二焼け富士

この夏は天候不順が続き、富士山登山客は例年に比べ少ないように思えます。
なぜかといえば、今年のテーマである『登山客の明かりで富士山を形作ろう』を
計画したのですが富士宮登山口からの光が少なく左側の稜線がはっきりしない
ものになってしまいました。来年は祈りながら頑張ろう・・・・・・

さて今回のテーマは『二焼け富士』。

一般的に上とか、下の絵が夕焼け空をバックにした富士山ですが、
同じような写真になってしまい個性的なものでなければ満足しな
くなってしまいます。同じ趣味を持っている人はやはり狙いは同じ
みたいです。
通常は、日没直前にスタンバイ、日没直後がベストと思いますが、
日が沈んでだんだん暗くなりみんな「終わりだな」と言いながら
片付けて帰って行きますが我々は、じっと待っています。

 　　　　撮影データ：ＣＯＮＴＡＸ　ＲＴＳⅡ　ＶＳ８０－２００　Ｆ４
　　　　　　　　　　　　Ｆ８　ＡＥ　　　１００ＶＳ

おおよそ３０分経つと 暗くなった空が、鮮やかな赤に染まり始まります。
下の写真はそのものです。デジタル加工では本当の色具合がでませんね。
これを仲間内では『二焼け富士』といっています。

　　　　撮影データ：ＣＯＮＴＡＸ　ＲＴＳⅡ　ＶＳ８０－２００　Ｆ４
　　　　　　　　　　　　Ｆ８　ＡＥ　　　１００ＶＳ

年中、このようになるものではありません。又、一旦暗くなり、再度赤くなる
『三焼け富士』が出ることもありますが・・・・・・・・私にはどうも・・・・・・

秋になると、空気も澄んできれいな夕焼けが見れると思いますが、一度、
夕焼けが終わっても帰らず、３０分～１時間そのまま待ってみるのも
いいんじゃないですか？

ホンじゃ、今日はここまで・・・・・