マーケティング研究 他社事例 405 「プロ経営者のその後」 ~CEO時代の人脈を大いに活かしています~
ジョンソン&ジョンソン日本法人社長やカルビー会長兼CEO、RIZAPグループCOOを務めたプロ経営者の松本晃氏が起業するようです。
松本氏はカルビーのトップとして在任中に売上高を2倍近くに伸ばし、昨年6月にフィットネス大手のあのCMでおなじみのRIZAPグループに転じていました。
RIZAPでは、業績不振企業の再建などを巡って古参の経営陣の一部と意見が合わずに、昨年10月にCOO職から外れていました。
そして、今年の6月に退任したのでした。
プロ経営者としては、初めての挫折ともいえる出来事でした。
しかし、早くも次に向けて動き始めました。
新たなビジネスはエネルギーを使わずに住宅、自動車、衣料など様々なものの温度を下げることができる素材「ラディクール」の販売といいます。
アメリカのコロラド大学の物理学者、楊栄貴(ヤン・ロングイ)教授が開発し、2017年2月に発表したものです。
フィルム形状の場合、微小なガラス球体をポリマー構造(重合体)にして特殊フィルムで挟み、一方をアルミコーティングするものです。
自然界で温度を持つ物質は、温度に応じた量の赤外線を放射しているのです。
ラディクールは赤外線の波長を長くすることが出来るので、遠赤外線の効果(宇宙空間まで放射される性質がある)を利用し、熱を一緒に運び出してくれるものとなっています。
松本氏はこのフィルムを例えば自動車などに張る事を想定しているようです。
日中に太陽で熱せられ、車体の表面温度が40度程度になっても20度程度まで下げる事が出来ます。
フィルムだけでなく、この素材を練りこんだ塗料も開発済みで、繊維も間もなく開発を終えると言います。
ラディクールは楊教授が開発した後に中国の投資家が使用権を取得しました。
松本氏は日本での使用権を得て、5月に販売会社のラディクールジャパンを設立し、松本氏が会長に就任しました。
カルビー時代に同社製品を中国に輸出する事業で知り合った貿易会社の中国人経営者との共同事業で、松本氏は当面の出資として15%の株式を取得していると言います。
特許使用権を持つ中国のラディクールがフィルムや塗料などの工場を建設しましたが、ラディクールジャパンはそこから供給を受けます。
既に大手住宅メーカーや不動産会社、倉庫、物流会社などに話を持ちかけており、販売を開始するにはもう少し時間がかかりそうです。。
今後の課題は、どのように使えば省エネ効果が大きくなるかを分析することです。
「使い道によって異なるので、それぞれのユーザー候補企業とともに解析していく」と松本氏は語ります。
価格も販売量がどこまで増えるかで最終決定していく考えです。
革新的な技術ではあるものの、アプリケーション(用途開発)は手探りであることは否めないようです。
数年前まで脚光を浴びたプロ経営者は近年受難が続いています。
LIXILグループの瀬戸前社長兼CEOは経営方針の違いからオーナー家出身の潮田洋一郎氏に事実上、解任され紛争が続いています。
松本氏もRIZAPでは思い通りの改革をできなかったですが、71歳の今、改めて新事業に乗り出すことで心機一転を図ろうとしています。
新会社では上場も目指すと意気込んでいます。
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を40,000円(1h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。
こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。
メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。
なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。
金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。
「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。
「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。
※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)
・ここのところ、資金繰りが不安定だ
・よくわからないが売上げが減少している
・自社の状況を客観的に把握したい
・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい
・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
お気軽にご相談下さい。
当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。
どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。
ジョンソン&ジョンソン日本法人社長やカルビー会長兼CEO、RIZAPグループCOOを務めたプロ経営者の松本晃氏が起業するようです。
松本氏はカルビーのトップとして在任中に売上高を2倍近くに伸ばし、昨年6月にフィットネス大手のあのCMでおなじみのRIZAPグループに転じていました。
RIZAPでは、業績不振企業の再建などを巡って古参の経営陣の一部と意見が合わずに、昨年10月にCOO職から外れていました。
そして、今年の6月に退任したのでした。
プロ経営者としては、初めての挫折ともいえる出来事でした。
しかし、早くも次に向けて動き始めました。
新たなビジネスはエネルギーを使わずに住宅、自動車、衣料など様々なものの温度を下げることができる素材「ラディクール」の販売といいます。
アメリカのコロラド大学の物理学者、楊栄貴(ヤン・ロングイ)教授が開発し、2017年2月に発表したものです。
フィルム形状の場合、微小なガラス球体をポリマー構造(重合体)にして特殊フィルムで挟み、一方をアルミコーティングするものです。
自然界で温度を持つ物質は、温度に応じた量の赤外線を放射しているのです。
ラディクールは赤外線の波長を長くすることが出来るので、遠赤外線の効果(宇宙空間まで放射される性質がある)を利用し、熱を一緒に運び出してくれるものとなっています。
松本氏はこのフィルムを例えば自動車などに張る事を想定しているようです。
日中に太陽で熱せられ、車体の表面温度が40度程度になっても20度程度まで下げる事が出来ます。
フィルムだけでなく、この素材を練りこんだ塗料も開発済みで、繊維も間もなく開発を終えると言います。
ラディクールは楊教授が開発した後に中国の投資家が使用権を取得しました。
松本氏は日本での使用権を得て、5月に販売会社のラディクールジャパンを設立し、松本氏が会長に就任しました。
カルビー時代に同社製品を中国に輸出する事業で知り合った貿易会社の中国人経営者との共同事業で、松本氏は当面の出資として15%の株式を取得していると言います。
特許使用権を持つ中国のラディクールがフィルムや塗料などの工場を建設しましたが、ラディクールジャパンはそこから供給を受けます。
既に大手住宅メーカーや不動産会社、倉庫、物流会社などに話を持ちかけており、販売を開始するにはもう少し時間がかかりそうです。。
今後の課題は、どのように使えば省エネ効果が大きくなるかを分析することです。
「使い道によって異なるので、それぞれのユーザー候補企業とともに解析していく」と松本氏は語ります。
価格も販売量がどこまで増えるかで最終決定していく考えです。
革新的な技術ではあるものの、アプリケーション(用途開発)は手探りであることは否めないようです。
数年前まで脚光を浴びたプロ経営者は近年受難が続いています。
LIXILグループの瀬戸前社長兼CEOは経営方針の違いからオーナー家出身の潮田洋一郎氏に事実上、解任され紛争が続いています。
松本氏もRIZAPでは思い通りの改革をできなかったですが、71歳の今、改めて新事業に乗り出すことで心機一転を図ろうとしています。
新会社では上場も目指すと意気込んでいます。
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を40,000円(1h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。
こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。
メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。
なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。
金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。
「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。
「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。
※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)
・ここのところ、資金繰りが不安定だ
・よくわからないが売上げが減少している
・自社の状況を客観的に把握したい
・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい
・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
お気軽にご相談下さい。
当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。
どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。