牲者は13日だけで子ども2人を含む49人に上り
②6月には国内で1200人以上が水死したという
③水死した人の多くはウォッカなどを飲酒しており
④酒に酔った親が注意をしていなかったために、子どもがおぼれたというケースもあるという
⑤ロシアの猛暑は農作物にも深刻な被害を与えており
⑥政府は16地域で非常事態を宣言
⑦これら地域を合わせると、ポルトガルの国土面積に匹敵するという











ウオッカと言えば

寒さに対抗するための

「神の水」。



しかし今や

酷暑とともに死を運ぶ

「悪魔の水」

になってしまったようだ。



状況は違えど

梅雨期の日本も

災害に見舞われた。



そして、現在は

「猛暑」。











今夏最多73地点で猛暑日、熱中症死も3人(抜粋)
2010年7月20日 読売新聞

日本列島は20日

太平洋から張り出す高気圧に覆われ

群馬県伊勢崎市で38度を記録するなど

内陸部を中心に全国73地点で35度以上の「猛暑日」となった。


<気象庁>
①全国には921の観測地点があるが
②73地点で猛暑日を観測したのは今年最多となった
③ほかに猛暑日となったのは

前橋市(37・3度)
岐阜県多治見市(同)
山梨県甲州市(36・8度)など


この猛暑は、連休初日の17日から続いており

読売新聞のまとめでは、同日以降20日までに

熱中症が原因と見られる死者は5人
20日だけで3人

冷房需要などで電力消費も伸びており

全国の主な電力会社10社のうち

7社で20日

今夏最大の電力供給量を更新した。

関東の1都6県と山梨県、静岡県の一部を管轄する東京電力では午後3時頃

5726万キロ・ワットを記録し

昨年の最大供給量(5450万キロ・ワット)を上回った。


<気象庁>
(今週末にかけて夜間も気温が下がらず朝から気温が上昇する状態が続くとみており)
「引き続き、厳重な熱中症対策が必要」











猛暑とゲリラ豪雨。



乾季と雨季

スコール。



乏しい知識の中でイメージされる

「熱帯の気候」。



いよいよ

「プチ熱帯」か。











南米に大寒波 アルゼンチンで低体温症死者13人(抜粋)
2010年7月20日

真冬の南米を強い寒波が襲い

アルゼンチンやパラグアイ、ボリビアなどでは

「寒さによる死者が続出」し

「雪や強風のため」

航空便に大幅な遅れが出るなど混乱している。


<アルゼンチンでの報道>
①低体温症などで19日までに13人が死亡したほか
②暖房の不完全燃焼と見られる一酸化炭素中毒で33人が死亡
③南部や中部では18日、零下14度を記録
④ブエノスアイレスは16日、零下1.5度と過去10年間で最も寒かった

<パラグアイ>
①4人が死亡
②北部では牛200頭が死んだ

(当局)
19日
「農場は寒さのための対策がなく多くの牛が死んだ。12万ドルの損失」


<ボリビアの高地>
①零下14度を記録
②東部でも先住民6人が寒さのために死亡し、各地で休校も相次いでいる











何事も極端だ。



寒さも暑さも

度を越している。



日本の現在の気候については


「気象庁では豪雨 西日本を直撃 偏西風蛇行+弱い太平洋高気圧=前線停滞 7月17日 産経新聞」

によれば

「気象庁では「現時点では『異常気象』とまではいえない」としている」

ということのようだ。



また

同記事内で

「梅雨前線が停滞している中国南部で7月に入り3500万人超が被災。死者と行方不明者は計176人になっている」
「サウジアラビアのジッダで、6月22日に最高気温が52度(平年約37度)に達した」
「モンゴルのウランバートルで6月26日に同38度(同約22度)など」

といった「世界的被害」などについて

気象庁では

(1)地球温暖化
(2)昨夏から今春の「エルニーニョ現象」などで海面水温が高かった

などを原因として挙げている。



地球温暖化も

二酸化炭素排出などの温室効果ガスを原因とした話は

自分の中で

少し前から

「眉ツバ」

になってきているんだけど

そもそも

地球の気象は

温かくなったり
寒くなったりを

繰り返してるわけで

「人工的な要因」を切り離しては考えられないだろうけど

現在が

何らかの「変化」の境になっている可能性は

否定できない。



ちなみに

ウィキペディアの「氷河期」によれば

「科学者の多くは氷河期が終わったのではなく、氷河期の寒い時期「氷期」が終わったとし、現在を氷期と氷期の間の「間氷期」と考えている。」

となっているが

さて

これからの日本はやはり

暑くなるのだろうか?



日本てのは

位置的に微妙なバランスにあることによって

「四季」

が存在する。



暑くなるも
寒くなるも

結局

「四季が失われていく」

てこと。











こいつは淋しいね。
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胴元が問題だ/「増税よりカジノだ」 橋下知事、誘致に強い意欲 検討会初会合

2010-07-18 10:56:41 | ニュース
県すら救うトバク。











「増税よりカジノだ」 橋下知事、誘致に強い意欲 検討会初会合(抜粋)
7月9日 産経新聞

カジノ特区の指定を目指す大阪府が設置した

「大阪エンターテイメント都市構想推進検討会」

の初会合が9日

大阪市中央区の府新別館で開かれた。

橋下徹知事は

「増税よりも今の日本に必要なのは絶対にカジノだ。関西発展の起爆剤となり、是が非でも大阪に誘致したい」

と述べ、カジノ誘致に強い意欲を示した。


<検討会>
①府市の関係者のほか、大阪府立大や大阪市立大の研究者ら専門家も参加
②大阪府内にカジノを含めた統合型リゾート施設を設置する場合の課題や対応、海外の事例などについて協議し
③府民アンケートも実施する。


<橋下知事>
「(会合の冒頭)カジノは絶対に必要。日本に公営ギャンブルがたくさんあるのになぜカジノはだめなのか」
「増税の前に稼ぐ方法を考えないとだめ。海外の観光客にカジノで遊んでもらい、あがった所得を再分配すればいい」


<委員>
「夜の大阪を観光するスポットがなく、カジノは魅力的だ」
「海外では地元の産業を活性化させている」
「カジノは増税の代わりにはならない」
「東京都では進まなかった」


<橋下知事の構想>
①カジノ設置の候補地は、大阪南港や堺市などのベイエリア地区で、民間投資で設置する方針
②近隣のアジア諸国を含めた海外からの観光客を呼び込み
③カジノで得た税収を教育や医療、福祉の財源に充てるとしている











「カジノで得た税収を教育や医療、福祉の財源に充てるとしている」



使い道が健全だ。











白鵬ぶちまけた!賜杯辞退の協会に反発「国技つぶす気か」(抜粋)
7月9日 スポーツ報知

大相撲の横綱・白鵬(25)が8日

日本相撲協会の対応に疑問を投げかけた。

この日、白鵬は

愛知・名古屋市の陸奥部屋へ2日連続で出げいこ。


「(協会が賭博問題などで厳しい処分を下すなどの現状について)自分たちの手で国技をつぶす気なのかと思います」
「(更に名古屋場所(11日初日・愛知県体育館)で優勝力士に贈られる外部からのすべての表彰を辞退することについて)やり過ぎという思いもあります」


7日には

名古屋場所の千秋楽で幕内優勝力士に贈られる

天皇賜杯
内閣総理大臣杯など

外部からのすべての表彰を辞退することが決まった。


「(そのことについて)全力士が賜杯をいただくためにけいこに励んでいるから、心から残念に思う」


朝青龍が引退した後は

看板として期待を一身に背負ってきた。

負けることが許されない横綱にあって

賜杯を手にする瞬間は唯一

重圧から解放され喜びをかみしめることができる瞬間だ。

白鵬は一人横綱になってからは無敗。

国技を背負う者の責任を果たしてきた。

それだけに

「相撲はこの国唯一のプロスポーツでの国技。日本の横綱としては、あまりにもやりすぎという思いもありますね」
「(NHKの中継中止にも)日本だけの問題じゃない。世界中が楽しみにしているんだから」


場所開催は決まったものの

続々と中止の事項などが増えている状況に

力士たちも実際に動き出そうとしている。

今場所前は不祥事の影響で力士会を開催できなかった。

だが、関係者によれば秋場所前の力士会(8月31日予定)で

力士の引き締めを図ったり
協会に対して現役力士の気持ちを考えてほしいなどの要望を出すこと

などを検討し始めているという。

白鵬は力士代表として、思いを代弁した形だ。

この日、白鵬は

2日連続で名古屋市内の陸奥部屋に出げいこ。

新小結の白馬らを相手に21戦全勝。

夜には公開録画番組に参加した。

自身も花札賭博に関与していたことが明らかになるなど

精神的なショックを受け

一時は休場も考えるほどだった。

だが、横綱としての責任を果たすために奮起。

調整不足も心配されたが、少しずつ調子を上げている。

3場所連続全勝Vがかかる今場所へ向け

「千秋楽まで取り切ることを考えたい」

と語った。











誰が悪いって

「トバクやった奴」も悪いんだろうが

警察からすれば

「○○ザさん」

をショッピく道具に使えるかどうかっていうだけだよね、きっと。



カジノ作る話と
野球賭博の話

何が違うのか?



「テラ銭がどこに入るか?」

って話。




それ以外

何もない。



タバコは合法で

麻薬は違法っていうのと同じ。



「麻薬は身体に悪い」

なんてのは理由にならない。



タバコも同じ。



「麻薬は前後不覚になる」

てのも聞かない。



酒でも十分「へべれけ」になるさ。



カジノだって

県や都なら合法

彼らがやれば

違法だ。





それは仕方ないさ

法律だから。



でも

白鵬の

「花札賭博」は

どうなんだろう。



仲間内でやって

金額も小さい。



こんなものまで

「やったんですか?」

って記者のツッコミ。



そりゃ、やったんでしょう。



麻雀やらゴルフで「握る」やら

普通に身の回りで聞くんだけど

どこが違うんだろう。



その辺のサラリーマンに突撃取材でもしますか?



ていうか

取材してる側だって

やってるでしょ、その位。



問題がないとは言わない。



しかし

「白鵬」が言うように

過剰じゃないですか?











アメリカ合衆国における禁酒法(ウィキペディアより抜粋)

違法な酒の流通および無許可での製造販売は激烈になったが

政府にはアメリカ全ての国境、湖、河川および秘密酒場で法執行を強制する手段も意志もなかった。

実際にはニューヨーク市単独でも

30,000-50,000軒もの違法な酒場がいたるところにあった。

1920年1月16日に修正第18条が施行され

禁酒法時代が始まった。

エリオット・ネスら合計1,520名の連邦禁酒法捜査官(警察)は

法執行任務を与えられた。

狂騒の20年代として知られている1920年代に米国に不法に輸入され

特にシカゴは禁酒法をごまかす者のための避難所として有名になった。

アル・カポネとその敵対者バグズ・モランなどのシカゴの最も悪名高いギャングの多くは

違法なアルコールの売り上げを通して何百万ドルもの大金を稼いだ。

多数の窃盗や殺人を含む犯罪は

シカゴの、あるいはその他の禁酒法に関係する犯罪行為と関連があった。

1920年まではマフィアの主な活動はギャンブルと窃盗に限られていたが

禁酒法時代には酒を無許可で製造販売することで繁栄した。

金になるアルコールのブラック・マーケットは栄えたが

しばしば暴力沙汰にもなった。

強大なギャングは法執行機関を腐敗にまみれさせた。

そして最終的には恐喝にいたった。

ギャングは酒の密輸で利益を上げ、より強い酒の人気が急騰した。

禁酒法を実施するためのコストは高くついた。

本来アルコールの課税から得られるはずだった毎年5億ドルの税収の不足は

政府財源に悪影響を及ぼした。

禁酒法が1933年に廃止された時

組織犯罪は安価なアルコールとの販売競争に敗れ

大部分の州で

その闇市場のアルコールによる利益のほとんどを失った。











エリオット・ネスとアル・カポネ。



「アンタッチャブル」だ。



勧善懲悪の図柄は映画を見る分には楽しいが

現実の世界は

そんなに単純ではない。



禁酒法は結果から見れば

法規制により

「飲酒を減らす」のではなく

「提供者が変わった」だけということ。



多くの需要をもつものというのは

たいていの場合

強い規制をすると

「闇に潜ってしまう」

ということなのだろう。



そして、もう一つ。



闇に潜ったもの

例えば「酒」を

「欲する」もしくは
「支えている」のは

フツーの人であるということ。



規制されているから

「悪いこと」をしているようだけど

そういうことさえなければ

「フツーの飲み屋」で飲んでるだけなのだから。



いずれにしても

禁酒法は

「ギャングを太らせ」
「政府の金庫をやせさせる」

というダブルパンチを見舞った。











ノミ屋(ウィキペディアより抜粋)
日本の公営競技では配当金の決定にパリミュチュエル方式が採用されており

(投票券の種別によって多少上下はあるが)

控除率が概ね25パーセント前後に設定されている。

これはその中から

関係者や開催する自治体などへの配分金をまかなうために設けられているが

ノミ屋はこの控除分を減らすことで

客に対する配当金を増やす。

つまり正規の投票券を買うよりも配当が増える。

またタネ銭がないときに立て替えてもらえる

「当選金は即日支払うがタネ銭の集金は次週まで猶予する」

などの個別サービスをすることによって客を集める。

例えば「ハズレ券の購入金額の10%を払い戻す」といった

特別なサービスを行っているノミ屋は少なくないという。

ただし客から集めた掛け金をその客の買い目にあてるわけではなく

自分の考えた買い目にあてるなどしてその利ざやなどを収入源とする。

場合によっては

その掛け金を持ち逃げしてしまったり
客の勝ち分で赤字になる場合等はそのまま姿をくらます

などのことも起こる場合がある

(客の勝ち分を「呑む」ので「ノミ」行為という)。











その通りなのだが

ちょっと不満なのは

以前は

「馬券を買いに行くのが面倒くさい」

あるいは

「忙しくて行けない」

という人たちを狙ったスキマ商売だったと思うのだが。



現在は

JRAのHPに
http://www.jra.go.jp/dento/index.html

「自宅・インターネット投票」

というのがあり

正規の方法でできるようになっている。



何が言いたいのかというと

いつの時代も

ブラックな人たちは

「スキマビジネス」を狙ってるし

そのビジネスに乗っかってる人というのは

「清廉潔白な人」ではないかもしれないけど

ごく「一般的な人」であるということ。



相撲の話に戻れば

「ブラックな人たちが内部に入り込んでしまっている状態」というのは

由々しきことかもしれないが

力士一人一人に責任があるかと言えば

「そうは言えないのではないか」

と思われる。



しかし

報道の姿勢は

「分かりやすい個人攻撃」だし

一般人のコメントも

「攻撃的なものばかり」。



「意図的な言論操作」

と言いたくなるぐらい。



「国技とか言っているのをやめて、フツーのスポーツにしたら」

なんて言う人もいるようだが

そんなことしたら

「存続の危機」

になるんじゃないの?



見る人には人気だけど

やる人は?



今でさえも

「上位は外国人ばかり」。



「金にもならない」
「ふんどし姿で人前に出る」

そうなったら

ハードル高すぎでしょ。



「大目に見ろ」とは言わないけど

せめて











冷静に対処してほしいものです。
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結論ありき/こんにゃくゼリー「安全性欠く」=規制は先送り、改善指標作成へ―消費者庁

2010-07-17 01:46:42 | ニュース
この推理小説は実につまらない。



なぜなら犯人が

「こんにゃくゼリー」

ということが

1行目でバレてしまうから。











こんにゃくゼリー「安全性欠く」=規制は先送り、改善指標作成へ―消費者庁(抜粋)
7月16日 時事通信

こんにゃくゼリーの安全規制を検討する消費者庁の「食品SOS対応プロジェクト」は16日

「こんにゃくゼリーは弾力性や滑らかさなどの特性からもちなどよりリスクが高い」

とする報告書をまとめ

「製品の安全性を欠いている恐れが非常に強い」

と指摘した。

だが、具体的な規制については

「データ不足を理由に」

今月に予定していた結論を先送り。

8月にも立ち上げる医師やメーカー代表らでつくる研究会で

引き続き検討するとした。


<研究会>
①窒息の起きやすい食品について実験を重ね
②商品の大きさや弾力性、形状などについて、安全の目安となる指標を年内にまとめる方針
③指標を基に製品改良をメーカーに要請するという
 

<同庁など>
子どもや高齢者の窒息事故は過去54件発生し、22人が死亡している。 











さて、結果は見えてるけど

「みんなの感想」は。





2010年7月16日 17時55分sor*****さん
私もそう思う6,669点私はそう思わない71点
消費者庁って、こんにゃくゼリーのことしか
やらない役所なのか。
いつもやってるじゃん。

この際、こんにゃくゼリー庁って名称に変更したら。


2010年7月16日 17時57分l_a*****さん
私もそう思う6,412点私はそう思わない47点
食べる老人
子供に食べさせる親の
責任もあるのでは?


2010年7月16日 17時54分sun*****さん
私もそう思う6,032点私はそう思わない96点

だったらモチの販売も止めてください!


2010年7月16日 17時57分lef*****さん
私もそう思う5,897点私はそう思わない58点
買わなきゃいけない義務はなし。
だから規制など要らないんだよ。
危険だと思うのなら買わなきゃいいだけでしょ。


2010年7月16日 17時54分s14*****さん
私もそう思う5,649点私はそう思わない63点
そんなこと言うなら餅はいいの?骨のある魚も同様。消費者が考えるべきものであり、国は関与するべきものではないでしょ。











予想通りでした。



さて、同じことについて

別記事では。











<こんにゃくゼリー>規制法検討先送り 安全指標研究会設置(抜粋)
7月16日 毎日新聞

こんにゃくゼリーによる窒息事故は

94年以降

幼児や高齢者を中心に判明しているだけでも54件発生し

22人が死亡した。

しかし、規制法がないため

今年3月から、同庁の食品SOS対応プロジェクト(リーダー・泉政務官)が

法規制の可否を検討してきた。


<泉政務官>
「2年近く重大事故が起こっておらず、(販売禁止などを命じる消費者安全法上の)権限発動は難しい」



 







「2年近く重大事故が起こっておらず、(販売禁止などを命じる消費者安全法上の)権限発動は難しい」



しばらく事故も起きていないのに

「製品の安全性を欠いている恐れが非常に強い」

と断定する根拠は何?



「あぶないものはあぶないんだよ」

っていう

「駄々っ子の論理」ですか?



ところで

興味深い記事が。











喉に詰めやすい食品と注意点(抜粋)
2009年07月03日

大人にとってはなんてことない普通の食品が

乳幼児や高齢者にとっては窒息しやすいことがあります。

今回は、窒息しやすい食品や窒息防止のための注意についてご紹介します。


<乳幼児、高齢者で窒息がおきやすい食べ物>
①水分の少ないパサパサした食べ物も喉につまりやすいものです。
②乳幼児は、臼歯がないため食べ物を細かく噛み砕く能力が未発達であり
③また高齢者は嚥下機能が低下したり歯がぬけていると噛みにくいことから
④食べ物による窒息がおきやすい
⑤気道が3~6 分間閉塞されると死亡することもあるそうです


<食べ物による窒息の死亡者数>
①厚生労働省人口動態調査の死因において
②「食べ物の誤えんによる気道閉塞」に分類され
③最近では毎年4 千名を超えています
④また平成19年度 厚生労働科学特別研究事業として「食品による窒息の現状把握と原因分析」調査が行われ
⑤消防本部及び救命救急センターを対象として
⑥事故事例機関を平成18年1月1日からの1年間とし、消防本部は全国13ヶ所、救命救急センターは75ヶ所から回収


<窒息事故例の主な原因食品(「食品による窒息の現状把握と原因分析」より)>
主な原因食品の例
①消防調査(432例)

もち 77例
ご飯(おにぎり含む) 61例
パン 47例
粥 11例
だんご 8例
あめ 22例
カップ入りゼリー 8例

②救命救急センター調査(371例)

もち 91例
ご飯(おにぎり含む) 28例
パン 43例
粥 11例
だんご 15例
あめ 6例
カップ入りゼリー 3例

③厚生労働省に問い合わせたところ

この調査で使われている「カップ入りゼリー」は

「こんにゃく入りゼリー」だけを指しているわけではないということです。   


もちは

昔からよく喉に詰まる食べ物として知られていますが

ごはん
パン
粥にいたる穀類が

最も多く

そしてあめやだんご
カップ入りゼリーなどの菓子類がつぎ

その他にも

魚介類
果実類
肉類など

本当に幅広い食品が原因となっています。

お粥のように柔らかいものでも原因になるのですから

成人の健康な人にとっては当たり前に食べられる食品も

乳幼児や高齢者にとっては、食べ方を気をつけないと、命とりになる こともあるのですね。











この記事では

主役や犯人は

「こんにゃくゼリー」ではなく

むしろ

「ごはん・パン・粥にいたる穀類」

です。



さらに正確を期すなら

そういうことでもなく

「お粥のように柔らかいものでも原因になるのですから、成人の健康な人にとっては当たり前に食べられる食品も、乳幼児や高齢者にとっては、食べ方を気をつけないと、命とりになる こともあるのですね。」

ということ。



今回の記事のような扱いはむしろ

危険ではないか?



実際に危険なのは

「ごはん・パン・粥にいたる穀類」であり

さらに言えば

「こんなものは危険ではないだろう」

という油断や慢心。



とすれば

水戸黄門のように分かりやすい悪役を配することで

「勧善懲悪」の図とし

さも

「正義の味方面」で

自分の働きを声高に叫ぶのは

「問題の本質をぼかし」

「窒息事故のリスクをむしろ高めてる」

とは言えないか?



なすべきは

「勧善懲悪の寸劇で正義の味方を演じること」ではなく

「どういうことが危険なのか」を

客観的に

かつ

科学的に検証し











正確な情報を分かりやすく伝えることだろう。
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高い!/世界初!機内生ビール1000円は、安いか・高いか?/金森 努

2010-07-17 01:03:27 | ニュース
何言ってるんだろうね、この人は?











世界初!機内生ビール1000円は、安いか・高いか?/金森 努(抜粋)
2010年7月13日

ANAが世界で初めて

「機内で注ぐ「樽生ビール」」

の提供を7月20日より開始する。

通常のビールディスペンサーは

高圧ガスの炭酸ガスボンベを使用するため機内に持ち込みができないが

今回は電機メーカーとの共同開発で

航空機内用が実現できたという。

そのエポックメイキングなマシンで

客室乗務員が手ずから注いでくれる生ビールの価格は

1000円。

果たしてそれを安いと見るべきか、高いと見るべきか。


たかが1000円。

されど、1000円だ。

デフレ価格に慣れきった感覚では

4桁は随分と高額に感じてしまうのが否めない。

「今日は頑張ったから、エビスにしちゃおうかな!」

と家飲み用に買うプレミアムビールは1缶244円。

飲み会でも

「ちょっとリーズナブルな“わたみん家”にしておこうか」

ということになれば

スーパードライの中ジョッキが399円だ。

・・・やはり、されど1000円?

価格設定(プライシング)には3Cの視点が欠かせない。

Customer(顧客)
Competitor(競合)
Company(自社)

である。

製造や流通コストがいくらぐらいかかって

それに幾ら利益を乗せようか・・・という自社の事情

「原価志向の価格設定」だけでは

当然、売れない。

競合製品と並べて置かれるコンビニのナショナルブランド(NB)商品。

昨今は

流通のプライベートブランド(PB)商品との競争もある。

居酒屋も200円台の均一価格居酒屋が乱立し

そこでは中ジョッキもつまみと同じく200円台である。

(ビールではなく第3のビール等新ジャンルを用いている場合もあり)。

そして

それを選ぶ消費者の選別眼もデフレ不況にさらされて厳しくなっているのだ。

そうした環境での価格設定を

「競合志向の価格設定」

という。

しかし、競合関係が存在しない場合なら

消費者の選別眼の厳しさも軽減される。

例えば

ビールではないが

富士山の山頂には自販機がある。

そこで販売されている500mlのペットボトル飲料の価格は500円だ。

280mlの缶が400円。

フツーに考えればえらく高い。

しかし、運搬コストもかかっている。

いや、そんなことを考える前に

多くの登山客は喉の渇きを癒すために購入する。

なぜなら、他に売っていないからだ。

ビールに話を戻そう。

他に買う手段がない場所でのビールの価格。

例えば映画館。

TOHOシネマズはコンセッション(売店)で

係の人がビアサーバーで入れてくれる生ビールが

1杯500円。例えば野球場。

東京ドームは

売り子のお姉さんが背中のタンクからディスペンサーで注いでくれる生ビールが

800円。

街中の価格からすればどちらも高いが

顧客は惜しげもなく購入する。

原則的に場内には持ち込みが禁止で

他に買う手段がないという理由もある。

しかし、それなら飲まなければいいのだ。

富士山の山頂に辿り着いて飲料を求めるほどの肉体的渇望感はないはずだ。

だが

映画を観ながら
野球を観戦しながら

ついついビールが飲みたくなる欲求に抗えない。

その欲求が充足されるという「価値」があるから買ってもらえるのだ。

顧客が幾らまでなら払ってもいいかを考えて設定する価格を

「需要志向の価格設定」

という。

500円、800円は

十分需要価格の範囲内なのだ。

では

機内という環境はどうかというと

実は1000円のビール以外にも

ビールは存在する。

ANAでは国内線の新サービスANA My Choiceの有料メニューとして

スターバックスのコーヒー300円などとともに

缶ビールが500円で販売されている。

つまり、生ビールの半額。

単に「ビールが飲みたい」という欲求を充足させるなら

そちらでもいい。

しかし

「ビール」という対象物(ウォンツ)を

手に入れたいというニーズの根源を考えるなら

空の上

飛行機の中という非日常的な空間で

さらに気分のいい時間を過ごしたいということになるだろう。

そんなときに

<この夏、世界初となる航空機内での樽生ビール独特のクリーミーな泡とキーンと冷えたビールの味わいをANA国内線の空の旅でお楽しみください>(同社ニュースリリース)

などと誘われたら

つい「一杯ください!」といってしまうだろう。

もし、自分が普通の500円の缶ビールで我慢したとして

隣の乗客が生を注文し

うまそうに飲んだら・・・

と考えればなおさらだ。

それに何しろ<1便20杯限定>なのだ。

躊躇していては売り切れる。

つまり

「需要志向の価格設定」には

顧客がその商品にどれくらい価値を感じてくれるのかという

「カスタマーバリュー」

を想定することが欠かせないのである。

他に手に入れる手段がない飛行機の中という空間で

缶ビールは500円。

それより、スペシャルな生ビール20杯限定が倍の1000円。

それが安いか、高いかは顧客の価値観に依存する。

筆者は自らの価値観からすると

この1000円の生ビールは大人気になると予想しているのだが。











映画館で

「生ビール」が

1杯500円。



野球場で

売り子のお姉さんが背中のタンクからディスペンサーで注いでくれる

「生ビール」が

800円。



一方

機内では

「缶ビール」が

500円。



そもそも、これが

「ボッタクリ」だ。



確かにスピードは速いが

「バカ高い燃料」をばら撒いて飛ぶ飛行機では

人だろうと物だろうと

「運送コスト」は

ハンパねえだろうから

ボッタクリって言っちゃいけないんだろうけどね。



映画館の「生ビール」が1杯500円を

高い例として挙げてるけど

そもそも

家で飲むビールなんて

「人件費」も何もかかっていないんだから

比較すること自体

おかしい。



悪くすると

「詭弁」とも言えるくらい。



居酒屋にしても

399円なんてのを挙げてるけど

フツーは500円位。



外で飲んだら

家で飲むより高いなんてのは

「一般常識」で

その話を

「このバカ高いビール」を

説明するために出してくるなんて

理解に苦しむ。



強いて比較するなら

セレブなシティホテルで飲む

コーヒーなり
アルコール類

だろう。



それは

「ステータスの高いホテル利用できる自分」を表現するためのコストだったり
「目を奪われる夜景を見るためのコスト」だったりする。



男性の場合

女性の前ではそのコストパフォーマンスは

時に

「抜群」

となる。



つまり

「コスト」に対して

十分な見返りがあるってことだ。



しかし

同じような価格でも

このビールには

そうしたコストパフォーマンスは

感じられない。



強いて言うなら

「20杯しかない」

という希少価値か?



ホテルと同じ考え方をすれば

「自分はこういうプチぜいたくをできる人間」

と考えて

「気分良くなれる」人には

コストパフォーマンスが高いかもしれません。



また、発売当初は

「新し物好き」にとって

コストパフォーマンスが高いかもしれません。



別の視点から見よう。



1杯千円。20杯限定。



ということは

全部売れても

二万円。



コストが半分だと

儲けが一万。



チリも積もれば…とは言うけど

このビールだけが売れたとしても

「あんまり、儲けはない」よね、きっと。



そうすると

「何が狙い」なのか?



話題性だろう。



もちろん

このビールが人気になって

普通のビールや
他の商品が売れれば

うれしいだろうけど

それよりも

「イメージアップ」の方が

狙いなんじゃないだろうか?



その意味では

この記事の内容は

「ドンピシャ」。



ところで

なぜ

「20杯限定」

なのか?



たくさん積むのが技術的に困難だから?
販売時間を考えると、その位が妥当?



そういう理由もあるだろうけど

一番の理由は

「売り切れる」ためだと思う。



無駄が出ないことにもなるが

「毎回、売り切れる」ことにより

この記事のように

「大人気」

と言われることになる。



しかし

例えば、500人位乗れる機体なら

その内20人と言えば

お代わりしなくても

「4%の人が飲めば」いい訳で

「プチぜいたく+新し物好き」

その位ならいそうだ。

(300人でも7%くらい)



自分的には

「スゲー高い」が

なかなか手堅い商売か。



目論見は当たるかもしれない。



ただ

4%の人が買ってるからと言って

それを











「大人気」と言っていいんだろうか?
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安全な危険/<商標法違反容疑>トヨタのロゴ無断使用、愛知県警が男逮捕

2010-07-08 19:14:36 | ニュース
この手のことはいたちごっこになりがちですね。











<商標法違反容疑>トヨタのロゴ無断使用、愛知県警が男逮捕(抜粋)
7月8日 毎日新聞

トヨタ自動車のロゴマークを無断で表示した電子器具

「イモビカッター」

を販売目的で所持していたとして

愛知県警中村署などは7日

北海道帯広市西十六条南、会社員、容疑者(32)を

商標法違反の疑いで現行犯逮捕した。

イモビカッターは

「自動車盗難防止装置を解除する」器具。

県警によると

イモビカッターの販売を巡る摘発は極めて異例という。


<容疑>
①7日、トヨタ自動車が商標登録している「TOYOTA」の文字と類似したロゴを付けたイモビカッター2個を自宅で所持し
②同社の商標権を侵害したとされる


<容疑者>
「インターネットオークションで中国製を1個6500円で買い、1万3800~1万8000円で売った。4月以降に8個売った。」


<各自動車メーカー>
①盗難防止のため
②車の鍵に埋め込まれた電子チップの番号と車両番号が一致しないとエンジンが始動しない「イモビライザー」と呼ばれる装置の標準装備を進めている
③イモビカッターはこれを解除する器具
④自動車販売店などが修理・点検などで使うが
⑤近年は自動車盗に悪用されているという











商標法違反より気になる窃盗事案。











高級車窃盗団か3人逮捕 イモビライザー解除か(抜粋)
2010年6月27日

高級自動車を盗んだとして

愛知県警捜査3課と名古屋・港署などは

窃盗や盗品等保管容疑で

容疑者(35)=住所、職業ともに不詳=ら男女3人を逮捕し

26日に送検した。

県警は3人を

「県内で多発している高級車窃盗団のメンバー」

との見方を強めている。

捜査関係者が明らかにした。


<捜査関係者への取材>
①逮捕されたのは、主犯格の容疑者のほか、盗み役の女(35)と、盗難車を預かっていた男(39)
②5月中旬、同県小牧市で鍵が付いたままのポルシェを盗み、同県弥富市の個室ビデオ店駐車場に保管した疑いが持たれている
③同駐車場には盗まれたとみられる複数のトヨタ・セルシオが一時置かれていた


<セルシオ>
①県内で今年1月~5月だけで約150台盗まれている
②電子暗号で守られた防犯性の高い鍵「イモビライザー」を装備
③このため盗難の際は、暗号をリセットする装置「イモビカッター」が使われている可能性が高い
④県警は、窃盗団もセルシオ盗に関与したとみている


また、窃盗団は盗難車を駐車場で保管した際に

ナンバーを付け替えていたとみられる。


<県警>
窃盗団から盗難車を買い取って転売していたグループもあるとみて、組織の全容解明を急いでいる。











どちらの事件も愛知県内というのが

意味深だ。



トヨタのおひざ元で

金持ちも多いから

当然か。



セルシオもそうだが

ランクルも狙われると聞いている。



「納車3日で盗られた」

とか言うのも聞いたことがあるが

ランクルなんて

特に「思い入れ」が深そうで

同情する。











自動車盗難防止装置がハッキングで解除されていた!イモビライザーを無効化するイモビカッターを窃盗団から愛知県警が押収.その手口は?(抜粋)
2010年3月7日 5,158PV

2010年3月、愛知県警によると

「イモビカッター」と呼ばれるハッキング装置を

「2月に公務執行妨害容疑で逮捕した高級車専門の窃盗団メンバー(男)の自動車内から押収していたこと」

を発表しました。

この時代において

セキュリティに対する自動車メーカーの意志や開発能力そのものがこうも貧弱なことには

驚きを隠せません。

通常このイモビライザーは

100万通り以上の暗号パターン(具体的な数字は各メーカー非公表)をもってキーに記憶されており

キーを差し込んだ後即時にその暗号化された情報を車両内のコンピューターが診断し(復号化)

正規のキーパターン情報と不一致の場合は

エンジンがからない仕組みを取り入れています。

そしてこれを

「盗難防止の切り札」

として

各メーカーが標準装備を進めているわけですが

この「イモビカッター」なるハッキングツールを使うと

その暗号を無効にするのに十数秒とかからないとのこと。

この「イモビカッター」

通常ハンドル付近にある整備時の診断用などで用いるコンピューターへのアクセスコネクターに差し込めば

暗号自体が瞬時にリセットされ

その後は別の暗号を認識させた偽キーでも

形状さえあって差し込めれば瞬時にエンジンをかけることができます。

これはやや邪推になりますが

つまり、メーカーは

キーロガーといわれる片っぱしから暗号を試していくブルートフォースアタックへの対策のみで

これによる時間稼ぎ

もしくは賊のギブアップのみを狙い

パンフレットには

”最新確実な盗難防止装置”

などの表現を使っている可能性があります。

では

「直接、車のコンピューターにアクセスし電子キーを無効にする手段」に

メーカー自身が気づいていなかったか?

それは、おそらくありまえせん。

なぜなら

「正規の自動車オーナーが鍵を失くしてしてしまったとき」

のことを考えてみてください。

通常、こうした電子キーは特殊なので

いわゆる街の鍵の解錠救急サービスなどでは対応することができません。

その結果

おのずとディーラーへなんらかの連絡をとり

対応をお願いすることになるわけですが

その場面で

新しくつくったイモビライザーキーを取り寄せるまで

長い期間ディーラーがオーナーを待たせる事態は考えられるでしょうか?

いわゆる

「サービスポート」

というものがいまどきのほとんどの自動車には取り付けられています。

これは、通常

「自動車の自己診断に使われる」ものですが

ここをメーカーが

「独自のプロテクトでアクセスの制御している」

ことがほとんどです。

そのプロテクトさえ解除できれば

この暗号化されたシステムにも容易に到達できます。

つまり、これはコンピューターの世界の用語になりますが

開発者や設計者(この場合はメーカーと、メーカー直結のサービス部門)しか知り得ない

「バックドア=裏口をこじ開けるルートが見破られた」

ことになります。

さきほどの鍵を紛失したときなどや

修理・メンテナンスに使われる秘密の解除方法でしょうが

その解除法がハッキングされたにせよ

情報が漏洩したにせよ

これはメーカーに落ち度があることも考えざるを得ません。

さて、この「イモビカッター」なるもの

現物写真などは公開されていませんが

大きさは縦6cm、横3cm、厚さ1cmほどの板状で

すっぽりと手のひらに収まるサイズとのこと。


<適合>
①セルシオやクラウンなどの高級車が主な対象らしく向け
②すでに海外経由で国内にも多数出回っている可能性が浮上しています


自動車メーカーは

イモビライザーに暗号化されたその自動車固有の電子錠をセットして販売しつつも

「設計開発の時点からこうしたハッキング行為が行われることは想定してないこと」

として

「通常のコピーキーやレプリカーキーでの解錠」

と同様に

「こうしたツールによる解錠での盗難については責任を免れる」

こととなるはずです。

こうした事情にもより

盗難防止対策は

より一層自動車オーナーを悩ませることになっていきそうです。

メーカーが頼りにならない今となっては

自己防衛を前提に

振動や特殊な信号検知型盗難防止装置など

複数の対策パターンを想定しなければなりません。

盗難もついにハイテクやITの世界に突入したのです。











クレジットカードの偽造やら何やら

もとより、盗難は

「ハイテクやITの世界」だったような気もするのですが

この記事の通り

「自己防衛」するしかないんでしょうね。



それにしても

この記事も「愛知」ですねえ。

多いなあ。



上の記事でも

「インターネットオークションで中国製を1個6500円で買い」

という記載があるように

「海外経由で国内にも多数出回っている」

という情報も

信憑性がありそうです。



記事を読んで気になったのは

「自動車メーカーの対応」です。



「イモビカッターの存在を伝えることで類似犯罪が増えても困る」

ということはあるとしても

「絶対安全ではない」状況になってしまったわけですから

「”最新確実な盗難防止装置” などの表現」

はもはや使わぬが吉でしょう。



「イモビに限らず、複数の防犯対策をお願いします」

とかいうのはどうですか?



いくら

「メーカーに盗難の責任がない」にしても

ユーザーが

「安全」ということで盲信し

盗難被害にあったとすれば

リスクを把握してるメーカーに道義的責任がないとは言えないでしょう。



それにしても

この記事をユーザーの人が読み

対策を講じてくれることを祈ってます。



自分は

「車上荒らし」でナビ盗まれたことがありますが

気持ち悪いし

ショックもデカイ。



車盗まれたら











それどころじゃないでしょう。
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そうだったのか!/テレ朝が事実誤認で謝罪 口蹄疫の説明内容

2010-07-08 01:04:02 | ニュース
誤解です。











テレ朝が事実誤認で謝罪 口蹄疫の説明内容(抜粋)
2010/07/08 【共同通信】

テレビ朝日は7日

情報バラエティー番組「そうだったのか! 池上彰の学べるニュース」の6月30日放送分で

口蹄(こうてい)疫を扱った内容の一部に

事実誤認があったとして番組内で訂正、謝罪した。


<番組>
①「宮崎県産の子牛が全国各地に売られて、ブランド牛になる」として
②但馬牛や神戸牛も含まれると放送
③その直後に、畜産関係者などから誤りだと指摘を受けた


<テレビ朝日>
「(番組スタッフの確認不足だったとして)視聴者および関係者の皆さまにおわびします」











「番組スタッフの確認不足だったとして」



ふーん。



分かりやすいニュース解説で定評のある「池上彰」さんだけど

当然

ニュース解説の内容は

池上さん本人が

考えてるものだと思ってました。



少なくとも

このニュースについて

「池上さん」には

その知識がなかったってことだよね。



マチガイが分からなかったんだから。



仙人でも
神様でも
聖徳太子でもないんだから



知らないことはあって当たり前なんだが

あんまりみんなが持ち上げるものだから

「知らない」って言えなくなっちゃったんだね。



どんなに人に頼まれても











「風呂敷は広げ過ぎない方がいい」っていう教訓でした。
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存在の耐えられない脆さ/<死亡事故>柔道練習中に中1男子 頭を強打か 静岡・函南

2010-07-07 21:37:06 | ニュース
人は弱い。











<死亡事故>柔道練習中に中1男子 頭を強打か 静岡・函南(抜粋)
7月7日 毎日新聞

静岡県函南(かんなみ)町立函南中学校で6月27日

柔道部の1年生男子(12)が練習中に倒れ

今月6日に入院先の病院で死亡した。


<県警三島署>
頭を強く打ったとみられ、練習時の様子などについて学校関係者から事情を聴いている。


<三島署や町教委>
①6月27日午前8時半ごろ、中学校内の武道場で
②ほかの1年生部員5人と2人1組になって受け身の練習中
③順番を待っていた際に前のめりに倒れた
④立ち会っていた柔道部顧問の男性教諭(44)が応急措置を講じた後
⑤救急車で病院に搬送。急性硬膜下血腫と診断され、治療を受けていた

⑥4月に中学に入学するまで柔道の経験はなかった
⑦27日の練習は部員15人ほどが参加していた


<函南町教育委員会の関本光泰参事>
「万全の注意を払い指導していたと思うが、このようなことになり非常に残念」











1件であれば

「時々起る事件」

ということだったのだが

続いている。











<死亡事故>小1男児 柔道練習中に頭打ち 岐阜・神戸町(抜粋)
7月4日 毎日新聞

3日午前9時50分ごろ

岐阜県神戸町の民間柔道場で

同県大野町の町立小学校1年生の男児(6)が

練習中に後頭部を打ち、意識不明となった。

男児は病院に運ばれたが、約12時間後に死亡した。


<県警大垣署>
①当時、男児は他の小学生5、6人と連続して組み手の練習をしていたが
②突然ふらつき、倒れたという











静岡の事件では

「受け身の練習中」
「4月に中学に入学するまで柔道の経験はなかった」

という点が気になる。



柔道は

「危険」であり

そのことから

真っ先に「受け身の練習」をする。



その練習中に事故が起こるというのは

皮肉なことだ。



4月以降は柔道をやっていたのだろうが

「受け身の練習」

ということから

「ほとんど経験がなかった」のかもしれない。



詳細が掲載されてないので

これは推測だ。



受け身は試合と違い

「自分でする練習」

だと思うのだが

そういう練習でさえも

「危険である」

ということか。



岐阜の事件は

「組み手の練習」

いわゆる「乱取り」中の事故。



これは

「試合と変わらない」

というか

ある意味

「試合より危険」

かもしれない。



その意味では

「経験の有無」はともかく

「小学校1年生」

という点が気になる。



記事では

「どの程度の経験があったか」については触れていないが

「乱取り」

というところからすると

「それなりの経験」は

あるんだろう。



しかし

経験以前に

「小学1年生」では

「自分も仲間」も

「危険なこと」についての意識が希薄だろうし

「監督者」や
「教師」の責任が重くなるのは

当然のことだろう。



事故を完全に防止することはできないだろうが

小学校低学年という「幼稚園生」と変わらない子供たちに

「本格的な柔道」をさせるのであれば

きちんとした管理手法が必要になるんじゃないだろうか?











胴上げで落とし死亡、同僚3人に罰金10万円(抜粋)
7月6日 読売新聞

滋賀県栗東市の運送会社に勤めていた男性(当時60歳)が2007年11月

定年退職の送別会で

「胴上げされて床に落ち」

約10か月後に死亡した事故で

大津区検は6日

30~40歳代の当時の同僚3人を

過失致死罪で略式起訴したと発表した。


<大津簡裁>
それぞれ罰金10万円の略式命令を出した。


<県警草津署>
①重過失致死容疑で書類送検していたが
②区検は

「同罪に該当するほど、常軌を逸した危険な落とし方はしていなかった」として

適用を見送った


<起訴状>
①3人は07年11月18日夜、同県草津市の宴会場で
②酔って男性を胴上げし
③体を受け止めずに床に落とし
④首に大けがを負わせて08年9月に死亡させた











前にも言ったけど

胴上げされる時は必ず

「胴上げしてるやつの洋服」

なんかを必ずつかもう。



相手は冗談でも

「落ちたら死ぬ」。



頭・首という部位は

「非常にもろく」

その上

「重要な器官」だ。



傷つけると

あっという間に

「命にかかわるケガ」

となる。



格闘技では

「きちんと組まないと勝てない」柔道は

「空手」や「ボクシング」などと比較して

弱いような印象があるが

実際は

「投げ落とされた場合の被害」は

一発殴られるより

「甚大」かもしれない。



硬い地面とけんかして勝てる奴はいないからなあ。



ちょっと話が逸れたが

柔道のリスクを減らすことはできないのだろうか?



格闘技だから仕方ないという意見もあろうが

「学校の授業」では

希望者以外も受けなくちゃならない。



やはり

今回の事故原因となってる「頭」の防御が

キーだろう。



ボクシングでは

「ヘッドギア」

を使う。



柔道でも

「ヘッドギア」や
「ヘルメット」みたいなものを

開発してはどうか?



あんまり恰好は良くないだろうが











学校の授業で命を落とすよりはマシだろう。
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恐竜の脳/国交省キャリア、駅員殴り逮捕…JR新大阪駅

2010-07-07 21:05:40 | ニュース
恐るべき酒の力。











国交省キャリア、駅員殴り逮捕…JR新大阪駅(抜粋)
2010年7月7日 読売新聞

「JR新大阪駅の駅員を殴ってけがをさせた」

として大阪府警淀川署は7日

内閣官房に出向中の国土交通省職員 容疑者(41)を

傷害容疑で現行犯逮捕した

と発表した。


<同署>
①容疑者は6日午後9時10分頃
②大阪市淀川区の同駅改札口で男性駅員(20)の顔を殴り、軽傷を負わせた疑い

「切符が自動改札機に詰まり、駅員の対応が遅いので腹が立った」と供述

④容疑者は国家公務員制度改革推進本部で企画官を務めるキャリア官僚で
⑤講演のため大阪市内を訪れていた
⑥新幹線で東京に戻るところで、当時、酒を飲んでいた











おもしろいHPがある。





http://charm.at.webry.info/200506/article_5.html

「ポール・マクリーンの脳の三層構造仮説:本能~情動~知性の相補的な機能」

より抜粋



ポール・マクリーンによれば

人間の脳は

『爬虫類脳→旧哺乳類脳→新哺乳類』

の順番で進化し

機能を複雑化させ高度化させてきたことになります。

1.爬虫類脳(reptilian brain)

進化の時間的過程において最も古い年代に発生した脳器官であり

自律神経系の中枢である脳幹と大脳基底核より成り立つ。

心拍、呼吸、血圧、体温などを調整する基本的な生命維持の機能を担い

爬虫類に特徴的な自分のテリトリー(縄張り)の防衛意識などを発生させる。

種の保存というよりも自己保全の目的の為に機能する脳の構造部位である。


2.旧哺乳類脳(paleomammalian brain)

爬虫類脳に次いで進化した脳器官で

海馬、帯状回、扁桃体といった“大脳辺縁系(limbic system)”から成り立つ。

個体の生存維持と種の保存に役立つ快・不快の刺激と結びついた

本能的情動や感情
行動につながる動機

を生起させる機能を担い

危険や脅威から逃避する反応

外敵を攻撃する反応を取る原始的な防衛本能を司る脳の構造部位である。

大脳辺縁系は

本能的に遂行される“種の保存の目的=生殖活動”を司る部位であり

自己の遺伝子を継承する為の情動的評価に基づく社会的活動や集団行動を行い

無力な子の育児や保護を行う母性的な欲動・本能の源泉でもあるとされる。


3.新哺乳類脳(neomam-malian brain)

最も新しい年代に発生した脳器官であり

大脳新皮質の両半球(右脳・左脳)から成り立つ。

言語機能と記憶
学習能力
創造的思考能力
空間把握機能

などを中軸とする高次脳機能の中枢であり

ヒトと高等哺乳類において特に発達した知性・知能の源泉でもある。

マクリーンの仮説では

新哺乳類脳は

最も高次の階層構造として

最も高度で複雑な情報処理を行う部位であるとされるが

大脳新皮質単独では高度な情報処理を行うことはできず

大脳辺縁系や脳幹
小脳

などと相補的に協調し

連動しながら高次な精神機能を実現していると考えられる。





さて

事件の原因となったであろう

「酒」

について考えてみよう。



酒の効能というのは

「脳を麻痺させる」

ことだ。



上記の仮説が正しいとして

ちょっと乱暴な考え方をすると




<酒が少し効いてきた>
→新哺乳類脳(大脳新皮質)の機能が弱まる
→いわゆる論理的思考など、最も人間的な能力が弱まる
→大脳皮質のコントロール化にあった「旧哺乳類脳」が元気になってくる
→ 本能的情動や感情が表層に出てくる
→同時に「生殖活動」を司る部位の本領発揮!ちょっとHな気分に

<酒がすごく効いてきた>
→新哺乳類脳(大脳新皮質)の機能はすごく弱まる
→言語機能劣化(ろれつが回らない)・記憶能力劣化(記憶無くす)
→旧哺乳類脳も「アウト オブ コントロール」。機能しなくなる。
→「社会的活動や集団行動」を正常に行えなくなる
→同時に他の脳の支配を逃れた「爬虫類脳」が浮き上がってくる
→縄張りの防衛意識など自己保全が主要目的となってくる
→いわば「自己中」状態で他人のことなんかお構いなし。つまり…

気に入らない奴は殴る!



実際の

「症状の出方」は

千差万別なんだろうけど

順番はどうあれ

「酔い」が進むにつれ

順次出てくるのは

経験上も

マチガイない。



学者の方も

こんな乱暴ではないが

似たようなことを言ってるようです。



いかに

「エリート」だろうと

「一皮むけば」

いや

脳の皮を「二皮むけば」

トカゲなんですね。



普段の彼なら

「切符が詰まった位で人は殴らない」だろうに。



それにしても

「国家公務員制度改革推進本部で企画官」

というのが

なんとも皮肉だ。



改革の中心てことは

「ヒトゴトなら」

「そんな奴は真っ先にリストラ」

と声高に叫ぶ急先鋒になってたよな、きっと。



酒は「うまい」











が「怖い」。
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