スマイリーな毎日

笑う門には福来たる

「人体の不思議展」

2005-05-01 | 日記
4月2日より、京都文化博物館で開催されている「人体の不思議展」を見に行きました。

なかなかの混み具合で、列を作って並んでいるところもある。
うちの奥さんなんかは、けっこう嫌がっていたけれど、会場内は若い女性の方の割合がすごく多くてびっくりしました。

人体の不思議展は、従来の模型骸骨やホルマリン容器の保存臓器などでしかなじみのなかった標本、または医療現場などで特定分野でしか知りえない「人体解剖標本」を一般に公開することを可能にした展覧会です。
常温で弾力性に富んだまま人体を半永久的に保存できる新技術“プラストミック標本”の技術によって、全て本物の人体標本の一般公開が可能になりました。プラストミック人体標本は、匂いもなく、直に触れて観察することができます。

それにしても、この技術はすごい。
全身の血管の鋳型標本なんか、どうやって作ったのかわからないが、全身の血管の走行などが、目に見えて理解できる。
これは、医学生・歯学生の解剖実習の助けにもなるんじゃないかな。

全身の矢状断や水平断された標本もあり、臓器の位置関係などもすごくわかりやすく示されています。
他にも、臓器や胎児の標本、脳の標本などもありました。

展示されているすべての人体プラストミック標本は、もちろん全部本物、生前からの意志に基づく献体によって提供されたものです。
だけど、それを知らないで見ている人も結構多いような気がする。

すぐ近くにいたギャルたち(←死語?)は、
「めっちゃリアルやん。これ本物みたい。本物ちゃうか?」
「あほやなぁ。本物のわけないやん。」
などという会話を交わしてました。


また、骨密度と脳年齢を測ってくれるコーナーもあり、1000円でできるということで、さっそく測定してもらいました。

脳年齢は、パソコンのタッチパネルに数字がたくさん出てきて、それをすばやく押していくというもの。
直前にワインをたらふく飲んでいたので、やばいと思ったが、結果は、実際の年齢より8歳若いということでほっとしました。
うちの奥さんは、10歳も若くなっていました。

片足を機械に入れて測定する骨密度も、二人とも平均より値が高いということで安心、安心。


それにしても、なかなか勉強になる展示会でした。
もちろん多くの人は、好奇心からこの展示会に足を運ぶのだろうが、普通では見られない、こういった本物の人体標本を見ることで、健康の大切さや生命の尊厳について考えることができるのは、すごくいいことじゃないかなと思いました。

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「イル・ギオットーネ」でランチ

2005-05-01 | グルメ
二日目のお昼は、京都で有名なイタリアン・レストランの「イル・ギオットーネ」で。

八坂の塔のすぐ近くだが、ちょっと奥まったところに位置していて、初めて行くと「あれれ」とちょっとだけ迷いそうな場所にある。
この場所でも、おいしいだけあって、なかなか予約が取りにくいほど、おおはやりしている。
元イル・パッパラルドにおられた、笹島保弘シェフのお店。

今回はランチ。多くの種類を食べたいので、二人でAコース(3675円)とBコース(5250円)をそれぞれ頼みました。

Aコース。
2色のアスパラガスと温泉卵、パルマ産プロシュート添え。
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おいしいトマトとフレッシュサーモンの冷製、イクラ添え。
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トロトロに煮込んだ豚肉と朝掘り筍のタリオリーニ、木の芽の香りで。
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香ばしい地ドリのロートロの炭火焼き、コンフィにした新じゃが添え、レモンと香草風味。
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オレンジ風味のカッタラーナ、クリーミーなチョコレートのソルベット添え。
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Bコース。
冷たいヴィシソワーズ、新鮮なアジのマリネとラルド添え と ホタルイカとルッコラの温かいサラダを詰めたプチシュー。
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もりだくさんのアンティパストミスト。
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いろんな海の幸と新ワカメのスパゲッティーニ。
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採れたてのお野菜たっぷりのリゾット。
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自家製ソーセージを包んだウズラのファゴッティーノ、菜の花のスクランブルエッグ添え、マルサラ風味。
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本日のデザート。いくつかの種類の中からチョイスできるが、迷った末、大好きなティラミスにした。
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さすがにどの料理もおいしい。
何度か食事しに来ているが、毎回十分満足できる。
イタリアンなんだけど、京都で採れる野菜がうまく使われていて、京都でイタリアン食べるなら、またここにしようと思わせてくれる。
食事が美味しいため、お酒もはずんでしまった。最初グラスワインにしようと思っていたが、ハーフできるみたいやから、ハーフにした。結局、食べているうちにフルに変えてもらってしまった。
お昼からけっこう酔っ払っていい気分。

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