女を捨てず・女に甘えず・らしさを活かす

女性スタッフがビジネス社会で実際に体験したことを中心に「見たこと」「聞いたこと」「感じたこと」をありのままお伝えします。

焦りは禁物

2021-10-22 | 日記

中村です。

 

退院1週間後の先週金曜日。
リハビリが順調に進んでいるかをチェックするため、病院のリ
ハビリ科を訪れた。

隣のベッドで手術後2~3日の患者が、理学療法士に促されて
こわごわ足の曲げ伸ばしをしているのを見て


「私もこんな感じやったな…


入院期間中に顔見知りになった先生方からは、「おっ、久しぶ
り。元気か」の声かけ。それに対して、


「元気です


と笑顔で応えていると、所属していたクラブにOGとして訪問
したような気分になる。


退院以降、自分なりにリハビリ(トレーニング)に取り組んで
きた。社長からのアドバイスでその日のリハビリ記録をノート
につけているが、自宅でできるストレッチ、自宅から事務所ま
での往復(坂道・階段あり)、ジムでのマシーントレーニング
、最後はエアロバイクを30分…。
手術前から、「手術してからのリハビリが大変…」「せっかく
手術したのにリハビリさぼってお尻周りがカッチカチになって
しまった人がいる」など術後のリハビリやトレーニングがいか
に大切かは認識していたこともあって、まぁまぁ頑張ってやっ
てきた。


で、その日ははある意味その頑張りが良かったのか良くなかっ
たのかチェックしてもらう日。

結果、


術後の経過は順調


ただ、ちょっとぶっ飛ばしすぎ


に続けて、そうでなくても予定より1週間早く退院して、まだ
1週間しか経ってないのん、わかってる?

と言われてしまいました。
調子がいいから…とついついあれもこれもやってしまっていた
ことを少々反省。気持ちに筋肉がついてきてなかったのか
焦らずさぼらず続けていこう


退院前日

2021-10-14 | 日記

中村です。

 

リハビリ15日目。
周りの人に支えられてリハビリメニューをこなしてきた結果、
明日退院できることになりました。

初めての手術。信頼できるドクターに全てお任せと覚悟を
決めて入院したはずだった。
しか~し、入院から手術までの血圧は、何度測ってもいつも
より30も高め内心ビビってたのかぁ…と思う。


振り返ってみるとこの間いろんなことがあった。


◇同じフロア内の夜間のコードブルー
※コードブルーとは患者の容態が急変したことを知らせる院内緊急招集コール。
⇒この日消灯前微熱があった私。看護師さんにアイスノンを持
 ってきてほしいと頼んだ直後のコードブルー。廊下を慌ただ
 しく走る音が聞こえる。「こんな時に私のアイスノンなんて
 構ってられへんよな」と、水に浸したタオルを絞って首筋を
 冷やしてうとうとしていたら、日付が変わってしばらくした
 頃「遅くなってすいません…」と言いながら部屋まで届けて
 くれた新米看護師さん。
 「忘れないでいてくれてありがとう」

◇隣の部屋に関西の有名人入院
⇒術後1週間ぐらい経過した頃、隣の病室に関西の有名人が入室。
「どこかで聞いた声」と思っていたところ、看護師との会話で
 の人と判明。ひっきりなしにナースコール。というか、恐らく
 スライド式の扉が開いたらセンサーが感知して看護師がかけつ
 ける。「〇〇したい」と要望を伝えている時もあれば、マスク
 を着用せずに室外に出ようとしたり他の病室を勝手に開けよう
 とする行為を諭されることもある。幾度となく繰り返されるこ
 の光景。最初のうちは物珍しさもあって、「さすが、看護師さ
 ん慣れてはるなぁ」とか、「今の返しナイスやなぁ」などやり
 とりを楽しんでいたけど、日がたつにつれて、

「こらおっさん、ちょっとぐらい我慢せぇや(看護師さんはあ
んたの)専属ちゃうぞ

とイラっとしてきたが、2日前に無事退院。病棟に静かな時間が
戻りました。※あと1~2日続いてたら、顔合わせたタイミング
で、文句言い倒してたかもしれない…。あぶないあぶない。

このおっちゃん、自分が好きな看護師の言うことはすんなり聞く
けどそうでない人のことは聞かない。好きな看護師は、必ずしも
若くて可愛らしい女性ではない。明るくて、ノリが良く、上から
目線で突き放した物言いをしないタイプ。
依頼事も「~して下さい」(=指示・命令表現)ではなく「~し
しましょか?」(=提案表現)。あるいは「~してくれると嬉し
いです」とIメッセージ(=主語を『I(=私)』)で伝えてい
る。

改めて思う。

人と接する仕事は、やっぱり明るくて元気相手にエネルギー与
えるタイプに限る

そして、

いくら正しいことでも「言うことを聞いて当然」というスタンス
で上からものを言われると相手は動かない。共感的に理解し「寄り
添って導く」アプローチが必要。

これら以外にも、自分自身の性分や価値観を再認識し、何より自分
が本当にたくさんの人に支えてもらって、場を与えてもらって、ス
トロークもらって存在していることを再認識することができました。

ありがとうございました。

↓ 病室にかかっている絵です。ベッドに横たわると正面にこの映像。
それも今日が見納めです。





おはようございます!

2021-10-11 | 日記

中村です。


リハビリ12日目。


その日の検査やリハビリの予定は、毎朝6時過ぎに担当看護師
が検温と血圧を測るために自室を訪れる際に持ってきてくれる。
入院患者にとっての本日のスケジュール
先週のリハビリはずっと午後からだった。
今日は?と見ると、11:20~となっている。

ということで、先週の午前中のルーティーンとなっていた中庭
での自主練時間を早めてみた。

朝食までに洗濯を済ませ、食後のコーヒー飲んでいざ出陣


いつもより一時間以上早く、空気の雰囲気が違う。いつも以上に
半袖Tシャツに感じる風が心地よく思わず顔がほころぶ


中庭内でウォーキングしている女性が二人。どちらもかなりの
スピード。顔は真剣そのもの。

私はいつものようにまずは深呼吸~
からのベンチに座って肩甲骨伸ばし&座ってできるストレッチ系
トレーニングから。その横を女性が通り過ぎる。

その瞬間、

「おはようございます」


どちらからともなく笑顔で挨拶。
しばらくして横を通り過ぎる別の女性とも、同様笑顔で挨拶。


朝のさわやかな気分が倍増する

その後私も〆のウォーキング

歩いていると新たに中庭に出てこようとしている若い女性
発見。慣れてないのかキョロキョロしながらちょっと不安
そう。
※入院2週目ですでに中庭ベテラン気取りの私


すれ違いざま、こちらから


「おはようございます」

と笑顔であいさつしてみた。と、

「おはようございます」

相手も無表情が笑顔に変わった。※その後彼女から2~3
質問されわかる範囲でお答えしました。
ストロークブーメランの法則(=出したストロークは戻ってく
る)だから、

自分から笑顔
自分から挨拶
自分からプラスの働きかけ

自分から出したストロークはすぐにでないかもしれないけど、
必ず戻ってくる研修で伝えていることを改めて実感できた
一件。

余談ですが、
コンビニコーヒーが100円で購入できるようになってインス
タントコーヒーを飲む機会がめっきり減っていた私。
今回の入院で、本当に久しぶりに売店で買ってみた。

これ…いける


コンフォートゾーンを守る

2021-10-07 | 日記

中村です。


リハビリ8日目。

昨日、片松葉杖歩行から普通の杖歩行にワンランクアップ
あとは杖なし自立歩行を残すのみ。そしてこの機会に変形した
左股関節をかばうためについてしまった左ひざが内に入る不細
工な歩き方をできるだけ矯正して日常復帰したい

入院生活が長くなりリハビリが進んで行動範囲が広がるにつれ、
他の患者さんと接する機会も増えてくる。周りに気を遣う環境
が嫌で個室に入ったこともあり、当初はドクターと看護師、リ
ハビリの担当者以外誰とも接することがなかった。

行動範囲が広がり、売店やリハビリ室、中庭等に出入りするよ
うになり、人とのコミュニケーションの機会、とりわけ他の患
者さんと接する機会が増えた。

同じフロアに入院中で、「リハビリの時間同じ」「リハビリの
担当チーム同じ」の優しい雰囲気の女性の患者さんとは、最初
は会釈。その後エレベーターや売店、待合で何度も顔を合わせ
雑談をするように…。明日退院だから今日のリハビリが最後
「お元気でね」「頑張ってね」と握手してお別れしました。
なんとなく雰囲気が母に似ている。変形性股関節症の手術を嫌
がって今では車椅子だけど、手術してたらこの人みたいに歩け
たんかな…。

中庭で時間を過ごすようになって、会話する機会が格段に増え
た。中庭には、歩行訓練してる人、軽いランニングしてる人、
電話してる人、本読んでる人…いろんな病棟からいろんな年代
の患者が来ている。すれ違い時に会釈や挨拶、隣のベンチの人
とは軽~く雑談することもある。ほどよいコミュケーションは
ストレスもなく楽しい。

しか~し

たまにいる。人のコンフォートゾーンにずかずか入り込んで距
離をつめてくる人
今朝、いつものように午前中の中庭タイムを楽しんでいると、
歩行器を押しながら杖持参の男の患者さんが中庭に出てきた。

その時私は、ベンチに座って肩甲骨伸ばしのゴムベルトトレー
ニング中。おっちゃんが前を通り過ぎる時「おはようございま
と挨拶した。


前を通り過ぎたおっちゃんは、隣のベンチに陣取るとおもむろ
に話しかけてきた。

・膝関節の手術をして3週間ほどたっていること。
・仕事が忙しくて手術に踏み来るのが遅くなったこと。
・現在79歳で12月にはもう片方の膝も手術すること。
・寝屋川に住んでいること。
・4人部屋で最初は気を使ったけど気にならなくなったこと。

などなど…。

そして、
自分のことを喋るだけじゃなくいろいろ聞いてくる。

コンフォートゾーン崩壊の予感


と思っていると、

「子供さん大きいの?」「いないんですよ」
※うざっ、そろそろ退散しよ(中村心の声)

続けて、
「おとうちゃんはいるんやろ」「いますよ」
※なんであんたにそんなこと聞かれなあかんのん。
ほんまはおらんけど、めんどくさいからおることにし~よぉ

この会話の後すぐに中庭を後にして自室に戻りました

人間関係には親しさに応じた距離感がある。
挨拶レベル、差しさわりのない雑談レベルから深刻な相談事が
できるレベルまで。
このレベル感は双方が同じでないとうまくいかない。
ひょっとしたらこのおっちゃんじゃなければ、楽しく会話できた
かもしれない…。と思いながら、明日以降会釈、挨拶程度の社交
性を保ちながらコンフォートゾーンはしっかり守ろうと決めた。

最後に、入院ライフを豊かにしてくれているものを紹介します。

まずは、これ


リハビリ後の甘いカフェオレは喉にしみます。

次は、これ

肩甲骨を動かすためのトレーニングベルト。足にばかり気をと
られてバランス悪くならないように持参してきたもの。普段よ
り頑張って動かしてます。

最後にこれ。


どちらかと言うと、味の濃いもの。刺激物が好きな私。
病院の味付けがちょっと物足りない。売店で、ふりかけ、梅干
し、アサリの佃煮など買って試したけど、一番のお気に入りが
これ。

ただ、当初「味うっす」「おいしくない」と思っていた食事も
今はよっぽどのんが出ない限りおいしくいただいてます。
ちなみに食事は選択食で、火曜日に次の週のメニューをABどち
らか選ぶシステム。そして今日は、初めてスパゲッティがでま
した


今一番好きな場所

2021-10-06 | 日記

中村です。



入院生活10日目。
今、一番好きな場所が病院5階にある中庭。



朝の検温⇒シャワー後、地下の売店でコーヒーを買ってここで
飲んで、軽く体動かすのが一番の楽しみ。天気がいいので半袖
のTシャツがちょうどいい。

風がほんっとぉに気持ちいい


↑ 売店で買ったコーヒー、松葉杖添え。

からの芝生



絶好のゴルフ日和。ゴルフしたいな…
でも、これだけ深いラフ。私の実力じゃ脱出不可能か

早く退院して自由な身になりたい

今日もリハビリ頑張ってきます。