2年前のクリスマスの日、木から飛び降り足首を骨折したジェイク君が手術を受け仕事も出来ず気持ちも落ち込んでいた頃、我が家に野良猫がやって来た。
猫が嫌いなバッキーだったけど ジェイク君に頼まれ飼うことになったその仔がキャシミアだ。
キャンプ場で放し飼いにされているキャシュミアは野を走り回り 野生の生物を射止めるのを楽しんでいる。
小鳥を射止めると叱られ、ねずみを射止めるとジェイク君に褒められる。
この日の獲物は
殺してはいなかったので 他の場所に移動させた。
友達とお喋りを楽しんでいる時も、キャシュミアが現れると彼女に話しかける事を忘れないジェイク君を見る度に
”キャッシュは彼の恋人のような存在や。” と思うことだ。
そのキャシュミアが新しいキャンプ場に慣れるまで、野外に出る時にリーシュをつける事にしたジェイク君はハーネスを用意した。
首輪さえつけたことのないキャシュミアは
何が起こってるんだ と不安そう。
ぽちっとね