マーケティング研究 他社事例 その258 「これからのカギ」 ~スマートロックの未来~
通信機能を内蔵した鍵をご存知でしょうか?
スマートフォンを玄関に近づけると、内側に設置された鍵が反応し、自動で開錠する機能を備えたのが、「スマートロック」です。
Qrioのスマートロックの仕組みは以下の通りです。
モーターやブルートゥースの通信機能などを内蔵した装置を両面テープでドアに張り付け、装置にスマホのブルートゥースで信号を送るとモーターが動き、鍵のつまみ部分が回って開いたり閉まったりします。
WiFiに接続する別売りの装置を使えば、鍵がインターネットにつながり、誰がいつ開けたのかを記録するだけでなく、リアルタイムで情報を特定のスマホの飛ばしたり、遠隔で開け閉めしたりも出来るのです。
キュリオを創業したのは、今年10月から顧問に就任した西條晋一氏です。
2015年8月の初代「キュリオスマートロック」発売から3年を経て、今年7月には、反応速度が向上し、ポケットに入れたままでも反応する2代目の「キュリオロック」を発売しました。
発表初日に1000台の予約が入り、順調な滑り出しとなったのです。
サイバーエージェントで取締役を務め、10以上の新規事業を立ち上げて来た西條氏がスマートロックに目を付けた起点は自身の不動産投資で所有していた賃貸物件で自らが感じた不便さがあったからでした。
特に、入居者が出ていってから、次の契約者を見つけるまでの期間、家賃収入がとまるその瞬間の部屋の扱いに疑問を持ったと言います。
例えば、何件の候補者が内覧に来たのか、どんな人が来たのか?、何がダメで契約に至らなかったのか?
オーナーが知りたい情報が、管理会社から全然上がってこないという事が日常的でした。
さらに不動産屋の実店舗に行かなければ、部屋の内覧が出来ない日本の賃貸市場の商習慣にも疑問があったと言います。
これらの不便さは、鍵を開け閉めした瞬間にその情報をインターネットで飛ばしたり、特定のスマホに特定の時間だけ有効な開錠の権限を与えたりできるスマートロックで解決できるのはないか?
と西條氏は考えたのです。
早速、2014年初めに、アメリカからスマートロックを取り寄せ、使ってみました。
感想はまず、大きくて重い事、さらに鍵穴をネジで外して設置しなければならず、素人には不可能であるという事でした。
アプリの使い勝手も悪いとくれば、想定したシーンで使える事はわかりましたが、「とても実用的ではない」というのが本音でした。
しかし、それは日本でのビジネスチャンスを意味していたのでしょう。
つまり、個人が自分で設置出来て、小さくて軽量で、アプリの使い勝手が良ければ売れるという事でした。
西條氏は当時、大企業とスタートアップ企業をつなぐベンチャーキャピタルのウイルでソニーを担当し、新規事業を探っていました。
ソニーの暗号化技術を使えば、スマートロックがすぐに事業化できると、そう読んで、2014年の暮れにキュリオを設立したのでした。
(続く)
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。
こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。
メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。
なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。
金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。
「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。
「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。
※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)
・ここのところ、資金繰りが不安定だ
・よくわからないが売上げが減少している
・自社の状況を客観的に把握したい
・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい
・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
お気軽にご相談下さい。
当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。
どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。
通信機能を内蔵した鍵をご存知でしょうか?
スマートフォンを玄関に近づけると、内側に設置された鍵が反応し、自動で開錠する機能を備えたのが、「スマートロック」です。
Qrioのスマートロックの仕組みは以下の通りです。
モーターやブルートゥースの通信機能などを内蔵した装置を両面テープでドアに張り付け、装置にスマホのブルートゥースで信号を送るとモーターが動き、鍵のつまみ部分が回って開いたり閉まったりします。
WiFiに接続する別売りの装置を使えば、鍵がインターネットにつながり、誰がいつ開けたのかを記録するだけでなく、リアルタイムで情報を特定のスマホの飛ばしたり、遠隔で開け閉めしたりも出来るのです。
キュリオを創業したのは、今年10月から顧問に就任した西條晋一氏です。
2015年8月の初代「キュリオスマートロック」発売から3年を経て、今年7月には、反応速度が向上し、ポケットに入れたままでも反応する2代目の「キュリオロック」を発売しました。
発表初日に1000台の予約が入り、順調な滑り出しとなったのです。
サイバーエージェントで取締役を務め、10以上の新規事業を立ち上げて来た西條氏がスマートロックに目を付けた起点は自身の不動産投資で所有していた賃貸物件で自らが感じた不便さがあったからでした。
特に、入居者が出ていってから、次の契約者を見つけるまでの期間、家賃収入がとまるその瞬間の部屋の扱いに疑問を持ったと言います。
例えば、何件の候補者が内覧に来たのか、どんな人が来たのか?、何がダメで契約に至らなかったのか?
オーナーが知りたい情報が、管理会社から全然上がってこないという事が日常的でした。
さらに不動産屋の実店舗に行かなければ、部屋の内覧が出来ない日本の賃貸市場の商習慣にも疑問があったと言います。
これらの不便さは、鍵を開け閉めした瞬間にその情報をインターネットで飛ばしたり、特定のスマホに特定の時間だけ有効な開錠の権限を与えたりできるスマートロックで解決できるのはないか?
と西條氏は考えたのです。
早速、2014年初めに、アメリカからスマートロックを取り寄せ、使ってみました。
感想はまず、大きくて重い事、さらに鍵穴をネジで外して設置しなければならず、素人には不可能であるという事でした。
アプリの使い勝手も悪いとくれば、想定したシーンで使える事はわかりましたが、「とても実用的ではない」というのが本音でした。
しかし、それは日本でのビジネスチャンスを意味していたのでしょう。
つまり、個人が自分で設置出来て、小さくて軽量で、アプリの使い勝手が良ければ売れるという事でした。
西條氏は当時、大企業とスタートアップ企業をつなぐベンチャーキャピタルのウイルでソニーを担当し、新規事業を探っていました。
ソニーの暗号化技術を使えば、スマートロックがすぐに事業化できると、そう読んで、2014年の暮れにキュリオを設立したのでした。
(続く)
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。
こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。
メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。
なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。
金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。
「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。
「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。
※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)
・ここのところ、資金繰りが不安定だ
・よくわからないが売上げが減少している
・自社の状況を客観的に把握したい
・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい
・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
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