魔法のような

クリスマスの準備の為　バッキーは　毎晩のように

部屋の掃除や洗濯に励んでいる

パーテイーの事が　ストレス　になりつつあるようで

機嫌も悪く　攻撃的だ。


そこまで　気を使わなくても　

皆　楽しい時間を過ごすだろうに、、。


のんびりしすぎている私は　クリスマスを１週間前にして

娘に　婿のプレゼントの提案はないかと聞いた。


すぐに　彼女から　メールで　

　　いくつかの商品がのったサイトが知らされてきた。

丁度その日　ターゲットに行った私は　

そこで　婿が欲しがっているという　コーヒーメーカーを見つけたが

蓋の部分が　プラスチックで　すぐに　壊れそうな作りだった。

その商品の隣に　二つ　それよりも　品質のいい　コーヒーメーカーが置かれていたので

娘に電話し　どちらにするべきか　尋ねた所


”お母さんが決めればいいわ。”　と　簡単に言う。


”どっちにしたらいいのか　分からないよ”


と　困った私は　彼女に　その商品の詳細を説明し始めたが


”お母さんが決める物に間違いはないから

きっと　いい物を選ぶわよ。”


と　言って娘は電話を切った。


（どっちにしよう　　こっちかな　　やっぱりあっちかな、、、）

と　商品を見ながら　また　悩み始めた私の心の中で

娘が言った　


”お母さんが決める物に間違いはないから

きっと　いい物を選ぶわよ。”


と　言う言葉が　広がっていき　

なにやら自信のようなものが出来

自分が本当にいい　と思う方を　選ぶことが出来た。


　　　


なんだか　娘からの言葉が　

まるで　魔法のようにさえ感じた事だ。


娘たち一家が帰郷することもあり

この数日　電話での会話が多くなっているが

電話の向こうから

彼女の幸福そうな声が響いてきて

それは　私の大きな喜び　になっている


３人の男の子を育てている　彼女

また　一段と　強くなっても感じられる。



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また　遅くなったので　今晩はこれで