女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

プロの仕事

2016-11-09 | 日記

久しぶりに中村です。

 

ず~っと通いたくなる店の条件ってなんだろう??
こんなことをふと考えてみた。

 

たとえば飲食店

 

「味よし」
   
・・・ご飯食べに行ってるんだからこれがなかったら意味ないもんね
「コストパフォーマンスよし」
   
・・・このクオリティでこの金額は魅力
「スタッフの接客態度よし」
   
・・・せっかくの料理もスタッフの接客がまずければ台無し。明るく感じ
      が良いのはもちろんのこと、「邪魔にならない」「機転がきく」レベル
      を求めたい


この3点ははずせない。これ以外に、一緒に行くメンバーやシチュエーションに
応じて居心地よく時間を過ごせるかどうかも重要ポイント

たとえば、会社帰りに「一人でちょこっと寄って一杯だけ飲みたい」気分
の時は、やたら話しかけてくるスタッフがいる店や酔っぱらい客にからまれそう
な店は避ける。適度に放っておいてくれて、話しかけたら対応してくれるスタッフ
のいる店を選ぶ。

会社のメンバーとじっくり話をしたい時には、周りを気にしないで話せる席が確保
できてあまりうるさくない店を選びたい。


さらに、オーナー(あるいは店長)のこだわりが感じられる店に魅かれることも多い。

事務所の最寄り駅(天満橋)近くに魚のおいしい店がある。その店の店長がこのタ
イプ。爽やかな所謂イケメンだが、誰にでも愛想を振りまくタイプではなく、むしろ少々
素っ気なく感じるくらい。

ところが、この店長「料理が好き」「魚が好き」それだけに料理を盛りつける器も趣の
あるものをチョイスするなどなかなかのこだわり人。

自分が目利きした魚を仕入れ、その素材を最高の状態で提供することに
並々ならぬ拘りを持っている。


だから、魚のことになると俄然饒舌になり表情が輝く

 

まさに、プロの顔だ



以前、ウチの社長がこの店で魚の塩焼きのヒレ部分を
「ここ香ばしくておいしいでぇ~」と言っているのを聞いた時も、

「ヒレまでおいしく食べてくれる人めったにいないんでうれしいです」

とまるで我が子を褒められた親のようにうれしそう


この店に来ると、料理はもちろんのこと、プロの仕事人(=料理人)の
仕事ぶりに触れ、なんだかとても清々しい気持ちになる。


私たちの仕事も同じだ。単なる、「採用屋」「研修屋」ではなく、人材の
仕事のプロとして、妥協のない仕事をする。


「こんなもんでええっか・・・」「前もこうだったから」と妥協したり、「お客さ
んがこれでいいというから・・・」というお客さんの発言に委ねるのは、プロ
の仕事とは言えない。


拘り(=信念ともいう)をもつことはしんどいことだが、これがなくなったら
もはやプロではない。


プロであり続けようとする姿勢がクライアントと長~くつきあうことにつながり、
毎日の仕事にやりがいと喜びを与えることになる。


プロとしていい表情で仕事をしたいと改めて思う