こんにちは、鍼灸師の青木です。
8回まで続いたツボ雑学シリーズは今回から少しお休みになり、代わりに知っていると自慢出来るかもしれない? 東洋医学のちょっとした雑学を書いていこうと思います。
さて、市販の漢方薬「救心」のキャッチコピーのひとつに、「気血よ、巡れ」と言うものがあります。
東洋医学が「気」という考え方を重要視しているのはご存知の方も多いと思いますが、実はもうひとつ、目立たなくとも気血と同じくらい身体にとって重要なものがあります。
それは「津液(しんえき)」です。
身体の内部にある正常な水分の総称なのですが(膿や癌の浸出液などが、病理的な水分に分類されます)、「津」は体表部を潤し、「液」は口や鼻などの粘膜、骨髄を潤すとされています。
「津液」が不足していると、目や口が乾いたり、手足のほてりを感じたり、熱っぽさを感じたりします。
逆に過剰だと、冷えやむくみ、痰が出やすくなったりします。
「津液」は夜寝ている間に作られるとされ、寝不足だと「津液」も不足がちになってしまいます。
普通に水分や栄養を摂取しただけでは「津液」の補充は上手くいきません。
そこで活躍するのが甘いものと酸っぱいもの。
合わせて食べることで、「津液」の生成を助けてあげることが出来ます。
8回まで続いたツボ雑学シリーズは今回から少しお休みになり、代わりに知っていると自慢出来るかもしれない? 東洋医学のちょっとした雑学を書いていこうと思います。
さて、市販の漢方薬「救心」のキャッチコピーのひとつに、「気血よ、巡れ」と言うものがあります。
東洋医学が「気」という考え方を重要視しているのはご存知の方も多いと思いますが、実はもうひとつ、目立たなくとも気血と同じくらい身体にとって重要なものがあります。
それは「津液(しんえき)」です。
身体の内部にある正常な水分の総称なのですが(膿や癌の浸出液などが、病理的な水分に分類されます)、「津」は体表部を潤し、「液」は口や鼻などの粘膜、骨髄を潤すとされています。
「津液」が不足していると、目や口が乾いたり、手足のほてりを感じたり、熱っぽさを感じたりします。
逆に過剰だと、冷えやむくみ、痰が出やすくなったりします。
「津液」は夜寝ている間に作られるとされ、寝不足だと「津液」も不足がちになってしまいます。
普通に水分や栄養を摂取しただけでは「津液」の補充は上手くいきません。
そこで活躍するのが甘いものと酸っぱいもの。
合わせて食べることで、「津液」の生成を助けてあげることが出来ます。
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