女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

2012-12-30 23:42:21

2012-12-30 | インポート

岩元です 

 

先日、社長から

「岩元の内定者のころの写真見たけど、すごく変わったな」と言われた。

確かにその写真を見ると、まさに田舎から出てきたという風貌だった

「今度実家に帰ったら、みんなに変わったと言われるよ」と言われ、

鹿児島の田舎から出て、大阪にいるのだから、そうなればいいなぁ~と思いつつ

自分では外見的にも変化しているのか分からないから、

いろんな人に「変わらないね~」と言われたらどうしようという不安もあった

 

でも、実際この年末に実家に帰ってみると、近所のおじさんやおばさん、

学生時代の同級生の保護者、家族にも

「変わったね」「お姉さんになったね」「他所の人が来たかと思った」

という評価をもらった

そういう風に見えるだけで、少しは一年間の成果かな~とうれしく思った

 

でも、今年変化していると評価をもらったからといって、このままではいけない

来年・再来年も、「変わったね」「ステキになったね」と言ってもらえるように

来年も自分を磨いていかないといけないなと思う帰省でした


女性オーナー

2012-12-25 | インポート

辛島です




先日後輩岩元と2人で夜ご飯に出かけた。




仕事終わりの夜の10時

小降りの雨の中、決めていた店に到着するとなんと、満席

しかたなくその店を出て、次の店を考えているとだんだん雨がきつくなり

しだいに風もすごくなり、「ちょっと台風みたいじゃない!?」という状態に

ぐずぐずしてられない早く店に入らなくては

っとゆうか、寒いし早く店に入りたい




その後3件ほど門前払いをくらい、辿り着いたのは女性オーナーが切り盛りする居酒屋だった

店先にお花がたくさん飾ってあるので聞くと12月5日オープンだったらしい。

まだオープンして2週間程度。

オーナーは可愛らしい雰囲気の40代くらい。

声と話し方も可愛らしく、第一印象は「あんまり『オーナー』って感じでじゃないな・・・」という印象。

たまたま入ったにも関わらず(?)、非常においしく、なかなか普段食べない料理がたくさん

特に「白子の天ぷら」にはテンションが上がった

話し合いも熱が入り、ご飯もおいしく、充実した時間




帰りがけ、オーナーと少し話をした。

もともと福島区で10年お店をしていたのが、そのお店を若い人に譲って今のお店を始めたらしい。

「今日みたいに空いてるときはすぐ料理出せるけど、満席の時はなかなか料理出せなくて、

お客様にご迷惑かけてしまう。ご迷惑かけるくらいならお断りしたほうがいいと思っているけど、

この不況の中、せっかく店に来てくださった方をお断りするなんて、本当に申し訳なくて、つらい。」

「それでも2回目来て下さった方には、本当に感謝して、ミスせんようにせなあかん!って思う。

私は『人間失敗が許されるのは1回だけや、2回目はない』って思て仕事してるの。」

「毎日仕事中は気ぃ張って、胃ひっくり返るような気持ちやし、本当に仕事は厳しいもの。

どんな仕事も、仕事は厳しい。

でもこの店に来てくれた人に「幸せな時間」を提供できたら、

本当にうれしくて、また頑張ろう!って思うのよね。」




お店を出た後、「よぉぉし、私も頑張ろう!」っと思った。

初めて会った飲食店の女性オーナーのプロ意識に触れたからだと思う。

「オーナーっぽくないな」なんて思ってたけど、

「私は『人間失敗が許されるのは1回だけや、2回目はない』って思て仕事してるの」

この言葉が印象的だった。




また行こう。

白子の天ぷらと、オーナーに会いに。


怒られた記憶

2012-12-20 | インポート

中村です。


このブログで何回かとりあげたが、私にとって父は厳しい
人だった。

 

父に怒られた記憶は、その場面での「強烈な感情」
伴って今も残っている。


1.小学生の時ピアノのレッスンを無断ですっぽかし、
門を閉
められ家に入れなかった。しかたなく同じ敷地
内に住んでい
た祖父母に泣きついて一緒に謝りに行
ってもらった怖かった

2.中学生の時クラブをさぼって帰ってきたところをた
またま自
宅に戻っていた父に見つかった。「チームに
迷惑かけてなんと
も思わんやつは俺の娘ではない。
戻れ~!」と激怒され戻ら
された恥ずかしかった

3.高校生の時「進研ゼミ」の課題を提出せずに放っ
たらかし
ていたのを見つかって勉強部屋の窓から
教材類を投げ捨て
られた。冬空の下、懐中電灯で
照らしながら教材を拾い集め
た。寒かった

父が激怒するのは以下の①②いずれか。

①自分の言動で誰かが迷惑を被る

上記の例では、レッスンのために自宅に来てくれてい
た先生
に無駄な時間を過ごさせてしまった。チーム競
技(バスケット)
なので自分がさぼることでフォーメーシ
ョンの練習ができなか
った。

②自分の言葉に責任をとらない=約束を守らない

(進研ゼミは)自分から「絶対にきちんと課題を出すか
らやら
せてほしい」と頼み込んでやらせてもらったのに
やらない。

 

人様に迷惑かけるな!自分の言動に責任とれ!


というのが父の教え。でも当時の私はそんなことわか
るはず
もない。


大学進学のため実家を出る前日のこと。父に呼ばれた。

「何やろ??」

と思いながらリビングに行くと、いつになく改まった父
がいた。


前に座ると、おもむろに口を開いた。


を信じて京都に出す以上、何をしようとお父さんは
文句は言わない。大学生活を思いっきり楽しみなさい」



この後、自分が勤勉な大学生ではなかったことに触れ、


「大学は、学問だけでなく社会勉強する場でもあるから
いろんなことにチャレンジして友達をたくさん作りなさい」



ここまでは、穏やかだった父が急に口調を変えてこう続
けた。

「ただし、好き勝手やってトラブルが起きた時に
『助けて』と泣きついてきても『お父さんは知らん』  」

その時の父の厳しい(怖い)表情は今でも覚えている。
以前にこっぴどく怒られたあの時の顔と同じだ。



と同時に


『お前を信じている』という言葉の重み

何をやってもいい

 ≠ 無責任に何をやってもいい
 = 責任とられへんことすんな
 = 自分の言葉に責任取れ 

無言のプレッシャー

を感じて身が引き締まった。
都会での1人暮らしは、田舎もんの私にとって開放的で
目新しく刺激的なことばかり。誘惑が一杯だった。

流されそうになる場面で、頭に浮かぶ父の厳しい顔

そして自分に問う「このままいってお前は自分で
責任がとれるのか?」
「YES」なら進む。「NO」ある

いは「?」ならとどまる。いつの間にか自分の中での評価
基準になっていた。


父親との関係性やその教えは働く価値観のベースになる。


「父親」は子供にとって最も身近な「社会との接点」。働き方
や職業
人としてこうありたい姿をこの接点から感じ、影響を
受ける(受け入
れる場合もあれば排除する場合もある)。


当時の自分はそんなことちぃ~とも意識していなかったが・・・。


少なくとも私にとって「人様に迷惑をかけるな」「約束を守れ」
いうメッセージが、自分や人を見る際の価値基準になって
いる。



とは言え、まだまだこの教えが充分実践できているとは言い
難い。


お前は口だけかぁ~

 

親父が怒って出てきそう。
お~っ怖あかんあかん!身を引き締めてがんばろう!

 


壁にぶつかる

2012-12-15 | インポート

岩元です。

普段、私は「男っぽい」と言われる。

今までも

剣道をやっていた頃は「体は小さいが、負けん気と根性は男っぽい」と言われ

塾講師のバイトの頃は生徒に「発言や叱り方が男の講師よりも男っぽい」と言われ

大学のゼミやら今までの友達やら色んな人が私を「男っぽい」と思っている

最近では「おっさんぽい」と言われる

自分でも「自分はただの女の子達とは違うんだろう」と思っていた

 

そんな私が「ビジネス社会での女の壁」にぶつかった。

 

 

初めてお客さんを担当させてもらって、

きちんと先方の社長とも話ができているつもりで、

説明会やら、選考やらが進んで、最終選考も終わり、次は内定出して採用終了

と思いきや・・・

先方の社長からの電話で自分が知らなかったような

学生への条件が次から次に出てきて、内定者無しという結果

それを聞いて、心で「なんで?今さら?」と思いつつ、文句も言わず電話を切ってしまった。

 

   
ここで、女の壁その①「女であることでなめられる」

前もって話の段階で

「女のコイツに言っても仕方ない。どうせ君はただのサポートでしょ」とあしらわれ、

自分では、そのあしらわれていることすら気づかなかった。

女であることでなめられていることも悔しいが

それに全く気づいていない自分のアホさ加減に情けなくなる。

 

女の壁その②「都合のいいときだけ女になって逃げる」

相手と戦わなくてはいけない場面で何もせずにシッポを巻いて帰って来た。

「都合のいいときだけ、女になって逃げてきて。ショセンお前は女なんじゃ!」

普段、おやじっぽいと言われている私がこのセリフを言われるとは思ってもいなかった。

え??私がそのセリフを言われる??女??逃げる??ショセン女??

そんなことを言われる自分が情けない。

そんな言葉を言われるコトが悔しい。

   
くそ~これが女の壁ってヤツか


続・八百屋

2012-12-10 | インポート

辛島です

前回「八百屋」の登場によって、

「絶対これがいいと思うものを、

自信を持って、一生懸命伝えたら、

相手に伝わる、気持ちを変えさせることもできる

ということを実感した。と書いた。


このことを、『伝える側』で実感する場面があった。





アイプラスではクライアントの採用用パンフレット(学生に渡すための会社紹介パンフレット)

の作成も行っている。

①アイプラスがその会社の魅力・伝えたいことをコンセプトとして考える

②クライアントにプレゼンする

③クライアントからOKが出る

④具体的な内容(誰に何をインタビューする?ページ構成は?等)を考える

という流れで進める。

まず幹となるコンセプトが先方に通らなくては話がすすまない


先日担当クライアントのまさにその『コンセプト』を考えていた。

先方のOKをもらう方法の一つに「これはどうですか?」相手の意向を何度も聞いて
それに合わせていく方法も、あるにはある。

でも、それでは「私が請け負う」意味がない。・・・

会社の魅力は?
どんな風に打ちだしたら学生が「お~っ!!」ってなるやろ
(考える)

(考えた末)これを一番に出すのが一番わかりやすいし、学生の興味を引く

(そしてさらに考える)

こんなタイトルにしたらインパクトあるし印象に残る気がする!(自信が出てくる)
この想いが伝わったら

クライアントも「お~、なるほど~。」⇒「よし!それで進めよう!」っと思うはずや

そう思わせるもの考えな

かくして「こんな風に作ったら絶対学生が興味持ってくれる!!」と自信持ってプレゼン
できるものができた。

プレゼン本番。

資料見せて説明する時力がこもった。

前回「八百屋の登場」で書いた「このリンゴ、本っっっっ当においしいんで!!!」と一緒だ

私がリンゴを気に入って買ったのと同じく、資料を見て説明を聞いた先方担当者も

「なんだかカッコ良くなりそうですね。これで上司に話しておきます


よっしゃぁ、伝わった・・・




「絶対この方がいいと思うものを、

自信を持って、

一生懸命伝えたら、

それは相手に伝わる、気持ちを変えさせることもできる

実感