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マーケティング研究 他社事例 その239 「1年間のコンビニ店長研修」 ~意識改革になんでもやる組織へ~

2018-10-05 08:17:41 | ビジネス
マーケティング研究 他社事例 その239 「1年間のコンビニ店長研修」 ~意識改革になんでもやる組織へ~


大垣共立銀行の土屋頭取が、まず最初に取り組んだのが・・・「堅くて保守的な組織」を改革する事でした。

行員の意識を変えなくてはダメと、お題目を唱えるだけでなく、具体的な行動を伴う意識改革を進める人材を育てようと、行員を毎年数人以上、異業種に1年間派遣する研修を取り入れました。

大手コンビニチェーンに出向し店長を務めたり、携帯電話会社で企画などの仕事をしたりしました。

最近は製造業でラインに入るほか、ホテルでサービス業の最前線に立つケースもあると言います。

「銀行の枠にとらわれないで、新たなサービスを提供できる人材を育てること」

人事能力開発センター長はその狙いについて語っています。

異業種研修で、サービス業化につながる新たな視点を身に着けようというわけです。

1998年に始めたこの制度で異業種の職場を経験したのは、これまでに100人規模に達します。

その成果のひとつが、名古屋市の南に位置する知多半島にある半田支店です。

2009年9月に開店した同支店は、コンビニと見まがうような外観をしています。

道路沿いに大きな看板が立ち、「雑誌・喫茶」「トイレ」「コピー」という文字が躍っています。

しかもその上には、同行が略称として使っている「OKB」が大きく載っているのです。

初めて通りかかった人なら、およそ銀行とは思わないと思われます。

店舗に入ると、漫画や女性誌、週刊誌などが100冊以上も並ぶ広々とした雑誌コーナーが目に留まります。

待合室の隅に申し訳程度に雑誌が並ぶ従来の銀行とはかなり異なりますよね。

店舗利用者の中には、待ち合わせや、雑誌を読むためだけに来る人も多くいるとの事です。

そんな来店者を迎える行員は、コーポレートカラーの黄緑色を基調としたカラフルなジャンパーを着ており、これまたコンビニの従業員風を醸し出しています。

それもそのはずで、半田支店の支店長は、コンビニの店長を研修で務めていました。

その経験を買われて開店前に企画チームに加わり、現在は店舗を切り盛りする立場になったのです。

異業種研修に参加していなければ、「あれは出来ない、これも出来ない」と否定から考えていたと支店長は話します。

大垣共立銀行の半田支店は市内では最後発で、早く地元に浸透させるのが課題だったのです。

コンビニ型店舗を作ったのはそのためだったのです。

狙いは見事に当たりました。

独特の店づくりが評判になって、今も1日平均250人の来店客があります。

もっとも、うち200人は雑誌を読みに来たり、一休みをしたりするだけです。

収益に直接結びつく銀行自体の来店客は実質50人ほどです。

「他の地銀の支店より、利用者はかなり多いよう」

それでも立ち寄るだけでも大事な顧客として考えているのが、大垣共立銀行です。

ATMを利用してくれたり、自動車や住宅ローンを利用したりしてくれているとの事です。

土屋頭取の意識改革は従来の銀行の発想に無かった取り組みをさらに生み出しています。

先行して始めていたATMの土日稼働、窓口業務の365日化、ドライブスルー型店舗、500円払うと優先的に振り込みや預金の引き出しが出来るサービス、地元農業法人の農場に「OKB」を名前を入れ、シャッターが目立つ地元商店街に「OKBショップ」を開店し、地元の名産品などを扱っているのです。

毎年のように新サービスを打ち出すのは、利便性向上とともに地元の中堅・中小企業を強化するためです。

地盤の岐阜県もご多分にもれず、人口減が叫ばれている地域です。

地元経済の衰退を食い止めなければ、大垣共立銀行自身も厳しい環境に置かれることになります。

(続く)


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