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消えゆく霧のごとく(クンちゃん山荘ほっちゃれ日記)   ほっちゃれ、とは、ほっちゃれ!

きらきら輝く相模湾。はるか東には房総半島の黒い連なり。同じようでいて、毎日変わる景色。きょうも穏やかな日でありますよう。

ええかげんせいよ伊東市議会、刑事告発だとさ!田久保まき伊東市長受難記⑨

2025年08月07日 22時00分49秒 | おらあ、文句があるだよ!

      

 「田久保のやつ、東洋大卒とぬかしてるけど、除籍らしい。」「じゃ、ちょこっと市議会内外に火をつけてみるずら。」

「おお、燃えあがってきたね。きょうあたりおめえが後援会代表で刑事告発でもやれや。」「ほやね、ちょうど労組も騒ぐらしいから。」

 「うわーっ、てえへんだ!こんなに燃え広がっちまって。」「大成功やね! これで枯れ萱も復活やわ、祝杯、祝杯!」

 

   伊東市議会、田久保市長を刑事告発へ、との報道

 百条委員会への不提出、不出頭なら地方自治法違反でだと!地自法100条3項 

それなら 小野前市長の虚偽公文書作成行使罪刑法156、158条の刑法犯も告発しろや!

    公訴時効の7年までにはまだ間があるでよ!2021年の偽造やからね

 田久保まき・地自法100条3項⇒6か月以下の拘禁刑または10万円以下の罰金 

 小野  達也 ・刑法156、158条⇒1年以上10年以下の拘禁刑

 

 きょう7日の各種報道では、伊東市議会議長、副議長が会見して、「田久保市長が百条委員会に不出頭なら、地方自治法違反で刑事告発」する意向を表明したとのことです。このニュースを報じるテレビの画像には、相も変わらずテレビカメラの砲列がずらっと並んでおり、おまえらが消えれば静かになるんだよ、と怒鳴りつけたい思いにかられました。

 で、刑事訴訟法239条には、誰でも犯罪があると思えば告発ができるというふうに定められているのですから、田久保を先だって刑事告発した山口喜廣・小野前市長後援会代表のように、市議会も好きにしたらいいでしょう。そうして、田久保に犯罪性があると認識した議員たちは議会事務局の職員に対して、同条②項に定める「官吏または公吏の告発義務(官吏とは国家公務員、公吏とは地方公務員。両者併せて公務員と称す場合あり。)を教示し、それらの職員も義務として田久保を告発しなさいと知らせるべきでしょう。なるほど、地方自治法100条3項違反は、6か月以下の拘禁刑または10万円以下の罰金という大罪なのですから。

 さて、このように論を進めてくると、罰則の軽重からして、小野達也前市長の在任時の確約書問題 (すなわち公文書作成権限を持つ小野自身が内容虚偽の確約書に署名=完成させ、市役所職員1名を使役してメガソーラー会社宛交付=使用した件 ) が どうしても浮上してきますよね。こちらは、刑法156条、158条①項違反の牽連犯(刑法54条①項)⇒1年以上10年以下の拘禁刑なんですから、田久保の大罪とは比べようもないほどの超ビッグ大罪です。公訴時効7年までにはまだ時間があるんですから、市議会は田久保より先に小野達也を刑法違反で告発するのが筋ですよねえ。そして、業者に確約書を持って行った市職員とか関係部署の部長とかに虚偽公文書作成行使容疑で小野前市長を告発する義務があることを告知するのが公益代表者たる市議ないし市議会の務めでありましょう。物事には順序というものがあります。よろしく頼んますよ! 

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どうにも扱いが不公平、つけたり!田久保まき伊東市長受難記⑧

2025年08月06日 11時35分50秒 | おらあ、文句があるだよ!

  少しだけど変わってきたネット論調の 1、2 例

小池百合子報道と田久保まき報道の不公平感を指摘

 若き日に小池と結婚寸前までいってた枡添要一元都知事の激白はじめ

     古舘伊知郎らも同様趣旨を!

 

 おはようございます。

 また、広島原爆忌が巡って参りました。黙祷

 原爆の悲惨、戦争の悲惨を直接知らない人びとが圧倒的な世の中になりました。発言する力から言うと、もはやなんの力も発揮できない私たちの世代、もっと上の世代、の年寄りを除くと、圧倒的どころか全部だとも言える様相になってきました。「核武装が安上がりだ」という歌手だとかいう女性の新参院議員の発言など、これまで自民党タカ派のメンバーでさえ口にすることが憚られていたことが、平気で堂々と発言されるような状況なのです。もう、われわれは耳をふさいで寝てるしかないのかも知れませんね。

   ***************   ***************

 さて、伊東市の仕組まれた大騒ぎは、いよいよ市議会の市長不信任案議決を経て市議会解散、市議選へ突入、という道筋が浮かび上がってきたようです。しかし、不信任案提出という両刃の剣を抜いても平っチャラ、ニヤニヤ笑っていられるという市議は、あの人、この人、槍が降ろうが豚が降ろうが何があっても当選確実、当選不動の自民公明メンバーだけですよね。この不動票に支えられたご安泰市議たちが既得利権防衛なのかどうか知りませんが、他をやかましく扇動して、あとのみなさんにイチ抜けた!を許さないのが現実ではないでしょうか。自民公明以外の市議の面々は、このどうでもいい本当につまらない学歴云々とかいう問題で、ご自分が議席を失うかどうかの崖っぷちに、いつの間にか立たされちまっているという現実が見えないのでしょうか。そんなばかばかしい危険をなぜ冒そうとしているのか、まったく理解できないところであります。

 さて、さて、当田久保まき市長受難記では、田久保まきへの異常なネガティブ報道について再三指摘してきました。単なる伝聞や個人の感想を勝手に垂れ流す報道は現在でもあふれかえっています。 ところが、元ネタは紙や電波であっても、その後にネットにアップされて固定されている情報を検索してみると、単に田久保まきをやっつけてしまえという類の報道とは微妙な違いが出て来ているように感じます。さすがに、やりすぎだと感じている人も増えてきたということだと思います。以下に掲げたふたつのアップ記事はいずれもテレビ番組からの転載のようですが、小池百合子との比較で「田久保への各種報道は異常すぎて公平ではない」と断じています。

 小池百合子は、現地での人脈により2年生に編入させてもらったカイロ大学で、学内試験に通らず進級できなかったこと、すなわち卒業できなかったことについて、同居人に大意「試験問題は話し言葉の口語アラビア語ではなく、文語アラビア語で書かれているから、なんて書いてあるのか全然わからない。だから、カンニングしたくても出来なかったのよね」と語っています。また、このエピソードの反対サイドの話として、枡添は「首席卒業てのは、学生が私ひとりだから、首席でありビリなのよね (大意)」と百合子が語るのを直接聴いたとしています。さらに他のいろいろな証拠から、百合子が卒業を証明する書類として公開している文書類はすべて捏造だと指弾したうえ、それと比べて、今回の田久保報道については、「非常にバランスが取れていない」と苦笑しながら疑問を呈しています。また、古舘も「さっさと市長再選挙をして出直せ」との趣旨に続いてではあるが、小池百合子はほっといて、田久保まきだけがいたぶれられている現状を憂えています。

 

     

 

 ところで、圧倒的に田久保支持が劣勢だった一般の人からの投稿記事にも、どんだけ田久保は悪いことをやったんか?という大きな疑問を呈していたり、田久保の足跡を大いに評価し、是非伊東市の未来のために続投を、というような趣旨の内容が増えてきており、ようよく今回事件の「学歴云々を絶好のネタに、利権享受勢力が市民感覚派を踏み潰そうとしている構造」が世間の耳目にさらされ始めた気配が感じられます。歓迎!

              

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速報・いよいよ伊東市議会議員選挙へ向かう様相

2025年08月04日 22時26分27秒 | おらあ、文句があるだよ!

        速報 伊東市議会、各会派代表者の合議で

  田久保市長不信任決議案を提出へ、との報道

  多数出(いで)よ!田久保サイドの市議選候補者!

    

 前回、「田久保問題は市議選で決着を」と本ブログに書きましたが、本日の報道によると、伊東市議会は今月中に田久保市長の不信任決議案を提起する方針を固めた、とのことです。

 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250804/k10014884321000.html

 不信任決議が可決されれば、局面は市長辞職⇒市長選挙、または市議会解散⇒市議会議員選挙のいずれかに移っていくことになります。田久保市長は間違っても辞職などせずに、解散⇒市議選を選択すべきです。師匠格(市長特別顧問) 佃元市長の1000万円収賄事件弟子ともいえる小野前市長の公文書独断発行交付事件と二代続いた、うんざりの市民感覚無視市政から抜け出そうと緒についたばかりのきれいな潮流を止めてはなりません。一部の利権享受者たちだけが潤う元の木阿弥は勘弁してもらいたいものです。

 無駄な公共施設工事を中期的にストップさせ、必要度に応じた新設・補修をおこなう、本当に必要な施設だけを分相応につくる、というリーズナブルな市政へ確実に転換するには、公共事業利権に無縁な、ふつーの新顔市議をなるべく多く登場させる必要があります。

 利権とはまったく無縁の、伊東を愛する市民が声をあげるべきときが来たようです。

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どうにも扱いが不公平、その弐!田久保まき伊東市長受難記⑥

2025年08月04日 13時54分52秒 | おらあ、文句があるだよ!

    再度 なんで小池百合子東京都知事は放っとかれ、

   田久保まき伊東市長はサンドバッグ状態なの?

    必ず報復する権力があるかないか、だな

 玉石混淆という言葉がありますが、今回の報道の流れにはまともな玉はまず見当たらず、淀んだドブに落ちている石と見まがうものばかりが横行しています。田久保市長の対応の仕方にも「これでは、あっちこっちから突っ込まれるよな」という側面があることも、これに拍車をかけているように見えます。

 しかし、ティックトック (Tik Tok Lite) のようなネットの世界には、今回の大騒ぎの真相がちゃんと見えているお方の投稿が散見されます。目の不自由な方が千人いる一方、よく物事が見える方も千人いる、という俗諺がありますが、まことにそのとおりと思います。ただ、今回の件では、問題が学歴云々にすりかえられ、それ自体は決して褒められたものではないことから、後者の大多数は積極的に発言し難い雰囲気に包まれているものと見られます。そんな四面楚歌、圧倒的劣勢のなかで、前にもちょっと紹介した田久保を応援する署名活動にも取り組んでいる古川ゆうきという人などは、本当にゆうき=勇気がある方だと感服します。伊東市議会の自主解散または市長不信任案議決による解散が取り沙汰されてくるでしょうが、古川ゆうきのようなお方は是非是非市議選に立候補していただきたいと思います。公明党のような有権者の区画割りが実現できれば、市民感覚派は数人以上当選できるはずです。

 田久保市長が提案した「新図書館建設費用ゼロ円に削減の議案」は市長辞任勧告議案全員一致賛成と同様に、議員全員一致で否決されていますから、どうしても田久保市長の「ハコモノ行政反対」政策に共鳴する市会議員を議会に送らねばなりません。

                        

                    古川ゆうきが立ち上げているサイトの一例=ティックトックより

 というようなわけで、見出しの内容に戻りますが、学歴を詐称したと轟々たる非難にさらされている田久保市長。「東洋大学除籍」を「東洋大学卒業」と故意または過失で表示してしまったことについては、私は「それがどうした、除籍だろうが卒業だろうが、どっちでもなんも変わらんよ」という考えです。田久保が東洋大学に現実に在籍したのは間違いがないところであり、東洋大学卒業だから投票したんで、東洋大学除籍なら投票しなかった、なんていうお方は存在するとしてもひとりかふたりでしょう。市政にとってなにも実害がない、個人情報の問題に過ぎないからです。しかし、これが東洋大学に在籍もしていないということになると、話はまた違ってきます。そこがかつて存在したウソ丸出しの学歴詐称案件とは決定的に違うところなのです。

 事実のない明大入学・中退を表示した旧民社党の新間正次 (1992年参院選愛知選挙区で当選。公選法違反で起訴。最高裁まで争ったが執行猶予判決確定で、当選無効により失職) とか、ペパーミントだかペパーダインとかいう米国の大学卒業、UCLA留学などの事実無根の経歴を表示した旧民主党の古賀潤一郎 ( 2003年衆院選福岡2区で当選。公選法違反は起訴猶予、のち辞職) といった前例とはまったく様相が異なるのです。

 また、再度書きますが、田久保の「東洋大学卒業」が小池百合子東京都知事の「エジプト・カイロ大学首席卒業」とも決定的に違うのは、小池がこのウソ学歴はじめ数え切れないほどのウソによって、エジプトから帰国後、テレビに登場する土壌を肥やし続け、やがて日本新党細川護煕を足がかりに政界に進出することが出来た経緯です。ついで、小沢一郎とともに新進党、自由党を経て、自民党へ。入党10か月にも満たない2003年、今度は小泉潤一郎により環境大臣に据えられます。安部政権下では、あろうことか防衛大臣でしたよね。このようにして、小池が東京都知事にまで登りつめるにあたり、この「カイロ大学首席卒業」という大ウソが果たした極まりもない効果や経緯は、エジプト滞在時のほとんどを一緒に暮らした早川玲子(仮名)の証言、数々の証拠によって完全に明らかになっています。(2020/文藝春秋刊、石井妙子著『女帝小池百合子』) 同書には、生い立ちから現在までの小池のウソが克明に記録されていて、もう読み続けたくないと思えるほどの有様ですが、著者石井や版元の文藝春秋が小池によって名誉毀損だとして刑事、民事の両面で告訴なり提訴されることはありませんでした。書かれた内容が事実であればこそ、公人たる小池には刑事的にも民事的にも提訴などしたところで敗訴は確実であり、時間と費用の無駄だったからです。それどころか、小池の大ウソが裁判所によって認定されてしまう可能性が濃厚なのですから、すっとぼけているしかなかったのでしょう。

 このように、小池の「エジプト・カイロ大学首席卒業」と、田久保の「東洋大学卒業」は、その意味の重さも、その効果の影響度もとてもじゃありませんが比較にならないのです。それなのに、都庁でふんぞり返っている小池はほったらかしにしているが、田久保には市長辞任するまで追及をやめないとの気勢を示し、際限もなく偏向報道を垂れ流しているマスコミとはいったいなんなんでしょうか。(文中敬称略)

        

      カイロで小池百合子と長期間同居していた早川玲子は、沈黙に耐えかねて真実を明らかにした。

         右画像は『女帝小池百合子』の表紙に使われたカイロ時代の小池(左)と早川の写真。

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どうにも扱いが不公平、その壱!田久保まき市長受難記⑤

2025年08月03日 12時01分01秒 | おらあ、文句があるだよ!

  小野前市長の独断公文書作成交付問題と

 田久保市長のささやかな個人情報の表示違い

  なんで、これほどに扱いが違うのか?

 ここまで何回かこの度の「学歴詐称問題」を書いてきて、どうにも得心がいかないのが、「ここまで問題が大きくなったのはなぜか」ということです。それは、当然、「そもそもこれを仕組んだのは誰なのか」という疑問と表裏一体なのです。

 結果として、いまのところ表面にはあらわれていない人間の画策が図に当たって、というよりも、目論見を遥かに超えるレベルで “当たっちゃって“ 、テレビ、新聞、雑誌、市議会、幹部ら市職員、市内外の観客席にいる野次馬やらお笑い芸人らが総ぐるみで田久保市長を葬り去らずにはおかない、おさまらない、という大きなうねりが出来上がってしまったのです。なぜ、誰が、の疑問は強くなるばかりです。

 そもそも、田久保市長が東洋大学卒業を東京大学卒業と偽ろうとも、東洋大学除籍を東洋大学卒業と表示しようとも、現実世界にはなんの影響もないし、実際なかったのです。除籍か卒業かなんてことは、それ自体は単に田久保の個人情報の問題にとどまる無価値なものです。 (この無価値こそが、小池百合子東京都知事の「カイロ大学首席卒業」のウソが生み出した「価値」と決定的に異なる点であり、追記します。)

 前回にも触れましたが、不鮮明ではあるものの下の確約書の画像をもう一度ご覧ください。これは前市長の個人名で作られた私文書ではありません。画像右肩あたりにはっきりと「伊東市長 小野達也」と読み取れますよね。自筆の署名がある市長名義の公文書なのです。庁内手続きをまったく無視して公文書を独断で作成し、秘かに委任状を携えた市職員1名 ( 確約書の存在を知っていたのは前市長とこの市職員のたった2人だけでしたから、ヒラの職員ではありますまい。) を使って業者に交付させたのです。これは明らかに伊東市の公的な行動の外観を呈しています!それが反故になったので、業者側が報道にタレ込んで問題が報道先行で発覚した、という経緯のようです。

   

 このような小野前市長の確約書事件と比べれば、その重さにおいて田久保の学歴問題なんぞは比較にならないほどの軽微な失態です。確約書事件が小野前市長の本人提案で10%減給3か月という屁でもないレベルで幕引きされてしまったのに対し、今回の田久保の件では、市議全員一致で辞任勧告決議をするは、わざわざ100条委員会は開くは、の大騒ぎに発展してしまった、発展させた、のはいったい誰で、どうしてなんだろう、との強い疑問を呈さざるを得ません。

 また、何を根拠にそんなことができるのか、とこちらも強い疑問を持つのですが、7月31日の「田久保まき報告会」開催の前に市の部長が全員一致で田久保市長の辞任を求めたという朝日報道が後になされました。まさか前記の小野前市長の懐刀であろう「市職員1名」が今回の「部長全員」の中に含まれているなんてことはありませんよね! あるかしら? これは判決書等でもう少し調べてみたいものです。

 私も現役時代に自治体の首長の不祥事を複数回取材したことがありますが、コトが決着するまでは市の幹部や秘書課は外部にあらわれる形ではどこでも完全沈黙でした。これは当時の私のような取材側にはまことにいまいましいネックでしたが、自治体の機能としては当然であろうと思います。せいぜい絶対内緒のオフレコ、「書かない」という前提のひそひそ話しか聞けませんでした。それは、形骸だけでも市職員とりわけ市幹部は首長を支え助けるべきものであるからでしょう。また、自分たちの首がかかっているということもあります。首長が変われば、秘書部門の長や主だった部長はすげ替えられるのがあたりまえですからね。ひょっとして、田久保市長は重要ポジションの異動に未着手で、小野たっちゃん市政時の取り巻き連中がそのまま残っていたのではないか、そんな気もしないでもありません。そうであるとすれば、田久保のまきちゃんて、ほんまにヒトがいいわ、まっこと脇が甘いわ、と言わざるを得ません。

 前述のような他の自治体の例に反して、伊東市の市議会、ちょいちょいメディアに露出している議長、副議長はじめ、市議の面々、市幹部や労働組合は、判断すべき立場にいるわけでもないのに、自分たちで勝手にシロクロを決めてしまって、田久保に辞職を要求しているようです。また、そもそもが伊東市の市長秘書セクションは「秘書広報課」となっており、いわば逆方向の機能が一箇所に集められているところがおかしいとも言えます。広報課は必要に応じて外に向けてあたりまえに発言するでしょうが、秘書課だけしか知り得ない事実は、広報部門が広報しようにもしようがないのです。その欠陥の故かどうか、伊東市の秘書広報課長というのが出て来て、事実関係についてああだこうだとしゃべくっている、こういうのは本来の想定された機能から言っても枠を外れているのではないでしょうか。

 それはそうと、既述のように伊東市議会の面々はおしなべて反田久保で肩を組んでいるように見えますが、小野前市長の確約書事件の際はどうだったのか。私はいま、プロの取材者としてこれを書いているわけではありませんので、そこまで徹底的に調べる意欲はないのです。しかし、目についたほんの一例ではありますが、現在も現役である四宮和彦市議の選挙ドットコムというサイトに掲載されている『四宮和彦ブログ』から見てみたいと思います。

<伊東市「確約書」を巡る市議会全員協議会>伊豆メガソーラーパーク合同会社と小野市長との間に「密... - 四宮和彦(シノミヤカズヒコ) | 選挙ドットコム (go2senkyo.com)

 このブログの2021年7月2日付記事で四宮は、小野前市長が問題の確約書の作成交付の目的として「控訴審伊東市敗訴の場合の損害賠償対策として」と表明していることに対して、まことにまっとうな市民感覚の反論を次の緑文字のごとく書いておられます。曰く、

 「そんな愚かな判断力しかない人が伊東市長をしているのであるとすれば、これは相当深刻な問題であり、今後も同じようなわけの分からない行政運営が続くことになりかねません。そうしたことを考えれば、「賠償リスクの軽減」とか言う理由が、苦し紛れの言い訳であり、本当の理由は別にあるんでしょ?と思うのは、受け止める側の良心的解釈です。」

  また、四宮は次の緑文字のようにも書いておられます。( 註・文中「佃市長の汚職事件」とは、本シリーズ①で既述のとおり、いま問題の市立図書館新設の建設用地を伊東市が不動産業者から不当に高額で買い入れるにあたり、佃弘巳元市長が1000万円の賄賂を受け取っていたという贈収賄有罪事件のことです。小野前市長は、この佃元市長を自分の当選後1年間伊東市長特別顧問として任用、その政治的手法をつぶさに修業したものとみられます。)

 「佃市長の汚職事件の際に設置された「土地取得に係る監視機能強化特別委員会」での検証過程でも指摘されてきたことですが、単独で交渉等をしてはならないこと、また、交渉に当たっては、必ず記録を残すことを提言してきたところであり、この提言を受けて、業務手順書の作成や、行政手続の正当性を担保するための交渉記録の作成と情報公開を行うことが定められていたはずなのにも関わらず、全くこれを無視して、市長の勝手な思い込みでわけの分からない書類に署名するという愚かな行為に及んだのであり、また、これに関与した職員も、これを止めるのではなく、積極的に進める方向で関与したという信じがたいことを行っており、言語道断としか言いようがありません。」

 このように、至極まともなことを四宮は書いておられます。この方には、現在の田久保騒ぎの真相が見えているはずです。すなわち長い間続いてきた公共工事による利権享受で甘い汁を分け合ってきた勢力が、新図書館建設のみならず、田久保の登場で今後の大規模公共工事の減少は必至と予測して“食い扶持の減少だ”と強い憂いを抱く。そうして、とにかく、なんとしても田久保だけは葬り去らにゃならん、と釈迦力になっている姿、それが見えていると思います。しかし、この方もこの度の辞任勧告決議には手を挙げたのですねえ。(文中敬称略)

                                                                                 

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市議会も同じ利権の穴熊かい!田久保まき伊東市長受難記④

2025年08月01日 23時26分53秒 | おらあ、文句があるだよ!

    公平とか同じように扱う、とか

 そういう言葉は、伊東市議会にはないらしい。

小野前市長の確約書問題のときはえらく甘かったよね!

 昨7月31日夜の「田久保まき報告会」で田久保市長が辞任する意向を撤回したことにより、今朝はまたまた田久保非難の嵐が荒れ狂っているに違いない、とうんざりする思いで目が覚めました。

 案の定ばかばかしいほどの強い風雨が吹き荒れており、そそくさとパソコンを閉じました。そうして、午後4時前になって再度検索してみると、えーっ、意外やねと思える公正な記事がなんと 不公正としか思えなかった yahooニュースにアップされていました。

 ディリースポーツというスポーツ紙のサイトに次のようなタイトルの記事が出ているのでした。スポーツ紙が独自取材しているはずはないので、おそらく共同配信であろうと思われますが、おおむね事実に即した客観的な報道で好感が持てました。現在の反田久保の大きな濁流に馴染まないような内容でも没にせず、事実を捻じ曲げず、公正な取扱いをした例はほとんどこれが初出なのではないかと思われます。

「メガソーラー断固反対!」「絶対辞めないで」辞職しない伊東市長SNSに千件コメ殺到 大半が応援コメで埋まる「マスコミに負けるな」「メガソーラー止めて」「応援してます」

 『東洋大学歴詐称疑惑に対して不可解な言動を繰り返している静岡県伊東市の田久保真紀市長が、31日夜に会見し、先立って表明していた速やかな辞職および出直し市長選出馬の方針を撤回し、続投を宣言した。 【写真説明あり】   田久保市長はX(ツイッター)のコメント欄を閉鎖していたが、会見のライブ配信を伝えていた同日の最新投稿のコメント欄が解放されており、約1100件のコメントが集まっている。  「田久保市長!応援してます。メガソーラーを全力で止めてください」「テレビ・新聞・雑誌では田久保市長を批判していますが、SNSのほとんどの人は逆に応援しています」「マスコミに負けないでください!」「伊東市長、絶対に辞めないで下さい」「辞める必要ないです…」「美しい自然ある静岡を守ってください」「メガソーラーは断固反対!」「負けないで」「正しい判断」「メガソーラーに負けるな」と賛同、応援のコメントが多数となっている。』

 

 一方、もう忘れかかっている向きがほとんどであろうと思いますが、小野前市長には2021年に、伊東市八幡野で大規模なメガソーラー開発を企図していた伊豆メガソーラーパーク合同会社に対し、まったくの独断で「河川占有許可をめぐって東京高裁で係争中の控訴審で市が負ければすぐに工事を許可する(大意)」という趣旨の3項目を記載した密約書ともいうべき「確約書」を市職員1名を使って秘密裏に交付した、という問題がありましたよね。

 ごく簡単に説明します。工事のために河川を使わせろ、という合同会社の伊東市に対する申請を市が許可しなかったので、不服の合同会社が静岡地裁に提訴。2020年5月に市が敗訴し、市は東京高裁に控訴。2021年4月の控訴審判決は形式違反を認めて市の敗訴としたけれど市の主張の大部分を認めて市の実質勝訴判決となりました。この控訴審判決が出る前のシロクロつかぬ時期の2021年2月、小野前市長は独断でこのような秘密の直接取引を業者とやっていたというわけです。あり得ない話でしょ!

 このときの結末は、どうでしたか。市議会は100条委員会を開くでもなく、全員協議会でお茶を濁し、前市長への処分は本人が提案した減給10%3か月で、はいはい、お仕舞い!だったんですよね。

 今回、田久保市長のなんの実害もない学歴云々問題で、市議全員がひとりの例外もなく辞任勧告に賛成し、声を揃えて袋叩きにしている姿はなんとも異様です。特に議長、副議長なんてえのは言いたい放題で、脳味噌がどうなっているのか、開けて見てみたいよ。せめてまともな共産党の議員がひとりでもいてくれたらなあ、と寂しい限りです。

 私見では、これはもう市議会は自主解散決議をするか、市長不信任案をさっさと議決して、その結果としての市議会解散、市議選で市民の判断を仰ぐしかないよねえ! オール野党という利権派で占めている現在の議会構成を変えにゃしょうがないでしょ。田久保市長の市長選得票数の半数はいまの偏向した事態を理解してくれるとして、公明党のように田久保市民感覚派が区画割をして頑張れば、数人を超える与党が必ず当選できます。

      

        

  古川ゆうきさんというお方がティックトックで署名集めなどがんばっておられます、画像中。

 画像右、当時の報道。画像左は問題の確約書ですが、どうしても判読できるようにアップできません。お許しを!                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  

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速報・田久保市長「続投」を言明!7/31夜会見で 田久保まき伊東市長受難記③

2025年07月31日 21時12分48秒 | おらあ、文句があるだよ!

   メガソーラー白紙撤回、新図書館建設中止

     市長選で多数の市民と約束したこれらの案件を

      しっかりと遂行する!と言明。

  そうだよ! そうこなくちゃね!いま辞めてる場合じゃないぞ!

   死んだつもりで市長の座にしがみつけ!

 

     

 今夜、7月31日午後8時から田久保市長の記者会見 (田久保眞紀報告会) があるというので、8時過ぎにパソコンを開けて、なんか報じられているか見ようとしたら、またまたぶったまげましたね。

 NHKのウェブサイトがライブ中継をやってるんだわ。全国的に、いや全世界的に視聴可能なのかどうか知りませんが、どんだけ大きな問題にしたいんだろ。NHKって、ほんまになにを考えてるんでしょうか。伊東市の田久保真紀市長 市長を辞職するとしていた意向を事実上撤回 記者会見で | NHK | 静岡県

 で、会見は冒頭、この日辞職すると見られていた田久保が、大意、中途半端に終わっているメガソーラー問題、42億円新図書館問題に決着をつけるとの決意のもとに力強く続投を宣言しました。四面楚歌、徹底的に孤立させられているかに見えるこの人、現況に照らしてまことに賢明な勇気ある選択であると感じつつ、その強靭な精神力に敬服しました。

 なぜなら、今日段階でふたりの新顔が市長選がおこなわれれば立候補すると表明しているのです。そのうちのおひとり、たぬき薬局だかにお勤めの方は、田久保と同じく反メガソーラー、新図書館建設反対を標榜しているというのです。もし、このまま、少なくとも田久保、小野前市長、新顔ふたりの計4人で選挙戦に入れば、田久保票は割れて、結局もとのもくあみ小野たっちゃん市政が復活してしまう状態になる可能性が高いことは小学生でもわかりますよね。それだけはなんとしても避けたいということでありましょう。いま、ふと思ったのですが、ひょっとしてこのたぬき薬局、田久保票を割るためのどこぞの回し者じゃないかという疑念にとらわれました。杞憂であれば良いけど。

 さて、記者との質疑応答には新しいものはありませんでした。代理人弁護士事務所の金庫内にあるという卒業証書のようなものを見せろ、とか、「市議会が不信任案を出してきたら辞職するのか、議会を解散にするのか」(読売)といった答えるはずもないくだらないものばかり。呆れ果てたのは、津波警報、注意報発令下での会見設定は危険じゃないかといった見当違いの阿呆質問、市に寄せられる市民の声の割合を教えろ、という馬鹿質問。それに「辞める辞めると言って辞めないのはウソつきじゃないか」(朝日)といったまるで児童会の質疑応答のようなものまで飛び出す有様で、1時間のムダな時間を費やしたという感想でした。

 この事態で市職員が疲弊しているとあたかも気遣うようなかっこつけの発言もありましたが、市職員はそんな甘ちゃんやおまへんよ。自分たちの身分や待遇がどうこういう話でもなく、ルーチンワークに粛々と精励しているのだから、別におまえが心配せんでもええわ、という感想を持った次第です。おまえらがうろうろしてないで伊東から引き揚げれば事態は沈静化するし、市職員もさらに業務に専念できるというものだよ。

追記・前記NHK記事中に、以下のくだりがあります。

市議会の青木副議長「『田久保劇場』をいつまで続けるのか」市長の記者会見のあと、伊東市議会の青木敬博副議長は「自分だけが幸せで、市民が誰1人幸せになっていない。『田久保劇場』をいつまで続けるのかと落胆している。市長は『たくさんの方が応援している』と言っているがまるで逆じゃないか。私たちのところには応援している人なんて1人もおらず、怒りの方がすごい。『とにかく早く辞めさせてください』という声が圧倒的というか、私はその声しか聞いていない」と述べました。

 この発言はまったくそのとおりなんでしょうね、きっと。そうして青木のスタンスを如実に示しているようです。彼のまわりには大勢の利権関係者しかおらんのだから、みんなそう言っとるんでしょうが!違うんかい!田久保サイドにも大勢の利権ゼロの市民がおりますですよ。(文中敬称略)                                                        

                                                           

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おかしすぎる報道姿勢の底流に何があるのか!田久保まき伊東市長受難記②

2025年07月31日 15時27分53秒 | おらあ、文句があるだよ!

  なんで「小池百合子」はSAFEで「田久保まき」はOUTなの?

   刑事告発人は一般市民ではなく、小野前市長後援会代表! 

   「建設会社経営の男性」と「前市長後援会代表」は同じじゃないだろ?

    知らないはずはない記者連中は全員が意図的に書かなかったのかい?

    伊豆新聞なんて、ひょっとして後援会代表就任を記事にしてるかもよ!

 たかだか、田久保市長が東洋大学の卒業生なのか、横に出たのか、という、どこから見てもどうでもいい問題で、あたかも田久保が極悪人であるかのような報道が参院選最中にも “欠かさず” 垂れ流されました。奔流のように、という形容がぴったりです。こうした事実はいったい何を物語るのでしょうか。

 仮に田久保が東洋大学「卒業」と意識的に表示したのだとして、「卒業」だから一票を投じたなんていう人はおそらく皆無でしょう。その一方に忘れてならないお方がいます。May  I have your name ? 程度のアラビア語で、エジプトのカイロ大学を首席卒業したと言い張り続ける小池百合子東京都知事です。カネと権力、現地高官との強い人脈で偽りの卒業関係書類を後付けででっち上げてもらい、「卒業」の体裁を整えた人です。これはもはや公然たる事実の域に達しています。世界に誇る大都市東京に君臨している、この小池百合子がのし上がる強力な武器となった「カイロ大学首席卒業」の持つ意味と、田久保のまったく無意味な「東洋大学卒業」とは似て非なる、天と地ほどに異なる事柄なのです。(この関係、追記します。) 報道関係者に問いたい!おまえさんとこの都庁詰めの記者は小池百合子には尻尾ばっか振ってほったらかしにしてるのに、なんでおまえさんは伊東の田久保を血祭りにあげたんですか、と。呆れてものが言えないとはこのことでしょう。 

 ところで、一連の報道の特異な点は、一社の例外もなく、問題のよってきたる本質を報じないところにあります。市立図書館新設をはじめとする今後の公共事業受注をも射程に置いた利権享受勢力が、田久保を先頭とするハコもの行政に反対する人びと、換言すればごくまっとうな市民感覚の人たちを押しつぶそうとしているという卑劣な構造に目をつぶり、上っ面の学歴云々にのみ矛先を向けています。到底理解できません。このような偏向した横一線の報道は善良な市民の目を単なる節穴に変え、問題の本質を覆い隠して、ひたすら田久保への非難の嵐を巻き起こしました。特に地元の紙媒体に加えてテレビがとても良くない。悪い。基幹局経由で全国に拡散され、本来ローカルに留まるネタが全国に流布される結果となりました。そこで、どうでもいい芸能人、大久保佳代子とかだれそれとかが番組内でちょこっとなんか言うと、それをまた仰々しく報じるというアホみたいな現象が起きてしまいました。

 さて、去る7月7日、「伊東市で建設会社を経営する山口喜廣さんら」が田久保を公選法違反容疑で刑事告発したとのニュースをネットのNHK静岡NEWS WEB 

     https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20250707/3030028543.html   ほかのメディアで見て、翌日には紙レベルの各紙の記事も見ました。こうした問題が起きると、必ず弁護士とかおせっかいな第三者が法的手段とやらに出るもんやね、と自らの取材経験を想起しながら、帰宅後「山口喜廣」をネット検索してぶったまげました!

 この人、単なる一市民どころではなく、小野前市長の後援会代表なんですよ。山口ってえのは、よくもまあ、善良な市民のふりをしてぬけぬけと、と怒髪天を衝く思いに駆られました。同時に、この問題は要するに負けた選挙のリターンマッチとして画策され、あれこれ田久保の周辺をほじくった挙げ句、うまい具合に学歴問題を掘り当てたのだと私は判断しました。下掲載の小野前市長の公式サイトでは、解体建設業山口総業の山口ではなく、アートフォースなんたらいう会社の山口となっていますが、当然同一人物です。政治家と一体と目される後援会代表がこんな露骨な行動に出たという例はほんとに珍しいでしょう。小野前市長が山口に頼んだのか、山口が小野に相談なく単独スチールを試みたのか、それはふたりにお尋ねするしかありません。私はこういう卑劣なやり方は見過ごしに出来ない性分なので、8日夜に小野後援会に対し抗議の趣旨を、田久保後援会に激励の趣旨を送信しました。(文中敬称略)

          

    

文中、引用サイトのアドレスを、ワンクリックで当該サイトに飛べるようにするやり方を忘れてしまいました。どなたかご教示くださるとありがたいです。      

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ことしの7月は最悪の月でした!田久保まき伊東市長受難記①

2025年07月31日 00時38分49秒 | おらあ、文句があるだよ!

   この月、コロナにかかってしまいました!まだ本調子ではありません。

 私が現在おります静岡県伊東市は、この月、異常な熱気に包まれて、燃え上がりました。

    箱モノ行政施策にアンチを突きつけた現市長・田久保まきは、

    前市長・小野達也を頂点とする公共建設工事の利権まみれ勢力に

   袋だたきにされ、きょう31日にも辞職を余儀なくされています。

  田久保を刑事告発した山口喜廣は単なる市民ではありません。

        前市長の後援会「未来を創る会」の代表であり、

   取りやめになったメガソーラー建設を受注することになっていたとのことです。

        この問題の構造がはっきりと見えるでしょ!

   

因縁の土地 ここが42億円を投じて新設される市立図書館の建設用地です。かつての伊東マンダリン岡本ホテル跡地ですね。マンダリン熱海ホテルを舞台とした集客詐欺事件で経営会社は破綻し、伊東ホテルも閉館。その後、跡地を取得した不動産業者から伊東市が購入しました。その際に、市価より不当に高い価格で不動産業者から購入した見返りとして当時の佃弘巳市長が退任後に1000万円の収賄で逮捕され、最高裁で有罪が確定しています。小野前市長は、同じような政治的センス、スタンスであるからなのかどうか、佃元市長を1年間伊東市の特別顧問として任用していた実績があります。このようなさまざまな思惑が輻輳する因縁の土地は、撮影時、黒い影に覆われようとしていました。まったく無用の市立図書館が利権享受勢力によってここにやがて新設されるのは、まことに恥ずかしい限りです。

 

 この問題は、しつこくしつこく報道されているような田久保市長が東洋大学を卒業したかどうかという上っ面の問題ではないのです。学歴云々は言いがかりに過ぎないと思います。

 田久保は市議時代に、市民とともに伊東市伊豆高原のメガソーラー計画を取りやめさせました。

 そして、6万人超の人口の田舎町に42億円もの建設費を投じて新設されようとしている市立図書館建設を中止しようとしました。

 なんという「ふつうの市民感覚」なのでしょう。これはいまどき本当に賞賛に値すると思います。

 おおかたの予想に反して市長に当選した田久保、この邪魔者をなんかとかして葬り去ろうという策動が公共工事利権の享受者たちによって始まります。

 巨額の工事利権につながる人間は相当の数にのぼります。設計、施工、設備什器、運送、警備その他もろもろの職種に携わる人びと、その家族友人知人をも勘定するとさらに大きな勢力になります。

 報道の異常な過熱ぶりから推察すると、利権の裾野は地元報道機関の関係会社から市議会議員、市役所職員にまで広がっているようです。

 これだけ、マスコミやらミニコミやら表面的な「世論」にぶったたかれて、よくもまあ田久保はひと月頑張ってきたと思います。

 ようやく体調も上向いてきたので、この卑劣極まりない “市長学歴詐称問題“ を何回か記録として書いてみたいと思います。(文中敬称略)

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ハヤトウリの追加記事

2025年06月27日 13時21分07秒 | ミニ菜園、植物いろい...

           6月6日の項に、ハヤトウリ③を追加いたしました。

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摩訶不思議な朝  21/MAY/2025

2025年06月16日 13時19分30秒 | 日記

  朝、見たこともないヤツらが家の中に

   小さな蛇とヘラ鹿のような虫

  夜になって60年来の仲良しの訃報

 小一か月たちましたので、ここに書いておく気持ちになりました。

 このブログでも何回か書いた宇都宮の一条中学時代の恩師、故笛木隆先生の奥さま方子=まさこさんが亡くなった先月の21日水曜日というのは、本当に不思議な朝でした。

 その朝も一階から二階へつながる階段を何回か下りたり上がったりしたはずなのにまったく気がつかず、何回目かに下りようとしたら階段の中ほどに小さな蛇がいるのです!ほんの小さな細いヤツでしたが、それでも長さは30センチぐらいありました。一瞬、大きな百足かと思いましたが、うねり方が正真正銘の蛇。なんで、うちの中に蛇が!どこから入ってきたのか!

 ここに来て14年で初めての出来事です。ナニが嫌いかといって、蛇以上に嫌いなものはないおらのことで、逃げ出したいところですが、自分で始末する以外に手はなく、チリトリとほうきでゴミ入れに落とし込み、外へ出てもらいました。

 やれやれ、とコーヒーでも淹れようかと食卓に着いたら、今度はテーブルの上をまったく見たこともないヘンな虫が歩いているではありませんか。これまた、一度も見たことがない虫でした。写真に撮って、こちらもお帰り願いました。まったく妙な来訪者が続くわ、と呆れましたね。虫の名は調べたけど忘れたので追記します。

        

 そうこうしているうちにこの日も暮れ、夜になって着信したショートメールを開けると、笛木家の娘さんのひとりからの「今朝、母が亡くなりました。92歳でした」との訃報が届いておりました。呆然として言葉もありませんでした。さまざまな思い出に浸った夜でした。

    

   見慣れぬムシは、ヒゲコメツキでした。        https://roki.main.jp/site/sp0038.html

      

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いまごろ、バジルの花

2025年06月13日 10時05分30秒 | ミニ菜園、植物いろい...

  早(はやっ!) バジルの花が咲いちゃいました!

    いつも秋口に咲くんじゃなかったっけ

    これも実は初めての越冬隊なんです。

 

      

 バジルとパセリはおらとこでは欠かせない青み。なんかの添え物とかサラダのためにキャベツの千切りを作るときには、このふたつをキャベツの葉に巻き込んでからトントンします。そうすると香りが三重奏でうまいのです。それで、例年、いくつかの鉢にこの二種の香草を植えとくんですが、これまでバジルの冬越しを試したことはありませんでした。苗の説明にも、種の袋にも「一年草」と書いてあるのを知っているからでした。

 ところが、ウィキを見たら、下掲の如く原産地では多年草だというのです。それならあたたかくしておけば良いのでは、と去年の晩秋、初めてのトライとして、まだかなり元気だったひと鉢をよく日の当たる窓際に置いて、網戸の枠にビニールを張ったものを寒さ避けに立てかけてみました。

 そして、冬を越してきたのが上の画像です。茎は緑ではなく、あたかも木のような茶色の古株になりました。白い花が咲き乱れています。通常、紫蘇などと同じく秋に結実して花が咲くのですが、季節を間違えたのでしょうか。花穂は葉っぱの生育を妨げるので取り除こうかとも思いますが、このままにして葉っぱがどうなるか見ていくことにします。(パセリは毎年、室内で難なく越冬します。)

           ****************************************************************************

          バジル(Basil、羅勒(ラロク)、蘿艻、学名: Ocimum basilicum)は、シソ科メボウキ属の多年草

     (日本では越冬できないので一年草として扱われる)。インド、熱帯アジア原産のハーブである。和名はメボウキ(目箒)。

                 イタリア語由来のバジリコ (Basilico) の名でも…-Wikipedia

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ロバート・キャパの「崩れ落ちる兵士」のことども

2025年06月10日 22時25分17秒 | 読書の楽しみ、読書の...

 沢木耕太郎『キャパの十字架』(文藝春秋/2013)

「崩れ落ちる兵士」はいかにして撮影されたのか!

   執拗とさえ思える追跡取材に脱帽!

         

 先だって新宿、どこにでも新宿はあるけど、これは東京のね、に用事があって出かけた際、西口のブックオフで『キャパの十字架』なる沢木耕太郎氏の作品を手に取って、暫し呆然としてしまいました。2013年2月文藝春秋刊ですから、私はもう引退してカネはないけどヒマは持て余すほどあった時期なのに、この本のことをまったく知らなかったからです。そうして、同書の主題こそ、私がかれこれ50年もの間、抱き続けてきた疑問を解き明かすものだったからです。

 上掲左は、「崩れ落ちる兵士」と名づけられた戦場写真の最高傑作という折り紙付きの写真です。すごい迫力ですね! ああ、見たことある、というお方も多いはずです。

 この写真は有名なロバート・キャパ(1913~1954 ハンガリー生まれ、本名フリードマン・エンドレ・エルネー )が1936年=昭和11年に勃発したスペイン内戦を取材した折、フランコ反乱軍の銃撃に倒れる人民戦線政府軍の兵士を撮影したもの、ということになっていました。

 若かりし頃の私はいつも必需品としてカメラを携えている仕事柄もあって、この写真を見たとき、決定的瞬間とはこういうものなんだなと 深い感銘を受けたのでした。しかし、次の瞬間、なんとも言えない不自然さを感じたというか、奇妙な心持ちになったのです。それは、まず第一に、この政府軍兵士は前方から撃たれたゆえにのけぞる格好になっているのですが、白っぽい服装のどこにも瞬間的に飛び散るはずの血痕が見当たらなかったからだと記憶しています。また、絵柄から察して、撮影者=キャパは倒れる兵士の斜め前方からカメラを構えているのだが、実戦でそんな位置から撮影するには塹壕にでも入っていたのかな、という感想がありました。

 あまりにも有名なキャパとその人の作品ですから、当時、写真部員ではない書き屋仲間ですらこの写真を知らない者などいませんでした。しかし、私はこの写真に対する奇妙な違和感を口にしたことは一度もなく、時は過ぎ去りました。

 その記憶がこの本を手にしてまざまざと蘇り、帰りの小田急線、東海道線、伊東線の車中や駅ベンチで一気に3分の2を読んでしまいました。スペイン現地に何度も出かけてキャパの足跡を辿った沢木氏の執念とも思える取材態度には敬服するほかはありませんが、それらが許される経済的立場というものにも思いが至りました。髙橋真梨子ソングではないけれど「ジェラシー隠せないときめきの瞬間」(遥かな人へ) ということですねえ!

 結論は、あえて書きません。おそらく、どこの図書館にもあるはずですので、ご一読をお勧めいたします。

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はやとうり、隼人瓜って書くんかねえ!③  ビックリして追記です!

2025年06月06日 06時52分31秒 | ミニ菜園、植物いろい...

 

  ハヤトウリ、メルカリでまさかの高値

   こんなもん買う人がおるんかねえ

   と思いきや、大ありなんだわさ!

        2024年6月27日追記しました。

 庭の隅にゴーヤの苗を植えたところ、土がまずかったのか、とても威勢が悪い。もう当地でも大苗の時期だけど、メルカリで買ったらいくらぐらいするかな、と検索する途中、何気にハヤトウリを検索したら、えーっとぶったまげちゃいました! 送料込みだけど、 2個で3600円だと! こんなの買う人、おらんやろねえ!

                                           

 ところが、これがさあ、世の中って広いもので、ちゃんとおられるんですわ! 売れてるんですわ!値段はまったく同じではありませんけどね。

 2度びっくりというお話でした!

   

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はやとうり、隼人瓜って書くんかねえ!② 追記③あり

2025年06月06日 06時51分43秒 | ミニ菜園、植物いろい...

 越冬隊、ごめん、ごめん!と土に入れました。 

 ハヤトウリって芽と根が同じところから出るんだよ

   ようやく葉っぱらしくなりました!

 ウドのようなまっちろい茎を精いっぱい伸ばしている姿はほんとに健気でした。日に当ててやれば葉緑素が出来ますから、早速、鉢に植えて様子を見ていると、3日ほどでうっすらと緑の顔色を取り戻し始めました!

      きょう現在の越冬隊の様子は、こんな塩梅です!

         

 それで、観察していて気がついたんですけど、ハヤトウリって、根が出て芽・葉が出るんじゃなくて、芽・葉が出てから追っかけ根が出るんですね! しかも、出てくる根っこは芽が出た頭の反対側、つまり尻から出てくるのではなく、なんと芽と同じ頭から出てくるんです! いやあ、まったく知りませんでした。この越冬隊2個はまもなく、地面に移すことにしています。

         

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