JR東日本 富士見駅発行 東京山手線内ゆき乗車券・自由席特急券 連綴券

今からちょうど35年前の1987(昭和62)年11月15日にJR東日本中央本線の富士見駅で発行された、東京山手線内ゆきの片道乗車券と自由席特急券の連綴券です。


   

強いヤケが見られますが、青色こくてつ過渡期地紋のD型大人専用券で、東京印刷場で調製されたものです。
国鉄時代には乗車券と急行券などが1枚に纏められた連綴券が全国各地で見られましたが、JRになってからは乗車券の機械発券化が進んで硬券の需要が減ってきていることもあるかとは思いますが、連綴券はかなり減ってきていたと思います。


   

裏面です。乗車券部分に「東京山手線内 下車前途無効」の文言がありますが、東京印刷場が一般的に使用する「東京山手線内各駅([山]表示駅)下車前途無効」という記載方法となっていません。
理由は定かではありませんが、一般的なA型券ですと券番と券番の間のスペースが4.2センチほどあって、その中に幅3.7センチほどの「東京山手線内各駅([山]表示駅)下車前途無効」の文言が印刷されていますが、連綴券の場合は券番から切り取り点線までのスペースがA型券同様の4.2センチではあるものの、印刷場の理由から「東京山手線内 下車前途無効」という形式で印刷されているものと推測します。

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