おや? なんだろう? おもしろいね~ と自然に笑顔になり、楽しんで取り組みたいですね。 まさしくそれは彩りですね!!

卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

マーケティング研究 他社事例 401 「マーケティング4.0時代に必要な考え方3」 ~日本式マーケティングは稼げない!?~

2019-09-02 13:20:59 | ビジネス
マーケティング研究 他社事例 401 「マーケティング4.0時代に必要な考え方3」 ~日本式マーケティングは稼げない!?~


4Pを分析する事は、デジタルマーケティング時代であっても基本となるのは前回説明しました。

つまり、「理解し」、「創り」、「届けて」、「伝える」といった行動を手法とするのがマーケティングと言えます。

今回は、その4P分析を行う前に必要な「5C分析」についてみていきましょう。

5Cとは何のことを言っているのでしょうか?

文脈(context)、顧客(customer)、競争(competition)、チャネル(channel)、コスト(cost)、のことです。

文脈とは、消費者が置かれた状況や心情、背景事情などを指します。

そして、どのような経緯をたどって今の状況があるかを意味しているのです。

日本の市場は傾向として高い品質を求めがちですが、他国の市場は、そこそこの品質でも十分といった事もあります。

これが文脈です。

また文脈には業界事情も含まれます。

日本の家電メーカーのような成熟した業界と、自動運転向けのソフトウエア業界のような新しい業界とではマーケティングの前提が異なるからです。

5Cの二つ目は「顧客」です。

これは前回おさらいしたマーケティングの基礎「誰に提供する価値か」ともかかわって来ます。

3番目の「競争」は差異化に関わって来ます。

4番目の「チャネル」は流通とかかわるのです。

まず提供価値を示すセグメントにおいて、誰がお客様かを理解する必要があります。

競争はどのようにして自身の製品やサービスを競争環境の中で差異化するかとなります。

ここでは、いかに競合がまねしづらいようにするかを考えるのが肝です。

提供価値の差異化を考えるとともに、その提供価値が競争に巻き込まれずに、まねしづらくする必要があるのです。

4番目のチャネルの意味は、直接販売か間接販売か、リアル店舗がふさわしいのかネット通販なのか、といった分析を指しています。

そして最後の5番目がコストです。

多くの起業家は、いくらかけて商品開発をし、そしてどのようにして流通させるかという「コストプラスアプローチ」で考えています。

しかし、ここでは違う考え方を検討してみてください。

それは「バリュープラスアプローチ」というフレームワークです。

消費者は、この商品がいくらならお金を払ってくれるだろうか?といった事を起点にコストを考えていく事です。

つまり逆に計算していくのです。

歴史的に最も有名な例が、ソニーの故・盛田昭夫氏がウォークマンを世に出した時のアプローチがそれでした。

盛田氏らは、消費者がいくらなら払ってくれるか?から考えてウォークマンを生み出したのでした。

これら「5C」は重要な視点です。

5Cの分析をした後で4Pを決めるという事は、5Cは状況分析ツールで、4Pは意思決定のツールとも言えます。

そして本格的な実行に際しては「7S」が重要になって来るのです。

(続く)



「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。


保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。

また、貴社に伺って行う研修を40,000円(1h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

メール info@irodori-pro.jp

HP https://www.fuudokaikaku.com/

お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 



現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。

※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)

・ここのところ、資金繰りが不安定だ

・よくわからないが売上げが減少している

・自社の状況を客観的に把握したい

・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい

・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。

彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」

というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。

お気軽にご相談下さい。

当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。

どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。

→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする