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はちきんizyのアメリカ丼

料理にすると丼カップル
はちきんイジーとアメリカンいごっそうバッキーの
山あり谷ありの国際結婚ブログです。

覚悟は出来ていても突然

2019-11-16 | 友人たち

寿司のセールがある水曜日は先週と同じく 寿司子と一緒に働いた。

 

カウンターの前に並んで寿司を握るので

仕事をしながらあれこれお喋り

 

”お父さんがとっても弱っているの。” と言う寿司子の言葉に

亡くなられる時期が近づいておられる寿司子のお父様を想った。

 

でもまさか  こんなに早くその日が来るとは、、、。

 

翌日の木曜日、ボスから寿司子のお父様が亡くなられた事を知らされ

胸がキュッとなる。

 

 

 

お葬式やお通夜は家族だけでひっそりする事に決めたらしい。

 

それが一番と私も思った。


ただ先週 寿司子が寂しそうに呟いた言葉

”父のお葬式には私たち家族以外 誰も来ないわ。” 

妙に心に引っかかっていた私は

カードを用意し職場の人達に声をかけサインをしてもらった。



覚悟はできていても家族の死は突然訪れる。

 義父が亡くなった日を思い出す。

 

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死化粧が綺麗だったと、、

2019-11-13 | 友人たち

”英語の先生とお別れして来た?” と寿司子に訊くと

 

”うん 先生はお化粧を綺麗にしててまるで眠っているようだったわ。”  と

言った寿司子は中国では死化粧は珍しいように話す。

 

”貴方のように先生の事を忘れず感謝を伝えた生徒さんは少ないと思うのよ

先生が生きておられる時に十分気持ちを伝える事が出来て良かったよね。”

 

そんな事を寿司子に言うと

彼女が涙ぐむ。

 

”でね  私たちが行った時は夕方の6時を過ぎていたのに

まだ長い列が出来てたの、、。”  と

 

それは沢山の方たちが

婦人とのお別れに来ていた事を寿司子が驚いたように話す。

 

 

 

 

”私の父が亡くなっても葬儀にくるのは私たち家族だけだわ。”  と

 

末期癌で余命半年と宣告された父親の葬儀を想像し

寿司子が寂しそうに呟く

 

”私は行かせてもらうから 知らせてね。” 

 

そう言うと いつもの大きな声を出し ガハハと寿司子が笑う。

 

 

父親が亡くなった場合を考え 遺体は火葬

遺灰は中国とアメリカに分け

アメリカにも墓地を買う事を考えている寿司子家族だ。

 

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婦人とのお別れに

2019-11-08 | 友人たち

水曜日は寿司のセールがあるので

寿司子と二人で働いた。

寿司子は寿司太郎に比べ仕事が早い。

 

仕事を終え、その日作った寿司パックを数えると

二人で作った寿司は150パックにもなっていた。

 

翌朝仕事に来ると

なんと残っていたのは3パックのみ

 

水曜日は多くの家庭で寿司パーティー。

 

 

 

その忙しい水曜日、 寿司子が休憩を取っていると

白人の女性が彼女に会いに来た。

 

 

女性は寿司子に英語を教えてくれた婦人の娘さんだった。

その日の朝 母親が亡くなった事を

わざわざ寿司子に伝える為店まで来てくれたのだ。

 

 

寿司子は英語を教えてくれたその婦人にとても感謝しており

クリスマスや誕生日に毎年ギフトを贈っていたのは私も知っていた。

 

癌を患っていたその婦人が店に来る事がなくなって1年は過ぎていたかなぁ



婦人に会う事はなくとも 

先月あった婦人のバースデーに寿司子は花を贈ったらしい

 

何時までも婦人に感謝する寿司子の想いを

婦人がどんなに喜ばれただろうかと想像するだけで胸が一杯になる。

 

 

 

 

 

”私、どうしたらいいの?”  と

お葬式の事で寿司子に訊かれた私は

 

お通夜 Visitation なら自分の都合のいい時間に合わせ行く事が出来る。

日程は死亡広告 Obituary に出るのでネットで探せる。  と話した。

 

翌日の死亡広告に婦人の名が掲載されていた。

 

お通夜は土曜日の午後3時から7時までになっていたので

5時まで仕事の寿司子も参加でき婦人とのお別れが出来る。

 

 

 

”花を贈った方が良いかしら?”  とテキストメッセージで訊かれた私は

 

”お葬式に行っても私は花を贈った事はない。” と応えた。

 

グループでお金を出し合い花を贈った事はあるけれど

私たち夫婦の名で花を贈った事が一度もないからだ。

 

 

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難しい問題

2019-09-27 | 友人たち

職場で一緒に働く中国人の寿司子が


出産後も共働きをする為、子供の世話に

 

中国から両親を呼び寄せてから5年以上が経つ。



それから数年後には兄と姉家族も中国から呼び寄せ


皆、アイオワ州のこの町で暮らされている。



英語に不自由されながらも兄弟夫婦 皆共働き

 

アメリカに来るやすぐに仕事も見つけ


辞める事なくずっと働いておられる。

 

 


こんな風に夫婦が共働きをするのも


その為に祖父母が孫の子守をするのも


中国では当たり前の事らしい。

 

 

 

車の運転をされない寿司子のご両親が

 

寒さの厳しい冬も寿司子の幼い子供たちを

 

歩いて学校まで迎えに行かれている話を以前聞き

 

病気になられた場合を心配した事だった。


 

何しろアメリカは医療費が高額


その上その頃ご両親は医療保険に加入されていなかった。




 

 

65歳になられた寿司子のお母さんが


高齢者用の公的医療保険メディケアに加入出来たのは今年の初めだった。

 


高血圧を持っておられると聞いていたので


それを知りホッとした事だった


そして


この国で税金を納めた事もないご両親が


アメリカの社会保障を利用出来る事に驚きも持った。


 

 

 

 

どんな会話内容でも ガハハハハ  と

 

大きな声で笑う寿司子が最近大人しい。

 

ぼんやり考え事をする姿も多く見かけ

 

訳を訊くと

 

寿司子の父親が肺癌と診断され

 

それも脳以外の全身に転移し

 

余命6か月と医者から宣告を受けたと言う。


 


それだけでもどんなに心細い事か




そんな中ご両親は中国に帰る事を望まれ


両親の世話をする家族が中国にいない為


その望みを叶えてあげる事も出来ない寿司子は


行き場のない想いで苦しそう




”余命6か月と医者から宣告されたら


ホスピスケア―が受けられ


ナースやボランティアが自宅に患者さんを訪問してくれるわよ。


費用は医療保険でカバーされる筈。”  と


そんな事しか考え付かなかった私が言うと


寿司子の顔がパッと明るくなり


ホスピスの連絡先を訊いてくれた。


その日のうちに連絡を取り


ホスピスケアーを希望する事を伝えて来たらしい

 

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妻はゴルディロックス

2019-09-23 | 友人たち

先週だったか 

 

フェイスブックでファームエイドのチケットが

 

100ドルで売り出されているのを見つけ

 

すぐにバッキーに連絡を入れた。



 

農家を支援する為に催されるこのチャリティーコンサートには

 

私が大好きなニールヤングが出演する




 

知人カップル (コスナー氏とパーム夫人)が


そのコンサートに行くと知った先月から

 

チケットを探していたものの

 

1枚250ドルはするその高額さに断念

 


 

それもあり100ドルのチケットを見つけた時は

 

喜びの悲鳴



 

 バッキーにそのニュースを知らせると

 

”引っ越しでコンサートどころじゃない

 

行きたかったら友達と行って来い”  と返事が来る

 

 

他州で催されるコンサートに一緒に行く友人など

 

私にいないのを知ってのこの返答

 

”こんちくしょう”  と舌打ちし諦めた




 

いつものようにジェイク君のキャンパーで  



夕飯をとっていた土曜の夜

 

そのコンサートが開催されている事を思い出した私が

 

”ねえ コスナーにテキストして

 

ニールヤングが演奏始めたらビデオを送る様に言って”  と

 

バッキーに頼むと

 

”よっしゃよっしゃ” と

 

コスナーにテキストしたバッキーに友人コスナーから驚く返事が届く。

 

 

 

コスナー氏とパーム夫妻はコンサートが開かれる街までドライブしたものの

 

コンサート場には行かず滞在するその町のホテルで

 

テレビに映るライブ配信を観ているというのだ。



 

コンサート場に行く事をパーム夫人が拒否したのは


 野外コンサートが催されるこの夜

 

小雨が見られ

 

パーム夫人はそんな天候の中でコンサートは愉しめない、、と


ホテルの部屋でライブを観る事になったらしい。


 

 

 

 

 

そんな妻の言うままになるコスナー氏や

 

小雨程度でコンサート場に行く事を拒否するパーム夫人が

 

とっても彼等らしく

 

バッキーと二人で顔を見合わせ大笑い

 

 

 タイトルの ”妻はゴルディロックスGoldilocksは 

そんなパーム夫人から来ている。

 

     その童話を知らないと分かりにくい表現ですみません。



チャリティーコンサート ’ファームエイド” が開催され始めた1985年の事

 

まだ20代だったコスナー氏とバッキーが

 

シカゴであったそのコンサートに行きたい思いをパーム夫人に伝えた所

 

”コンサートに行ったら

 

貴方の衣類は庭に投げ捨てているからそのつもりで、、”  と

 

パーム夫人に大反対をされ


二人はコンサートに行くのを諦めたらしい。

 

 

 

その34年後 やっとチケットを手に


念願のコンサートに行けると言う所で


又も奥さんの意見が通り


生のコンサートを鑑賞出来なかったコスナー氏は

 

 

”burned by the wife again


(あいつのおかげで又駄目になった)

 

バッキーとジョーク混じりのテキストを


その夜いくつか交換したのでした。 


ポチっとね

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かばってくれた

2019-07-14 | 友人たち

給油ホースが車の給油口に挿さったままと知らず走り出し


給油ホースをもぎ取ったをしましたが


その時私をかばってくれたのが店のマネージャーだった。




その日私とバッキーは


それぞれの車を運転しそのガソリンスタンドで給油した。


バッキーが店で買い物をしていると

 


”大変だよ


給油ホースが挿さったまま走り出し


ホースをもぎ取った人がいる。”  と


一人の客が


店のマネージャーに訴えているのを聞き


マネージャーとお酒を一緒に飲む仲のバッキーは


”ガハハハ  飛んだ事になったなぁーー。”  と


笑いながら


当惑したマネージャーと外に出ようとし


その間抜けた客が自分の妻である事を知った。


 

表情が硬くなったバッキーを見て


ガソリンスタンドのマネージャーは


この事でバッキーが私を怒鳴りつけるのでないか、、と


私を気遣い


”こういう事はよくある事だから、、”  と


言ってくれた話を後で知った。


 



こういう事はよくある事ではなく

 

これが初めての事故だった事から

 

マネージャーはどう修理したものか、、と困ったらしい。

 

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いつまでも元気でね

2019-06-19 | 友人たち

水曜日は寿司1パック買うと1パックが無料でつく


buy one, get one free の日

 

平常の倍以上の寿司が売れる事から

 

4時間だけ2人で働く事になった。


 

フルタイマーの寿司太郎(中国人寿司シェフ)の手伝いに私が参上

 

その水曜を前日にして

 

”イジー 寿司太郎は明日 医者の予約が入ったから

 

2時間程 君一人で働く事になる。”  と

 

中華マネージャーに言われる。

 

健康そうに見える寿司太郎だけれど

 

昨日から気分が悪くなり


高血圧の持病があるので


医者の予約を入れたという事だった。

 

 

中国からアメリカに来て25年以上にはなる寿司太郎だけれど

 

若い頃税金を十分支払っていなかった事から


受け取る年金が少なく

 

退職したくとも出来ずにいる話を以前してくれた事があった。

 

 

寿司太郎 今年65歳

 

”退職まで後数年だ。”  と

 

その日を楽しみにし

 

”そしたらロスにあるシニアのアパートで暮らすんだ。” と

 

将来の計画も立てている。

 

 

退職後、障害のない元気な身体で暮らせるよう

 

今回のような身体からのサインを見逃さず

 

医者に診てもらい

 

健康管理はしっかりして欲しい。


                  ( ↑ キツツキが庭に来た)

 



”寿司太郎の所得は然程多くないわよね。


ダウンタウンにあるクリニックで診てもらったら


他より安く済むと思うけれど、、、。”  と


中華マネージャーに言うと


”英語が上手く話せないから


中国人の医者が一番いいと思う。”  と言う。



この町に中国人の医者がいる事を初めて知った私は


一人興奮 


嬉しく安心もした。

 

 昔に比べこの町に住むアジア人、、


特に中国人が多くもなっているから


中国語が話せる医者は貴重

 

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医療費の援助に寄付金集め

2019-06-03 | 友人たち

 

ムースメンバーの一人 ブチさんが

 

軽い脳卒中を起こしERに運ばれる出来事が数週間前にあった。

 

高額な検査を数々したブチさんの医療費の援助をする催しが

 

ムースで開かれた土曜の午後

 

甥っ子の高校卒業式と重なった為


バッキーはアイオワであった甥っ子の卒業式に行き


私はイリノイに残りムースに行った。




久しぶりのムースロッジに入ると

 

入口に立っていたブチさんが目に入る。


”来てくれてありがとう。”  と言うブチさんに


ハグをして挨拶


”アイオワに住む甥っ子の卒業式と重なったんで


バッキーと私で分かれて催しに参加する事になったんです。”  と


バッキーにこんな事を言われたばかりでもあり


バッキーがこの催しに来ていない事の言い訳


しっかりとしておいた。^0^



でも実際は、、、、、、、。


その前夜


床屋のジェイク君のキャンパーに行った時


ブチさんを援助する催しについて


”ブチさんは条件の良い医療保険がある仕事についていたのに

 

それを辞めた事から

 

今回の出来事で高額の医療費を支払わなければいけなくなったんだ。”  と

 

自業自得とでも言うようにジェイク君が話す。

 

彼の意見も分かる。


だって バッキーだって今の仕事が嫌だけれど


医療保険の為に働き続けているようなものだから、、、。


 


でもだからって

 

ブチさんが間違った選択をした事を責めるより

 

今 ブチさん家族が医療費の支払いに困っている事を

 

考えるべきだと私は思うし

 

 

それともう一つ

 

この催しに行かない事で

 

ブチさんの奥さん、、、キムさんに


悪く思われたくなかった事もあった。



ようするに


お金を寄付する事で


キムさん夫婦の信頼を得ようとする気持ちもあったと思う。





こういった基金集めで必ず登場するのはベイクセールだ。


ベイクセールでは


ブチさん家族の援助を希望する人達が


家で焼いたお菓子やパンが販売され

 

その利益がブチさん家族に行く。

 




そのテーブルで見つけたハンバーガークッキー ↓ が可愛かった。


 



その他


寄付された商品を競って買い取るコーナーもあった。



手作りのものはオリジナルである事もあり


 魅かれるけれど


使い道がないので


ぐっと我慢


バッキーが好きなドリンク”ブラディ―メリーのセット”に賭け




それを手にする事が出来た。



やり方は


チケットを買いそれを欲しい商品に賭ける。


この催しでは6枚のチケットが5ドルで販売されていたので


ブチさん家族に50ドル寄付するつもりだった私は


50ドルで買ったチケット全部


ラディメリーに賭けた。


いろんな商品に数枚のチケットを賭けていくより


一つの商品に絞り


全てのチケットをそれに賭けるほうが勝ち取る確率は高い

 

 

ただ寄付するだけでなく

 

こんな風にゲーム感覚で楽しめる寄付金集めは愉しい。

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再会

2018-12-17 | 友人たち


80年代の終わりから90年代の中頃まで

バッキーと追いかけていたローカルバンド ”ムーンドッグ”は


60,70,80年代に

アメリカのビルボード Billboard チャートで1位になった曲だけを

   演奏するバンドだった。




そのバンドでドラマーだったトムさんは

  ライブの後、我が家に寄ってくれたりもした。






            (写真中央がトムさん)



95年にバッキーが転職

アイオワからイリノイ州に引っ越した私たちは

 そのバンドを聴きに行く事もなくなり

風の便りに彼らが解散した事を知り残念に思った事だった。




所がひょんなきっかけで ドラマーのトムさんが

別のバンド ”バズベリー”で演奏しているしたのを見かけ

20年ぶりの再会をする事になった


その後

 何回かバズベリーの演奏を聴きに行ったけれど

若い頃のようにはいかず

 徐々にその回数は少なくなりいつの間にか数年が経った。






 

そのバズベリーが解散する事をフェイスブックで知った私たちは

 彼等の最後のライブを聴きに

金曜の夜、アイオワの町のカジノにバッキーと出かけた。






トムさんとはこの夜3-4年ぶりの再会になる。




私たちを見つけステージから飛び降りようとしたトムさんは

周りの人たちに手を取ってもらいフロアーに下り (笑)

大きなハグをし再会を喜んでくれた。






そんなトムさんの姿に

  心を躍らすバッキーを感じ

私は二重に嬉しかった。


  

 

嬉しい事にトムさんはラズベリー解散後も

  新しいバンドで活動を続けるらしい。



ソーシャルワーカーとして働いておられたトムさんも

  リタイヤー



リタイヤーされた人達が

自分の趣味や経験を活かし

 ボランティア活動をされる事は多いけれど

トムさんもこうしてバンド活動を続ける中

高校のマーチングバンドの指導をボランティアでしたりと

  リタイヤーライフをエンジョイされているようだ。

  



最近 リタイヤーした人達が周りに多くなってきたバッキーは

その話を羨ましそうに聞いていた。



公的医療保険 メディケアが利用できるまで後数年


 
 それまで 頑張れ!!

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理由は医療費だった

2018-12-04 | 友人たち


日曜日は久しぶりにキムさんとランチ




お寿司他日本食の好きなキムさんに

みつわで日本のサラダドレッシングを買って来たので

それを手渡すついでに

新しくオープンしたレストランでランチする事にした。




お互いの家族の話をする中

イギリスに帰った友人の話も出た。







”彼女は身体にいろいろ問題もあって

  医療費の高いアメリカより

その負担が少ないイギリスを選んだようよ。” 
 とキムさん





内心イギリスに帰った友人は

アパートを追い出されたのかも知れない  と

そう思っていた私は

その話を聞きちょっと安心した。






昔彼女から聞いた話ではイギリスでは

公的医療機関の病院を利用すると

無料だったか 

  かなり低い医療費で治療が受けられると言う事だった。







日本も私が中学時代だったか、、、


老人の医療費が無料だった頃があった。

その為病院の待合室は

老人であふれていたっけ、、、。






イギリスも医療費が安ければ安いで 

それによる問題も持っていそうだけれど

彼女がこの先大きな病気にもならず

穏やかな暮らしの中で老後を過ごしていけるといい。


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寄付金額の目安は、、

2018-11-30 | 友人たち

クリスマスの曲を弾くリサイタルが12月に催される。

去年のリサイタルでは参加する生徒は

 音楽教室( nonprofit )の為に

最低25ドルの寄付金集めをするか

そうでなければ数時間 音楽教室の手伝いをするか を

 選ばなくてはいけなかったけれど

今年は寄付金集めをするのは自由

 集めた額の半分が音楽教室に

 残り半分は生徒の授業料にまわる事になった。







その知らせを読んだ寿司子(私の職場で寿司を握る中国人)が

 先週音楽教室に寄付をしてきた  と話し始めた。


彼女に言わせると

去年  donation と言う意味が分からなくて

何もしなかった事が気になったので

今年は200ドルの寄付をした   と言う。


200ドル!!  寿司子 太っ腹




 大きな額に驚いた私が

なぜ200ドルという額にしたのか訊くと






”一人100ドルとして

息子と娘の分で200ドルにしたのよ。


中国では寄付をする習慣もなくて

いくらにしたらいいのか分からなかったけれど

数年前に子供を連れて買い物をしていたら

高齢の男性が

子供たちにクリスマスプレゼントを、、、、って

私に100ドルを手渡してくれた事があったの

だから100ドルが相場かと思って、、、、” 
 


寿司子らしい考え方に笑ってしまったけど

あの時のシークレットサンタさんからの100ドルが

寄付金額の目安になったと知り

シークレットサンタさんの行為が

  ふーーっと息づいた ようにも感じられた。





スーパーではフルタイムで働き

休みの日はネイルサロンで働く寿司子、、、

約2万円と言うと

それほどの額ではないかもしれないけれど

アメリカの田舎町で暮らす者にとって

 200ドルは大きい。


いろんな思いの中で寿司子はこの額を決め

   寄付して来たように感じられる


多分 子供たちが恥をかかないように、、、と

 自分の貯金を使ったんだろうなぁーー

なんか キュンとなる。

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改名するそうだ

2018-09-19 | 友人たち

先々週

急に1週間の有給休暇を取り

中国に帰ったとんぺいシェフが

その数週間前に 分厚い書類をコピーし

メール用の封筒に入れていたのが気になり

寿司子に訊くと



  ”改名する為NYにいる弁護士に必要な書類を

        郵送しているのよ。” 




       ”ふぅーーん、、でも何故だろう”


アメリカの市民権も取っているとんぺいシェフだけれど

  退職後は愛する奥さんの住む中国に帰り

    老後を送る計画である事は知っていた。


  その時1年に1度海外に出れば問題はない   と話していたけれど

  それに問題が出てきた為に改名するのかなぁーー


寿司子によると アメリカでは新しい名を

  中国では中国の名前を使うのだろう、、、との事 



それが定年後の中国での暮らしに関係がありそうだけれど

詳しいことは寿司子も知らない







  ”中国にいる家族を呼び寄せる為に

市民権を取得する中国人は多いけれど

  5年ぐらい前から中国では

   アメリカの永住権(グリーンカード)を取った時点で

  中国の戸籍を失うようになったので

アメリカの市民権を取るしかないのよ
 
  


  寿司子が自分の事をそう話す







話は変わりますが

ふと思い出した事に

アメリカ人と結婚し会社を経営している日本人女性が

在米20年後にアメリカ市民権を取ったのは

夫の財産を相続した場合にかかる税金が

市民権を持っているのと

  そうでないのとでは大きく変わる  と

体験者から教えて貰った為と話していた。


“うちには大した財産はないから

心配するほどの事ではないんだけど、、、、”


彼女がつけ加えてはいた。

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気になってスパイした

2018-07-04 | 友人たち


整理をしていた数々の写真の中には

 新聞の切り抜きもあった。

これは

9月の第一月曜日のレイバーデー(労働者の日)

街で催されたパレードに参加した時の物、、だ。

1992年とあるから今から26年前、、、、。






白人のバッキー、アジア人の私、

一緒に参加した知人の子供たちが黒人であった事から

カメラマンの目を惹いたのだろうか


大きなカメラを持った足の悪い高齢の男性が

私たちに話しかけて来たその日がうっすらと思い出される。




この時バッキーが働いていた会社は

 ユニオン(労働組合)に入っていた事もあり

このパレードに参加したような気もするけれど

着ているTシャツにプリントされた文字とは

反対の意見を持っていたバッキーでもあった。


”ユニオンは金ばかりとって(給与から差し引かれる組合費)

 俺たちの為に何もしない。” 
 と

これが口癖だった。






アイオワ北部のこの町でも

今は多くの黒人を見るけれど

8-90年代はほとんどが白人だったこともあり

私が黒人の子供たちに触れ合ったのは

 彼らが初めてだった。



娘たちと似た年齢であったこともあり

 家族でお互いの家を行き来する事もあったけれど

バッキーの転職でこの町を引っ越してからは

 連絡を取り合う事もなく過ぎた。





お姉さんをラタちゃん

弟をジェリー君としよう。




ラタちゃんとジェリー君の母親は白人男性と暮らしていて

その人との間に女の子、、アリちゃんが生まれていた


ミックスの乳児には頭のいい子が多いけれど

アリちゃんもその中の一人だった。




アリちゃんの両親は別れ

母親は乳児だったアリちゃんを置き

ジェリー君とラタちゃんを連れ

  テキサスに帰ったというもあった、、。


そんな昔が思い出されてくると

彼らが今どうしているかが気になって来て

新聞の切り抜きに載っていた

ラタちゃんとジェリー君のフルネームで探してみたら

立派な青年になったジェリー君のフェイスブックのページが出て来た。


シャイな子だったのに

筋肉モリモリのマッチョマンになったジェリー君の姿に


 思わず微笑んだ。





懐かしがどんどん増していき

彼のページを元に家族を探し始めたら

 ラタちゃんやアリちゃん、、

そして

アリちゃんの父親である白人男性 ビルさんまでを

   探し当てる事が出来た。



他州に住むジェリー君が

今も ビルさんを Dad  と呼び

 フェイスブックで交流を持っている事がとても嬉しかった。



ビルさんとミックスの娘さんアリちゃんは

アイオワのこの町に住んでいるようなので

何時か再会できる日が来るかも知れない。

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お節介な婆さんは、、、

2018-04-30 | 友人たち

    (↑キャンパーの形をしたバードハウス)



先週末 床屋のジェイク君に誘われバッキーと二人で

 彼のキャンパーに行った。


今年からそのキャンピング場が新しいオーナーに変わったと聞いた私は

そのオーナーが犬と川べりで遊んでいるのを見て

どんな方か探りを入れる為

  話をしに川べりに下りて行った。





Otter( カワウソ )と云う名のミックス犬は水に慣れ

   それは賢く躾けられてもいる。





  
白人にしては肌に張りのあるそのオーナーは

 笑顔が素敵な方、、、、



”僕はリタイヤーしたので、、、。 ” と言うセリフを

  何度も会話の中で言う。


 きっとリタイヤーしたばかりで

    その選択を喜んでいるんだろう。


将来はこの敷地に引っ越して来る事を考えておられるようだった。








昨日の土曜日もジェイク君の誘いで

  バッキーと夕飯を食べに彼のキャンパーに行った。


夕飯が出来るまでの時間を使って川べりで

  30分間の瞑想をしよう と





CDプレイヤーとチェアーを持って下りて行くと




 
キャンピング場の敷地にある古い建物の前で

 一人の若い女性がペイントをしている。





その女性を見るや

  ジェイク君の恋人にどうか  と思った私が


  彼女に話しかけると

彼女はオーナーの娘さんで

敷地にある古い建物を

ベイトショップ bait shop としてオープンする為の準備をしている事を知る。



短い会話ではあったけれど

 ナチュラルな美しさを持った彼女から

 とてもいい印象を受けた私は


一刻も早くジェイク君と彼女を顔合わせさせたく


 キャンパーからの帰り道

”明日、キャンパーのオーナーと娘さんをディナーに誘ってみない?”  と

バッキーに言うと


”お前な 

ジェイクのキャンパーに勝手に人を招待するものじゃないぞ。”
  と


当たり前の注意を受け 

 気の早い自分を反省したものの


念の為 翌日の夕飯に4枚のステーキを冷凍室から取り出した。

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   今日はカヤックに出掛けるワン


早変わりと友情と、、

2018-04-27 | 友人たち


”次はこれにチャレンジするぞ‼”  と


バッキーとジェイク君がじっくりと見入っていたのは


レイクハウスのパティオに置かれていたピクニックテーブル







パッと見 普通のピクニックテーブルだけれど


テーブルは半分に切れており

 それらを外側に倒す事


  ベンチに背もたれが出来る。





女性にも簡単に出来るconvertible bench and table  は


  こんな風に3通りにも使えるし、、





    なかなかいい感じ。




それにしても 



ポーズ取ってすました二人の姿が、、、


  見れば見るほど、、、可笑しい 









親子ほど年が離れ、育った環境も違うこの二人だけれど

 心の底に触れ合う瞬間が繰り返されたんだろう、、、。

  信頼し合っている二人の友情が何とも心良かった。





然程 飾りすぎてはいないけれど

人に心を許す、、開く、、のが下手な私は

言葉と言うツールで友情を深めるのも苦手である。


そんな私も

 彼らの仲間入りが出来た瞬間が感じられた旅でもあった。
 

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 これを考え出した人は賢いワン