「夜の九份観光ツアー」の帰りは、台北市信義区にある「饒河街観光夜市」に寄ってくれる。30分ほど見学して、またバスに乗ってホテルまで送ってくれるが、夜市でゆっくりしたい希望者は、そのままそこで解散でもOK。
もちろん、せっかくの夜市。ゆっくり回ってみたいので、そのまま解散することに。
ぴかぴか派手なメインゲート。すでにすんごい人の数。大賑わい。
ツアーのバスは、夜市入り口のすぐ横の松山慈祐宮の前で降ろしてくれる。お寺というのに、これまた派手。
ここの夜市の「福州世祖 胡椒餅」というのがめっちゃ美味しいと聞いてたので探す。
入り口のゲートくぐってすぐのところに発見。この屋台、すんごい人気で、大行列。とはいえ、食べるところはなく、買っていくだけなので、流れも速く、すぐ順番がきた。
スタッフもたくさん。みんなすんごい勢いで作っている。
けっこう大きい。名前に餅って入ってるけど、日本のもち米をついて作る餅とは全然違う。
外側はパリッパリ。まるでパイ生地のよう。中はもちっとした胡椒の効いた豚肉の餡、その中に葱。
一口齧ると、じゅわーと熱々の肉汁が溢れだす。なんやこれ、めっちゃ美味しいやん!、と思わず叫びだしそうになるほど美味。皮と餡の食感の違いが楽しめ、それがまたその旨さを引き立てている。
あまりの美味しさに勢いよく食べ過ぎて、口蓋がずるむけに。
その後、夜市を散策。
変わったお店や、日本では見たことがないような食べものの屋台等がいっぱいあって、ブラブラするだけでめっちゃ楽しい。
ここは寿司屋っぽい。
トマト飴のお店。
見たまんまの鶏の脚を売ってる。たぶん何かの血を固めたような食べものもあり。ちょっとグロテスクだが、おいしいのかな。
ちょっとした小物やアクセサリーのお店なんかもあり。
小さいゲームセンターまであった。
あとは、九份にもたくさんあったが、ここの夜市にもたくさんの臭豆腐のお店。
お店のそばを通るだけで、そのすんごい臭気に驚かされるが、台湾の人はみんなうまそうに食べている。いま台湾でこれを食べねば、絶対食べる機会はないと思い、意を決して食べてみることに。というわけで、お店に入って一つ注文。
目の前に置かれただけで、すんごい匂いだ。しかもけっこうでかいし。
発酵させたものと聞いてたので、沖縄の豆腐よう、もしくはウォッシュチーズをイメージしてたが、全然違ってた。なんか見た目は、臭い汁に浸かってる普通の豆腐だ。
美味しかったらこの臭いにおいがいい匂いに変わるはず、と思いながらひとくち口に入れる。
うーん、全然おいしくないし・・・。
おいしくないというよりも、口に入れた瞬間に、鼻腔の奥のほうまで刺激臭が入り込み、結構きつい。脳みその中までやられそうな感覚。においって水を飲んでもあかんみたい。
せっかく頼んだので、食べないと悪いなと思い頑張ったが、最後はギブアップ。ちょっと残してしまった。
夜市の反対側の入り口。
こちらもライトアップされてて綺麗。
その日は、お茶やお酒を飲むも、ずっと口の中に臭豆腐の匂いが残っていた。
読書。A・ブラッドバリー / 「プレゼンテーションを学べ!」
講演せんといけなくなったから、読む。プレゼンの基本から学べる。わかりやすくっていい。