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段ボール機械メーカISOWAの
営業スタッフブログ!!

時を越えた古民家のお蕎麦

2014-06-10 11:41:21 | 池田 和久

名古屋営業所の池田です。

いよいよ梅雨に入りましたね。

北海道を除き日本全国梅雨時はどこも
じめじめしていやな日々が続きますね。

名古屋の梅雨も同じですが、名古屋は
梅雨があけても湿気の多い暑い夏が
続くので、しばらくはつらい時期と
なります。

さて、先日長野へ行く機会があり、
昼食で何を食べるかということに
なりました。

メンバーの一人が、
『長野といえばお蕎麦でしょう!
 美味しい蕎麦が食べたい!
と、声高らかに発言してくれました。

長野ではよそ者の名古屋人。
“おいしい蕎麦”
と言われても、どのお店のお蕎麦が
美味しいのか見当もつきません。

でも、そこはISOビー(ISOWAビト)。
誰でも持っているIpadを片手にサクサク
と検索。

出てくる出てくる、お蕎麦屋さんが
いっぱい!

しかし、どのお店のお蕎麦が美味しい
のか皆目検討もつきません。

その中の一つに、古民家を改装して
“いかにも”というお店を発見。

いざ!そのお店に直行とナビを設定して
車を走らせました。

ナビ通りに車を走らせると住宅地に入って
行き、とてもお蕎麦屋さんがあるという
雰囲気ではありません。

そして突然表れたのが、この写真のお店。

メンバー一同
『すごい!』
の一言。

“絶対美味しいお蕎麦を食べられる
と、確信してお店に入りました。

お店に入るまでにご覧のお庭を抜けてお店の
前まで進みました。

“絶対美味しいお蕎麦が食べられる”
という期待感と裏腹に、
“もしかしたら、とても高価なお蕎麦なのかも
 しれない、財布の中身は大丈夫だろうか?
と、心揺れ動く気持ちを抑えつつ玄関をくぐり
ました。

女将さんらしき方が店の中に案内してくれましたが、
古民家だけあって柱も黒光りし、年代を感じる欄間が
あり、座敷は4つの部屋が集まる漢字の“田”の字に
なっていました。

“お蕎麦の期待が高まり、財布の中身が益々気に
 なる”

ちょうどお昼時で、店内には年配のちょっと偉い
雰囲気のある方がお客様と昼食をご一緒している
先客が何組かいました。

“接待にくるお店ということは、お蕎麦も美味しく、
 でも高めなのか?財布の中身は大丈夫か!
と、心臓はバクバクする次第です。

お店の方が蕎麦茶とメニューを持ってきてくれて、
いざメニューを見ると、お蕎麦とてんぷらしか
載っていない生粋のお蕎麦屋さんでした。

そして、お蕎麦の値段は・・・!

ちょっとお高めだけど、決して財布の中身を気にする
ような値段ではありませんでした。

心臓の高鳴りもおさまり、安心してメンバーはお蕎麦や
てんぷらなどをオーダーし、待つこと10分程度期待の
お蕎麦が出てきました。

お蕎麦の風味が十分感じられるとても美味しいお蕎麦
をいただき、満足を感じていたところ、定番の蕎麦湯が
出てきました。

つゆに蕎麦湯を入れたところ、これが通常では考え
られないほどのドロドロ感。

メンバーの一人が、
『こんなにドロドロした蕎麦湯は初めてです』
と、普段でも大きく丸い目が一層大きくまん丸に
なっていました。

そして、続けて出てきたのが、サービスの蕎麦かりんとう。

これもお蕎麦の風味が感じられ、美味しくいただきました。

お店を出るときに、女将さん風の方にお話を伺うと、
建物は先祖代々の家で150年ほど前に建てられ、屋根の
茅葺は25年程度で葺き替えするとのことでした。

お店は15年ほど前に始めたとのことで、蕎麦屋としての
歴史はないんですよ、とのことでしたが、とても美味しい
お蕎麦をいただいたとメンバー一同満足してお店を後に
しました。

メンバーの安易な一言で始まった昼食でしたが、素敵な
お昼時を過ごすことができ、この後の仕事が意義のある
ものであったことに間違いなかったことは言うまでも
ありません。

是非、長野へお出かけの際はお立ち寄りいただくことを
お勧めします。


 

コメント
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