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スロースターター/世論調査結果、面接とネット利用では大きな違い

2008-04-30 21:17:05 | ニュース
当たり前だけどね。











世論調査結果、面接とネット利用では大きな違い(抜粋)
2008年4月28日

世論調査の方法で

「面接聴取とインターネットを利用した調査とで、結果に大きな違いが出る」ことが

内閣府の比較調査で分かった。


<比較調査>
①2007年7月に実施した「国民生活に関する世論調査」(面接方式)と同時期に
②同じ質問項目をインターネット方式で行い、比較したもの
③自由時間の過ごし方への回答をはじめほとんどの項目で回答が異なっていた


ネット調査は面接に比べて迅速で

経費も「10分の1に節減できる」利点がある。


<内閣府政府広報室>
「現時点で世論調査がネット調査に置き換えられる可能性は、ほぼない」


<今回の比較で最も開きが大きかった「自由時間の過ごし方」に関する質問(複数回答)>
○パソコンや携帯電話での情報の閲覧と回答した人の比率

ネット 78・1%
面接 21・6%


<同広報室>
「(ただ、質問項目によっては)ネット調査の結果から世論調査の結果を推測できる可能性が高い」


<上記の例:悩みや不安の内容>
○自分の健康についてと回答した人の比率

ネット 54・2%
面接 48・3%











先日、とくダネで「山口の選挙」の様子を放映していた。



その中で

敗戦の弁として

自民は

「別に山口の人が全国の選挙民を代表としてるワケじゃないしね。」

という聞き様によっては

「山口の人を軽く見てる」ような言い方をしてた。



「山口の人の考え方は全国民を代表していないのか?」



とくダネでは

アンケートを取ったようだ。



後期高齢者医療制度を認められるか?
ガソリンの暫定税率復活を認められるか?

というもの。



どちらの設問においても

山口は半数くらいの人が認めており

逆に

全国調査では

7割くらいの人が

「反対」。



それをもって

むしろ

「山口の人は好意的」なのに

それでも

「落選した」

というのが

とくダネの結論。



まさに

このアンケートがこれ。



山口の調査は

「面接」。



全国調査は

「ネット」。



とくダネのえらいところは

「目立つように」

アンケート形式の違いを

明示していたこと。



おかげで

納得できた。



ある程度の傾向は見えるけど

「どちらの調査が正しいか?」

って考えると

・・・難しいハナシ。



一つの例を挙げれば

「お前、あいつのことどう思う?」

って言われた時

よっぽどイヤなやつでなければ

「クソミソに罵倒する」

なんてことはしないはずだ。



ところが

「2ちゃんねる」

なんかでは

「アホ・氏ね」

といい放題。



だから

その差が出るのは

当然なんだよね。



今回の記事で言えば

「自由時間の過ごし方」

を質問した時

ネットでは

「パソコンや携帯電話での情報の閲覧と回答した人が多い」

と言う。



当然だ。



ネットで答えてる時点で

「ネットを日常的に使う人」だし

そんなアンケートに

ちゃんと答える人なんて

数えるほどしかいないわけで

「ちょっとメールに使う」程度しかパソコンを使わないような人が

そのアンケートに回答する確率は

限りなく小さくなる。



逆に

面接での調査は

サンプルの選び方を厳密にやればやるほど

「不特定多数」が

対象となり

「回答はバラけてくる」。



<内閣府政府広報室>
「現時点で世論調査がネット調査に置き換えられる可能性は、ほぼない」



とてもフシギだ。



こんな答が出るのは

「自明の理」なのに

なぜ今頃、こんな調査をしてるのか?











「世論調査」の回答率が悪くなったのって、いつからでしたか?
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気持ちは分かる/「わ」ナンバー:格好悪い…レンタカーにペンキ塗り変造 青

2008-04-27 20:37:25 | ニュース
確かにかっこよくはない。












「わ」ナンバー:格好悪い…レンタカーにペンキ塗り変造 青森署、無職男逮捕 /青森(抜粋)
4月25日 毎日新聞

「レンタカーのナンバープレートにペンキを塗り、文字を変えた」として

青森署は24日、住所不定、無職 容疑者(52)を

道路運送車両法違反(登録番号票の不正使用)の疑いで

緊急逮捕した。


容疑者は

「『わ』ナンバーだと、格好悪かった」

と供述しているという。


<事件>
①容疑者は22日、八戸市のレンタカー会社で乗用車を借り
②前と後ろのナンバープレートに白色ペンキを塗ってひらがなの「わ」を「つ」に変造した疑い
③県警機動捜査隊員が24日午前1時ごろ、青森市沖館2の青森港のフェリーターミナル駐車場で不審な車を見つけ
④乗っていた容疑者を調べて分かった
⑤フェリーで北海道に行こうとしたらしい











しかし











こんなネタで「逮捕」される方がかっこ悪い気がする。
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あんたがやめれば/「休みたいならやめればいい」急成長の日本電産社長

2008-04-26 23:16:52 | ニュース
懐かしいなあ、こういう人。











「休みたいならやめればいい」急成長の日本電産社長(抜粋)
2008年04月23日

「休みたいならやめればいい」――。

日本電産の永守重信社長は23日

記者会見で

「社員全員が休日返上で働く企業だから成長できるし給料も上がる。たっぷり休んで、結果的に会社が傾いて人員整理するのでは意味がない」

と持論を展開。

10年間で売上高が6倍超という成長の原動力が社員の

「ハードワーク」

にあることを強調した。

同日発表した08年3月期連結決算は

売上高が前年同期比17.9%増の7421億円で

5期連続の2けた成長。

営業利益も

768億円で

過去最高だった。

主力の精密小型モーターなどが好調だったのに加え

07年に日立製作所から買収した日本サーボが

買収初年度で黒字転換し業績に貢献した。

今後も積極的な買収戦略を進め

10年度に売上高1兆円
15年度に2兆円

に押し上げる青写真も披露。

「成長しているからこそ休みが無くても優秀な技術者がどんどん転職してきてくれている」

と現路線に自信をみせた。











「休みたいならやめればいい」。
「社員全員が休日返上で働く企業だから成長できるし給料も上がる。たっぷり休んで、結果的に会社が傾いて人員整理するのでは意味がない」



なるほど

「一面的には」

理が通ってる。



誰だって

「給料をたくさんもらえた方がいい」し

「会社がつぶれる」のも

「クビになる」のも

イヤだ。



でもね。

それは極論でしょ。



別に

「休日返上で働かなくても」

会社はつぶれないし

「普通に休みとったって」

人員整理が必要になるなんてこと

ありえない。



それに



誰だって

「一人で生きてるわけじゃない」。



たくさん金をもらえば

「生活にはゆとりが出るだろう」。



でも

休日返上で働くということは

「家族の顔も見えない」し

「会話もできない」。



はじめはうまくいっていても

いずれは「離婚」だ。



こういうことを言う人間てのは

だいたい決まってる。



「子供なんか、妻に任せておけばいい」
「家のことなんかやってられるか」



こういう考えだ。



確かに昔は

「そういう人間」でも

よかっただろう。



でも

今は

違う。



「自分のことしか考えてない」

てことになるし

そんなヤツ

すぐ見捨てられる。



「会社が傾いたんじゃ」困るけど

「家庭が壊れる」のも

大いに困る。



人は何のために働くのか?



それは

人によって

違うだろう。



この社長のように

「金を儲けて、高い地位を得るため」に

働きたいひともいる。



でも

そうではない人もいる。



働いて
働いても

残るのは

「金」と
「過去の栄光」だけ。



ジジイやババアになって

「思い出」

を食べて生きていきますか?



自分の夢があって

そのために

「身を粉にして」

がんばるというのは

すばらしい事かもしれない。



周囲の人も

そういうことなら

「祝福」してくれたり

「フォロー」

もしてくれるかもしれない。



でも

人に

「身を粉にして働け」

と強制するのはサイテーだ。



一昔も
二昔も前の

悪しき風習。



企業としても

きっと

同じなんだろう。



いかなる会社も

もはや

「自分だけ儲ければいい」

という時代は遠く過ぎ去った。



一つ言えることは











こんな会社に入ってなくて、本当によかった。
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コトバの使い方間違ってませんか?/思いやり予算きょう承認へ

2008-04-25 20:51:04 | ニュース
コトバの使い方間違ってませんか?









思いやり予算きょう承認へ(抜粋)
4月25日 産経新聞

在日米軍駐留経費負担

(思いやり予算)

に関する新特別協定案は

25日午前の参院本会議で

民主
共産
社民などの

野党の反対多数で否決された。

ただ

憲法の規定により

与党などの賛成多数で承認した衆院の議決が優先されるため

午後の衆参両院協議会での協議を経て

25日夕に承認される運びだ。

特別協定は

条約の一種で

条約が否決されるのは初めて。


<思いやり予算>
①米軍基地の光熱水費や労務費、戦闘機の夜間離着陸訓練の移転費用などを日本が負担する制度
②3月末で旧特別協定の期限が切れ
③予算の執行に「空白期間」が続いている
④新特別協定は平成20年度分の在日米軍の駐留経費負担として1438億円を計上
⑤25日中に承認されれば、5月上旬に発効











日米地位協定

というのがあります。



以下、ウィキペディア抜粋





1960年(昭和35年)1月19日に

新日米安保条約
(日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約)

第6条に基づき

日本とアメリカ合衆国との間で締結された条約。

総じて、日本国内でありながら

日本の法令は適用されず

駐在公館(将兵個人には外交官)並みの治外法権・特権が保証されているありさまであり

逆に日本国民の人権こそが侵害されているとして

在日米軍基地周辺の住民、特に多数置かれる沖縄などの地域の住民から

内容の改定を求める声が上がっている。





というヤツ。



この前も

横須賀で

米兵によるタクシー運転手殺害

(有利になることを承知で警察でなく基地側に自首)

があったし

その前は

沖縄で

女子中学生暴行

(諸事情で不起訴らしい)

があった。



「ニホンを守ってやってるんだ」

てのがあちらさんの言い分だろうけど

「それとこれとはハナシが別」

ってこと。



人様の敷地で生活してるんだから

「ルールは守れ」。



なんで

思いやりのかけらも無いようなことをしてる人間に対して

「思いやり」

予算が必要なんでしょうか?



キリスト教徒の様に

「右の頬を打たれたら左の頬を差し出せ」

っていう博愛の精神でしょうか?



あいにく

そんなに「マゾ」じゃない。











後期高齢者医療制度廃止訴え 滋賀県保険医協が街頭活動(抜粋)
4月24日 京都新聞

滋賀県内で開業する医師と歯科医師でつくる県保険医協会は

24日

大津市のJR大津駅前などで

今月から始まった後期高齢者医療制度

(長寿医療制度)

の廃止を呼びかける街頭活動を行った。

同制度をめぐっては

年金からの保険料天引きや
人間ドックの助成廃止

などの問題点が指摘され

「年齢による医療差別だ」

との批判が出ている。


<白衣姿の医師ら約10人>
「長寿を祝い、高齢者を敬うのではなく、『うば捨て山制度』だ」
「高齢者も若者もノーの意思表示を」


マイクで乗降客に呼びかけ

ビラを配って署名活動した。











もう

別にグダグダ言わないけど



ケダモノには

「思いやり」

お年寄りには

「石を投げ」

ですか?



「後期高齢者」

っていうコトバには

ずいぶん批判が集まったようだけど

「思いやり」

と並べてみると

「明確」になります。











なんか間違ってませんか、これ?
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武士は食わねど高楊枝/バイオ燃料は悪者か 食糧高騰で批判集中

2008-04-25 20:45:53 | ニュース
「エコ」の理念は立派だけど

人間は

「食べなきゃ死ぬ」。











バイオ燃料は悪者か 食糧高騰で批判集中(抜粋)
4月24日 産経新聞

世界的な食糧価格の高騰に直面し

温暖化対策の切り札のひとつとして米国が主導するトウモロコシなどを原料とするバイオ燃料増産に批判の矛先が向き始めた。

国連の食糧問題に関する特別報告官が

「バイオ燃料増産を公然と批判」し

欧州連合(EU)も

「バイオ燃料使用の目標見直し」

を迫られている。

6月3日からローマで開かれる国連食糧農業機関(FAO)の加盟国高官会議や
7月の主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)でも

「バイオ燃料と食糧安全保障」

が主要議題として取り上げられる見通しだ。


<国連の「十分な食糧を得る権利」に関する特別報告官ジャン・ジグレール氏>
「(ドイツのラジオ局にて)バイオ燃料の大量生産は、世界の食糧価格破壊をもたらす『人道に対する罪』である」


<食糧価格に悪影響をもたらす理由>
①バイオ燃料用の穀物生産のため、食糧用穀物の作付面積が減少してしまうということ
②とくに、トウモロコシを原料としたエタノールについて
③米政府が2006年1月、20年までの生産目標を当時の生産能力の7・5倍の360億ガロンに設定したことを契機に
④米農家が小麦や大豆の栽培を縮小し、トウモロコシ増産に走った

⑤この結果、他の穀物価格にも高騰が波及

⑥穀物産地のオーストラリアの干魃(かんばつ)や
⑦投機筋の資金流入などに加え
⑧アジアの主食であるコメ価格も
⑨ベトナムなどの輸出停止措置の影響を受け、食糧全体の高騰につながった


<EU内部の動き>
①これまで温暖化対策のため、バイオ燃料使用の割合を増やす目的を掲げていたが
②見直しを迫る声があがり始めた

(EU欧州委員会の目標値)
2020年までに(運輸部門の燃料に使用されるバイオ燃料の割合を)現在2%以下→10%


<英国>
早急の計画見直しを要請


<(農業国)フランスのバルニエ農業・漁業相>
「最優先されるべきは食糧生産だ」


<米政府>
①昨年末、360億ガロンのうち210億ガロンは
②草の茎や木材のくずなどを使ったセルロース(植物繊維)を原料にして生産するよう目標を修正


<超党派でバイオ燃料増産を推進した民主党上院のリード院内総務>
22日の地球の日を記念する会見で
「原料を食糧から切り替える必要がある」


<欧州環境委員会担当者>
「政策目標を変更すれば他の目標をリスクにさらすことになる」
→バイオ燃料に関する目標数値を変更する考えはないことを強調


<FAO>
今年2月に専門家による「バイオ燃料政策と食糧安全保障に関する基調声明」を出し

「バイオ燃料政策が食糧安全保障に与える影響は十分に解明されておらず、早急な分析が求められている」
「食糧の安定供給を確保しつつ、貧しい農業従事者がバイオ燃料生産から得られる利益を奪われることのないような政策立案が必要」


<ブラジル ルラ大統領(サトウキビを中心としたバイオ燃料の世界最大輸出国)>
「(世界が必要な食糧を)供給できないでいるだけで、バイオ燃料が食糧価格に与える影響はない」


<国際通貨基金(IMF)と世界銀行>
「(ストロスカーンIMF専務理事)食糧価格高騰は一部の国の無分別な農作物の価格政策の反映でもある」
→生産国の農作物に対する補助金や輸出制限なども問題視











「一部の国の無分別な農作物の価格政策の反映」なのか
「バイオ燃料の大量生産は、世界の食糧価格破壊をもたら」してるのか



よく分からないけど

少なくとも

「(世界が必要な食糧を)供給できないでいるだけ」

なんて

軽く言う問題ではなく

「貧しい農業従事者がバイオ燃料生産から得られる利益を奪われることのないような政策立案が必要」

なんていうのも

見当違いのような気がする。



はっきりしてるのは

「(世界が必要な食糧を)作っていた人々」が

「バイオ燃料の方が儲かるから」

と言う理由で

「転作してしまった」

ということだ。



貧しい
貧しくない

にかかわらず

誰だって

「利益がたくさんでるものを作りたい」

と思うでしょう。



だから

これは「当然の流れ」。



問題は

これからどうするか?

なんだけど・・・。



「早急な分析が求められている」

というなら

本当に

「早くやってくれ」。



バイオ燃料による環境への貢献度
食糧生産の減産と食糧の高騰



比較すれば

デメリットばかりが目立つのは

「素人にも分かるんだから」。



そもそも

「バイオ燃料のために」

トウモロコシ作ってること自体がおかしい。



「エコ」な燃料というのなら

「今までは使わないで捨てていた原料を使う」とか

そういうことでないと

ヘンでしょ。



「食べるものが燃料になっちゃう」なんて

それこそ

「罰当たり」なハナシです。



結論から言えば

「無駄なものからバイオ燃料を作るようにする」
「マットウに利用すべき材料の燃料化はその受け入れ量を制限し、それを超えるものは買い取らない仕組みとする」

この二つしかないでしょう。



食べ物を目の前にしながら











「餓死」するなんて、冗談じゃない。
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ロシアンルーレット/「消費者に心配ない」=米産牛肉の危険部位混入で-農水相

2008-04-24 16:41:58 | ニュース
世の中に100%安全なものなんかない。












「消費者に心配ない」=米産牛肉の危険部位混入で-農水相(抜粋)
4月24日 時事通信

若林正俊農水相は24日

輸入した米国産牛肉から

「BSE(牛海綿状脳症)の危険部位が見つかった問題」で

記者会見し

「誠に残念。(日米)互いの信頼を傷つけることになる」と述べ

米側に再発防止策の徹底を求める考えを示した。
 

<同相>
「(今回は)安全確保のシステムの中で確認された。消費者に心配はない」
→輸入を全面的に停止したり、昨年取りやめた輸入時の全箱検査を復活させたりする考えがないことを言明










また、出ましたね。











危険部位問題で厚労省が検査強化、大手スーパーは店頭撤去(抜粋)
4月24日 読売新聞

「米国から輸入された牛肉にBSE(牛海綿状脳症)の病原体が蓄積しやすい特定危険部位が含まれていた問題」で

厚生労働省は24日

「輸入検査を強化する」

ことを明らかにした。


<同省>
①昨年12月から、2006年7月の輸入再開後に1000トン以上の輸入実績がある工場の牛肉について
②「申請輸入量の1~2%の割合」で
③特定危険部位の有無などをサンプル検査してきた
④今回の混入を受け
⑤検査対象を「1割程度」に引き上げる
⑥輸入業者の自主検査の徹底を促す狙いも
⑦23日付で全国の検疫所に通知

 
<各社の動き>
①大手スーパーのダイエー(東京)や食品スーパーのマルエツ(同)は
②24日の開店時間までに、問題の肉を輸出した米ナショナルビーフ社カリフォルニア工場の牛肉を店頭から撤去

(ダイエー)
●同工場の牛肉を置いていたのはグループ333店舗
●売り場には張り紙を掲示
「お客様のご心配に配慮し、調査結果が明確になるまで、該当加工場の商品の販売を一時中止させていただきます」

(マルエツ)
●76店舗でナ社の牛肉取扱い

(吉野家/自社工場から危険部位が見つかった牛丼チェーン)
●従来通り牛丼を販売











何千分の一?
何万分の一?



そんなロシアンルーレット。



普通

ロシアンルーレットといえば

「六分の一」。



こんな確率では

思わず腰も引けるが

「分母がそこまで大きければ」

リスクも実感が沸かないのかもしれない。



ただ

リスクは確実にある。



アメリカのこれまでの対応を見ても

「(「過剰だ」とアメリカが考えていた)日本の検疫体制を鼻で笑う」ような感じだし

実際、混入が起きて

「注目が集まる中でも」

間を空けず、同じような事件が起こっていた。



「少々混ざってたってどうってことない。過剰反応なんだよ。」

と考えているのだろう。



そんな考え方の基で

作業は進められるわけだから

精度が高いわけもなく

さらに

日本側も検査の精度を落としてきてるわけで

「くぐり抜ける確率」

は確実に上がってる。



米国牛
牛丼

これを食べるか
それとも
食べないか

これは

個人の自由。



たばこと同じなんだよね。



危険

と言われても

吸う人は吸うし

肺がんが怖い

と言っても

天命を全うする人もいる。



嗜好品なんだから

「吸いたくない人は吸わなければいいじゃないか」

というのが

吸う側の論理。



ところが

実は

タバコを吸う人の吸い込む煙の何倍も

「副流煙」

の方が危険である

というこれも事実。



牛肉の問題で言えば

わずかなリスクを嫌って

自分も

「米国牛肉は食べない派」

なんだけど

偶然入った定食屋で出た

「牛肉の味噌いため」

の出自までは分からないわけで

物事には

自ずと限界があるのを思い知る。



好きも嫌いも関係なく

こういう問題というのは

すべての人を巻き込むものだ。



だから

一国の安全を預かる身で

「心配ない」











などと軽々しく言うな!
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ポスト紙(紙の後に来るもの)/名刺・時計・携帯… 電子ペーパー開発、競争激化

2008-04-19 23:05:49 | ニュース
これこそ「ユビキタス」なんだろうなあ。

確かに、これを使ったポスターとか

よく見かけるようになりました。

(写真は文字盤に電子ペーパーを使ったイー・インクの腕時計)











名刺・時計・携帯… 電子ペーパー開発、競争激化(抜粋)
2008年04月16日

紙のように薄く、画像を表示できる

「電子ペーパー」

の需要が急増し

開発競争が進んでいる。

16日に東京で始まった

「国際フラットパネルディスプレイ展」

には各社の最新技術が並んだ。

電子ペーパーを使えば

紙の使用量を減らせ

従来のパネルより消費電力もわずかだ。

広告や
携帯端末
名刺
腕時計など

用途は広がっており

10年度の国内市場規模は

今の5倍近くの570億円に増えるとの予測もある。


<富士通フロンテック>
①自社開発した電子書籍を読める端末は
②12型のパネルを搭載し

「電源がなくても画面上の静止画像を半永久的に表示」できる。


<ブリヂストン>
①8型で厚さが従来の5分の1となる

「0.29ミリのフルカラー電子ペーパー」

を開発

「曲げても表示画面は乱れない」。


<米イー・インク社>
①ポイントカードのポイント数や電子マネーなどの残高表示ができるカード台を開発
②ボタンを押せば小窓に数字が出る仕組み
③腕時計や名刺、携帯電話などにも電子ペーパーの用途を広げている











ちなみに

ケータイについては

別の記事がありました。











KDDI、電子ペーパーディスプレイの「W61H」など発売(抜粋)
2008年3月10日

KDDIと沖縄セルラー電話は

背面に電子ペーパーを搭載した『W61H』(日立製作所製)と

コンパクトでアクセサリー感覚の『W61PT』(韓国Pantech & Curitel社製)の

CDMA 1X WIN端末2機種を

3月7日から順次発売する。


<W61H>
①電子ペーパーを使った「シルエットスクリーン」を本体背面に備え
②「95パターン」のアニメーションや静止画(白黒反転含む)を表示
③待受画面や音声着信、メール送受信などに合わせてフェイスデザインの変化を楽しめる

④約2.8型WQVGA(240×400ドット)IPS液晶
⑤有効197万画素カメラを搭載
⑥高画質ワンセグ視聴が可能

⑦本体色

クリスタルホワイト
リキッドグリーン
グラファイトブラック

⑧本体寸法

幅51×高さ107×厚さ16.9~19.8mm

⑨重さ 約137g











かなーり昔に電子ブックというのが流行ったんだけど

やたらデカくて

すぐ廃れた・・・。



でも

完全には廃れなかったようで

今はかなり使いやすくなってるみたい。





電子書籍読書端末「シグマブック」のコンテンツ販売
https://www.sigmabook.jp/SigmaBook/Entrance.do

読書端末ワーズギア
販売価格¥41,790(税込み 送料無料)





でも

高い!



記事の中にある

「富士通フロンテック」

のヤツはどーなんだろうか?



やっぱり高いんだろうな。



新しい作品を読むには苦労するけど

DS文学全集でいいや。
http://touch-ds.jp/mfs/st82/index.html



サイトを見て分かったんだけど

新しい作品も

配信されてるみたいですね。



結構

使いやすいですよ、これ

小さくて、軽いし。



しかも

「本体+ソフト」

で考えても

安いしね。



なんか

違うハナシになっちゃいました。



まあ、でも

「名刺」

にも使ってるってことは

すでに

「消費材」

になってるってことだよね。



価格が

下がってくると











もっと「爆発的に」普及することになりそうですね。
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したたか/「24時間以内に値下げ対抗」公約、孫社長ひっそり撤回

2008-04-19 23:04:57 | ニュース
客寄せは終わったらしい。











「24時間以内に値下げ対抗」公約、孫社長ひっそり撤回(抜粋)
2008年04月11日

ソフトバンクモバイルが

携帯電話料金プランの

「公約」

を改めた。

孫正義社長が

06年10月にぶち上げた

「他社の値下げには24時間以内に必ずさらなる値下げを発表する」

という宣言を

事実上、撤回した。

ただし

今回の顧客への説明は

「かなり控えめ」だ。


<同社>
①1月に独自サービスの「ホワイト学割」を打ち出したときに
②記者向け発表文の末尾に

「今後は当社が必要と判断した場合に対抗サービスを発表する」

と注意書きを加えた

③自社サービスが強固になったためという

④さらに3月末には
⑤NTTドコモに対抗して昨年導入した

「パケット定額フル」
「パケット定額Biz」

の新規受け付けをやめた

⑥このときも、別の料金値下げの発表文の最後に書き加える形で説明しただけだった


「24時間以内に対抗」を公約したのは

「携帯電話の番号持ち運び制」

が始まる直前。

「必ず他社並みのプランを補償」することで

自社への乗り換えを促す狙いがあったとみられる。

公約に基づき

ドコモとau(KDDI)の料金プランと同条件で210円安い対抗料金

「ブループラン」
「オレンジプラン」

を設定。

2社が新料金を発表するたびに

「24時間以内に割安料金」

を打ち出してきた。

しかし

07年度の契約増加数は首位に躍進。

新規契約は

9割以上が独自の

「ホワイトプラン」

になった。

必ずしも契約獲得に結びつかない対抗料金をやめ

経営資源を有効に使う狙いもあるようだ。

同社は公約の

「ポリシー」

は続けると説明している。











商売人だねえ。



単なる「客寄せ」手段だからねえ、ああいうのは。



いずれにしても、もう

「SB」は

信用してないから

関係ないんだけどさ。



気をつけないといけないのは

現在の「ホワイトプラン」なんかだって

「シェアが大したことないから成り立ってる」

ってこと。



割に合わないとなれば











すぐ「撤回」されるってことだよな。
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都合の悪い話/携帯料金の苦情最多 違約金、ネット接続、複雑な契約内容

2008-04-17 00:07:13 | ニュース
商売人は「都合の悪い話」はしないもんです。











携帯料金の苦情最多 違約金、ネット接続、複雑な契約内容(抜粋)
4月16日 産経新聞

携帯電話の解約時に

「違約金支払い」

を要求されたり

「携帯経由のネット接続で」

高額料金を請求されたりする通信料金トラブル

に関する苦情・相談件数が

平成19年度に電気通信消費者相談センターに寄せられた案件の中で

最も多かったことが

15日、総務省のまとめでわかった。

携帯各社が安値競争を繰り広げる一方で

契約に関する料金トラブルが増えている実態が浮き彫りになった。


<同センター>
①平成9年に総務省が設立
②通信サービスに関する消費者からの苦情や相談を受け付けている
③19年度の受付件数は地方の総合通信局経由なども含め1万60件
④件数の詳細な内訳は集計中

(総務省)
1位 携帯・固定通信の料金トラブル関連
2位 アダルトサイト接続などを理由にした不当料金請求
3位 インターネット上の誹謗・中傷

⑤不当料金請求は、18年度までの4年間、相談件数で最も多かった


<主な料金トラブルに関する相談内容>
●携帯電話サービスの契約期間内での解約時に違約金・端末割賦代金の残金支払いを請求された
●携帯電話をパソコンに接続しパケット通信をした際に高額な料金支払いを請求された
●かけた覚えのない通話・ネット接続料金を請求された

など

多くが携帯電話の利用に関連するもの(料金体系や契約内容のわかりにくさが原因になったとみられる)


携帯各社は利用者をつなぎとめるため

割引サービスの加入には

「長期間の契約を義務づける」ケースがほとんど。

数万円する端末を

「月額数千円で購入できる割賦販売制度」

も各社が相次ぎ導入しているが

解約時にこれらの料金が請求され

「はじめて高額の買い物をしたことに気づく」

ことが少なくない。


<総務省>
「(携帯電話経由のネット接続で高額料金を請求されるトラブルが多く発生した要因について)高額な海外でのネット接続サービスを利用したり、端末のネット接続スピードが大幅に向上していることが事態を悪化させている」











「数万円する端末」

というのも

例の「販売奨励金」廃止の絡みで

「2~3万」

とかでなく

「5~7万」

だったりして

本当に

「高額の買い物」

なんだよね。



「携帯電話の解約時の違約金支払い」は

ちゃんと説明してるかもしれないけど

携帯電話の

「本当の価格」については

どうなんだろうね?











『パケット』料金に注意 請求金額でトラブル多発(抜粋)
2007年5月3日

携帯電話でインターネットを利用したり

写真添付など内容量が多いメールをやりとりしたりして

思わぬ高額料金を請求されるトラブルが増えている。

データの送受信で使う

「パケット通信」

の料金が高額になることを知らずに利用したケースが多い。

料金定額サービスを利用する手もあるが

パソコンへの接続や
「海外での使用」は

「サービスの対象外」

になっているので注意が必要だ。


<千葉県の貿易業Aさん(42)>
①三月、携帯電話の二月分の利用料金として約十九万円を請求され、驚いた
②携帯電話会社に問い合わせると
③外国へ出張中に携帯でメールを受信したときに発生したパケット料金が高額の原因だった

④Aさんはタイとニュージーランドに出張中、持参した携帯で頻繁にメールを受信
⑤メールの多くは、仕事で使う「写真付きのファイル」だった

「携帯会社から事前に高額な料金に関する説明を受けなかった。通常のビジネスで使っただけ。それなのにこれほど高額になるのは、課金システム自体がおかしい。知っていれば、使わなかった」


<パケット通信>
①通信した時間ではなく、送受信するデータの量に応じて料金が決まる仕組み
②しかし、写真や動画、音楽などの情報はデータ量が多く、料金が上がりやすい
③このため、高額請求に関するトラブルが増えている


<全国の消費生活センターなどに寄せられるパケット通信に関する相談>
〇六年度 約九百件(〇二年度の六倍超)


平均請求額も年々上がり

〇六年度は約十六万円だった。


<典型的な相談>
①携帯向けのインターネットに接続してサイトを見たり、音楽や画像をダウンロードしたりして高額な請求を受けるケース
②サイト利用や音楽購入などの料金以外に通信料金がかかることを知らなかったという人もいる
③また、携帯をパソコンに接続してインターネットを利用し、料金が高騰するケースも目立つ


<東海地方の六十代の男性>
①パケット料金の定額制コースを選択
②パソコンを携帯につなぎ、六時間インターネットを利用したところ
③約百万円の請求を受けた
④実は、パソコンへの接続は定額制の対象外だったが、男性は知らなかった


<携帯電話大手 NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイル>
①いずれもパソコンへの接続はパケット料金の定額制の対象外としている
②パソコンの情報はデータ量が膨大で

「通信の質が低下し、多数の利用が難しくなる(利用拡大を考えていない)」(KDDI)


また

「外国での使用」も

定額制の対象ではなく

国内に比べ割高になる。

利用料金が一定額になったら

メールで知らせたり

それ以上利用できなくしたりするサービスもある。

各社とも

高額な料金になった場合

利用者に連絡している。


<国民生活センター 浦川有希主査>
「カタログなどにはパケット料金の記載もあるが、分かりにくい。事業者がもっと注意喚起すべきだ」

「(消費者に対しては)課金の仕組みをよく確認し、販売店で十分説明を受けること。定額制の対象にならない場合もあるので気を付けてほしい」











「パソコンへの接続はパケット料金の定額制の対象外」は

前に書いたけど

今回はさらに

「外国での使用も定額制の対象ではなく国内に比べ割高」

という話が出てきてる。











「海外で携帯」料金トラブル…割高「知らなかった」 同じ番号使えるサービス普及で急増(抜粋)
2006年4月9日 読売新聞

海外でも携帯電話を利用できる「国際ローミングサービス」が普及し

料金をめぐるトラブルが増えてきた。

盗難にあって高額な料金を請求されたり
国内使用に比べて割高な利用料金をよく理解していなかったり。


<国民生活センターや携帯電話会社>
「海外で紛失したらすぐに携帯電話会社に連絡を」
「旅行前に料金システムの確認を」


<国民生活センターに、40代の女性から相談>
「娘が海外旅行先で携帯電話を盗まれた。海外で不正使用され、帰国後300万円以上の通話料を請求された」

①現地の警察には被害届を出したが
②日本の電話会社に連絡したのは帰国後10日もたってからだった


<同センター>
①携帯電話の海外使用をめぐって全国の消費生活センターに寄せられた相談件数はこの数年、急増

2001年度 32件
05年度(集計中) 110件超

②背景には、国内で契約した携帯電話と同じ電話番号のまま海外でも利用できる「国際ローミングサービス」の普及がある


<同サービス>
〈1〉自分の携帯電話を海外に持っていき、そのまま使う
〈2〉自分の携帯電話に内蔵されているICカードを、海外用にレンタルした携帯電話に入れて使う

などの方法がある。


ICカードには

契約者の電話番号などの情報が記録されており

レンタルなどの携帯電話に差し込めば契約者に料金が請求される仕組みだ。

相談のケースも

盗まれた携帯電話は

国際ローミングサービスの契約をしていた。

電話機自体は海外では使えないタイプだが

ICカードを抜き取られて不正利用された。

この国際ローミングの契約は無料なため

携帯電話の購入時に契約することが多い。


<NTTドコモ>
「海外で使うつもりがないなら、国際ローミングサービスを契約する必要はありません。あとで解約することもできます」


ドコモや
au(KDDI)
ボーダフォン

の第3世代携帯電話は

ICカードに暗証番号を設定できる。

電源を入れ直したり

抜き取って別の携帯電話機に差し込んだりすると

暗証番号を入力しなければ電話機として使えないため

不正使用防止に効果がある。

また

国際ローミングにより海外で携帯電話を使って通話・通信をした場合

料金は国内に比べ割高。

消費者相談窓口には

「予想以上の高額な料金が請求された」

との苦情も多い。

また

「海外で使えると聞いたが、使えなかった」

との相談もある。

 
<国民生活センター>
「電話会社によって携帯電話を使える国や地域は限られており、料金も異なります。旅行前によく確かめましょう」











<NTTドコモ>
「海外で使うつもりがないなら、国際ローミングサービスを契約する必要はありません。あとで解約することもできます」



「無責任」だろう、この言い方。



「契約する必要はありません。」

は当たり前だが

「契約してもいい。」わけで

「料金のリスク」を知らなきゃ

「とりあえず」契約してしまう。



「10万以上の請求が来る」

なんて思わないだろうし・・・。



この辺については

被害者の言葉を聞く限り

「あんまり、ちゃんと説明してない」

気がする。



国際ローミングは

「使わないことも多い」だろうし

前の記事の例でも

写メールのやりとりだけで

「約十九万円を請求」

とぶっ飛んだ金額になってるわけだから

「高額になることもあります」

という部分をもっと強調して

「不要な人には契約をさせない」ようにすべきだ。



海外に行くとき

「必要であれば」

リスクを理解した上で

「契約する」というのが

本来だと思う。



一時

「海外でも携帯が使えます。」

をCMでやったりしてたし

いわば

「売り」

の一つだから

あんまり

「リスク」

については言いたくないんだろうけどさ。



ところで

クルマを買いに行ったときの話なんだけど

昔とは営業マンの対応が変わってることに気づいた。



前だと

「こういう部分がよくないって聞いたけど」

って言うと

「いや、そんなことないですよ。」

と言われたんだけど

今は

「確かにそうなんですよ。ただ、○○とかがあって・・・」

みたいに

「一応、認める」ことが増えた。



対応が変わった理由を聞くと

「ごまかして売って、後でクレームになるより。誠実に販売したほうがいいということになった」

というようなことを言ってた。



「いい加減な説明でリスクを負った」りすると

その人間は

決して「そのことを忘れない」。











誠実な商売をしてほしいものです。
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まあ、PCだよね/これはPCなのかケータイなのか、それとも──「WILLCOM D4」

2008-04-16 00:43:18 | ニュース
「ユビキタス」はまだ遠いなあ。











これはPCなのかケータイなのか、それとも──「WILLCOM D4」が開拓しようとする新市場(抜粋)
4月15日 +D Mobile

2005年12月に

「W-ZERO3」

で国内でスマートフォンカテゴリの礎を築いたウィルコムは

“Ultra Mobile”

という新カテゴリでさらに新たな市場を開拓しようとしている。

ウィルコムと
シャープ
マイクロソフト
インテル

の4社は

共同で

Windows Vista+Centrino Atom搭載の

“モバイルコミュニケーションマシン”

「WILLCOM D4」

を発表した。


<D4>
①液晶デバイスを含めた端末製造はシャープ
②OSはマイクロソフトのWindows Vista(Home Premium SP1)
③プラットフォームはインテルのCentrino Atom(Atom Z520 1.33GHz)
④通信機能は

●無線LAN(IEEE 802.11b/g クレードル使用により有線LANも利用可能)
●Bluetooth(v2.0+EDR)
●ウィルコムのPHS通信(W-OAM対応W-SIM)


<シャープの松本副社長>
「業界を代表する4社だから実現できた製品として登場する。」


4月2日に行われたインテルのCentrino Atomプラットフォーム発表会で

ウィルコム代表取締役社長の喜久川政樹氏が宣言した

「近々、世界最速のタイミングで発売する──」なるAtom搭載機

「WILLCOM D4」は

モバイルPCとして遜色ない仕様と
ケータイとしての通信機能

を備えるハイスペックマシンだった。


<ウィルコム>
①2001年に定額データ通信導入
②2005年に国内で初めてWindows MobileをOSに用いる「W-ZERO3」を発売

③「日本でスマートフォン市場を開拓した通信事業者」であり
④国内スマートフォン市場シェアの69.2%を占める(2007年10月時点)
⑤2008年4月現在はau以外のキャリアもスマートフォン市場に参入したためにシェアはやや落ちた(Advanced/W-ZERO3[es]発表時に示した、2006年時点のシェアは約86%)ものの
⑥依然、スマートフォン市場では大きな存在感

⑦そして、2.5GHz帯免許を取得し
⑧2009年3月にサービス開始を計画する「次世代PHS」の利用ももくろみ
⑨携帯各社に通信速度が劣る状況も打破したい考え


<喜久川氏>
「次世代PHSをW-SIMのインタフェースのまま対応するかはまだ未定だが、WILLCOM D4でもなんらかの方法で(次世代PHSに)対応させたいと思っている」

「PCの世界は、さまざまなテクノロジーの進化が使用スタイルの多様化を生んだことで、デスクトップからモバイルの方向へ移ってきている。ウィルコムは逆に、音声端末やデータ通信端末からスマートフォンの新マーケットを作った。さらに新しいマーケットを開拓すべく、ウィルコムとシャープ、マイクロソフト、インテルの4社はその概念を融合し、超えるような“Ultra Mobile”というアプローチで製品を開発した。それが“WILLCOM D4”だ」


<WILLCOM D4の想定ターゲット>
①これまでスマートフォンやデータ通信端末で開拓したような20代から30代のビジネスコンシューマや法人ユーザーに加え
②学生をはじめとするPCをプライベートで使用するユーザー層も視野に入れる


<喜久川氏>
「UMPCに近いものなので“電話できないの?”と心配された。当然ウィルコムは電話の会社なので、D4を使って通話することははじめから想定して開発した」


<シャープ>
①W-ZERO3シリーズに続き、液晶ディスプレイを含めた端末製造を担う
②設立100周年となる2012年に向けたビジョンは

1)世界ナンバーワンの液晶ディスプレイで「真のユビキタス社会」を実現
2)省エネ・創エネ機器を核にした、環境・健康事業で世界に貢献する


<シャープ代表取締役副社長 松本雅史氏>
「(インフラの大きな変化に応じて進化を遂げる昨今の通信端末は)異なるカテゴリの機器とも連携し新しい価値を見いだす“デジタルコンバージェンス”の時代が到来してきている。」

「映像、通信、情報など業界の垣根を越えて技術を融合する場合、それぞれの業界の枠にとらわれない方法が必要になる。WILLCOM D4は、そのようなホーム/オフィス/モバイル(クルマなども含む)いずれのシーンでもおのおののスタイルで利用できることを特徴とする。」

「業界を代表する4社だから実現できた機種。WILLCOM D4は“デジタルコンバージェンスそのもの”であり、真のユビキタスネットワーク社会の実現に貢献できる機種だと確信して送り出せる。」


<4社に共通する考え方>
「WILLCOM D4のような新たな市場を狙う端末は、個々の企業の持つ技術、例えば最先端のCPUや液晶技術、OSだけでは実現できない。端末に通信料金プランまで含めた新しいビジネスモデルとして構想することで、それが普及する引き金にもなる。」


<ウィルコム、シャープ、マイクロソフト、インテル>
①2005年にW-ZERO3でモバイルコンピューティングにおける新しい形を提案
②2007年11月「ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム」(WDLC:マイクロソフト執行役専務の眞柄泰利氏が会長)を発足
③この団体は

業界の枠を超え

各社の持つ機器や技術、コンテンツサービスを相互に連携し

新しいデジタルライフスタイルの創造と利用シーンを提案する

④ハードウェア、ソフトウェア、通信事業者、コンテンツプロバイダなどがWDLCに参加(2008年4月現在)

●マイクロソフト
●ウィルコム
●シャープ
●インテル
●他66社


<マイクロソフト 執行役常務 佐分利ユージン氏>
「現在、携帯性や利便性はもちろん、デザイン性も含めてモバイルコンピューティングを実現する端末への要求が高まってきていると感じるが、WILLCOM D4はこのニーズに合った1つの形だと確信している。WILLCOM D4は、WDLCの成果の1つで重要な第1歩。それを代表するようないい製品に仕上がったと思う」


<インテル 代表取締役共同社長の吉田和正氏>
「昨今、生活の中でさまざまな形でインターネットが使われているが、モバイルインターネットの革命的な進化は“今日から、まさに始まる”と思う。」


<D4とは何か?>

(PCとしてみる)
①Windows Vistaが載り
一般的なWindows PCで使えるWindowsアプリや
Webツール
コンテンツ
周辺機器なども

同じように利用できる仕様

②ホーム/ビジネス利用時はクレードルへ設置して

有線LANや
キーボード
マウス
外部ディスプレイ

などと接続できることから

Windows Mobile搭載のスマートフォンでは使えない
(あるいは一応使えるが実用に耐えない)

Saasアプリなどによるビジネス用途の利用にも向く

③外部ディスプレイ接続時の最大解像度は1360×768ピクセル(1677万色)とやや狭いのが難点の1つかと思われ
④メモリは1Gバイト固定とするので
⑤よくある“普通のPC”のように使う場合のパフォーマンスがどうかという点なども気になるが
⑥“普通のPC”として使える資質は持っている
⑦また、WILLCOM D4は

Windows Vista Home Premiumと
Office Persolal 2007

をバンドルする

⑧これらを含めた“PC”の価格として考えても、なかなか安価と考えられる

(ケータイとしてみる)
①WILLCOM D4専用の小型Bluetoothハンドセットを
②別売りオプションとして用意するとともに
③WILLCOM D4本体のみでもイヤフォンマイクを使って通話可能
④ウィルコムのEメールや同社がW-ZERO3シリーズ向けに展開する公式Webコンテンツも同様に利用できるようにする予定
⑤PHS音声着信は
「休止・スリープ状態を除く」

W-SIMユーザーとして登録したユーザーアカウントでWindowsにログインしている場合に使用でき

「電源オフ時以外は」メールを自動受信できるようだ

⑥ちなみに、購入手段も

ウィルコム端末を購入する場合と同じ

「W-VALUE SELECT」

が利用できる

⑦頭金は少し多めに必要だが
⑧データ定額制の「新つなぎ放題」と実質分割金の合計を月額5980円とする価格設定は
⑨同価格帯のイー・モバイルの料金プラン「データプラン」や「ケータイプラン」を意識したとも思える、絶妙な価格帯と言える

⑩通信速度は最大204kbpsと確かにイー・モバイルより劣るが
⑪全国99.4%の広いカバーエリアと「マイクロセルネットワークにより、カタログスペックに対する実速度が落ちにくい」(喜久川氏)
⑫そして公衆無線LANや有線LANなどを併用することで、その時に最も高速なネットワークを利用できるFMCに近い環境を提供することなどを強みとする
⑬2009年に開始する予定の次世代PHSにより(現在の新つなぎ放題と同じ価格で展開するとは少々考えにくいが)
⑭約1年後に、より高速なモバイル接続環境を入手できることも想定できる


ただ、これを“ケータイとして買う”ことは

2008年現在は少し考えにくい。

ケータイと

Windows Mobile搭載スマートフォン

の市場規模に明らかな差があるように

普通の人がケータイとして使うデバイスではない。

このように

WILLCOM D4は

PCかケータイかと区別するのは難しい製品だ。

どちらでもあり、どちらでもない。

だからこそウィルコムら4社は

“Ultra Mobile”と

新しいカテゴリとして提案するのだろう。

果たしてこのUltra Mobileが

近未来に誰もが持つ通信端末の姿なのだろうか。

このカテゴリの製品を望む層は現状

まだ狭い市場かもしれない。

しかし、PCやケータイに対して

「こうなるといいのに」

と思うことを実現できる実力を秘めているのは確かではある。











お金が無尽蔵にあったら

「おもちゃとして欲しい」。



すごく「カッコいい」けど

実用的じゃない。



まず

記事に沿って

「パソコンかケータイか」

という点で考えると

「パソコン」だよなあ。



確かに

本体でも

「イヤフォンマイクを使って通話可能」

らしいけど

「ケータイ」って言えば

片手で電話するものでしょ。



無理があるよね。



第一

「連続待ち受け時間」

てコトバがあるのに

「PHS音声着信は休止・スリープ状態を除く」

なんていう「電源オフ」を前提とした説明がある。



電源を切ってしまう「ケータイ」なんて役立たずだ。



じゃあ

パソコンとして考えたらどうか?



Vistaを積んでて
オフィスも入ってる

しかも

9万円ちょっとで購入できる。



安い。



ただ

この記事では

「よくある“普通のPC”のように使う場合のパフォーマンスがどうか」

なんて

ムチャなことを言う。



どう考えても

「セカンド」

でしょ。



まず

●画面が小さい
・・・たぶんバイオ タイプUと同じ感じでしょ。文字が小さすぎて仕事には不向きです(倍率を上げると、表示範囲が狭まるし)。
●キーボードが小さい
・・・どう見ても打ちづらいでしょ(バイオよりはマシかもしれないけど)
●ハードディスクが小さい
・・・すぐマンタンです(バイオで確認済み)



これを

「メイン」

とするのは無理な話です。



その他

「パソコンとしての性能が高いため、生じる不具合」として

「予想されるもの」。



①バイオはとても「熱く」なります。



電源入れたまま身につける(音楽を聞くため)は

つらかった。



手に持って

立ったまま、文章打ってたら

持てないほど熱くなった。



②立ち上がりが遅い



スリープモードからなら

マシですが

パソコンだからねえ・・・。



③重い



「W-ZERO3」がいいなあと思ったのは

「軽い」から。



やっぱり

500gは

重いです・・・。



手に持って作業できる重さじゃない。



④意外と電池の持ちが悪い

(電池を大きくすると重くなってしまいます)



こんなとこでしょうか?



でも

こんなにモンク言ってるけど

バイオは気に入ってます。



だって

「小さくて、持ち運びできて、映画も見れて、一応、仕事にも使える」

わけだから。



結局

このキカイって

タイプU

だよなあ

「電話が使える」だけ

(あとは圧倒的に安い)。



同じ大きさでいいから

モット軽くて
電池の持ちがよく
(電源入れたままでも熱くならない)
すぐに立ち上がる

ものが

「安く買えるように」なったら

それがユビキタスって感じかな?



バイオ タイプUの後期型は

「HDD」に当るものを

全てフラッシュメモリにしてます。



かなり速さは違うようです。



でも

「高い」

んだよね。



結局

「ユビキタス」の真髄は

「手軽さ」

だと思う。



その意味で

制限はあるものの

「ケータイ」こそ

「ユビキタス」。



電源入れっぱなし
通話しっぱなし
各種家電・AVのリモコンになり
軽く
小さく
どこにでも持ち歩きができて
ネット・TVがチェックでき
動画もOK
カメラ
ゲームもできる
記録媒体
メモ帳
計算機

そして

電話・メール

もうリッパに

「ユビキタス」

なんだよね。



本当に

これを使って仕事したい?



仕事として使う場合

大きなパラドックスがある。



「大きくしないと仕事には使えない」
「大きくするとケータイではなくなる」



これを解決するには

「ものすごい薄くて丸めてケータイ本体にしまえる(しかも軽い)有機ELのような画面とキーボード」か

「スターウオーズのR2D2がやったような投影型のDPを超小型で実現し入力方法もキータッチでなく、音声もしくはそれに類するキーボードが不要な方法」

位しかない。



もしくは

電話BOXのような

「入力ステーション」なんかが

街に点在するとかね。



ほとんどSFだ。



いずれにしても

「大きな画面と大きなキーボード」で

仕事したほうがはかどるのは

まちがいない。



とすると

このキカイが目指すのは











なんだろう?



写真を見たい方、こちらへ
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0804/15/news049.html
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/39438.html
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