女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

役割分担①

2012-08-15 | インポート

辛島です。

先日就職活動前の学生がアイプラスに一日半、やってきた。

目的は「就職活動とはなんぞや!?を学びに東京から

11時くらいに会社に来て、みんなでまずはお昼を一緒に食べたのだが、

なんしか元気がない

うつ向き気味で、声も小さい

緊張してるのかな?と思うんだけど、ちょっと、声小さすぎるなぁ。。。とそんなことを考えていると

うちの社長から「まずは声もっと出さな!小さくて聞こえんで!!」と喝が入った。

彼女:「あ、はい・・・

社長:「柏木(うちの社員)!まずは声出ししたれ!」

私にはその時「今から何が始まるんだろう・・・」という不安が彼女に過ったように見えた。

思えば私も内定者の時、研修で会社に来る前「今から何が始まるんだろう・・・」と

不安に思っていた時があった。

しかし、いざ、一日が終了してみると

「何にビビッていたんやろ、一生懸命やることが重要なだけやのに!

と思った。

だから彼女が不安に思って縮こまってしまったのなら、

「そんな必要はない。一生懸命やればいいねん。『まだできる』と言われたら、

『そうか!』と思って、もう一回頑張ればいいねん。」

ということを伝えたかった。縮こまってしまっているなら、心を緩和させて前を向くべきだと思った。

そこで私は、ランチをしたお店から会社までの間で他愛もない会話をする、という方法を取った。

「好きな食べ物何?」

とか。

他愛もない会話で、縮こまった状態が緩和でいきたらいいんじゃないか、と思ったのだ。

しかし

結論から言うと、その方法は間違っていた。。。

上記(太字)のことを伝えたいんだったら、それをそのまま言えばよかったのだ。

私の頭の中では「縮こまりが緩和できたら、のびのび頑張れて力が出せるはず!」っと

思っているから、自分なりの流れが頭にある(つもり)だが、

周りは「何で今(今から頑張らなあかん時に)好きな食べ物の話なん?!

と流れも何もない状態。。。

「頑張ってほしい!」と思う気持の伝え方が間違っていた。

思えば、いつもこの失敗をしていた気がする。

「縮こまらんでいいねん!まずは一生懸命やれば次が見えんねん!」と伝えたかったのに、

『縮こまらないようにしなければいけない』→『リラックスすべきだ』→『リラックスできる会話は何だ?』→『雑談』

っという、間違った方程式が自分の中にできていたことに今更ながら気づいた瞬間だった。

そうか、これがいつも言われる、

     「辛島が逃げ道になったら意味ないねん。」の、原因か

 

後から考えれば「そりゃそうや。。。」となることに、やっと自分が気づいた瞬間って

「う~~わ~~~・・・(あんぐり)」ってなる。

今回もそんな感じだった。

私は間違っていた。

『縮こまりをなくしたい!』

ではなく

『何で縮こまらんでいいのか』

を伝えることが私の役割だった。

それは、私が経験してきたことで、足さず引かずで話せることだからだ。


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