女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

ありがとうございます

2014-02-05 | インポート

中村です。

昨日、入院していた母が退院した。


入院から3ヶ月


全く食事を採らない
担当医師や看護師に悪態をつく
処方された薬を不信がって飲まない

などなど・・・

この間いろんなことがあった。
そして、今まで見たこともなかった母の姿をいくつも見た

好んで見たのではない見ざるを得なかった

もう新しい年は迎えられないかも
もう穏やかで優しい母の姿は見られないかも
もう母に私達の感謝の気持ちは届かないかも


そう言えば、あの時・・・
もっと~してあげればよかった・・・


やり直せない過去のことがついつい悔やまれる。


娘として複雑な気持ちで見舞うことが多く、姉から電話がある
たびにビクビクしながら電話をとった・・・そんな3ヶ月だった。


それが、退院。杖をつきながらではあるが自分の足で歩いて
病院を後にした。


病棟を出る際、
お世話になったヘルパーさんに感謝の気持ちを伝えながら涙を
浮かべ、ハグする母、患者さんから「退院ですか?おめでとうご
ざいます」と声をかけられ照れくさそうな母


しばらく見ることがなく、もう見られないかも・・・とあきらめていた穏や
かな母らしい母がそこにいた。





感無量






顔をくちゃくちゃにしながら、「もうこんなとこ戻ってきたらあかんよ」
と声をかけるヘルパーさんに「もし、戻ってきたらまた面倒見てね」
と無邪気に応える母。



これから先のことを考えると不安山もり


でもその瞬間は、私自身も穏やかな気持ちでその光景を見守ることができた。

それぞれの分野で母のをつなぎ支えてくれた先生、看護師さん、
ヘルパーさん、患者さん、ボランティアの学生さん、


本当に、ありがとうございました心から感謝します。

これからの時間母と一緒に大切にしていきます。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿