笑顔の“いずみ”を湧かせるために

千葉市若葉区都賀にあります「いずみ整骨院」のブログです。

認知症にならないために 7

2007-11-30 13:29:55 | スタッフの一言
3.脳血管障害による認知症

脳梗塞や脳出血などの病気が引き金となって、脳に障害が起こり、認知症を引き起こします。
脳血管障害による認知症発症過程

①脳の血管の動脈硬化が進み、動脈の内腔が狭くなります。

     

②血栓によって血流が途絶えたり血管が閉塞される、あるいは血管が破れることにより、脳細胞に酸素やブドウ糖などの栄養分の供給ができなくなり、脳の組織が壊滅・死滅します。

     

③死滅した神経細胞が担っていた働きが損なわれます。

     

脳血管障害による認知症


 脳血管障害による認知症は、男性に多く、特に60歳以降の発症率が高いといわれます。
 その基礎疾患として、糖尿病、高脂血症(脂質異常症)、高血圧などの血管が詰まりやすくなるような病気が存在し、その症状は、脳の障害を受けた部分によって現れ方が異なってきます。

 小さい梗塞巣が1つ2つあるぐらいでは症状は現れませんが、小さい梗塞巣が多発すると徐々に脳の機能が低下して、認知症や運動の障害が現れてしまうのです。