今回より『世界遺産』シリーズ第二段
東山慈照寺観音殿、別名【銀閣寺】の
作成に入ります。
【世界文化遺産~銀閣寺 1/150フジミ製】
夏に見たとおりの赴きある建物です。
【キット内容】
パーツ数は少なく、飽き性の私でも
すぐ作れそうな感じです。
【一階部施工】
こうしてみると典型的な田の字型プランの
ようですが、南西角部がインナーテラスに
なっており、南面に張り出した濡れ縁と一体化して
実に涼しげな空間を生み出しています。
蒸し暑い京の夏を快適に過ごす工夫が
500年以上も前から設計されているのです。
書院造恐るべし!! /(・。・;)
【二階部施工】
現地で見学したり、写真で見ると
二階床面積はもっと小さな感じですが、
実際には東西一間、南北同じ寸法の
ほぼ総二階建てに近い施工床面積です。
さすがに階段や二階床は省略されていますが、
壁内デティールを見ると
障子の桟や襖敷居、鴨居なども
再現されています。寸法は幅広で
これがいわゆる元祖“京間”サイズと
言えるのでしょう。
ただ一点致命的なキットの欠点があります。
【パッケージ内完成予想写真】
一階階高が異様に低く
チンチクリンなのです。
以前にも同じフジミ製の姫路城で
悩まされましたが、
今回もまた同じ階高部の欠点が
出てきました。
これは多分同社が軒桁の意識が
無いか、余りに原寸に忠実すぎて
モデルのデティール?、ディフォルメ?の
センスが悪いとしか言えません。
なにかの模型雑誌読みましたが、
特にカーモデルの場合、実車寸法を
そのままスケールダウンしても
カッコイイ模型キットはできない。
人の目線で考えて、サイズの強弱
匙加減が必要とありました。
今回の銀閣寺キットも、完成写真で
その不味さが見えたので、
予想はしていましたが・・・。
そこで、一、二階の階高を改築
リフォームすることにしました。
【一階部軒桁部材】
部品のライナーを切り取って
そのまま材木として軒桁にしました。
また二階外壁は少し削りました。
リフォームのビフォアー・アフターを
ご覧ください。
【ビフォアー】
【アフター】
あんまり変わんないかな?
えヘヘ・・・。 /(^。^:)
今日はここまでにしておきます。
(つづく)
世界遺産のリフォームを出来るのは
プラモならでわですね。
出来上がりに期待ができている膨らみます。
最近はあらゆるジャンルが発売されているので
モデラーにはありがたいかぎりです。
完成品楽しみにしています。
(中断のフェラーリ製作、少し再開いたしました)
次回は外部塗装作業に入ります。
(エスケーやアサヒではありません。)
カズオさん、フェラーリ頑張って下さい。こちらは、ろうがんず杯まずは予選通過しました。