女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

らしさを活かす

2011-07-22 | インポート

 恋愛営業との共通点が多く、社内でもこのことはよく話題に上る。

 

 両方とも相手をいかにその気にさせるかがポイント。

 

  恋愛の場面で考えてみる.

 ①美形系は、その美形を存分に活用しビジュアルに訴える作戦

 ②ワイルド系で男っぽいタイプは、どんどん自分からしかけてぐいぐい引っ張り込む作戦

 ③お笑い系は、とにかく相手を楽しませる作戦

 ④癒し系は、相手の話をじっくり聞き、受入れ、相手にほんわかした空間を提供する作戦

 てな感じかなぁ?

 作戦はそれぞれ。どんな方法であろうと自分が気に入った相手(手に入れたいと思った相手)が自分を気に入っ 

 てくれたら「勝ち(=恋愛成立)」。

 まずは、自分の持ち味(らしさ)を存分に活かしてアプローチ。これでうまくいけば言うことなし

 自分の持ち味(=らしさ)なんだから伸び伸びと自分らしく振る舞える。それを相手もよしとするんだからこれほ

 ど幸せなことはない。

 

 でも、そうはうまくいかないのが世の常。

 現実的にはらしさを活かす前に「ごめんなさいもある。たとえば「むっちゃいい性格なのに、見た目がいかつ

  いのでごめんなさい」「誠実で人物的には信用できるタイプなのに、中性的なキャラが受け入れられなくて

めんなさい」も結構多い。

 

 また「(ビジュアルに自信がないから)どうせ自分には彼(彼女)はできない」とはなから恋愛消極派もいる。

 しか~し

 誰しもビジュアル面のコンプレックスは一つや二つは持っている。

 ウエストが太い。足が太い。足が短い。顔が大きい。眼が細い。顔が地味。髪の毛が薄くなってきた・・・などな 

 ど・・・。言い出したらきりが無い。(コンプレックスの)ない人のほうが少ないのでは?

 

 本当にこれらが恋愛下手(モテない)原因?    NO 

 

 現に、お世辞にも美形とは言えないお笑い芸人が結構モテる  

 彼らがモテるのは「一緒にいて楽しい」「やさしい」「一生懸命だから応援したくなる」から。いったん好きになって

 しまえば、ビジュアルなバランスの悪さやいかつい顔が「可愛らしく(=強み)」みえてくるから不思議。

 

 ここで、いい出会いをするための教訓を考えてみた

 【教訓①】まずはらしさを存分に発揮してアプローチすべし

 【教訓②】マイナス(=弱み)が吹っ飛んでしまうぐらいのプラス(=強み)を見つけてアピールすべし

        ⇒お笑い芸人のように

 【教訓③】マイナス(=弱み)をカバーする努力をすべし

       ⇒マイナスをプラスに見せる演出をするという意味で、「マイナスを隠せ!」ということではない。

       小さい目がコンプレックスで「本来の目と同じぐらいの太さのアイライン+つけまつげ」で不自然な目を

       演出している女性や、足が太いのを気にしてダブっとしたシルエットのパンツしかはかない女性を見か

       ける。が、ほとんどの場合逆効果。

       「どや~っ

     とばかりとさらけ出してみよう。案外それがチャミングポイントになるかも。また、さらけ出すことで気持

       ちが前向きになるという副次的な効果も期待できる。

       さらに、マイナスを軽減するための努力をおしまないことも大切。これには、ウエイトコントロールしたり

       腹筋を鍛えて身体そのものを絞るという物理的な成果を得るための努力もあるが、自分のなりたいイメ

       ージを自分で演出するための(試行錯誤する)努力もある。体型そのものが変わらなくても、顔のパー

       ツそのものの取替えはできなくても、身に着けるモノや、その身に着け方、表現方法によって見え方は

      随分変わる。大人っぽく見せたければ大人っぽい演出をすればいいし、すっきり見せたいならすっきり見

      えるデザインのものを身に着ければいい。笑顔で明るさを表現することもできる。

    

                       印象は「自ら作り出すもの」

 

      (私事で恋愛とはちょっと離れるが)私は自分の声(=甘くて細い)や体つき(=白い、なで肩、下半身

      ぽっちゃりしている)からくる「女っぽい」印象がたまらなく嫌い。

      「目指すイメージ」とは違いすぎる

      働く女性として自分が目指すイメージは「凛として知的」。そこに女っぽさはなく「スッとした」「しゃきっとし

      た」イメージ。このイメージをゲットするためには、ただ単に下半身がやせればいいという問題ではない。

      体型、体質、声質がそもそもありたい自分のイメージと違う(どちらかと言うと逆)。だからこそありたい自

      分のイメージに近づくための努力をしてきた。

      私には髪型や洋服に対するこだわりは強い。

      たとえば

      ★スカートのデザイン

     ★スカートの丈

     ★パンツのデザイン

     ★ショートパンツははかない

     ★色のバランス

     ★髪型のタブー

     など・・・。これらはどれだけブティックの店員におだてられても、ヘアースタイリストに勧められても、友達か

     ら「たまにはええんちゃう?」と言われてもゆずらない。自分が何年もかけて試行錯誤の上(このために高

     い授業料払ってますもん)導き出した「自分をスッキリ見せる法」を信用する!相手に与える印象を変

     える。これも弱点克服法。

  【教訓④】自己認識を深め、自分の身の丈に応じた相手を見つける

  ⇒表現的に語弊があるかもしれないが、「自分」のよさをわかってもらうためにはそのよさを理解しうる対象を選

    ぶことも必要。

  

  恋愛上手は営業上手・・・。再考してみる価値はあるかも?まずは自分「らしさ」を見極めること。そしてそのら

  しを最大限活かすこと。

  

  ただし、恋愛だけは時に大きなどんでん返しがあり、この通りいかないことも多い。だから面白い

  

  


「見えない」ものを「見えない」と言える幸せ

2011-07-13 | インポート

 10年来仕事でお世話になっている人からのご縁で10月に視覚障がい者の人たちの会で「コミュニケーション」をテーマに話をすることになった。

 で、打ち合わせを兼ねて先日その幹事会の人達とお目にかかった。

※HOTPOTの会・・・視覚に障がいを持ちながら仕事を頑張っている人。頑張って仕事をする準備をしている人。これらの人をサポートする晴眼者の人たちの集まり

↓そのときの様子です

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ご縁をくれた方も幹事会の人もほとんどの方が視覚に障がいを持つ。コミュニケーションをテーマに話をすることも幹事会に参加することも二つ返事で引き受けたものの、いざ参加ということになって正直不安が生じてきた。

 どんな風に接したらいいんだろう・・・

  どんな雰囲気?どんな話題を? ?????

 そんな気持ちは、幹事会のメンバーと会った瞬間吹っ飛んだ。

 会場となるビアホールに少し遅れて到着した私を 

 とびっきりの笑顔が

 人懐っこい笑顔が

 迎えてくれた。

 案内の人につれて行ってもらわなければ、どこにその集まりがあるのかわからないほど、その場は明るく、よく飲み・よく食べ・よく喋る 人たちの集まりだった。

 それぞれのメンバーが「勤務先、名前、障がいのレベル」などを紹介するために近くまできてくれ、全員の人と話をしながら名刺交換をした。

    幹事の1人「障がいのレベルは2で、輪郭がちょっとぼやけて見えることがあります」

    中村「それぐらいで見ていただくのが一番都合がいいです(笑)」

という会話をしながら時間を楽しんだ。楽しみすぎで肝心の打ち合わせが疎かになるぐらい・・・。

 幹事の中に新婚さんが1人。パートナーは大手企業に勤める晴眼者。彼女と話をしていていてパートナーのことに話しが及んだ時、こんなやりとりをした

  

 中村「どうして、この人と結婚しようと思ったの?」

 この問いに彼女はしばらく間をおいてこう答えた。

 「彼には、見えないものを見えない って 自然 に言えたんです」

 

 この言葉にぐっときてしまった。

 明るく、シャキシャキした喋り方で、後輩の男性社員達をビシバシと指導しているであろう男前な雰囲気からは意外にも感じるが、彼女は晴眼者と一緒にいる時、気をつかって見えない時も見えている振りをしたり、目の前のモノの色がよくわからなくても(そのことを)口に出せずにいることがあるという。

ところがパートナーには見えないものは「見えへん!」といえる。色がわからないときは「コレって茶色やんなぁ?」と訊ける。

 自分の弱い部分を「隠さなくていい」「ごまかさなくていい」。見栄はらなくていい.

等身大のありのままの自分で向き合えること、それを受け入れてくれる相手がいることが、どれだけ前に向かうエネルギーになるか・・・。

 

 自分の弱い部分をさらけ出す「勇気」。そしてその「勇気」を受け止めるのもまた「勇気」というより覚悟のいること。深い信頼関係がなければ成り立たない。

  お幸せにねぇ~ と願わずにはいられない。

 

   

 できていない自分も嫌な自分も受け入れる「勇気」

 それをさらけ出す「勇気」

 そして

 それらを受け入れてくれる「勇気(というより度量)」ある人への感謝

  

 大切なことを再確認。


ひまわりは元気印

2011-07-04 | インポート

 昨日買い物に行った帰り、花屋の「ひまわりのブーケ」に目が留まった。

 ひまわり=夏=サンサンと降り注ぐ太陽元気 の象徴。少なくとも私の中のひまわりのイメージは元気

 そのもの。思わず足を止め、手に取り、即買い。

 そう言えば昔、むか~し 伊藤咲子という歌手が「ひまわり娘」という唄を歌っていた。彼女も「笑顔」といい「はち

 きれんばかりの健康美」といい元気そのものだったなぁ。。。

 若もんたち、知らんやろ?伊藤咲子

 私達の仕事は相手にエネルギーを与える仕事。営業活動もそう。企業のトップや担当者にエネルギーを与え、問

 題解決に立ち向かう「気(=その気)」にさせること。研修では、受講者に「やってみようかな」という「気(=やる 

 気)」にさせることが仕事。

 そのためには、自分自身が「人からエネルギーをもらう」のではなく「与えるエネルギー」に満ち満ちていることが

 求められる。

 

 そう、ひまわりのように・・・。   

 

   「誰のために咲いたのぉ~ それはあなたのためよ・・・」    (by 「ひまわり娘」 伊藤咲子)

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大学の品格

2011-07-02 | インポート

 仕事の関係で今までいろんな大学を訪れた。ロケーション、建物の外観、校舎の配置、中庭の取り方などそれ  

 ぞれの大学に特徴があって興味深い。女子大は女性が多く雰囲気が華やかなだけでなくトイレやコミュニケーシ

 ョンスペースに女子大らしい工夫がなされているし、「自ら考え行動する学生をつくる」をテーマに掲げている大学

 には、そこここに学生たちが集まって議論できるスペースが設けてある。

 

    先日も就活生向けのセミナーを行うため、ある大学を訪れた。

 

 大学に着いたのは13時少し前。お昼休みの時間帯のため学内は消灯中で、その日のセミナー会場に向かう途

 中の教室はどこも薄暗かった。ある教室を通り過ぎる際、後ろのドアから何気なく中を見た。

    

        と、

  ドアに最も近い机の上に何やらでっかい物体がある。よく見ると、それは物体ではなくハーフパンツにビーチサ

  ンダル姿の男子学生。足をドアの方に向け机の上で仰向けに寝ていた。

             

                 思わず目を疑った

  

  軽いショックを感じたが、すぐに気を取り直して「まっ、1人ぐらいそんな子もおるかもしれない。たまたまその少

  ない確率にヒットしただけ」と思い込もうとした。

              

    が、

 

  次の教室を覗いてみると・・・、

   

                いた! と言うより「いてしまった!」と言うべきか

 

  しかも、今度の物体(=学生)は教室の床にうつぶせ寝している。

  

    ががが~んっ 1人じゃない=たまたまじゃないんや

  

  さらに寝ている子の前で(まるでそこに人なんていないかのごとく)平然とパンを食べながら談笑する3人組も発

  見。ショック と言うより、なんだか怖くなった。

  休み時間なんだから何しても勝手でしょ!⇒そりゃその通り!教室で仮眠とるのが「あかん」とは思わない。

             

              で・で・でも・でもですよ

 

  机の上や床で寝る?今時の学生はそうなん??どこの大学でもこんな状態?コンビニの前でヤンキー座りして 

  いる中学生や高校生と一緒やん。

  

  「机の上や教室の床で寝ないように!」という指導まで大学がするんか?いやいや本人の問題。そんなヤツど

  んなに立派なリクルートスーツ着てそれなりの自己PRしても就職なんてできへんわいと意地悪な気持ちま

  でわいてきた。

  

  大学は全入時代に突入し、生き残りをかけて必死のPRを行っている。ただ、どんなにお金をかけて立派な校舎

  を作り、魅力的なカリキュラムを作って、莫大な広告費をかけて大学のイメージアップをはかろうとしてもそこに

  在籍している学生がこんな状態では意味がない。

  

           在籍する学生の品格 = 大学の品格

  

        自分だけの問題じゃないねんで  学生達!!

  

   

 


佐川萌え~っ

2011-07-01 | インポート

 出張に出かけた際、空港や駅で雑誌を買うことが多い。特に「コレ!」と決めているわけではないが、ここ最近その雑誌が「AERA」のことが多い。

 先日の山形出張の際もAERAだった。その中に「夕方6時は佐川萌えタイム」という記事を見つけた。佐川とはご存知佐川急便のドライバー、いわゆる「佐川マン」のこと。

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 記事によると、最近佐川マンが大人気(「萌え~っ」)なんだそう。なんでも

 

   どんな時も爽やかでキビキビしたイケメン

  ☆ 鍛え上げられた肉体美

  ☆ そして、何よりもいつも決まった時間に事務所にやってくる ⇒ 定時にやってきてひざまずいて話

     を聞いてくれる私の王子様 (冷静に考えたら、それが「仕事」なんだけどね・・・)

  

  が「萌えポイント」らしい。

  私にはピンとこない感覚。でも、企業の事務職としてルーティンワークをこなしている女子達にとっては数少ない

  「ときめき」だということはなんとなくわかる。

  まさに女性の根底にある「シンデレラコンプレックス」を満たしてくれる王子様そのもの。

  実際に佐川マンと見事ゴールインした女性や、仕事中トラックのミラーに電話番号を書いた紙を貼られたりお弁

  当の差し入れをされる佐川マンのインタビュー記事が掲載されていた。

 

  そういう目で見てみると、確かに「佐川マン」に爽やかなスポーツマンが多いような気がする。

  それにしてもいろんなものが「萌え」の対象になるんだなぁ~。ただ、未婚者の増加が社会問題として取り上げ 

  られる昨今、一日のうちわずか数分しか会わない人物より、社内で長~く一緒にいる社員の方が分かり合える

  んじゃないのかなあ?社内にいい人はいないんだろうか??

  それだけ、ディープな関係が好まれなくなったのか?それとも男性の草食化が進んだのか?それとも女性のお

  っさん化が進んだのか?

  

  考えさせられる・・・