水曜の朝6時前にコロラドを発った。
ドライブも順調に進み
予定した時間には家に帰りつきそうだったのに
ちょっとしたハプニングがあり1時間余りを無駄にする事になった。
コロラドからネブラスカをへてアイオワに入ってから数時間後
”世界で最も大きなトラックストップ”
と言う看板がかかったトラックストップで
ガソリンを入れる事にしたバッキーを外に残し
私は一人で店内を見て歩いていた。
トラックストップと言うのは
貨物トラックの運転手さんたちが
身体を休めたりシャワーにはいったりできるような設備が整い
駐車出来る広さもあるガソリンスタンド
運転手さんたちが家族のお土産を準備出来るように
ぬいぐるみや玩具、女性用の衣類やアクセサリー
マッチョな物なども売られており
店の規模が大きくなるほど
それらの商品も多く陳列されている。
でも どこに行っても
これと言って魅かれる物もなく
待ち時間がある時など
私は大概 絵葉書のコーナー。
世界一大きなトラックストップ と言うここは
店内が広く
名を聞く商品も取り扱っている。
Minnetonka のサンダルを試していたら
”必要ないだろう。” と
どこから来たのか 私の横に立っていたバッキーが言う。
”なぜか分からんが
急にガソリンが出なくなって
満タンにする事が出来ないから
向かいにあるPilot(ガススタの名前) に行って来る。’
10分後にドアを出て左に行った先で待ってろ。”
そう言ったバッキーは又私の方を振り向き
”10分後だぞ。” と
念を押すように言い
世界一大きなトラックストップを出た。
サンダルはこれ以上必要ない とバッキーに言われ
あっさりと諦めた私は
すると10分もしないうちに
スマホのスクリーンを固い表情で見つめながら
バッキーが店に入って来た。
いつものごとく細かい事まで話すので長くなりましたので
続けます。