鶴・いしい&あき

野鳥観察してます

冬のマイフィールド

2011-10-20 20:22:00 | 鳥撮る
   
10月16日の日曜日冬のマイフィールドに出かけた。先日アカアシチョウゲンボウ幼鳥個体が入っていると連絡があり、こりゃぁ人が多いことだろうと思いきや案の定バーダーでごった返していた。

ここは年々トウモロコシ畑が多くなってきたが、まだ牧草地は何枚か残っている。刈り取られる前の牧草地にはトノサマバッタが多く飛び跳ねている。図鑑には5~6㌢とあるが見た目にはもっと大きく見える。
縦横に走るアスファルトの道路上には温度が上がるとバッタ類が現れ、カラスもトビも御馳走にありついている。旬の味である。アカアシチョウゲンボウもこれが主食である。
二羽が四羽に増えて五羽見たという人もいるが、人間様バーダーカメラマンも関西、関東並みの数に日々増えている。

同じマイフイールドに2007年10月に現れた幼鳥一個体、二日間の付き合いで私にとって貴重な写真の収集ができ2008年自費出版した枯野の猛禽 笠岡湾干拓」写真集 のP1~12に18点の写真を使用した。smile

この度私が付き合った一個体は頬が薄茶色、オレンジ色に見えた。2007年の個体と他の地に現れた幼鳥個体はみな頬が白い。この違いは個体差なのであろうが気になるところである。



頬部分がオレンジっぽく見え頭上は成鳥羽のグレーが何枚か見える
爪の白さもはっきり見えた





尾羽の上面を含め褐色がはっきり見える。



写真集にも記載したがアカアシチョウゲンボウの和名であるが
飛翔パターンはハヤブサ飛行である





温度が上がるとアスファルトに飛び出してくるバッタ。
遠くでカラスやトビも御馳走にありついている。