日本では、夏休みは、お盆に取ります。
お盆は、たまたま、終戦記念日にあたります。
お盆と終戦記念日が重なっているので、閣僚の靖国神社
への参拝も、当たり前ですが、同じ時期になります。
日本の終戦記念日は、韓国や中国にとっては、勝利の日
ということになりますので、韓国や中国ではナショナリズ
ムが高揚する時期ということになります。
韓国の大統領が竹島に上陸したり、尖閣諸島に香港の活
動家が上陸したりしたのは、まさに、そういう時期です。
これまで、各国は、この時期の行動を、それぞれ、抑制
してきました。
しかし、今回は抑制がきかず、とうとう、一線を越えて
しまった感じがあります。
ということは、今後、こういうことが、毎年、この時期
に起きると見るのが正解でしょう。
怖いのは、これが毎年起き続けるうちに、行動がだんだ
んエスカレートしていくことです。
その意味では、今年、とうとうパンドラの箱が開いてし
まったということになるのかもしれません。
この問題は、いくつも大事な論点があります。
うかつなことは書けませんが、ひとつ、当初から気にな
っていることがあります。
それは、韓国の大統領が、
「日本は、国際的な影響力も、かつてに比べて小さくな
っている」
と述べたことです。
キーワードは、日本の国際的な影響力 です。
私も、次回、夏休みあけの記事は、
「日本の国際的な影響力」
から再開したいと思います。