舞台は東南アジアのタルキスタン(架空の国)。ロケはタイ。
日本の常識が通用しない世界であわてふためくサラリーマンの姿がおかしくも哀しい。
三星建設の技師、高橋啓一(真田広之)は橋建設プロジェクト売り込みのためタルキスタンに、一週間の予定で出張。
空港での出迎えは現地の支店長・中井戸浩(山﨑努)と運転手のセーナ、そして貧しい子供たち。高橋がここに呼ばれたのは三年前に政権を掌握したムイニット軍事政権によるODA事業のプレゼンのためでした。しかし、現地についてわかったのは軍の開発担当相であるカッツ大佐に、ライバル会社IBCもプロジェクトをもって食い込んでいたことです。
高橋は誘われるまま自社の支店長の中井戸浩(山﨑努)と、カッツ大佐の誕生パーティーに出席。会場にはIBCの富田賢造(岸部一徳)と升本達也(嶋田久作)も列席していました。この場で大佐は、入札結果がIBCになることを伝えます。落ち込む中井戸は、高橋に今夜の飛行機で帰れと伝えます。
喜んだ高橋でしたが、直後、反政府ゲリラが突如、会場に爆弾を投げ込み、銃撃戦が始まります。
升本がラジオ放送を聞くとクーデターが起こり、町の中心部は内戦状態が回避されているとのこと。4人は町に入りますが、実際には激しい銃撃戦。
市街戦のなかに取り残された4人は買い取ったジープで空港に向かい、さらにジャングルを抜けますが・・・。
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