鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

福島へ 伊藤若冲 を

2013-08-17 18:16:00 | その他
   
盆休み福島へあきと二人で出かけた。目的地は福島美術館、目的は東日本大震災復興支援「若冲が来てくれました」プライスコレクション江戸絵画の美と生命。

14日 6:00 発 のぞみ、東北新幹線に乗り換え福島駅着12:40分。国内最高速320㌔の「はやぶさ」が停車しない、賀茂西条を思わす盆地の町福島。

駅近くのレストランで定食980円×2の昼食、その後クリームあんみつ600円を私が食っていると小さなリュックと手提げ袋を持ったおばば様(86才)一人が隣のテーブルに。旦那さんの昼食はあんみつかいと話しかけてきた。そして避難仮設住宅に住んでいるが日中はおられないと一人で出てきて食事をし後はブラブラ買い物とか。
新聞報道、テレビ映像では知っていたが生の声は初めて。この後大阪からボランティアでやってきた日焼けしたばかりの青年にも会って話をした。美術館に行けば「芝生について除染は完了、その他の箇所は今年度実施する予定」と、宿泊したビジネスホテルでもロビー客室の放射能数量の張り紙、ここでも毎日放射能を気にされて生活されているのだー。

昼食後駅からタクシー5分の美術館、午後だったからか館内の多さにびっくり。時間はたっぷりあるがゆっくり見て回るわけにはいかない、人の前、人の後からと人をかき分けながら館内めぐり、まー明日午前中しっかり見て回ればと今日はながした。

宿は駅前15日開館は9:30 9時過ぎに美術館へ、ところが人の行列ができていてまたもびっくり、これじゃー昨日と同じじゃー。14日は2500人の来館者今日も朝から人、人、人。

1~7と展示室が分かれ最後6~7が若冲の広場、生命のパラダイス。若冲が目的であった私は作品の前の人の列をすり抜け6~7のコーナーへストレートに。人はまばらこれで若冲の世界へ入ることができた。プライスコレクションは100点の展示であるが若冲は18点、最も知られている「群鶏図」の作品は展示されていなかったが研ぎ澄まされた形態感覚、神の手と言われる作品を私なりに鑑賞できた。

これで目的を果たし駅へ。駅の商店街で鉄火巻380円×2を買いエレベーターの前の椅子で昼飯として食った。つばさ、のぞみは自由席座れなかったら昼飯が食べられないと思いぱくつく。貧乏人を地でいってる光景じゃーと自分でも思った。

つばさ12:30分福島駅発 のぞみ14:10分と乗り継ぎ広島駅には夕方6時過ぎ着。帰りの自由席は確保できたが4㌔の手提げバックを二日も持ち歩き疲れた。中には70~200㍉ズームEOSIDⅢ、使い道は無くコンパクトカメラだけで良かったのに、重かったー疲れたー。



駅前には二つの銅像、一つは音楽家一つは奥の細道の芭蕉








駅前にある看板



福島県立美術館、開門前の行列