マーケティング研究 他社事例 その246 「金属加工技術で大きく飛躍 1」 ~節水ノズルで販路開拓~
町工場の眠れる技術を形にし、新たな販路開拓を実現した会社があります。
東大阪市のDG TAKANO です。
DG TAKANO では節水ノズルを開発・販売しています。
蛇口に取り付けるだけで、洗浄力を維持しつつ水の使用量を最大10分の1に抑えられるとの事です。
2009年の発売以来、皿洗いなどで水を大量に使用する飲食店や工場を中心に販路を拡大しました。
2018年3月期の出荷数は4万個にも上りました。
高い節水能力の秘訣は、その構造にあります。
蛇口をひねると、ノズル中央の穴から空気が吸い込まれ、周囲の穴から空気が混じった水が出て来ます。
その際、水は細かくちぎれて球状になって出て来る事で、少ない水量でも洗浄力が落ちないという訳です。
この構造は国内外で特許を取得しているほか、「精密な金属加工技術が必要で、熟練した職人しか作れない」と高野社長は胸をはります。
高野社長で3代目です。
創業以来、業務用のガスレンジの火力を調整するツマミを作っていました。
夜遅くまで懸命に働く両親をまじかで見て育ちましたが、暮らしは豊かではなく、「家業に全く魅力を感じていなかった」とも高野社長は話します。
一方で、世の中に全くないものを生み出すことには強い興味を持っていたのでした。
高校生の頃には、「起業して40歳までに一生分稼いで地球を満喫したい」という野心を抱くまでになっていたと言います。
大学で経済学を学んだ後に、IT系のベンチャー企業に就職しました。
3年間、営業を経験したのちに、かねての目標通り起業して、ネット通販を手掛けたのです。
そこで、初めて受注して扱ったのが、1つ数万円する節水関連商品でした。
町工場で育っただけあって、原価や品質の良し悪しはある程度、見る目を持っていた高野社長は、「うちの工場ならもっと良い物を安く作れるはず」と早速、水関連の市場を調べたのです。
すると、環境破壊や水の無駄遣いによる経済損失など様々な課題がある一方で、節水関連商品の開発では日本の優れた技術が十分に生かされていない現状に気づいたのです。
(続く)
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。
こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。
メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。
なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。
金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。
「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。
「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。
※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)
・ここのところ、資金繰りが不安定だ
・よくわからないが売上げが減少している
・自社の状況を客観的に把握したい
・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい
・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
お気軽にご相談下さい。
当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。
どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。
町工場の眠れる技術を形にし、新たな販路開拓を実現した会社があります。
東大阪市のDG TAKANO です。
DG TAKANO では節水ノズルを開発・販売しています。
蛇口に取り付けるだけで、洗浄力を維持しつつ水の使用量を最大10分の1に抑えられるとの事です。
2009年の発売以来、皿洗いなどで水を大量に使用する飲食店や工場を中心に販路を拡大しました。
2018年3月期の出荷数は4万個にも上りました。
高い節水能力の秘訣は、その構造にあります。
蛇口をひねると、ノズル中央の穴から空気が吸い込まれ、周囲の穴から空気が混じった水が出て来ます。
その際、水は細かくちぎれて球状になって出て来る事で、少ない水量でも洗浄力が落ちないという訳です。
この構造は国内外で特許を取得しているほか、「精密な金属加工技術が必要で、熟練した職人しか作れない」と高野社長は胸をはります。
高野社長で3代目です。
創業以来、業務用のガスレンジの火力を調整するツマミを作っていました。
夜遅くまで懸命に働く両親をまじかで見て育ちましたが、暮らしは豊かではなく、「家業に全く魅力を感じていなかった」とも高野社長は話します。
一方で、世の中に全くないものを生み出すことには強い興味を持っていたのでした。
高校生の頃には、「起業して40歳までに一生分稼いで地球を満喫したい」という野心を抱くまでになっていたと言います。
大学で経済学を学んだ後に、IT系のベンチャー企業に就職しました。
3年間、営業を経験したのちに、かねての目標通り起業して、ネット通販を手掛けたのです。
そこで、初めて受注して扱ったのが、1つ数万円する節水関連商品でした。
町工場で育っただけあって、原価や品質の良し悪しはある程度、見る目を持っていた高野社長は、「うちの工場ならもっと良い物を安く作れるはず」と早速、水関連の市場を調べたのです。
すると、環境破壊や水の無駄遣いによる経済損失など様々な課題がある一方で、節水関連商品の開発では日本の優れた技術が十分に生かされていない現状に気づいたのです。
(続く)
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。
こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。
メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。
なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。
金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。
「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。
「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。
※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)
・ここのところ、資金繰りが不安定だ
・よくわからないが売上げが減少している
・自社の状況を客観的に把握したい
・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい
・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
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