辛島です。
みなさんも「口に出してみたら案外自分の思い込みだっただけで、容易に解決できた」
という経験はないだろうか。
私の彼氏(いるんです!)は、マメに連絡をくれ、夜はたいてい電話がかかってくる。
年末までは良かった。
会社もまだ繁忙期に入る前で、「家に帰ったらとにかく寝たい!」と思うことも
少なく、30分話すことも『苦』ではなかった。
しかし最近は会社も繁忙期に入り、帰ったらとにかく休んで、また明日に備えたい!
夜は鋭気を養うのだ!
と思うと、だんだん電話に出るのがつらくなってきた・・・
でも向こうも忙しい中せっかくかけてくれてるんやし、出なくては・・・
今日は眠いな・・・でもせっかくかけてくれてるんやし、出なくては・・・
この「出なくては・・・」は、私にプレッシャーを与え、そのプレッシャーはだんだん大きくなった。
しまいには「電話嫌だな・・・」にまで発展。
そこで先日、彼氏にそのことを伝えてみた。
いつ、どうやって伝えようかな・・・と考えた結果、散歩をしながら正直に
「電話がプレッシャーです」と伝えた。
しかし返ってきた言葉は、
「え、全然出んでいいし!出たい時だけ出たらいいやん!」
私:「え!?そうなん!?」
かくして、私の思い込みは無駄な思い込みであったことが判明。
そうだ。別にこんな彼氏と彼女の関係に限ったことではない。
自分で勝手に「あ~だこ~だ」考えていても、考えるだけでは何も解決しない。
我々の周りには必ず『人』がいる。
その『人』がどう考えているのか。『自分』が考えていることはどんなことなのか。
知るためには『口に出す』しかない。
そうしたら、「案外思ってたより容易だった」ということもあるかもしれないし、
「思っていたより事は大きかった」ということもあるかもしれない。
でもそれは自分の中だけではわからない。
中だけでは根本的な解決には繋がらない。
「自分の中で解決しました」なんてのは、「考えるのをやめました」という、
『逃避』でしかない。
『感じたことを口に出す』
その重要性をもう一度考えるきっかけになった、そんな「彼氏の電話の件」でした。