消えゆく霧のごとく(クンちゃん山荘ほっちゃれ日記)   ほっちゃれ、とは、ほっちゃれ!

きらきら輝く相模湾。はるか東には房総半島の黒い連なり。同じようでいて、毎日変わる景色。きょうも穏やかな日でありますよう。

この者らに天からの規制を!(追記あり)(追記2あり)(追記3)

2016年10月31日 10時35分43秒 | 登下校世界調査
 先日のアラマンダのつぼみ、まだ開花の気配はありません。まだ掘り上げずに見守っています。けさは快晴で、外気温は10度以下となりましたので、いよいよ絶望的です。
 そんな中、ふと目を転じますと、ずっーと、ただ立っていただけのようなパプリカにぎっしりと小さな実が付いています。ああ、こいつももうちょっと天候が良ければねえ、と気の毒です。画像ではたいしたことないように見えますが、実際は文字どおりぎっしりと鈴なりです。しかし、もはや時期的にみて、大きく実ることはないと思います。残念!




   暴走JIJI(BABA?)をどうしたらいいのか!

 さて、70歳代の男が新幹線の中で焼身自殺かと思えば、宇都宮城城跡では手製爆弾で自殺する元自衛官など、自分で勝手に現世におさらばすればよいものを周りの他人を道連れに死傷させてしまうという“高齢者”が目立っています。

 そんななかで、今度は87歳の男が軽トラックを運転して事故を起こし、ひっくり返った軽トラの下敷きになった小1男児が亡くなるという、とんでもない事故が起きてしまいました。しかも、この男は事故を起こした経緯について“わからん”を繰り返しているようです。
 まあ、このように書いているクンちゃん自身も、何かの用事で庭に出て、何をしに出てきたのかわからなくなって引き返してくる、というようなことがありますのでエラそうなことは言えません。しかし、こうした“わからんJIJI”が車を転がしていていいのか、大きな疑問です。(“わからんBABA”はアクセルとブレーキを踏み間違える程度で済んでいるのかどうか!?)

 
小1死亡の事故 逮捕の男記憶あいまいtvkニュース(テレビ神奈川) 10/30(日) 18:31配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161030-00010001-tvkv-soci

横浜市港南区で軽トラックが小学生の列に突っ込み、小学1年生の男子児童が死亡した事故で、逮捕された87歳の男が「事故現場までどのように行ったか覚えていない」と話していることがわかりました。

この事故は28日午前8時頃横浜市港南区大久保の直線道路で、軽トラックが集団登校していた小学生9人の列に突っ込み、小学1年生の田代優くんが死亡したほか、6人が重軽傷を負ったものです。 この事故で過失運転致死傷の疑いで逮捕された横浜市磯子区洋光台の無職・合田政市容疑者が30日横浜地検に身柄を送られました。 県警によりますと合田容疑者の供述にはあいまいな点が多く、「事故現場までどのように行ったのか覚えていない」とも話していて、県警では認知症などの可能性も含めて、詳しく調べています。(傍線筆者)


 この軽トラJIJIのひっくり返った荷台から散乱した“荷物”を写真で見ましたが、刈り払い機1台のほかはいわゆるごみ屋敷に積んであるような類の雑物がどっさりでした。ひょっとして、毎日、仕事に出かける“つもり”であちこち走り回っていたのかもしれません。

 ところで、一見ふつーに見えるJIJIの中にも、まっこととんでもない人物が潜んでいて、何をやらかすかわからない実情があるようです。
 最近、北陸の田園地帯で「OLDパッション」さんが体験した“パチンコJIJI82歳の暴走”を、「この者に天のご加護をブログ」からご覧いただきたいと思います。 暴走パチンコjijiの記事はこちら

 このパチンコJIJIは、おそらく6、7万円をつぎこんで大当たりを引き出せず、タバコとライターを台に置いて自分の占有を表示する一方、軍資金を取りに自宅へ戻る途中だったといいます。10万円ほどぶち込むと出始める台があるにはあります。ですから、他人にその台を横取りされるんじゃないかということで頭がいっぱいで、何も見えなくなっていたと思われます。これなどもやはり一種の部分認知症と言えるんじゃないでしょうか。
 どこで線引きするかは別として、「一律に**歳で運転免許は不更新」とやればいいわけですが、そうなると山間など自前で移動できないところに住まっている人は、実質生きていけなくなる可能性もあります。現代の複雑な世相がからみあっていて、妙案はなかなか見出しがたいと感じました。(なお、10万円つぎこんでも大当たりしない台ももちろん多いですから、ご注意を!)

 追記
 さきほどのNHK昼ニュースでは、「軽トラJIJI」は、前日朝、軽トラで自宅を出たまま帰宅せず、その24時間後に問題の事故を起こした、と報じています。

 追記2  
 メッセージ窓口からコメントをいただきましたが、返信が戻ってきます。つまり先方アドレスが?なんで、ほっとけばいいんですが、パチンコ屋へなど足を向けたことがない方の参考のためにここで追記しておきます。
 北陸の暴走JIJIの件で、自分がやっていたパチンコ台を確保しているんだから急いで暴走する必要はないんじゃないか、というコメント趣旨でした。
 で、あんまりまともに答える話でもないんですが、空き台にタバコとかタオル、ハンカチとかを置いて、「ここ、やってます」と表示すると、1時間程度は“効力”があります。しかし、長時間ほったらかしておいて、そこをやりたいと言う別の客が申し出ると、店側は先客に席に戻るよう店内放送を複数回したうえで、後客にその台を提供してしまうのです。先客が置いておいた占有のあかしの品はカウンターで保管されます。こういうわけで、暴走JIJIは自宅まで吹っ飛んで行ったんでしょうが、ひと様を巻き込むところでした。

 追記3
 世界各国の登下校事情を在留邦人のみなさまのブログへ向けてお尋ねする「世界調査」を実施したいと思います。 是非、ご協力をお願いいたします。 詳細は、今日中に別記事でアップいたします。
 

アラマンダのつぼみ発見!(追記あり)

2016年10月27日 14時05分34秒 | ミニ菜園、植物いろい...
     掘り上げが先か、開花が先か、それが問題
   あまりに遅すぎー、だけど、つぼみがついてる!


 きのうは異常な暑さというか暖かさというか、気温が高い一日でした。

 しかし、確かに季節は回っていて、庭のアラマンダ(オオバナアリアケカズラ=画面左手、プロフィール欄の画像参照、ヒメアリアケカズラほか)を掘り上げて、室内に移す時期が迫っています。ことしは、5月5日に地面に戻し、ヒメアリアケカズラはすぐに花が開きましたが、オオバナは結局、花をつけませんでした。

 去年はいつ室内に取り入れたか、過去記事を調べてみると、11月18日付記事「“温室”の目隠しに、簡単スクリーン! ワンコイン(491円)で簡単に出来ました!」には、急ごしらえの温室にアラマンダが収まった画像がありますから、11月初旬には取り込んだものと思われます。
   室内に取り込んだ様子はこちら

 
 そこで、庭に下りてアラマンダを見ると、なんと枝先につぼみをつけている株がいくつもあります。
 ここ半月、いくらか天候が回復したからでしょうか、「遅くなって失礼!」と、花をつけようとしているようです。

   

 しかし、掘り上げるには、根も、枝も、相当に切り詰めなければなりません。

 間もなく咲いてくれるといいんですが、数日はつぼみとにらめっこになりそうです。


 【追記】 つぼみをつけた枝は切り詰めずにそのまま掘り上げたらどうだろうか。専門家に問い合わせてみましたら、
 「たぶん、つぼみは開かずに落ちるだろう」とのことでした。

 ことしはやっぱり駄目なようですので、去年8月9日に咲いた初花をご覧ください!(たかさん、このような次第でござります。)
   
    

   その記事はこちら


どこから来るのか、ハクビシン!(ロンドンぎつね③の増補あり)

2016年10月26日 10時33分51秒 | 生き物
       2016 ハクビシンの大当たり年!
     当地でも、横浜でも、あちこちに



 久しぶりに強い朝日がさし込んできて、目が覚めました。
 きょうは日中、28度にもなるという!

 朝めし前に、少しばかり近所を歩きました。
 ここらへんでは、鹿やイノシシにはちょいちょい出会っても、ヒトにはめったにお会いしません。

        庭におでましの伊豆ザル

 ところが、今朝はめずらしくちょっとだけ顔を知っている古手のヒト、某OBAーに出会いました。

 「もう、3年にもなるかしらね、おさびしいでしょう」とおっしゃる。

 ははぁーん、2年前の6月に死んだクンちゃん犬♂のことだな、と直感。

 「なかなかさびしいことです」と、ややしんみりと返す。

 すると、急に我が意を得たり、といった風情で、「どなたか後添えをおもらいになったらいいでしょうに」と、とんでもないことを言い出す。
(このへんに常住されている方々には、旦那に先だたれて一人暮らしになったOBAーさまがたくさんいて、元の住まいは売り払っているため、やむなく山中にとどまっているワケです。だいたい80歳代以上ね。 )

 なんか勘違いしているなと思いつつ、「いずれにしても、あなた様は結構!」と喉まで出掛かりましたが、いちいち身の上を説明するのも面倒。「いやあ、とても、とても…」と、そそくさと立ち去ろうとすると、背中から、「この夏は、ずいぶん**さんのところをお助けになったそうじゃありませんか、ハクビシン退治で!」と、のたもう。

 ほうほうの態でさよならしましたが、**さんというのは、うちの5、6軒上におひとりで住んでいる別OBAー(80歳代)。
 この夏、**さん方の屋根裏にハクビシンが入り込んで大変な騒ぎになった、という話を後日談としてご本人から聞いたのは確かですが、別にお助けも何もしていないのです。ひまなOBAーたちってのは、いったい何を話しているやら!

 その**家のハクビシン騒動については、じぇれまいあさんのブログ「Jolly Good!Jolly Baking & Cooking」にコメント投稿していますので、ちょっとご覧ください。横浜郊外あたりでも、ことしはなぜかハクビシンがちょいちょい出没したようです。
   横浜のハクビシンはこちら
 
 驚いたことに、クリックするのが面倒という方が多いので、クンちゃんコメントの骨子を以下に掲載しておきます。

 【当地はいま、「奥山の紅葉踏み分け鳴く鹿の」かなりうるさい声に秋の深まりを感じております。
  さて、この夏、5、6軒上に一人住まいのOBAーさんに聞いた話。天井裏から誰か人でもいるかのようなかなり大きい音がする。ガサゴソ動き回る。気持ち悪いので、管理事務所の人に来てもらってあちこち天蓋を開けてもらったが、シーンとしちゃってようわからん。専門業者に来てもらって捕まえると、どこから入り込んだのかハクビシンだったというのです。10万円超のお金がかかり、「ほっとくと子どもが生まれ、もっと費用がかかりましたよ」とか言われ…。とんだハクビシン騒ぎでした。】

   じぇれまいあブログはクッキング中心の内容ですが、興味深い他の分野の過去記事も多く、特にロンドン郊外にお住まいの娘さん方の庭先にあらわれるキツネの画像には、こころが弾みました。
   ロンドン郊外のキツネ①はこちら
   ロンドンギツネ②はこちら
   ロンドンギツネ③はこちら

桜がさいた、ま!②(追記の追記)

2016年10月24日 11時12分23秒 | ミニ菜園、植物いろい...
    季節はずれ、狂い咲きではなく、
    咲いた桜は十月さくら、でした!


      

 どうも、ソメイヨシノの狂い咲きではないらしいというのがきのう記事の追記。

 で、検索してみると、ありましたね、十月さくらというやつ。

 ウィキ情報ですが…。

「バラ目バラ科サクラ属の植物。桜の園芸品種。毎年、年に二度開花する。エドヒガンの系列でコヒガンの雑種とされている。」

「花が4月上旬頃と10月頃の年2回開花する。花は十数枚で、花弁の縁が薄く紅色になる。また萼筒が紅色でつぼ型である。春は開花期に新芽も見られる。また、春のほうが花は大きい。樹高は5m程。シキザクラ、コブクザクラ等も年に2回開花する。また、フユザクラは冬に咲くが、別種。秋口に咲く特徴から紅葉する樹木と共に植えられることもあり、桜と紅葉が楽しめるように設置される事もある。」

ということです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%82%AC%E3%83%84%E3%82%B6%E3%82%AF%E3%83%A9

 参考画像の十月さくらを、クンちゃんのすぐ近くでスマートフォンにて撮影していたObaとObaーのふたり連れも、「珍しい」「何かオオゴトがおこらにゃええが」などとしきりに感心していましたから、十月さくらを知らない人はけっこう多いのかも知れません。

クンちゃん語録219 「知らぬことのみ多かりき 火影ゆらめく秋の夕暮れ」


桜がさいた、ま!①(追記あり)

2016年10月23日 23時32分47秒 | ミニ菜園、植物いろい...
今ごろ、さくら咲く!

きのう、白岡市(埼玉県)の市役所隣りの農産物売店へわざわざナシを買いに行きました。

ふと役所方向に目をやると、駐車場を囲むように植えられているソメイヨシノのうち、何本かが花をつけているように見えました。
近づいてみると、樹齢の若い木2本が花を咲かせ、ほころびはじめておりました。
狂い咲きという言葉がありましたが、それかもしれません。

先日の「日々進歩を願って」ブログの記事、コメントには、キンモクセイ、ギンモクセイ、ツツジの二度咲きがリポートされていました。
二度咲き記事、コメントはこちら

やはり、かなりおかしい天候のせいなのでしょうか。


いま、使い慣れぬ旅行用タブレットでこれを書いておりますので、季節違いの桜画像は伊豆に戻ってからアップ致します。

             **************************************
 【追記】
 ろこさんブログの「私の出品作、どれでせうクイズ」

http://blog.goo.ne.jp/rurou_2005/e/d12e83905792c8af72f579938028b237

に応募し、外れたうえ要らんことを書いて大恥かいたクンちゃんなんですが、さらにこの度の記事の桜は今ごろふつーに咲くやつで、
どうということもないらしい、ことも教わりました。

 「(略)さくら咲きましたか。四季さくら、十月さくらですね。(略)」by roko

 ふーん、ソメイヨシノよりかなり早く咲く高遠桜や伊豆の河津桜は知っていましたが、四季さくら、十月さくらなんてものがあることをまったく知りませんで、この度の桜を見て、姥桜の狂い咲きと勘違いをしてしまったようです。

 で、ちょっと調べてみるか、と並行して、「知らないことが多いブログ」と改名せにゃあかんか?などと腕組みしていたところ、Makoto様からのコメント着信がありました。
 Makoちゃん曰く、「桜の木ですが、ソメイヨシノの桜並木(並木ではなく集団栽培地でも)なら、ときどきソメイヨシノ以外の品種が混ざったり、枝変わりというモノが混じります。おそらくは十月桜(年2度咲き)あたりが混ざり込んだだけではないでしょうか?」とのことです。

 はぁ、そうだったんですか! しかし、いきがかり上、もうちょっと調べて、その結果と、「狂い咲きの桜」画像はあしたにでもアップ致します。どうも、すいませんです!

古新聞の切れっぱしで、こんだけ楽しめる!

2016年10月22日 11時14分59秒 | 日記
夜明けまで調べて下さったのか!?
朝から楽しませていただきました!


ここんところ、皆さんのブログで、すっかり楽しませていただいてます。

で、このizukunブログ、gooのリアルタイム解析ページにある「みんなのブログ欄」に似たようなつくりにしてしまおうかなんてことも考えないでもないんですが、今朝はまたまたおもしろいものを見せていただきました。(ただし、個人差があるかもしれませんよ。)

「パーキンソン病リハビリ・気まぐれ日記」富山発リハビリなあれこれ 、というタイトルで、unkownさんという方のブログです。
unkownブログはこちら
ひょんなことから出てきた古い陶器を包んであった古新聞のお話、「奇々怪々」と「萬年社発見」です。本文およびクンちゃんコメントをご参照ください。

また、萬年社について詳しいサイトがあります。
萬年社コレクションのサイトはこちら

(unkownさんはこの時刻、調べものでお疲れのため、まだおやすみと思いますので、リンクの連絡を差し上げておりませんが、もし不都合の際はご一報くだされ度。萬年社コレクションサイトの管理人・大阪市立大学文学研究科「萬年社コレクション調査研究プロジェクト」事務局におかれましても同様にお願い申し上げます。)

人間至る処青山有り

2016年10月22日 10時56分23秒 | 日記
鳥取・倉吉で大きな地震
関連被害の少なきを祈る


倉吉を中心とした大きな地震が起きました。
今のところ犠牲者はいない、ということで、不幸中の幸いですが、
被災された皆さんのご苦労を思い、心よりお見舞い申し上げます。

また、かの地にお身内、知人友人おいでの方もさぞご心配なされたものと思います。

この四月、熊本から、あの地震からすり抜けるように帰宅した者として、
本当に古人の言う「人間至る処青山有り」を実感します。

腰痛のつらさは、これでいっぱつ!

2016年10月21日 09時05分21秒 | 日記
腰痛Kingクンちゃんの秘策

今朝、たかたかブログに行ってみますと、ブナの森の記事冒頭に腰がどうとか書いてあります。山登りではたかさんには到底かないませんが、自慢じゃないけど腰痛なら誰にも負けないキャリアの持ち主であるわたくし!

以前、ジャムのビン詰め加工についてアドバイスをいただいた、ブログ「八ヶ岳山麓の暮らし」のカラマツさまの奥様も腰が痛い由にて、この決め手をお教え致しました。これはもう、実行すれば必ず効きます。1日10分、足をゆっくりグルグルで、腰痛に三下り半を!

カラマツブログ記事の「妻のギックリ腰」、そのコメント欄をご参照ください!
「妻のギックリ腰」の記事はこちら

行動パターンというものは変えられるのか?②

2016年10月20日 12時25分03秒 | 日記
変えなきゃしゃーないパターンもある!

さて、行動パターンは個人特有のものではありますが、ある種の類型でひとくくりにできることがあるのだといいます。

例えばスポーツ、芸能、文芸など何でもいいわけですが、これらの「ファン」、とりわけ「追っかけ」と呼ばれる熱狂的ファンの行動パターンには、いちじるしい共通点があるらしいのです。
そして、熱狂的ファン集団には、やがてOne of thenにあきたらなくなった少数の特異な人物があらわれるというのです。

昨夜読み終わったStephan King*『ミザリー』(1990文春)の巻末解説に、翻訳者矢野浩三郎氏が以下の実話を書いておられます。
*http://blog.goo.ne.jp/92freeedition44/e/725071c75573c63a8fb4f890563baa73

『時は1979年。(テレビ局を出たキングが熱狂的ファン集団に取り囲まれた際の話として)キングのナンバーワンのファンだと自称する男が、いっしょに写真に写ってほしいと、しつこく頼む。(略)近くにいる者にポロライド・カメラを渡し、キングと並んで写真におさまった。さらに男は、できあがったポロライド写真にサインをしてくれ、とせがむ。(略)
男の名前を訊いて「マーク・チャップマンへ、Stephan Kingより」とサインしてやった。
このマーク・チャップマンこそ、その翌年(12月8日)、同じように写真を撮ったあと、ジョン・レノンを射殺する「ナンバーワンのファン」である。』(483P11L以下)

チャップマンも自らの行動パターンを変えることができたとすれば、別の人生を送れたかもしれませんね。

それにつけても、群馬のホテルでパクられた、なんたらいうやかましい女優の息子の騒ぎが思い出されます。この男などは、これまでの行動パターンを大きく変えなければ、今後も同様事件をひきおこすか、まきこまれることは避けられそうもありません。

行動パターンには、人生を左右する大切な要素がありそうです。

行動パターンというものは変えられるのか?

2016年10月20日 00時43分35秒 | 日記


行動パターンというものは、いったん身についてしまったら、それとサヨナラするのはとてもむずかしいようです。いつごろから? どうしてそうなったのか?といった経緯にかかわりなく、終生のしがらみとなる場合も多いということです。

これは、**癖、**癖などとも称せられ、あまり芳しくない方面で口の端にのぼったりしますよね。
わが身を省みても、恥ずかしながら思い当たるふしがあります。

市議会開会中にウソの届けを出し、ネパールで登山をしていた徳島県阿波市の市議会副議長の記者会見をテレビで見ましたが、あきれ果てました。

Q なぜ、ウソの届出までして出かけたのか、なぜ取りやめなかったのか。

答えの要旨。長らく準備をしてきた。毎日、ランニングを中心としたトレーニングにはげみ、10キロまで距離を伸ばしてきた。間もなく70歳で、いま行かないともう無理だろうと思った。

こんだけ質問趣旨と回答内容が乖離するのも本当に珍しいです。そして、この男の70年はこうした身勝手な言動をはじめとする特異な行動パターンに彩られてきたのだろうな、と感じました。

犯罪の方面でも何回も悪行を繰り返す累犯では、「手口」と呼ばれる行動パターンに個人特有のものがあります。これは犯罪の種類にかかわらず、詐欺でも盗犯その他でも同様で、犯人割り出しに大いに役立ちます。



以下、20日昼に続く

60歳代ってどんなふう?

2016年10月17日 21時00分11秒 | 日記
ハンドルネームを「伊豆のクンちゃん」から「izukun」に変えました。よろしく!

無、という文字
女と男はかなり違う?!


ご自分のブログでいつも世相をズバズバぶった切っているS子女史が61歳におなりということで、お祝い申し上げるメールを差し上げました。

その中で、S子さまは例外と思いますが、と断りを入れつつ、60歳代のありようはこんなふう、と以下を申し述べました。


61 無一文

62 無に帰す

63 無味乾燥

64 無視される

65 むごい

66 ろくろく飯が食えぬ

67 虚しい

68 むやみに医者代がかかる

69 無休で働いても無給の介護

70 なれのはて


すると、すっかりあきれはてたらしく、

要旨、『私はいつも前向きです。そのためエッセイ内でも記述しておりますが、自分の誕生日とは何にも勝る程「めでたい」と自負していますよ!!

片やクンちゃんさん、70代までの自己診断があまりにも自虐的ではありませんか!??
一般的に殿方とは高齢域に達すると「自虐的」になるものなのでしょうか?

その点、女は図々しいと申しますか、特に私など、まさに“いけ図々しい”人生を全うして来ておりますし、今後もその路線を貫きます!』

というお返事が戻ってきました。

うーん、確かに女と男はちがうわな、こんなふうに元気なJijiーはそうそうおりません。ただし、政治家と創業社長は除く!

みなさまは、いかがでしょうか?


deresukeyarou

2016年10月17日 20時09分14秒 | 日記
栃木県の群馬寄りはどうだかわかりませんが、宇都宮はじめ他の全域、それに茨城方面では、馬鹿野郎、とほぼ同じ意味合いで、「でれすけ」「でれすけ野郎」を使います。
実感がこもっていて好きです。
言われたほうは、馬鹿野郎よりダメージが小さいです。

読売朝刊2面「四季」に掲載された小紋潤の歌十首、10首のアップ完了です!

2016年10月14日 19時26分40秒 | 小紋潤さんのこと
   ありがたい切り抜き届く!感謝!

 読売朝刊2面「四季」に掲載された小紋潤の歌十首をちびちびとアップしてきましたが、いま、掲載完了しました。
  掲載歌10首はこちら

 で、「横浜-広島」(現在2-0、よし、このまま行け!)のラジオをイヤホーンで聞きながら散歩に出ようとしたら、珍しく封書が郵便受けに届いているではありませんか!
 開けてみると、長年のこころやすい友人からで、掲載10首の切抜きをわざわざ送ってくれたのでした。

   

 このダチは、若い時代に、角川『短歌』編集部にいたことがあり、この度の便りには、小紋を(お互い)若き日に知っていた、新進気鋭の歌詠みだったな、といったことが書かれていました。ほんとにありがたい! クンちゃんの掲載歌アップのちんたらさからみて、きっと新聞も買えないのだなとその境遇を慮って送ってくれたのだと思います。ありがとう!ありがとう!(クンちゃんの知り合いで、新聞などとっているカネモチはこの人ぐらいですよ!)

 心づくしの切り抜きをスキャンするとかして、いずれ鮮明な画像を「引用」の形で差し替えたいと思います。
 そのうち刊行される読売「縮刷版」から取ろうかとも思っていましたが、縮刷版はモノクロ、掲載記事はカラー写真が入っており、どんなもんかなと思っておりました。(横浜-広島戦は3-0で横浜の勝ち。いっちょぐらい勝たんとな!)

よくわからん!上弦の月、下弦の月、眺めてみてね!

2016年10月14日 12時42分58秒 | 日記
  突然思い出した上弦の月、下弦の月!
  ほろ苦い、失敗寸前のエピソード 


 この8月以降、自分の閉じるブログの跡片付けもあって、みなさんのブログを見ることが多くなりました。Gooだけでも260万強という膨大な数のブログのうち、目にするのはほんのひとにぎりですが、さまざまな方がそれぞれの思いで、つづり、撮り、描いておられるありように、目を瞠る思いです。

 そうして、感心しながら次々に立ち寄っていきますと、思いがけないところでぱったり出会う記事や画像に思わずハッとして、いろんなことが思い出されてくるきょうこのごろです。(どうも、終焉間近の傾向なんかもしれませんね。)

 先日の「エリカの花」もそうだったんですが、きょう先ほど「柚木結羽のブログ」を開きますと、冴えわたる半月の画像が目に飛び込んできて、タイトルに「詩『下弦の月』」とあります。突然、何でしょうか、かすかな痛みとともに心が揺さぶられたのでした。
  詩『下弦の月』の記事はこちら

   
                                           柚木結羽ブログ・詩『下弦の月』の頁より
 1980年代半ばから10年超、無所属の原稿書き、カタカナ書きではフリーランス・ライターとかいうものをやっていて、当時全盛だった大企業の無償で配布する雑誌の仕事(取材執筆、編集、校閲)もかなりやっていました。
 けさ、「下弦の月」のキャプション付き画像を見て、そうした時期の大失敗に至ったかも知れない出来事、実際に大失敗したケース、そのふたつのエピソードを思い出したのでした。

 ひとつは大メーカーの雑誌媒体、ところは市ヶ谷大日本印刷の出張校正室。
 【雑誌媒体では今も昔も締め切りの都合で最終ゲラ(ゲラとは、校正・校閲するために紙にプリントアウトされた「校正刷り」)から校了・下版(これでおしまい、刷ってください、という段階)までの作業は、印刷所の出張校正室に編集者サイドが出張しておこなうことが多いのです。書籍でも同様の場合あり。】
 この出張校正というのは、どかっと全部のゲラが出てくるのは稀で、待ち時間のほうがはるかに長く、ゲラはちびちびと出てきます。かと言って、いつ出てくるかわからないので、校正室の中にこもって待ち時間をつぶすしかないのです。テーブルに“うっぷ”してうたた寝を決め込んだり、無駄口をたたいたり、何かほかの雑誌や本を読む気にはなりませんでしたね。

 その無駄話の中で、一緒に仕事をしていた3人のうちのひとりが、いま戻したばかりのゲラに載っていた満月、半月、三日月の計4枚の写真のうち、半月2枚の写真キャプションについて、こう言ったんです。

 「どうもよくわかんないけど、ありゃあ、上弦の月と下弦の月とが入れ違ってんじゃないかなあと思うんだけど…。うろ覚えなんだけど、見える時刻によっても判断できるとか…。」
一瞬、間を置いて、一同、顔を見合わせる。
 「うーん、なんだかまずそうだな」と、手許に残った控えゲラを眺める。

 今なら、それならと、ネットで検索すればただちに疑問解消しますが、当時そんなものはありません。何かの資料にあたるしかないのです。

「だいたい上弦、下弦の弦っつうのも、この丸まったところなのか、直線のところなんか?」

 高校時代、弓道部に出入りしていたという、もうひとりの男いわく、
 「そりゃ、弦つうのは当然弓のツルのことだから、この直線の部分に決まってるがな。こっちは確か弓幹*とかいうはず。」(*この人は、弓幹を 「ゆみがら」と発音した記憶ですが、いま辞書を引くと正しくは「ゆがら」のようです。)
 そして、続けて、
 「ということなんだから、1枚目はツルが上にあるんで上弦の月、2枚目はツル下だから下弦の月なんじゃねーの、絵解きどおりで間違いないってことだよ。」

 原稿を書いた人間なら(おそらく)わかるはずなのだが、そのライターに連絡はとれず、手許や印刷所の資料にはこれといったものはない。ああだこうだやっているうち、問題部分の校了ゲラが出てきてしまいました。

 ふたりの話を聞きつつ、クンちゃんは手許の広辞苑を引いていました。すると、大意、「上弦の月・新月から満月に至る途次の半月」「下弦の月・満月から次の新月に至る途次の半月」とあるが、なんのこっちゃか?わからん! さっ、さらに「上弦・月の入りにはツルが上方」「下弦・月の入りにはツルが下方」とあるが、それでもよくわからない。ゲラ掲載2枚の半月の写真は、ツルの位置は1枚目が上、2枚目が下の正反対の構図だが、撮影時間帯ほかの説明は見当たらないのでした。

 困りに困る、弱りに弱りましたが、どうにも妙手がありません。

 そこで、写真2枚の下に別々に付いていた「上弦の月」「下弦の月」という紋切り型キャプションを、急遽2枚を横断する形に付け替え、大意  「新月から満月まで満ちる間、さらに満月から新月まで欠けていく間にそれぞれ1回、計2回の半月がみられる。上弦の月、下弦の月という呼称は、月の入りの時に弦がいずれを向いているかによって命名された」といった、当たらずとも遠からずの調子で逃げたのでありました。冷や汗をかきながらね。

 で、相当、冷や冷やしたはずなのに、性格でしょうね、その後、ちゃんと調べようともせず、クレームもこなかったので、きょうまで月を眺めても思い出すことはなかったのでした。

 もうひとつ、こっちは大失敗に終わったにもかかわらず露見しなかったケースです。民間移行した大会社のグラビアものの料理記事でした。
 志村の凸版印刷での仕事だった記憶です。
 校了・下版し、ほっとした気分でしばらく待って、「刷り出し」といって実際にほんまもんの印刷をしたもので、まだ裁断されておらず、片側に8頁、裏側に8頁が印刷されているものを手にしました。

 ガピーン!
 色とりどりにお膳に並んだ「きょうの夕飯」!
 なんと、ご飯の茶碗と味噌汁のお椀が逆に置かれているではありませんか!
 撮影段階のミスに、割付時にも気がつかず、校正校閲段階でも見逃してしまったのです。
 これはまずい!えらくまずい!(クンちゃんの責任は3分の1くらいだが…。)

 しかし、「刷り出し」というのは本来は「刷り始め」なんですが、実際には「刷り終わり」なんです。いまさらどうしようもない! 百パーセント、どうしようもない。

 結果、いまこれを書くまで“しかと”で通してきちゃいました。性格のようです!



 柚木結羽さま!  詩心のない、詩の中身とは関係のない、とんでもない記事にあなたの大切な記事をリンクしてしまいました。まことに申し訳ありません! お怒りと思いますが、なんとかお許しくださいますよう。
(上に掲載したあなたの半月の画像は、詩の中身から推察するに、少なくとも真夜中を過ぎた時刻の半月であり、ツルが上を向いている、ことからして、東方に見える下弦の月ですね。タイトルにふさわしい画像ということができます。これが夜明けに西方の薄暗がりに見えるようですと、上弦の月ということになります。ややこしいですね!)