女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

バイト君

2016-01-31 | 日記

中村です。

事務所の入っている1階にコンビニがある。

そこに茶髪で無愛想なバイト(男性)がいる。
高校生かフリーターか・・・。いずれにしても若い。
そして、働き出して数カ月は経つが、笑顔でいる接客
しているところをあまり見たことがない。


手際は悪くないが、レジの際、特に笑顔もなく淡々と
接客をこなす。


昨日の土曜日。


社内でミーティングを行い、その後みんなでお昼ご飯を
食べることになった際、お茶がないことに気づいてその
コンビニに行った。


2 ℓ 入りの烏龍茶を抱えてレジに行くとその無愛想な
バイト君が担当だった。


購入した烏龍茶を袋に入れようとするバイト君を


「袋はいいわ


とやんわりと制すると、無言で店舗名の入ったテープを貼っ
てくれた。


変わらず愛想がない。



いつものことなので、特にそのことで気分を害することもなく
事務所に戻った。が、すぐにおにぎりの追加購入のため再び
コンビニを訪れることになった。


お目当てのおにぎりを手に再びバイト君とご対面。



「おばはん、また来おったんか・・・」と思われるかもと少々
バツの悪さを感じた私は、


自分から


「また来たでぇ~」


と、ちょっとおどけながら商品をレジ台に置いた。
※こういう場面で余計な一言を付け加えるのが「THE おばちゃん」





すると、バイト君は、


「何度でも来てください」



と今まで見たことこともない笑顔を見せた。




「きゃ~ぁぁあああああああ。この子笑うんや

これは心の中の声です



当たり前だが、ちょっと感動

しかも「何度でも来てください」という返しがNICE

今まで、バイト同士で私語をしながら笑っているのは見たこと 
があるが、接客時に笑顔だったのは見たことがない。


Y(やれば)D(できる)K(子)


バイト君、できるんだから普段から笑顔で接客やろうや
バイト先のためにやるのではなく自分のために

笑顔から笑顔が生まれ、良い人間関係が生まれ、出した
分だけ自分に返ってくる。

世の中はGIVE&TAKE 笑顔も挨拶も、努力も感謝も・・・。
まずはGIVEから始めよう



かっこいいお婆ちゃん

2016-01-29 | 日記

中村です。

今日、仕事で京都に行った。


ある乗換駅でのこと
駅の行先案内板のところで、外国人観光客が女性に
何かを尋ねている姿が目に入った。

質問している男性は、身長が190㎝ぐらいあるであろ
う大きな体躯を窮屈そうにかがめて女性の話を聞いて
いる。

案内側は、身長150㎝ほどの小柄な女性。髪は真っ白
年齢は私の母ぐらいだろうか
※ちなみに私の母は78歳。

小柄ながらピンと背筋を伸ばし、きちんと整えられた髪
上までしっかりとめられたブラウスのボタンから「きっち
りした生活」をしていることが窺える。


近くを通った際二人の会話が耳に入ってきた



彼女は、案内板を指さしながら、
ゆっくり、はっきりした声で、相手に言い聞かせるように


「This ticket is・・・・・」※どうやら男性は自分の持
っているチケットで目的地に行ける かどうかを聞いているようだ。



英語だ


さらに男性が何やら聞いている


と、


しっかり彼の目を見て言い分を理解した彼女は、


「NO ・・・ 」



と手振りを交えて毅然とした態度で返答している。

お世辞にも発音がいいとは言えない。いわゆるジャパニーズ
イングリッシュだ。


しかしながら、ハキハキと聞き取りやすい。
しかも、ごまかしたり言いよどんだりすることなく、相手の目を
しっかり見、相手の言い分をきちんと理解し、自分の言いたい
ことを伝えようとするその姿に




かっこいいなぁ・・・




と見とれてしまった。


70歳はゆうに超えているであろうお婆ちゃんの凛とした姿勢、
態度を見て思わず自分の姿勢を正した今朝の一件。


活性剤

2016-01-26 | 日記

中村です。

本年度当社にも新入社員2名が入社する。

男女それぞれ1名。その2名がアルバイトに来て
アポとりや制作物の作成などの仕事に取り組ん
でいる。





「おはようございま~す


と元気な声



指導を受ける際は、神妙な面持ちで聞き、最後は



「ありがとうございました


と笑顔で感謝の気持ちを伝える。動作はキビキビ。
何をするにも一生懸命でキラキラしている



応える周りの声もはずむ。


心なしか空気が澄みきっている(ように感じる)



4月から4年目に突入する先輩女社員が言う



「(2人は)自分ができなかったことをあっさりクリア
 しているんで、私も自分のやるべきことを
 しっかりやらないとまずい
んです」



彼女も気合が入っている



ぼやぼやしていたら先輩として恰好が悪い


いや、ぼやぼやしていたら自分の居場所がなくなる



自分の居場所は自分で守る





この意識=危機感が、人を成長させる






それぞれが自分の持ち場で役割を発揮する




新人は新人らしく
先輩は先輩らしく
上司は上司らしく


営業は営業の仕事を
事務は事務の仕事を
教育は教育の仕事を



の立場どの仕事も真面目一生懸命やる



この基本姿勢は同じ