「日本を今一度洗濯いたし申し候」

2005年09月19日 | Weblog
龍馬は28歳の時に「日本を今一度洗濯いたし申し候」といいました。
その龍馬と同じ思いで、私も29歳で出馬しました。
この政治不信の続く世の中で、まずは国民が「政治の大切さ」というものを
再認識しない事には、この国は変わらない。いかに改革、改革と唱えようが
国の基礎である、国民の意識が変わらない事には真の改革は行えないという想いが強く
29歳という若さではありますが出馬しました。まわりには、29は若いと思われますが
日本を近代国家へ歩ませた幕末の志士達も、若者でしたし 若者の力で日本は動いたのだと私は考えます。

話は、若干それますが 選挙に出るという事はお金がかかると思われがちですが
この29歳の自分がどのようにして選挙しかも党の公認候補として出馬できたのかを説明します。多くの方が、選挙はお金がかかると思ってます。それは、正解です。しかし、自分の手出しは一銭もありませんでした。党によっては、方法が違うのですが ここでは民主党で出馬した経緯を説明します。

昨年の2月に民主党が、全国で総選挙での公募を行いました。それが、きっかけで今回出馬する事になったのですが 党の公認候補ということで党の方から公認料を受け取りました。通常は1000万なのですが、僕は出馬表明してから選挙まで二週間もないという時間の制約がありましたので多くの候補者が設立する政党の選挙区支部というものを立ち上げませんでした。それゆえに、政党支部分の資金200万は受けとらず公認料800万という額で選挙を戦い抜きました。あと、選挙はポスターや看板なども今は公費負担となりますので以前に比べて候補者は安く選挙戦を戦えるのです。

ここでポイントとなるのは、選挙は有権者の税金で行われてるという事です。日本は諸外国に比べ選挙の割合が比較的多いと感じます。その分、税金も多く選挙に使われていってるのです。単純計算すると、一人あたりいくら選挙にお金を払ってるのでしょうか?聞いた話では、今回の選挙だけでも一人あたり400万だとか・・・。選挙というのは、唯一の政治を決定できる機会であり、政治は人々の生活を決定する唯一の力、だからこそ棄権しないで選挙に行ってもらいたい、そしてせっかく納めてる血税を無駄にしてほしくない。「政治には関心がない」「政治は面白くない」というレベルの問題ではないのです。国民の意識が変われば、この国は絶対良い方向に変わります。それが、民主主義です。






「あきれた」

2005年09月18日 | Weblog
昨日は、敵陣営の幹部に挨拶にいきました。
僕の場合は、色分けせずにまわっております。
もちろん、お世話になった方を中心にまわっておりますが
近くまで行った際は、敵陣営の人だろうが顔をだします。

そんな中、話をしてると台風14号の災害の話になりました。
「●●君が、通ったが彼(造反組)は党には戻れん。
だから、国は災害援助はここではしない。」という発言があった。
これがほんとなら、あきれてしまう。災害にあった地域、そして住民には
党というものは関係ないではないか。権力を持つ党人を選んだ選挙区は優遇され
それ以外の候補を選んだ選挙区は災害が起こっても何もしないというのでは選挙区民はたまったものではない。

昔から、「●●党だと○○をおらが街に持ってきてくれる。●●党を選ばないと、うちには何もこない。」というアメとムチ的な政治戦略が日本ではまかり通ってるが、そんな事をしてるうちは決してこの国はよくならないだろう。

これはあくまでも、陣営の幹部の一人が言った言葉なので全部鵜呑みにはできないが
そのような政治を行っていたら、ほんとうに日本は良くならないのではない。

なにも、これだけの話をしてたのではないです。その災害の話については、呆れてしまったが市政に関する話は為になった。勝手に、私利私欲で動いてる方なのかもとイメージしてたのだが、そうではなかった。ほんとに、市をなんとか変えたいと意欲のある人だとも思ったし、その方はもっと多く若い人が市政などにも市議として参加すべきだと言ってらしゃった。残念なことに、仕事を休んでまで若者に政治参加を許す企業がこの宮崎県にはあまりないという事があるとその方は仰られました。ほんと、そうだと思います。これから、そのような会社がでてくれば、自ずと市政でも県政でも、国政でも若い力で日本は変わっていくと思うのですが・・・・。

「新代表」

2005年09月17日 | Weblog
新しい民主党の代表に前原さんが決まりました。96対94という接戦でしたが
決め手となったのは前原さんの演説だったそうです。もし仮に一票が菅さんに流れれば、
同票ですからね。

この前原さんの演説の上手さには逸話があります。私は、昨年の参議院選挙で無所属(民主支持)の松下新平さん(現参議院議員 先月までは私は秘書をしてました。)の選対スタッフをしておりました。そこで、色々仕事をこなしてたのですが その中の一つの役目として民主党本部とも連絡を取り合っており応援弁士の来県の調整などもしておりました。そこで、前原さんが宮崎に入られるという事だったので調整をしてたのですが前原議員を知ってるのは事務所では僕ぐらいで、他は誰も知りません・・・。しまいにゃ、宮崎市以外では「民主の先生なんか、入られたら困る」と言われるぐらい非難もあり、そして選挙カーのスタッフも「民主の先生が来ても、マイクなんか握らすな!」という感じだったのですが、前原さんが演説をするとみなさんがほれ込んでしまいました。しまいには、あんなに民主党を嫌がってた人達が、「前原さんは、もう一度呼べんか?」と言ってきました・・・。それぐらい、魅力のある政治家なんですね。

前原新代表は、日本の民主主義の危機を感じ代表戦に立候補し、そして民主党を闘える軍団に変えると約束されました。民主党は日本の民主主義そして将来に責任があります。我々、民主党が日本を変えます、そして有権者一人一人の想いを裏切りません。今回の選挙では苦杯をなめましたが、次回はこそは有権者の信頼を取り戻します。ご期待ください。

「隠されたヒント」

2005年09月16日 | Weblog
今日は学校関係を中心にまわりました。
どこの学校も少子化の為、厳しい運営をなされてるとの事。
日南地区では、中学の卒業者が宮崎市の高校へ進学する傾向が強まっているとの
印象もうけました。

ある高校の関係者は、「成績では、市内にはかないませんが
生徒の伸び率(入った頃の偏差値から、出る頃までの偏差値)では県内で三本の指に入ります。しかし、そういった成果を(中学生の)保護者に示す機会がない。学校も信用を回復しないといけません。」と言われてました。先生の話では、今の学生の親の世代の時代が一番衰退してた時期で、その頃に信用を失っているのでなかなか信頼回復が難しく、その結果生徒が集まらないとの事でした。これは、政治も同じで一度失った信頼というものはなかなか取り戻すことはできません。

別の学校では、「この少子化の中、私共は魅力ある学校を創らないといけない。そのヒントになるものが、社会の色々なところにある。」というお話をされてました。僕自身も、ヒントというものは社会の色々なところにあり、埋もれてるのに気付かない事が多いと考えてますし、人と話をする中でヒントとなるものを得ようと常に心がけています。今日は、学校関係者からも友人からも色々と今後の為になるヒントを得れました。

友人の一人が、営業をしてるのですが この政治の世界も営業の世界と似たようなもの。
いかにして商品を売り込むかというコツを教えてもらいました。ここで、披露したいとも
思いますが「企業秘密」なもので披露できません・・・。ただ、すぐそこにヒントは隠されてます。今日、私が学校関係者そして友人と話してて得たヒントと友人から伝授してもらったものは同じでした。最後に、ある学校去る時に関係者の人が「今日、初めてお会いしましたけど、外山さんは私が想像してた人と同じでした。」と言ってくださいました。ありがたい言葉ですし、これも隠されたヒントの一つです。





「珍しい落選候補・・・」

2005年09月15日 | Weblog
今日も何件か訪ねました。
ほんと、立候補してから色々な方とじっくりお話をさせてもらえて人生の肥やしになります。今日はある方に、「ご両親と、ご先祖に感謝しないといけない。」と言われました。
ほんと自分でもそう思います。今の自分があるのは、両親のおかげだし またご先祖さまのおかげです。また、「君に投票してくれた方の期待を裏切っちゃいかん」とも言われました。ほんと、今の自分があるのは多くの方の支援があったからです。

ある事務所を訪ねると、お姉さま達が「一緒に写真を撮ってください」との事でピースサインをして一緒に記念撮影・・・。こんな落選した候補も珍しいような・・・。

珍しいといえば、先日 先月まで勤めてた事務所から先月働いた分の給料を受け取りました。選挙前から欲しがっていたipodの最新機種ipod nanoを購入しました。選挙前の記者会見でも記者の方にも言われたのですが、僕は音楽の趣味の幅も広く音楽なしでは生きれないのです。選挙中も事務所に入る前と事務所から戻るときは、ずっと車の中で音楽を聴いてたのです。ここのHPでは、お勧めのCDなんかも紹介していきます。
しかし、ipodを買ったのはいいのですが思ってたよりも操作がやしにくいです・・・。

今日は長々と書いてますが、本も購入しました。昨日、訪ねた方(自民支持者??)に「今回の文藝春秋は、読みなさい。絶対、いいわよ。私は、これを鞄に入れて持ち歩いて 人に勧めてるの。」と言われ買ってみました。読んでみます。あとは、以前から読んでいる小林よしのりの新ゴーマニズム宣言の靖国論を買ってみました。あとは、ヨーロッパのサッカーリーグの雑誌・・・・。

それでは・・・。

「願望と目標」(9月14日)

2005年09月14日 | Weblog
今日は、僕が出馬を決めるきっかけとなった偉大なる先輩を訪ねた。
「おまえが、あそこまで取るとは思わんかった。1万とみてたんだけどね。○○さん(以前、別の選挙区で出馬した人)と話してたんだけど、○○さんも自分の取った票よりお前が取るとはおもちょらんかった。」と言われた・・・。いろいろまわってみて、多くの方は僕は取っても1万ぐらいだとみてたみたいです。「●●陣営(対立候補)の選対なんか、お前が都城で取りすぎと言ってたぞ。(僕の都城での票は7299)あそこまで、取るとはおもちょらんかったらしい。」という具合でした・・・。

そういう話をしてたのですが、この偉大なる先輩はいつもいい事をアドヴァイスしてくれます。「願望じゃだめなんだよ。目標を持て。目標とは、それに向かっての努力をする事。目標に向かっての計画をたてることなんだよ。」と言われました。目標を設定し、それに向かっての努力を早期に行わないといけないと改めて実感しました。

次に訪ねた偉大なる先輩2の方にも色々とアドヴァイスされました。
「とにかく、今年は歩きまわる事。外山君のいい点は、誰が敵で味方であるか分からん事やから誰かれ構わず訪ねていきな。もう、セールスと一緒やから。」等々アドヴァイスしてもらいました。

そういうアドヴァイスを受ける前から、僕は敵陣営の幹部の方とも何度も話させていただいてます。幹部の方からでる、候補者批判等もけっこう面白いものがあります。(案外、僕も自分の陣営に言われてたのかもしれませんね・・・)党派の違い等はありますが、人生の先輩方とのお話はほんと貴重になります。

今回の選挙で、得られた一番の収穫は色々な方とお話出来ること。これは、僕が普通に過ごしてたら話す機会のなかった人達といろいろ語られることです。農家の方と話す事も、建設業の方と話す事も、引退をされた老人の方と話す事も、僕が普通に暮らしてたらなかったでしょう。ほんと、これはお金では買えない貴重な経験をさせていただきましたし、
また自分の目標に向かって、これらの方々のお話はいい肥やしになります。

比較

2005年09月13日 | Weblog
人に会うと、けっこう「あの短い期間で、健闘しましたね」と言葉をかけられます。
ほんと、最近分析をすればするほどそう思ってきています。

普通の候補者と比較すると
         普通              僕

準備期間   選挙が予想される一年前     事務所が出来たのが選挙5日前

党組織    主な市には支部がある      まったくなし。選挙区内に市議二名

組織     独自の後援会が各市町村にある  後援会なし

といった感じです。こんな弱体で、22325も誰が入れてくれたのでしょうか?
その分析が必要です。

今日は、支持者のお孫さんに会ってきました。小学生なんですが、なんでも僕のファンだそうです。(笑) 選挙中からトマトジュースが好きだと公言すると何度もくれました。
そんな子達が、僕が落選したからワーワー泣いたそうです。小さい子にも心配かけたんだなと反省してます。でも、今日会った時は元気でした。なんでも、塾で国語と算数と英語を習ってるとか。今は小学生で英語を習うんですね。 経験上、僕は英語教育は小学生ぐらいからやるべきだと感じております。


22352

2005年09月12日 | Weblog
今回の総選挙で、民主党で出馬するも22352票という得票で敗戦しました。

敗因としては、出遅れで名前が浸透しなく他の二人の戦いに最後まで加われなかった事 そして全国的に民主党が惨敗した事が大きく影響してると思います。

この22352という票は、決して大きい数字ではありませんが
出馬表明を8月16日に行い、事務所が動き始めたのが公示5日前の25日、そして民主党の組織自体が この三区になかった事を考慮すると この22352という数字は小さくはありません。

この無名の新人に賭けてくださった、22352の人達の想いを裏切らず、次に向かって進みたいと 新に決意しました。

公職選挙法上の問題でお礼等をHP上に記載する事は出来ないそうです。こういう法律はほんとに今の時代に適してるのでしょうか?疑問に感じます。
これからも、選挙の裏話や自分の活動や日々思うことなどを更新していきたいと思ってます。