女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

「気遣い」のキホン

2014-07-29 | インポート

辛島です。



先日、

「気遣い」のキホン

という本を読んだ

地下鉄東梅田駅、「ホワイティ梅田」の中にある本屋。

JR大阪駅を降りて自宅に帰るため東梅田に向かう際は、基本的に必ず立ち寄る。

そこで新しく出た文庫本をチェックしたり、読みたいものあるかな~と物色するのが好き。



ちょうどその日は、モンモンとこんなことを考えながら歩いていた。

「業務の処理レベルって、ある程度まできたらその後って飛躍的にアップする!

 とかないよな・・・。私(7年目)も2年目も5年目も、正直そんなに変わるものじゃないし。

ここで差別化を自分自身で図ろうと思ったら・・・

やっぱ「気遣い」よな。。。

「気遣い」しかないよな。。。

「気遣い」上げていかなあかんな・・・!!



っと、ちょうどそこで立ち寄ったその本屋で目に留まったのが

「気遣い」のキホンというタイトルと「目からウロコでした!」というポップ。

「気遣い」に目からうろこは言い過ぎやろ~

とは思ったものの、ちょうど今考えてたし。そのタイミングの良さに惹かれて購入



著者は「三上 ナナエさん」という方。

元ANAのCAで、CA時代の失敗を中心に

「気遣い」は誰でもできる!難しいものではない!ということを

伝えるべく『37のコツ』にまとめて書いてある。



読んでみた感想は、面白かった。

しかし、「目からウロコ!!」と思ったわけではなく、

「そうやんな!!私もそう思ってるねん!!」というものがいくつかあったから、面白かった。

例えば、

連絡には「漏れてはいけない連絡」と、自分で相手や内容を考えて「伝えた方がいい連絡」がある。

そしてこの「伝えた方がいい連絡」こそ、「気がきく連絡」であり「気遣い」なのです。

~中略~

視野を広くして「連絡漏れはないか」「万が一を考えて、伝えておいた方がいいことはないか」

と一呼吸おいて、考える癖をつけるようになりました。

~中略~

誰に指示されなくても、自分の頭で誰に何を伝えた方がいいのかを考え、「気がきく連絡」を心がける。

それが、相手が最終的に困らず安心してもらえる、気遣いの第一歩になるのです。



私が尊敬する人たちは、まさにこれを息をするのと同じくらいさらっとやってるし、

「こいつ・・・」と思う人にはこれがない

まずはそれやんな。ホントそう思う




本には至る所に

「気遣いとは、『相手のことを思う気持ち』から出てくるもの」

とある。

何度も言うが本を読んだ感想は「目からウロコ」ではない。

「そうですよね!!」という気持ち。



いつでも、忘れてはいけない。

磨かなくては、「気遣い」。



だって私、「気が利かない」って、言われたくない!!

「気遣いができる=仕事ができる」

私は仕事ができる、カッコイイ社会人になりたい


ビートたけし

2014-07-18 | インポート

中村です。

今朝、久しぶりにゆっくり朝の情報番組を観ていたら、芸能コーナーで
ビートたけしを取り上げていた。

最近49歳の彼女の存在がいろいろ言われているが、過去の恋愛が取
りざたされた際の対処(コメント含め)を紹介していた。


現在より痩せて精悍な雰囲気の30代後半のたけしの写真。
へぇ~こんなに男前やったっけ!

さらに、以前つきあっていた彼女への過度な付きまといに対する抗議の
一環で、軍団をひきつれてフライデー編集部を襲撃した際のコメント、

記者の「なぜこんな事件を起こしたんですか?」

「俺は親や家族、子供等大切なものを守る。俺には愛人がいた
から、愛人も守った。それだけ」




さらに、当時人気絶頂の彼には子供のファンもたくさんいた。
、「この件を子供にはどのように説明しますか?」には



「俺は、大切なものを守った。ただ、守り方が間違っていた。」



傷害事件を起こしているのに、たけし擁護の風潮があることに対しては、

「俺は自分の大切なものを守るためにやっただけ。・・・中略・・・
俺は大塩平八郎じゃない・・・後略・・・」


※自分のためにやっただけであってヒーローじゃないと言うことを伝える
 たけしなりの表現




その他、たけしが彼女に対してだけでなく軍団や仲間、家族に対してもある
一貫した考え方で接していることが紹介されていた。



言い忘れたが、私はたけしファン


とは言え、ツービートの漫才や「ひょうきん族」のたけしのコントをさほど面白
いと思ったことはないし、北野武のつくる映画も好みではないものが多い。
ただ、そこにたけしの「こだわり」は感じる。


テレビではそれを「男の美学」として紹介していたが、自分の生き方、
価値観はこれだ!というぶれない『何か』を持っているように思う。
人がなんと言おうと「俺は俺」。こそこそしていなくていさぎよい。



実際のたけしを知らないのでイメージだけでしか判断できないが・・・


男前ではないが、何かを達観したような、ちょっと世捨て人のようなはにかん
だ表情に男の色気を感じる。格好いい




考えてみれば、自分なりの信念を持って、困難な場面に遭遇してもぶれずに
突き進む人がいかに少ないか・・・。企業の経営者もそう。威勢のいいことを
言いながら、いざという時に逃げ腰になる人も多い。


だからこそたけしのような人に魅かれるのかも。


ちょっと軽めに今回はこんなところで終了~


自己効力感を高める

2014-07-12 | インポート

中村です。

 

文章を読んで泣いたのは久しぶり


もともとどちらかと言うと涙腺は甘い
小説を読んだりテレビを観て、それが演出とわかっていても
制作者の策略にまんまとはまって泣いてしまう

でも、今回は違う。


その文章は、決して、誰かを感動させてやろう、泣かせてや
ろうと盛られて書かれたものではない。



たんたんと綴られたその文章

(前略)

 

対人関係というものは残酷だと思う。相手がいるので当然な
がら自分だけでコントロールできるものではない。私にとって
はどんな対人関係も基本的におそろしいものでしかなく、同
性異性の関わりなく心地よくいられる相手と言うのは本当に
少ない。そんなふうに臆病だから、踏み込まない。
私に踏み込んでくれた人にもあまり良い想いをさ
せた記憶がない。それがまた私を人から遠ざける。

 

(後略)

上記のように綴った後、後悔の残る別れをした人に対して、
もっと強くなったら会いに行きたいとしている。

 

 

会社説明会のため事務所に出る前に立ち寄ったカフェでこの
文章を読んで、不覚にも涙が止まらなくなった。



なんの変哲もないこの文章が私の感情を刺激したのは、



この文章を書いたのが私の身内だから。
ふてぶてしくさえ感じるその言動の下で、弱く、傷つきやすい自
分と向き合おうとしている・・・。


ただ、それだけではない。


この文章に琴線が触れたのは、多分、間違いなく自分にも同じ
ようなところがあった。いえ、今もあるから。


私の仕事は相手の懐に飛び込むことが求められる。飛び込め
ば傷つくこともあるし飛び込まれて嫌な気持ちになることもある。



正直しんどいと思うこともあるし、勇気がいる。

それでもそうするのは・・・

 

それが仕事だから




仕事である以上、自分にとってそれがしっくりくるとかこないとか
関係ない。






ただ、それだけでもない。




確かにきっかけは仕事だったかもしれない




でも、それだけなら続かない




それをすることで確実に得られる『何か』



この『何か』があったからではないか。




その『何か』の正体は自己効力感

 

自己効力感とは、カナダの心理学者アルバートバンデューラ
によって提唱された概念で自己に対する信頼感有能感



わかりやすく言うなら「自分ならできる」という感覚のこと。



よく似た言葉に「自尊心」があるが、自尊心は自分自身の価値に
関する感覚なのでちょっとニュアンスが違う。



相手に飛び込んだり、相手を受け入れたりすることで得られるの
はどんな結果(反応)になろうと、そのことを自分なら受け入れら
れるという

自分が自分に対して感じる安心感


似た感覚。少なくとも私にとってはそうだ。



この安心感があるから、思い切って相手に飛び込み相手を受け入
れられる。



身内である彼女にも、時間がかかってもいい。この安心感と安心感
に後押しされた勇気がを持てる日が訪れることを心待ちにしている。