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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

マーケティング研究 他社事例 その250 「若手のアイデアと熟練の技で革新を生み出す1」 ~変化する市場環境に対応し成長する~

2018-10-29 08:26:32 | ビジネス
マーケティング研究 他社事例 その250 「若手のアイデアと熟練の技で革新を生み出す1」 ~変化する市場環境に対応し成長する~


「サクー」という名のスプーンを皆さんご存知でしょうか?

作っているのが、新潟県燕市の山崎金属工業です。

数百円程度が多いスプーンの中で1350円という比較的高めの価格ながら、発売3か月でシリーズで1万本を売り上げる人気商品になりました。

ヒットの理由は、スプーンの形状にあります。

食べ物をすくう部分の先端がヘラ状になっている事で、カレーの具材である大きな肉やニンジンなどを食べやすい大きさにサクッと切れるのです。

カレー皿に少し残ったご飯もすくい安くなっています。

このスプーンの先端はヘラ状になっていますが、実は非対称です。

それは、口に入れたスプーンを抜きやすくするためです。

「カレーライスがどのように食べられているのか?」

市場調査を繰り返し、顧客の様々な要望を徹底的に研究して商品化したのです。

山崎金属工業は1952年設立の金属洋食器の老舗です。

1960年代から海外展開を加速し、商社を通さない直販体制を構築し、アメリカやヨーロッパなどの市場を開拓してきました。

その結果、海外の著名デザイナーと組みなどして、デザイン性の高い商品を開発し、ブランド力を高めて来たのです。

1990年代にはノーベル賞の晩餐会で使われる金属洋食器に採用されました。

伊勢神宮式年遷宮の記念セットや、九州旅客鉄道(JR九州)の高級寝台列車「ななつ星」の食堂車でも使われています。

高級路線を歩んできた同社がなぜカレー専用スプーンの開発に乗り出したのでしょうか?

きっかけは市場環境の変化だったそうです。

主力の販売先だった欧米の高級百貨店は、インターネット通販に押されて販売が伸び悩んでいますが、とはいえ、中国やベトナムで大量かつ安価に生産しているメーカーに対抗するのは難しいのが現状です。

それでも国産の高い品質にこだわり、コストがかかっても多品種少量、高付加価値の商品で勝負していく路線は変えたくなかったというのが本音でした。

悩んだ末に考えたのが、独創的な商品を新たに開発して、これまでにない市場を開拓する事だったのです。

(続く)


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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 





現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

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