事業承継で知っておきたい事 その1

こんにちは、彩りプロジェクトです。
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府　経営革新等認定支援機関（関財金1第492号）です。


事業承継について、わからない事があるようです。

また事業承継対策をしてこなかったが為に、突然の社長交代などに会社経営が不安的になる事があります。

それらを踏まえ、今回からいくつかの内容で承継のスムーズな移行に向けてふれていきたいと思います。

とかく事業承継を相続税対策の事とお考えの方がいらっしゃいますが、そうでは無く、それは一部に過ぎません。

企業がこれまで培ってきた様々な財産（人・もの・金・知的資産）を上手に承継する事が、承継後に経営を安定させる為に重要です。

人の承継は後継者の教育や資質などの課題があり、従業員からの信頼感等も必要になります。

資産の承継には、自社株式、事業用資産（設備・不動産等）、資金（運転資金）等のスムーズな引き継ぎが重要です。

そして相続税対策は個人財産に関する部分で必要となるのです。

また目に見えにくい経営資源の承継には、知的資産と呼ばれるものが多数含まれます。

経営理念、社長の持つ信用、営業秘密、特許・ノウハウ、熟練工の持つ匠の技、得意先担当者の人脈、顧客情報、許可・認可・認証、等がそれにあたるでしょう。

主に、競争力の源泉となるもので、貸借対照表には現れない、目に見えにくい経営資源の総称が知的資産です。

そしてそれら全ての承継すべきものをスムーズに承継する事が【事業承継】となるのです。

事業承継対策とは、計画的に承継されなくてはならず、ご存知の事ですがすぐに出来るものではありません。

受けつぐべき【目に見えない資産】ですが、それらの資産の棚おろしから始めなければならないかもしれません。

大まかな承継スキームは以下の通りです。

・現状の把握
会社概要の把握・株主、親族関係の把握、個人財産の概要把握

・後継者・承継方法の確定
親族内に後継者候補がいるか、社内に後継者候補がいるか、後継者候補の能力・適正は？

・事業承継計画の作成
中長期の経営計画に、事業承継の時期、具体的な対策を盛り込んだ「事業承継計画表」の作成
法定相続人及び相互の人間関係、株式保有状況の確認
相続財産の特定・相続税額の試算、納税方法の検討　等

次回からは具体的な内容に入っていきましょう。



「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。

保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。

また、貴社に伺って行う研修を35,000円（2ｈ）からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

メール　info@irodori-pro.jp

成長クリエイター　彩りプロジェクト　波田野　英嗣　



現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。

彩りプロジェクトは認定支援機関です（関財金1第492号）

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」

というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。

お気軽にご相談下さい。

当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。

どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。

HPの申込フォームから（こちらから）どうぞ。