女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

ハラスメントに想う

2021-08-26 | 日記

中村です。


今回はしおの接骨院での話し。
しおの接骨院は、以前のブログでも紹介したいきつけの接骨院
身体のメンテナンスが必要なお年頃の私にとって、特に痛みが
ない時も予防の意味もあって、週二回は訪れる(訪れたい)場
所。最近は股関節の動きを良くするための週1回のトレーニン
グもスタートし、私にとってなくてはならない場所の一つ。


今日は朝一トレーニングの日。20分間のトレーニング後の施
術でベッドにうつ伏せになっている時のこと。


これまた以前のブログで紹介したゴルファー島野璃央プロもし
おの接骨院でトレーニングを受けていて、今日はたまたま私の
次が島野プロのトレーニングだった。


うつ伏せ状態の私の耳に島野プロのトレーニングの様子が聞こ
えてくる


担当トレーナーとのテンポの良い掛け合いが心地よい。普段か
ら2人の間に信頼関係が構築されている様子が伝わってくる



「島野プロ、普段こんな感じでトレーニングしてるんや…
興味深く聞いているうちに、会話の雰囲気で(島野プロの)ト
レーニングが終わりそうな雰囲気…と、その瞬間



「けつ(注:お尻のことです)、下がっとるやないかぁ~っ


と弾けるようなトレーナーの声と、島野プロの照れたような笑い
声が聞こえてきた。


それを微笑ましく聞きながら想った



恐らくこのような状況で、多くのトレーナーは、


「お尻が下がってますね

あるいは

「ちょっとお尻上げていきましょか

という表現で指摘するのではないか
少なくとも、「けつ、下がっとるやないか」という表現で指摘
するトレーナーは稀、いやっ、いないだろう。


でも、


これ以上その場にぴったりの表現はなかった。少なくとも私
にはそう感じた。だから妙に心にささった


顔は見えなかったが、声の表情から


トレーナーは笑顔

島野プロも笑顔

そして、2人の人柄や関係性を知っている人も笑顔


空気もほっこり


最近巷で「〇〇ハラスメント」という単語をよく耳にする

セクシャルハラスメント(セクハラ)
パワーハラスメント(パワハラ)
モラルハラスメント(モラハラ)

書き出したらキリがない…

そしてハラスメントにどのように対応するかを学ぶ講座や認定
資格ができて、それらを取得した人が尤もらしくそれらを語る。


ハラスメントのない社会をつくることに全く異論はない。社会
生活を営む上で、みんなが気持ちよく場を共有できるように配
慮する。嫌なことをしない言わないということは大切なことだ
と思う。


しか~し ※以下、批判を覚悟で持論を述べます


〇〇ハラスメント対策で論じられる


何がハラスメントか?
どのような言葉がNGなのか?


には正直しっくりこないものを感じる。


なぜなら、ハラスメントが問題になる場合、その多くは

何をした(言った)か(=内容)ではなく
誰がした(言った)か(=相手)


行為や発言そのものではなくそれらの主体者である相手(=人)
の受け止め方や関係性に起因する


相手がOKなら何をしても(言っても)OKとは思わないが、
NG行為や発言を細かく規定することが問題状況の解決に必ず
しもつながらないだけでなく、ハラスメントを恐れてコミュニ
ケーションを避ける、あるいは適切な指導と言う役割を放棄す
る上司と、ハラスメントを盾にコミュニケーションを拒絶する
部下との間に溝をつくらないか疑問に思う時もある。


私自身、間違いなくハラスメントを受ける側ではなくする側
自分自身の言動が自分より立場の弱いメンバーにとってハラス
メントになっていないかどうか再考するとともに、コロナの影響
で「対面」「密接」なコミュニケーションが希薄になりつつある
昨今、やっぱり人と人。密接なコミュニケーションをとり、信頼
され信頼できる人達と一緒に過ごしたいという気持ちを再確認さ
せてくれるエピソードだった。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
難しいテーのの記事ですね・・・ (武人)
2021-08-27 17:12:30
中村さん、こんにちは
先日来、ブログにお邪魔させて戴いております。
貴女のブログの記事は、前回の、笑顔で、大きな声での・・・話題にしても、今回のトレーナーの「けつ、下がっとるやないか」・・・と、言う言葉づかいの話題も、我々の身近の何処でも目にすることですが、要は受け取る側の人間と、与える側の人間のの気持ちや想いや、誠意が合致していて、誰も不合理に感じないから・・・ではないだろうか{/kuri_1/
また、今回のハラスメントの問題にしても、貴女がおっしゃるように、
何をした(言った)か?
誰がした(言った)か?と、第三者が見たり、感じたりしても、
行為や発言した者が、最初からハラスメントの意図がある行為は、当然、認められることではないだろうし、
もし、愛情や、誰もが疑わない人間性の上に立った行為や言葉で、第三者が何を言っても、その相手がOKなら、ハラスメントにはならないですよね・・・と、私は思うけどね。
ハラスメントの起因、原因も、様々な、個々の内容で複雑だろうし、ハラスメントだと認定するのも難しいだろうが・・・
やはり、現在の若い人たちとある程度の年配者との生き方、考え方、人間関係が乏しいくて、相互信頼が薄くなっている傾向が、ちょっとした行為や言葉が、相手に不愉快や、不合理な事として扱われてハラスメントとして取り上げられる結果になるのかなあ・・・
私たちも、いろいろな地域の役員、役職を遂行する立場の人間として、大変、重い課題であり、注意して大師よして行かなければならない、テーマですね。
貴女の問題提起、記事のテーマ、大いに参考になりますが、難しいですね・・・
有り難うございます。
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コメントのタイトルが変換ミスです。 (武人)
2021-08-27 17:15:32
失礼しました。
投稿のコメントのタイトルの変換ミスです。
「テーの」→「テーマ」の間違いです。
申し訳ないです。
返信する

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