女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

ちょっとブレイク

2012-02-29 | インポート

こんにちは、辛島です。

今日はいつもの記事ではなく、ちょっとブレイクにオススメのお店を紹介したい。

大阪市中央区、谷町六丁目にあるお店なので、もし仕事の用事や就職活動の際に

(通称)谷六(タニロク)に来る機会があればのぞいてみてほしい

その名は、

                 「とびた」

ビジネス街である谷町のお店は(全国チェーンでもなければ)なんやかんやで23時には閉まる店が多い。

(仕事帰りのサラリーマンの帰宅ラッシュを過ぎれば店じまいだ。)

うれしいことにこの「とびた」、3時までやってる。

しかしオススメしたいのは何も時間が理由ではない。

串と蕎麦がオススメのこのお店。特に私は串の「レバー」超オススメである!!

半生なのだ!!生で食べられるレバーを串に刺してあぶって出す

生レバーのようなトロッとした感触が楽しめる!!

生レバーが好きなアナタ。ビールと共に注文してみて欲しい。

「おいしい!!」と言ってもらえるハズだ。

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「とびた」

大阪府大阪市中央区谷町6-4-8 新空堀ビル 1F

   06-6761-2121


「親の心」子知らず!?

2012-02-24 | インポート

中村です

                                                                                                                                                   

いつの間にか「就活生(本人)」より、「就活生の親」の気持ちがわかる

年齢になった。

月日が流れるのは早いもの。えらい年齢とったなぁ・・・。

そう言えば、自社の選考希望者でも母親が(自分より)年下のケース

もある・・・

な~んて感傷に浸ってる場合ではない。失礼しました

先日、うちの社長と学生時代の友人との会話。彼の長女は就活生。

自然な流れで最近の就職事情に話しが及んだ際、

「高い学費払って大学まで出して、結婚して弁当屋でパートする

とかになったらやってられへんでぇ~」

この発言を聞いて、みょ~~~に納得してしまった。

誤解がないように言っておくが、弁当屋で働くのが「あかん」のではない。

いろんな「生き方」「働き方」があっていい。

むしろあるべき

パートタイマーを必要とする店とパートタイマーで働くのを望む人がいるか

ら雇用契約が成り立つ。

ただ、子供のために学費を払い(下宿であれば)せっせと仕送りをする

親の気持ちを考えると、上記の発言は理解できる。

「ごもっとも!」

できちゃった婚や同棲もしかり!!

正直私もその時(就活生)にはわからなかった。

いや、わかろうともしなかった。

現に、私は新卒の際、大学の専攻が全く活かされない会社に就職した。

心理職につきたいという理由で大学を選び、

心理職として働くチャンスがあったにも関わらず・・・だ。

しかも、

結局2年足らずでその会社を退職し、

その後も2回の転職を経験した。

父亡き後(大学2回生のとき他界)母がどんな想いで学費を払い、仕送り

し続けてくれたかと思うと、もう少し真剣に自分の将来を考えるべきだった

と・・・  お母さん、ごめんね&ありがとう 

親のための人生ではなく自分の人生

どんな生き方をするかは自分で決める当たり前

決めた以上、

それが良くても悪くても誰のせいでもなく自己責任(これも)当たり前

就職活動なら「どの業界」「どの仕事」「どの会社」で働くのか?

結婚なら「年齢」「職業」「人となり」どんな人と結婚するか?

最終的には自分の意志で決めるべきこと。

でも、だからと言って

「自分の人生なんだから、どうしようと私の勝手でしょ

「私のことは放っておいて

ではあまりにも稚拙すぎる。

「放っておいて」と言われて、「はいそうですか」とはならないのが

子供の幸せを望まない親はいない。望むからこそ、心配し、口うるさく

小言を言い、おせっかいもやく・・・。

それが親という存在

進みたい道があるのなら、それなりの覚悟を持って「親を説得する

説得する情熱も説得できる論理も持たないなら、

「本当に進みたい道ではない」

と理解した方がいい。

一生懸命説得しようとするその「本気」の姿勢を見て、

最初は難色を示しても、「そこまで言うんだったら・・・」と最後は

我が子の選択を応援する。

育ててくれた親を気持ちよくその気にさせる努力を惜しんではダメ

前述の社長と友人の会話。

「(女性が結婚しても子供を産んでも)長く働くんだったら、公務員が

ええんと違うかなぁ」「性格が優しいから、優しい性格が活かせるよ

うな仕事が向いてる・・・」と話しが続く。

いくつになっても親は子供が心配。私事だが、いまだに実家に帰っ

たら「分厚い靴下を履かないと風邪をひく」と靴下をはかされる・・・。

(お母さん、もう48なんだけど

と、ふと想う。

私が親の心配などどこ吹く風で勝手気ままな生活を送っていた時、

母も(生きていたとしたら)父もこんなふうに心配をしてくれていたのだ

ろう・・・と。

親の心子知らず、でもいつかその子も親になり親の心が身にしみる

次回の更新は29日。お楽しみに!


幸せか否かの分岐点

2012-02-19 | インポート

こんにちは、辛島です。

前回よりスタートしたアンド株式会社代表 原 倫子さん第二弾。

「笑顔とあいさつ」が社長の目に留まり引き抜かれた原さん。

しかし社員になるのは絶対にだったらしい。
そりゃMacを買い、学校にも通って、自分にお金を使って投資していたのだから簡単に心は動かないだろう。

それでも結局心が動いて社員になった。

なぜ心が動いたのか?

それは・・・寿司

4回お寿司に連れて行ってもらい「社員になれ」とくどかれた。しかも、どんどんお寿司のグレードがあがり、最終的にはウェスティンホテルの高級寿司

「社員になったらいつでもこんなん食べれる」と言われ「いい物」につられて社員になった。

その後、結果的に8年間在籍し、バイトから始まった原さんは、最後は営業課長まで登り詰めた。

出世する。給与が上る。また一つ出世する。また給与が上る。
そうこうしている間に原さんは結婚もした。
旦那さんもいるのになぜ仕事を辞めようと思わなかったのか。
なぜそんなに上へ上へと目指せたのか、聞いてみた。

「贅沢したかったし、服とか欲しいだけ買いたかってん。結婚して旦那の給料で生活できるようになって、辞めるどころか、逆に『ラッキー』って思ったね。自分の給料でどんどん好きなもの買える!と思って(笑)」

根底にあったのは「贅沢したい」という思いだ。
「もっと稼ぎたい」という気持ちはパワーになってもっと改善すること、もっと考えることにつながる。

しかし、
だから「贅沢したい」という思いがあったら成功するよ

と言いたいのではない

原さんがその気持ちをもって自分を奮い立たせたのは事実。
いいスーツを着、いいカバンを持って、いい靴を履き、いい物を食べていたその裏で、
原さんは肌がボロボロになり、泣き、怒りながら、働いた。

「女なんやし、飯おごっといたらえーやろ。」とか「社長の愛人なんやろ?」と言って馬鹿にされたり、責任者としてお客さんのクレーム対応に行って「事務職の女はいらん!」と怒鳴られたり。

評価を得、給料を貰っている。
その水面下では、とんでもない時間に呼び出されるなんて当たり前。プライベートと呼べる時間が確保できているのかもわかない状況。

服や靴など、欲しいものは手に入った。
でも失ったものもたくさんあった。

果たしてこの時の原さんは幸せだったのだろうか?

「贅沢」はできているのだから、ある意味『YES』
でも失ったものも大きく、その意味では『NO』だ。

最初は「贅沢したい」と思ってはじめた社員生活も、いつしか「贅沢している」状況を守るための社員生活に変わった。

そして守りたいものは、好きなものを買うことやいいものを食べることから、いつしか「地位」「高い給料」に変わっていった。

「守らなくてはいけない!」この重圧は自分自身を追い込み、圧迫し、周りを見えなくする。いつ奪われるかわからない、皆が敵に見える状態だ。

この後、原さんは会社を辞める。

重圧も圧迫感も猜疑心もなくなり、「ホッ」っとした。さぞ、「安心感」を得たはずだ。
しかし同時に「地位」と「高い給料」を失った。

「贅沢」や「地位」を手に入れた時は「自分の時間」や「心のゆとり」を失った。

何かを得ると何かを失う。
失うことを恐れていても、この法則は変えられない。

よく就職活動中の学生から「やりがいのある仕事がしたい」という言葉を聞く。
でもその「やりがい」は何の苦労もなく、何の努力もなく得ることはできない。
苦労や努力があったから「やりがい」を感じるのだ。

自分が得たいものは何だ?
「失った=不幸」ではない。

得たいと思っていたものが得られたかどうか、なりたい自分になれたかどうか。

そのために努力していると感じられるかどうか。

これが幸せ不幸せかの分岐点

次回の更新は2月24日(金)。お楽しみに


おっさん比率

2012-02-14 | インポート

中村48歳。ビジネス社会に出て25年 ※ず~っと以前のブログに経歴紹介しているので興味のある人は読んでみて!

仕事をしている時は「(自分が)」という意識はほとんどない。と言うより意識していては『仕事』はできない。特に、顧客接点(営業、教育など)や管理職として発言する場面で「女(の意識)」は邪魔になる。

私の場合、「じじぃ」「おっさん」など教育者にあるまじき言葉づかい。あるいは

「こっらぁ~っつ

と巻き舌でまくしたてる時の形相は、あかん意味で「THEおっさん」になってしまっている(反省)が、ビジネス社会で頑張っている女性にはどこか「おっさんの雰囲気」が漂う。わかるかなぁ??この感覚

ここで言うおっさんとは、「男の部分」であって、いわゆる中年の男性を指しているわけではない。「男の部分」ならおっさんでなく「男」「男前」でもよさそうだが、実際には男ではないので「お・と・こ」という表現は直接的すぎる。かと言って「男前」ではイメージが綺麗すぎる。

仕事は奇麗ごとではすまされないからやっぱり「おっさん」という表現がしっくりくる  

営業で頑張ってますあるいは若くしてチームリーダーに大抜擢の女性達は、年齢に関わらず(若くても)どういうわけか「おっさん」ぽいところがある。

そう

「ちょ~っとおっさん入ってる

そこで考えてみた。

□下ネタOK

歩くのが速い

□食べるのが早い

□声がでかい

□準備が早い

□持っているバッグはA4の書類が入るサイズ

□営業会議後みんなで居酒屋・・・。「とりあえずビール」で乾杯

お一人様でも大丈夫

特別枠を求めない ※女性専用、女性のみなど

□冗談を真に受けない

上記項目にチェックがついた人「ちょっとおっさん入ってるでぇ」

なぜか・・・

上記は全て「周りに気を遣わせない」「マイペースでない」「周り(できる人)のペースにあわせる」言動で、そこには、「女の子」として特別扱いではなく、ビジネス社会の「パートナー」として認めさせるぞ!という意識が垣間見れる。

た・だ・し、どの程度おっさん入っているか?=「おっさん比率」が重要

女性なのに中身が100%おっさんなら女性である意味がない。「人前で平気でくしゃみ」「アイロンのかかっていないブラウスを着る」「重要な商談がある前の日に思いっきりにんにくの入ったギョーザを食べる」・・・。はたまた酔っ払って周りにからむ・・・。

「単なる性質の悪いおっさんやん!」と思われたらNG

で、最近の自分自身を振り返ってみると少々「おっさん比率」が高くなりすぎた感がある。

あくまでも目指すは「女を捨てず・甘えず・らしさを活かして『凛』と活きる」おっさん比率30%!

で、気分転換も兼ねて久しぶりにネイルサロンに行った。

じゃじゃ~ん

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もう少し指が綺麗なら全体をおみせしたいところだが・・・ 今回はここまで!

これだけで女性力がアップする(気になる)から不思議。

他にも部屋に花を飾る。料理をつくる。調理器具を揃える・・・。など自分なりのおっさん比率減少策がある。

これらをうまく使って、「ちょっとおっさん入ってる(おっさん比率30%)」をキープしながら仕事をし続けていきたい

次回の更新は2月19日(日)。お楽しみに


人生を変えるシンデレラの靴

2012-02-10 | インポート

こんにちは、辛島です。

先日アンド株式会社の代表 原 倫子さんにお話を伺ったのでご紹介する。
「話しかけやすい雰囲気だなぁ」というのが今回の第一印象だった
その中で聞いたお話を数回に分けてシリーズでお送りしたいと思う。

アンド株式会社とは美容業界に特化した販促物の作成や、スタッフ教育支援を行っている会社。
原さんが立ち上げ、代表をしている。

とは言うものの以前から美容関係に興味があり、「いつかは起業しよう!」という気持ちがあったのではない

ではなぜ今に至るのか。

原さんの社会人人生は『出版業界』からスタートする。
理由は「美大だったし、、、?」というくらいあやふやなものだったらしい。
原さんが出版業界に就職して1年も経たない頃、AppleのMacが発売された。
(自称)ミーハーの原さんは飛びついた!「欲しい!」っと!
しかし発売当初のMacは100万円。当時の原さんの給料は手取りで14万円。
先が遠すぎると判断し、すぐに会社を辞めた。そして飛び込んだ業界が『パチンコ業界』
もちろん「給料がいいから!

バイトではあるが、手取り14万円だったのが一気に27万円になった。
Macはすぐ買えたし、欲しい服もどんどん買えた。Macの学校にも行った。
学校が楽しかったので「Macの学校で学んでいることを活かして食べていけるようになろう!」という目標ができ、
昼は頑張ってシフトを入れて、夜は学校に通っていた。
「私の進むべき道はMacとともに!決めた!」という感じだったらしい。

っと、そんな時に社長から「社員にならへんか?」と声をかけられた。
バイトの人数は非常に多く、社長が一人ひとりを覚えられるわけもないのに。

「なんで声をかけられたんですかね?」と質問すると

笑顔挨拶!!やって。」

辛島心の声「シンプル。。。」

原さんが社員になって数年後社長に聞いたところ、「笑顔と挨拶が良かったから」と言われたらしい。

そういえば原さんの顔って目が細くてたれてる・・・。
笑い顔ってやつだ。
話しかけやすい雰囲気はおそらくこれが原因だ。

しかしその時の原さんが「笑顔と挨拶」を武器にしよう!!と意気込んでいたわけではない
原さんは「普通」だ。
「普通」に接客をしているつもりだったが、その「普通」が飛び抜けていた
頑張らなくても人並み以上の「とびっきりの笑顔と挨拶」が、バイトの名前なんていちいち覚えてられない社長の目に留まった。
「サービス業で一番大事なものを、コイツは飛び抜けて持っている」と思わせたのだ。

結果的に原さんは「笑顔と挨拶」だけで引き抜かれた。

就職活動で話す内容を練るのは確かに大切だ。
でも結局人の目に留まり、印象付け、「こいつ良さそう」と思わせるものは結局「笑顔と挨拶」

特にサービス業においてはまず何よりも重要視される。
第一印象を決める「笑顔と挨拶」が良いことはこの業界では絶対だ。
しかも、ただ「良い」だけの人は業界的にも多い。そこをいかに「飛び抜けて良い」にするかが勝負!
とりあえずの「笑顔と挨拶」では埋もれてしまう!

面接という限られた時間の中で判断される場面に置いても同じことは言える。
瞬間的に「おっ」と思わせるために「笑顔と挨拶」は必須。

説明会や面接会場に入る前から「笑顔と挨拶」に集中してみて欲しい。

いつもの「笑顔と挨拶」では意味がない
「飛び抜けて良く」で、初めて人生を切り開ける。

それこそ、引き抜かれるくらい!

人生を変えるシンデレラの靴は「笑顔と挨拶」

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次回は2月14日です。お楽しみに