以前から行きたかった松陰神社に。
明治維新の先覚者、吉田松陰を祀る神社。
鳥居の右側にある「松陰神社」と書かれた石碑の文字は、吉田松陰自筆の文字とのこと。
書簡から文字を抜き出したものらしい。
大鳥居をくぐって、少し歩いていくと、
「松下村塾」を発見。
写真では何度も見たことあったが、実際に見てみると、思っていた以上にこじんまりとしている。
木造瓦葺き平屋建ての50㎡ほどの小舎。
世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつになっています。
ここ松下村塾で、吉田松陰が日本の近代を担う人物の育成をしました。
当時この地域が、松本村と呼ばれていたことから、松下村塾という名前が付けられました。
ここが講義室。
奥には松陰先生の肖像画と石膏像が見えます。
この小さな講義室で松陰が教えていたのは1年余りという短い期間。
身分や階級に囚われずに塾生として受け入れ、高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文、山形有朋などを輩出。
明治維新の礎になったり、明治新政府で活躍する多くの人材を育てました。
目の前にある、萩のこの小さな私塾で、大きく歴史を動かす偉人が出たという事実にめちゃくちゃ感動。
松陰神社に来てよかったー
こちらは、「吉田松陰幽囚の旧宅」
ペリー率いる黒船に乗り込もうとして失敗。
江戸の牢獄に捕らえられた松陰が、その後、謹慎生活を送ることになった実家。
松陰神社の本殿。
学びの道。
松陰先生の言葉が並んでいました。
トイレに行ったら、たまたま敷地の奥に、「薩長土連合密儀之処」という石碑を発見。
1862年に土佐の坂本龍馬が久坂玄瑞を訪ねて萩を訪れ、薩摩藩の田上藤七と共に、日本の将来を語り合った場所とのこと。