井内利彰

競馬に携わってます

初陣

2006-07-10 | Weblog
昨日、初の出資馬ウインルーセントが初陣を迎えました。

いつものようにパドックで馬を見ていると、
「かわいい」と写メとムービーを駆使している方がいました。
確かに大人しすぎて、目も穏やかだからかわいい。
けど、そんなに優しい雰囲気じゃあ、ちょっと心配。そんなパドックでした。

レースは担当厩務員さんと一緒に。
好発を切ったのでかなりの期待度でしたが、馬場が悪かったこともあり、どんどん手応えがなくなっていくのが明らかに分かりました。
実に寂しい結果。
「まっ、仕方ないですよ」と励ましあったのは言うまでもありません…。
一度放牧に出るので、帰ってきてからに期待しましょう。

このレースを勝ったのはエルヴィス。
実は担当している持ち乗りの溝畑助手とは乗馬苑で知り合った仲。
「すごくいい馬を担当させてもらうことになったんですよ」と話していたんです。
レース前も席が近くで「対決ですね」なんて話していたんですが…完敗です。

レース後はガッチリ握手を交わしたんですが、
「信じられへん。泣きそうや」
と何度も「泣きそう」という言葉を繰り返していました。
こんな感動的なシーンを見ると、競馬ってスポーツでもあるんだと実感しちゃいます。
自分の馬は負けてしまいましたが、勝つものがいるから負けるものもいる。
それが勝負の世界だし、勝った人のその姿を見ていると、なんだか清々しい気持ちになりました。

僕も僕なりに勝負を挑んだ競馬予想TV!
敗者となってしまいましたが、勝った水上さんが一枚も二枚も上だったんでしょう。
二冠、おめでとうございます!

けど次シーズンこそは、僕が冠を奪取させてもらいます。
そのためにはこの夏を実り多き競馬にしないといけませんね。

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