自然の摂理

先日触れたハトの件ですが・・

やっと孵化したと思ったら、
一昨日何者かにヒナが殺されてしまったとの事でした。

弟の話だと恐らくカラスか何かの仕業だろうとのこと

自然の摂理とは言えなんともやるせない気分です。


どんなに人間が近づこうとも決してその場を離れず、
懸命に卵を温めていたあの姿が忘れられません。

弟達も同じように感じていたみたいで、
懸命に命を育む姿に大切なことを学んだようです。


私がハトのヒナの育て方をネットで調べていたんだけどなぁと呟けば、
弟も同じく調べていたみたいで、
私よりもずっと詳しいのには驚きました。


「なんとかハトを守れなかったのか・・・」
そう自分を責めていたので

「こればっかりは仕方ないよ、まさか夜通し見守れるわけでもないし」
そうフォローしたのですが結構なショックを受けたようです。


ハトのヒナは生後しばらくはピジョンミルクと呼ばれるものを食べるそうです。
親ハトが吐き出すものでそれを食べることで免疫力がつくのだそうです。


そのためある程度育った状態でなければ
人の手で育てることはできないそうです。


弟達は上手にスケジュールを調整して
ヒナが巣立てる期間を確保していました。

もちろん雨降りなどの影響で工期が延びていたので
無理なく調整できたそうです。

仕事上の責任をキチンと果たしながらも、
小さな命を気遣っていた弟を私は改めて見直しました。


子供を失った親鳥達がまだ足場の近くを飛び交っているそうですが、
めげずにたくましく生きていって欲しいものです。




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