本年9月に「だめ元」で取ったサンライズ出雲の特急券・A寝台券です。
JRE地紋の感熱式マルス券で、120ミリ券で発券されています。
サンライズ出雲および瀬戸のA寝台は「シングルデラックス」と呼ばれる個室で、各列車に6室しかない希少な部屋で、大抵の列車では発売開始と共に売りきれる、俗に言われる「プラチナチケット」と言われています。
当初、新木場駅のみどりの窓口で夕方の17時ごろに空席を聞いたところ、1階のシングルが1室だけしか残っていない状態でした。
窓口氏は「サンライズは人気があるので、日によってはすぐに満席になっちゃうんですよ。発券しなければ大丈夫なので、引き抜いて仮押さえしておきましょう」と言われたので仮押さえをお願いしました。
そこで私が調子に乗って、「シングルデラックスの禁煙室なんて残ってないですよね?」とお聞きすると、「シングルが1室しかない状態なんで、まず無理でしょうね」と言いながらマルス端末を叩いてみてくれました。
すると、端末から回答が出た途端窓口氏は固まり、「あっ、取れちゃった!」のひとこと。
思いもよらず、シングルデラックスの禁煙室をゲットできました。
シングルデラックスは正直値段が高いです。シングルの倍近い個室料金がかかりますし、ノビノビ座席だったら個室料金分まるまるが差額になります。
かなり贅沢な一人旅になりますが、乗った時の充実感は、他の個室や座席とは違う、「大人の時間」が過ごせます。