女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

【番外編】大学3年生の方必見!「就勝ブラッシュアップセミナー」を開催します!

2007-09-15 | 悩み

大学3年生のみなさん、こんにちは☆
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★「最初の転職で感じたこと・・・中途採用に求められる『即戦力の意味』」

2007-09-08 | 日記・エッセイ・コラム

人材業界のおける「七五三」って知ってますか?「新卒入社の3年未満に大卒の3割、短大・専門学校卒の5割、高卒の7割が離職する」ということですが、なんとなく会社を辞めて転職したときに、実感するのが、「即戦力」という壁!少なくとも私の場合はそうでした。

 

転職活動をするにあたり、今度は私なりに考えました・・・。

 

「どんな仕事が向いているのか?」

「何をしているときが楽しいかな?」

「自分の強みは?」

「やりがいを感じるのはどんな時?」

 

・・・・などなど。その結果、「人と接する仕事」「定時など関係なく思いっきり仕事をして、頑張ったことがしっかり評価される会社」「できれば心理学を活かせる仕事」を基準に転職先を検討!転職雑誌でめぼしい会社をピックアップして、決めたのが大学進学予備校の「スクールカウンセラー(募集のネーミングはそうなっていました)」でした。

 

面接で人事部長に「このままでは腐ってしまいそうです。思いっきり仕事をさせて下さい!」とアピールして(20年近く経つのにこのことだけははっきりと覚えている・・・)、即日内定をもらった。

 

で、初出社の日。張り切って出社しましたよ!!同日入社が4人ほど。朝礼時に「本日からお世話になります。中村 桂子と申します。よろしくお願いします」とむっちゃスマイルで挨拶したまではよかったのですが、

 

その後です。いきなり即戦力の洗礼を受けることに・・・。

 

初日に命じられた仕事が2つ。

1つは、アルバイト募集原稿掲載の稟議書を書くこと!

 

上司「あっ、中村さん。アルバイトを追加募集するので稟議書書いて!」

中村「・・・・・。」

(心の中の「ええっ稟議書?稟議書って何?」⇒「知らんって言ったらこいつ何やねん!って思われるかな?」⇒「でも聞かへんかったらできへんしな・・・」という葛藤に10秒ほど)

中村「すいません。稟議書って初めて聞いたのですが、何のことですか?」

上司「ええっ?知らない・・・・。ごめんごめん。稟議書っていうのはね・・・」(と説明してくれた) 

上司にして見れば「中途入社なんだから稟議書ぐらい知っていて当たり前。こんなことまでいちいち教えなあかんのか???なんのための中途採用やねん!」と思ったに違いない。幸い、いい上司だったので稟議書とは何か?稟議書の書き方など丁寧に教えてくれた(感謝)。

 

もう一つは、生徒募集業務!

 

私が入社したのは大学進学予備校。利益をあげるために生徒募集は必須であり、社員であれば生徒募集業務も重要な業務であることはわかっていた(はず)。初出社が1月5日。予備校からすると、「ヨッシャ~!年も明けたし頑張って生徒集めるでぇ~!」という時期だというのもわかっていた(はず)。

 

でも・・・

 

上司「中村さん、今日から本格的に生徒募集をスタートさせるんで、中村さんにも自分のチームを持ってもらうからね(え~っ今日から!)」

 

「今日入社したばっかりで自分でも自社のことよくわかってないのに、なんで生徒募集なんかできるねん!!」「これって営業?私はスクールカウンセラーで入社したのに・・・」「営業したことないのに、いきなり・・・。しかも中村チームなんて任されてもできるわけないやん!!!」

 

中村「はい。わかりました」(と言うしかなかった)

 

かくして私は、自分自身でさえ、自社の特徴やクラスの種類、受講料や特待制度などサービス内容について「今日初めて知りました!」という状態で6名のアルバイトとともに中村チームの数字を達成すべき営業活動に突入していくのでした。

ちなみに、次の週には保護者対象の「学校説明会」で、もっともらしい自社PRにも成功しました!(ちょっと自慢??)

 

これが中途採用なのです!だから、即戦力なのです!!

 

ということが今では当たり前のようにわかる。でも当時は「初めての仕事だから丁寧に教えてくれるだろう」「前の会社でやっていないことはできるわけないじゃない」と・・・。でも自分がどう思おうと、採用する側はあくまでも即戦力としての働きを期待しているということを忘れちゃいけない。だからこそ最初の会社を大した理由もないのに

「なんとなくや~めた!」はやめるべき

と声を大にして言いたい。今の会社を辞めて、転職先でどんな仕事ができるのですか?営業ですか?販売ですか?事務ですか?何もないのなら、何かこれだけは・・・と思えるものを掴むまで。最低限社会人としての常識(企業の目的は利益をあげることだとか、組織とは)、基本的な態度・マナーが身につくまでは頑張らないと中途採用の価値がない!ということをわかったほうがいい。

 

こんな教訓を学んだ最初の転職でした。(感謝)


★カラ回りの20代③ 「現状から逃げる・・・最初の転職」

2007-09-03 | 日記・エッセイ・コラム

約束通り販売実習を終えて本社に戻ってきた私たちに、会社から二つの選択肢が示された。一つは、営業部で専門店向けの営業を担当。もう一つは専務(女性)直轄のFC(ファッションコーディネータ)として、商品部と売場の橋渡しをする。  

さて、どちらを選択するか?

イメージ派の私としては、何の迷いもなく

「FCやります!」

理由は

商品本部と売場の橋渡しの仕事なんてかっこよさそう・・・。

聞くところによると、仕事内容には売場のディスプレイも含まれるという。アパレル業界で、売場のディスプレイを格好よくこなしている自分を想像して、できる女になった気になっていた愚かな自分。

そんな、うわついた気持ちは本社に戻ってすぐに打ち砕かれました。初めての部署で専務の長年の想いを実現するために作られた部署なので、基本的な教育は専務が直々行うことになっていた。けど、なんせ忙しい方なので、教育の日程を合わせるだけで大変。基本的には勝手な動きは禁物、外出も禁止。自習という名のもと、本社で雑誌を読んだり、展示会の写真の整理をすることぐらいしかできない。なんかやりたいのに、何もしてはいけない辛さってわかります?「私何してるんだろう?」悶々とした気持ちで過ごしていたことをよく覚えています。

結局本社に戻って9ヶ月で退職することに・・・。理由は、上記のような宙ぶらりんの状況が耐えられなかったこともあるけど、決め手となったのは専務から言われた、

「あんた、この業界にいてそんなことも知らんの!?」

の一言。専務主催の研修会で、「イタリアのデザイナーについて」質問されて、私が答えられなかったときに間髪をいれずに飛んできた一言。その時、この業界のことを何も知らない自分。もっと言えば、知ろうともしない自分を思い知らされました。

普通に考えれば、ここで一発奮起して勉強するんでしょうが、当時の私の思考はそこには至らず「この業界では自分は一番にはなれない ⇒ もともとどうしてもアパレル業界で働きたかったわけではない ⇒ 自分にあった業界、仕事に変わろう ⇒ 退職」の道を突き進んでいったのです。

かくして、先の専務主催の勉強会で、「あなたたちは、人に夢を売る商売なんだから、いい服を着て、一流のものに触れて感性を磨きなさい!」という言葉の意味も理解しないままわずか1年9ヶ月であっさりと一つ目の会社を退職したのでした。

その時は気づかなかった。自分が状況から逃げていたということを!入社後の販売実習でもまずまずの評価を得た。大学時代の友達からもそこそこ頑張っていると思われている。おまけに、同じ課に配属された同期と付き合い始めたばかり(今の旦那です)・・・格好悪い姿は見せたくない・・・。大きな失敗をしないうちに現状から逃げてしまおう!今思えはこれが当時の正直な胸のうち。もちろん、当時の私はもっともらしい言い訳を並べてましたよ。

「一生懸命仕事がしたいのにできない」

「自分が腐っていきそうな気がする」

「自分が活かせる仕事につきたい」

などなど・・・。でもこれらは全部できないことの理由を他に求める言い訳のオンパレード。 

最近、ふと考えることがある。「もし、昔に戻ってやり直せるとしたら?」このタラレバが実現するのなら、私は、売場実習を終えて本社に戻ってきた時期に戻って、がむしゃらにアパレル業界のことを勉強して、仕事が一人前にできるようになって、あの専務に自分を認めさせたい。今の自分には満足している。人材に関わる仕事はこれからもずっと続けていきたい。でも、新卒で入った会社を「現状から逃げて退職」ではなく、ある程度のベースを作って「卒業」し、ステップアップの転職をしていたらどうなっていたか?この一点だけは後悔が残る。

だから、自分の会社や他社で出逢う入社2~3年目の社員が当時の私のように「現状から逃げるための転職」を考えているのを見ると黙ってはいられない!今の世の中、転職は構わないと思う。ただし、しんどいから、思い通りにならないから、現状を回避するための転職はなんの役にも立たない。どうせ転職するなら、困難を乗り越え、与えられた課題を解決して、その会社にこれ以上学ぶものは何もない状況を自ら作った上での転職でないと意味がない!これ事実!

「逃げてはいけない!」

なぜなら

一度逃げた人間は

その次もまた逃げるから

このことに気づくには、もう少し時間がかかるのでした(続く)        感謝