鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

ツリスガラ

2012-02-15 19:39:00 | 鳥撮る
   
丸い巣を枝から吊り下げるので「つりす」。ガラは「カラ類」の意味で「吊巣雀」ツリスガラ
日本では冬鳥で全長10.5㎝、メジロ(12㎝)よりはちと小さく越冬期は小群で行動している。

2月11日 小鳥も好き時間をかけてみていても飽きんというあきが、ツリスガラを見つけ付き合わされた。アシ原の茂みの中で、右だー、左だー、セイタカアワダチソウの少し右だとあきに言われても、私と見てる方向がちとずれていてなかなか小さな鳥を視野にいれるのに時間がかかった。
やっと見つけファインダーに入れたと思ったらもう消えてしまう。何か茂みの中で鬼をさがすかくれんぼみたい。

アシの葉鞘をはがしたり、アシの茎を開いたりガマの穂、セイタカアワダチソウの花の中等の昆虫類をさがし食していた。
ツリスガラの嘴は短く鋭いだけではなく開く力もある。枯れたアシの茎に嘴を差し込み嘴を開けて茎を開くときパチッと音がする。これが分かってみていれば納得できるが開くことを知らなかったら図鑑説明の「はがす」「むいで」で終わっていただろう。

この場所で長時間付き合わされたが翌日には群れも一羽の姿も見つからなかった。移動中だったのだろう。
あきのお蔭でツリスガラの世界を覗くことができたが、次回チャンスがあればくつろいでいるシーン群れの飛翔シーンを狙ってみたい。





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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ともべい)
2012-02-15 22:24:13
ツリスガラ、可愛いですね~
今年も近所で見れたらいいのですが・・・
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Unknown (サンカク)
2012-02-17 12:45:30
ともべいさん 
1980年代以前の草地草原の阿知須干拓で、バンダーが捕獲したツリスガラ数羽が入っている小さな穴だらけの袋を見せてくれた。鋭い嘴を布に突きさし嘴を開くのでこんな穴が開いていると説明。掌の中のツリスガラの嘴を親指と人差し指で持たされ、嘴を開く力を体感させてもらった。この力がアシの茎を開くパチッ、の音と頭の中にインプット。
もう20数年前昔々の出来事でーーす。このこともブログに説明すべきだったかなー ともべいさん
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Unknown (ともべい)
2012-02-18 23:56:08
この記事を見て、近所に入ってないかな~と思い、葦原に行くと、本当に入ってました・・・m(_ _)m
今年は少し入るのが早い気がしますが・・・
私もツリスガラを探す時は、あの可愛い鳴き声か、葦を割る「バチバチ」という音を手掛かりに探します。
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