いまジャーナリストとして

 いま私たちの目の前に、次々と現れるニュースをどうとらえ、どう判断するか・・・ジャーナリストの日誌。

リベラル新党が結成されました・・・日本の護憲・リベラルの受け皿が、絶対に必要でした。よかったと思います。

2017年10月02日 17時09分06秒 | 日記

 民進党の議員のうち、希望の党への転籍を拒否された人たちが、新
しい党を結成しました。
 それが、いちばんいいと思います。

 希望の党は、安保法への賛成、憲法改正への賛成という点を、転籍
の条件として求めています。
 この条件は、民進党の護憲派の議員には、受け入れられないもので
す。民進党は、もともと、旧社会党の流れを引く議員も少なくないので、
この条件であれば、民進党は、2つに分裂するほか、ありません。
 
 護憲派の議員は、最近は、「リベラル」と呼ぶようになっています。
 まあ、リベラル、護憲、左派、という言い方は、だいたい、似たようなも
のですね。
 
 昔から、「岩波・朝日文化人」という呼び方があります。
 岩波書店と朝日新聞の論調に立つインテリというほどの意味です。
 それは、憲法9条を守るという一点で、一致します。
 日米安保反対、集団的自衛権反対、ひとことでいえば、平和主義
ということになります。
 
 日本には、この護憲派、リベラルの人々が、たくさんいます。
 自民党は、昔はともかく、安倍首相の自民党は、護憲派とはいえませ
ん。
 自民党に次ぐ第二の政党になる希望の党も、護憲派ではありません。

 すると、護憲派、リベラルの人々は、次の選挙で投票する先がなくな
ってしまいます。
 それなら、民進党のうち、護憲、リベラルの議員で、新党を作るのが
いちばんいいのです。

 だから、枝野氏が、立憲民主党を作るのは、大正解でしょう。
 これはよかったと思います。       (続く)